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デビュー作「ほどなく、お別れです」の次作である。前作で大学生だった清水美空は板東会館(葬儀場)の社員として働いているところから始まる。今作は社会人として美空が成長してゆく様子が中心として描かれている。相変わらず文章が読みやすく、すぐに物語の世界に没入してしまう。今回は4つの物語が書かれているが、また恥ずかしながら電車の中で泣いてしまった。 ほとんどの人の人生はうまく行っているようで、実は意外と多くの人が突然の不幸に見舞われてしまう場合がある。葬儀というものは、残された家族にとって、次のステップに移れるように行われる儀式であることが良く理解できる。私自身も、昨年の息子との別れに続き、先月は実の母…
美味しいご飯がある場所は、居心地が悪いわけない!自分のために美味しいご飯を作ろうよ 本のデータ 著者 長月天音 出版社 KADOKAWA発行日 2023年9月22日 本について どんな本なの? 街の路地裏で夜から朝にかけてオープンする“キ
ジム行きを諦めたことと、「ほどなく、お別れです」を読んだこと
☆アクセスありがとうにほんブログ村 ☆ランキングに参加してます☆ 昨日の札幌 雨最低気温、3.2℃ 最高気温、10.8℃ 冷たい雨の1日でしたわさすがに昨日は…
【本】「ほどなく、お別れです」(長月天音 著)~故人との最後のとき
「ほどなく、お別れです。」 それは、故人と遺族が一緒に過ごせる最後の瞬間に告げられる言葉。 今日は長月天音さんの小説「ほどなく、お別れです」とその続編「ほどなく、お別れです それぞれの灯火」を紹介します。 ほどなく、お別れです (小学館文庫 な 38-1) 作者:長月 天音 小学館 Amazon ほどなく、お別れです それぞれの灯火 (小学館文庫 な 38-2) 作者:長月 天音 小学館 Amazon 就活に行き詰まっている大学生の美空は、家に近いのと、時給が良いことから、葬儀場のアルバイトをしている。休職を経て久しぶりにアルバイトに出ると、葬儀場には、事件や事故絡みの訳アリのご遺体を専門にす…