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イライラする時原因・・・肝臓の弱り食べ物・・・酸っぱいものリンゴ、レモン、イチゴ、酢、梅など落ち着かない時原因・・・心の弱り食べ物・・・苦い物ピーマン、ゴーヤ、ホウレンソウ、ゴボウ、コーヒーなど不安な時原因・・・脾臓の弱り食べ物・・・甘い物トウモロコシ、カボチャ、バナナ、ハチミツ、サツマイモなど悲しい時原因・・・肺の弱り食べ物・・・辛い物玉ねぎ、大根、ニンニク、ショウガ、唐辛子など恐怖を感じる時原...
不穏な世界で淡々と日常を送るも良し、諦めてそこで試合終了にするも良し。
なんだかますます素っ頓狂な世界になっていきますわね、奥様。「コメは買ったことがない」と失言したとかで農相が更迭されたんですってよ、奥様。わたくし、震えてしまいましたわ。だってわたくしも一度もコメは買ったことがありませんの。なぜって、わたくしの実家も夫の実家も自前の田んぼでお米を作っていますの。お米は自家生産、自家消費していますの。コメは買ったことがない、地方はそんな人だらけですわよ。あらやだ、こんなこと公言したらわたくしも全日本粗品撲滅委員会名誉会長の肩書を剥奪されかねませんわね。事実と本音は、空気を読んで口に出さない。それこそが血で血を洗う仁義なきコンクリートジャングルで平民が平穏に生き延び…
温厚さが長所だと思って40年生きてきたわけだけれども、人生の折々で「あなた、ちょっと冷たいよね」と言われた経験があります。 体温は比較的高め安定傾向ですので、「あなた冷たい」と指摘する方々はおそらく私の「心」が冷たいということを指摘したい趣旨で発言されているのだと推察します。 さて、結局のところ果たして私の「心」は冷たいのでしょうか。 他者に対しても己に対してもできるだけ誠実に真摯に寛容で優しく健やかでありたいと願って日々を慎ましく過ごしているわけなので、「冷たい」などと糾弾されるいわれはないと考えるのだけれども、それでも「冷たい」と指摘する他者が定期的に現れるということはそれなりの「冷たい」…
「すみません!こちらの手配ミスで、お花がお届けできていませんでした…!」 「母の日」翌日の今週月曜日は、生花店からの不穏な電話で幕を開けました。 毎年「母の日」には、生花店に注文して、夫と私それぞれの実家にフラワーアレンジメントを配達してもらうのが恒例行事です。 実は今年は、いつも利用している近所の個人店とは違う店に配達をお願いしていました。 定番の赤いカーネーションを入れた、小ぶりながらも華やかな5千円のアレンジメント。 企業や店舗への配達をメーンにしたオフィス街の生花店で、歓送迎会などの公式イベントの花束を注文するほか普段はほとんど使わない店なのですが、4月中頃に「母の日・早期予約10%割…
「忙しい」と口に出したら負けだと思ってるから武士は食わねど暇なふり。
新年度がスタートして約1ヶ月半。大型連休も明けた5月の半ばですが、このたび今年の手帳を買い直しました▽ NOLTY(ノルティ)のA5バーチカルタイプ(4月始まり)です。 細かい時間軸がついています▽ 手帳の入れ替え時期といえば年末の12月、新年度がスタートする3〜4月、または来年度の新作手帳が店頭に並び始める9〜10月が定番です。5月半ばというのは、ちょっと季節外れの入れ替えです。 実は、2025年度の手帳は昨年10月にマイ定番の「ラコニックA5マンスリー」をリピ買いし、4月まで約半年間使っていました▽ yuringo738.hatenablog.com 私は細かい時間軸がついたバーチカルタイ…
足元の生活を愛すること。部屋を片付けて空間と時間の「余白」をつくることで、役に立たないものを「可愛い」と感じられる心の余裕が生まれること。そして人類ひとりひとりが、小さくて可愛いものを可愛いと思える心と、足るを知る心を持つことで、広い世界の平和につながる。すなわち世界平和は片付いた家の総和によって実現されるーというのが私の持論です。 yuringo738.hatenablog.com 個人の力ではいかんともし難い世界各地の不幸を伝えるテレビジョン。世界平和を願うことの不毛さに打ちひしがれながら、それでもやっぱり片付いた家の総和が貧困と暴力を減らす一助になると信じて地球の片隅でひそやかにブログを…
連休明け。五月病のジャストシーズンが到来しましたね。 新年度だからって過度に張り切るなよ。意識してスピードを抑えて平常運転でいけよ。と、心優しい怠惰な先輩のアタイがあれだけ忠告したというのに、さっそく燃え尽きてバーンアウト状態になっている真面目な若者が散見されるようです。 あれだけ言ったのにバカね。ミセスグリーンアップルの大名曲ア・プリオリを聴いて出直してきてください。 と、厳しく突き放したところで個人も組織も救われないでしょうから心優しい怠惰な私がちょっとだけ励ましてあげる。 まずですね。努力と根性を盲信するのはやめましょうね。うまくいくかいかないかは、努力の範疇を超えた「運」の要素も大きい…
週末は好天に恵まれ絶好の掃除日和。雪国の暮らしは冬場に玄関が大変に汚れるので、気温が上がり始める大型連休連休に「玄関のしっかり掃除」をするのが年間の家事ルーティンになっています。たたきに水を流して土埃をブラシで擦り落とします。 同時に、玄関収納の持ち物チェックも決行しました。 しまっている靴や備品を全て外に出して、「もう使わないもの」を処分します。 今回、玄関の収納庫から見つかった「もう使わないもの」。 子供たちが小学生のころ、ホームセンターで購入したバドミントンセット▽ 娘たちが小学生のころ、近くの公園で飽きるほど遊んだ遊具です。水色に塗装された金属のまるいフレームと、格子状に緩く張られたビ…
社会や組織においてまだ何の実績もない、故にまだ何者でもないビギナー(初心者)の立場は、ある意味で「美味しい」ポジションです。権威的な肩書きがついていないまっさらな状態だからこそ、冷静な目で「人間の本性」を見極めることができるから。 新卒の新社会人、あるいは転職や再就職で新しい組織にビギナー(初心者)に入った人も多いことでしょう。 親切に組織の慣例を教えてくれる「優しい人」、新参者に対してナチュラルに無関心で必要以上の介入をしてこない「職人タイプの先輩」、そして新参者ゆえの無知や不慣れの揚げ足を取り、必要以上に厳しい態度をとってくる「意地悪な同僚」。 いろんな人がいるけれど、組織に馴染むほど関係…
趣味が出世なので、真摯に誠実に仕事に向き合って適正な対価と評価を得たいと思ってるよ。それで、はてなブログの今週のお題が「ケチらないと決めているもの」だって。ちょっと関係がありそうな出来事があったので記してみるよ。 先日、社内回覧で「新入社員研修にご協力ください」とのお知らせが届きました。 配属前に新入社員がさまざまな部署を回って、先輩社員に声を掛けて仕事内容ややりがいについてインタビューをするというもの。「同僚とのコミュニケーション力を磨き、他部署との交流を促進する」という狙いがあるみたい。 孤高の趣味である出世のため脇目も振らずPCに向かっていた勤勉な私も、真新しいスーツに身を包んだ新人女性…
~ BARで 鯖戸&東雲坂田鮫 ~ 酒粕&醤油かすを用い…… 美味しいパスタをつくります…… 茹でたパスタの余熱で溶かす☆ あとは糠漬けや大豆等で…… ササッとヴィーガンスパゲティ♪ 「大好き♪♡」 それでは続いて………… ピッツァにも醤油かす…… そしてチーズとWエッグ☆ &ケチャップ!!☆ ※ケチャップと醤油かすも とても相性の良い組み合わせなので 良く殺ります☆ 焼き上がりました☆ この日の一枚目は藤子と棕櫚さんの来店時間が被った為………… 急いでシンプルにつくりましたが………… 「それでもかなり美味しいよ? 生地自体が美味しいからシンプルでもナイス♪♡♡♡ 醤油かすが活きてる~もぐもぐ…
世界平和は片付いた家の総和によって実現される、というのが私の持論です。 空間と時間の「余白」があれば、役に立たないものを「可愛い」と感じられる心の余裕が生まれます。そして人類ひとりひとりが、小さくて可愛いものを素直に可愛いと思える心と、足るを知る精神を持つことで、他者理解と戦争のない豊かで安全な社会が育まれると考えます。 詳細はブログ1000回記念の過去記事どうぞ▽ yuringo738.hatenablog.com とはいえ、2025年4月17日時点の地球はまだまだ不穏です。 今朝の朝刊には【ガザ「戦争捕虜」49人死亡 パレスチナ人、拘束下で拷問も】の見出し。 パレスチナ自治区ガザの銭湯で、…
うーん…残念…! タウン誌のカフェ特集に載っていた、手作りケーキと自家焙煎コーヒーのお店。 「自然のロケーションを楽しめる癒し系カフェ」として紹介されていました。 癒されたいお年頃。娘を引き連れて行ってきましたとさ。 さて単刀直入にいうと、 個人的な総合評価は星2.8(5段階評価)という微妙に残念な結果となりました。 外観と内装は文句なしに「映える」、おしゃれなカフェではありました。 ケーキはゆるめの生クリームと季節のフルーツを使ったデコレーションが美しく、価格帯は若干高めでやや甘すぎるような気がするものの、まあ及第点。自家焙煎のコーヒーも種類豊富で、大変美味しくいただきました。 ですが、「小…
昨夜は会社帰りにまつ毛パーマに寄って20時過ぎの電車に乗りました。 車内は部活バッグを背負った高校生や帰宅するサラリマーンで大いに混雑。 「最寄り駅まで20分間立ちっぱなし」を覚悟していたのですが、なんと始発駅から一駅目で目の前のボックス席に座っていた女性が降りていきました。椅子取りゲームのようにすかさず座るアタイ。荷物が多い日だったのでラッキーを噛み締めながら、棚ぼた的な幸福に心の中で感謝しました。 こういうプチハッピーに遭遇すると嬉しいものですね。 これは、そもそも最初から「座れる」などという期待をしていなかったからこそ得られた幸福感です。 世知辛い世の中ですが、「他者への期待をやめて、幸…
3、4日前から左頬に現れた、小さな吹き出物… そのうち治るかと放置していたら、膨らんで痛みも出てきてしまいました。 期間限定の抹茶ドーナツ制覇や花見の途中で大量に食べたフライドポテト、そして年度末年度始めの外食&飲み会ラッシュによる不摂生が招いた皮膚トラブルだと思います。 前触れもなく、乱れた食生活を戒めるかの如く出現する「大人のニキビ」… 慌てず騒がず、そして決して自己流で潰すことなく、すぐさま皮膚科へ駆け込むのが吉。 というわけで昨日、仕事帰りに受診してきました▽ オフィス近くにある、女医が院長を務める小綺麗な内装の皮膚科。 Googleの口コミだと5段階評価で2.0と低評価(院長がぶっき…
春の定期異動でこれまでよりもかなりちょっと忙しい部署に移ることになり、挨拶回りやら資料整理やらに追われています。適度にがんばるね。 さて今回の異動では、私が新卒時に配属された部門(今回とは別の部署)で同僚だった7〜8歳ほど年上の先輩Kさん(男性)と15年ぶりに同じチームメンバーとして働くことになりました。 15年前は精気みなぎる若手社員だったKさんもアラフィフとなり、しっかり年相応のおじさんに成長しています。 15年前、当時の私は長女を出産したばかり。深夜勤や休日出勤は免除してもらい、基本的に定時退社をお願いして働いていました。 Kさんは私が対応できない夜間や休日の時間帯の業務などをフォローし…
人間の志向の本質は「好きなこと」よりも「嫌いなこと」に現れると思っています。 「嫌い」という昏くネガティブな感情から目を背けず、己の本音に正面から向き合うこと。「嫌い」の解像度を上げてみることで、自己理解が深まるのではないでしょうか。 わたしが「嫌い」と感じるさまざまなものごと。 例えば、「時間を微々たるお金に換える」系の費用対効果が微妙な節約術▽yuringo738.hatenablog.com 例えば、狭量な主観に基づいて他者に対して無闇矢鱈に「かわいそう」を連呼する人々▽ yuringo738.hatenablog.com 例えば、郵便受けに勝手に投函される企業名入りタオルを筆頭とした「…
目標に向かって頑張る健全な努力は尊いと思うけど、「努力した」という事実に見返りを期待しすぎるのは失望を生むと思うの。 全てはバランス。成果は「努力と運と才能」の3本柱で構成されていると自覚して、うまくいったら運が良かったラッキー、思い通りにいかなかったら才能がなかった残念、というくらいに他力本願でいた方が気楽だと思うの。 「努力と運と才能」の3分野のうち、後天的に伸ばす余地があるのはたった一つ「努力」だけなので、「努力」に必要以上の期待を込めてしまう気持ちは理解するけれど、努力を美徳と信じてやまない張り切りマン(偏見かもだけど体育会系に多い)と身近に接すると「いろいろ大変そうだな」と感じること…
週末の電車は空いていて好き。 風が強くて黄砂が飛んで、朝から気温もぐんぐん上がった春の日。 普通で安全な状態から逸脱した「変なもの」からは適切に距離を置いて穏やかに過ごすことを優先順位の第一位に掲げて生きているわけですが、なんだか春のはじまりはちょっと冒険してみたくなります。 普通だったら絶対に近寄らない、「電車で化粧するおばさん」の正面に座ってみました(4人掛けのボックスシート)。 外見から推測するに、60代半ばと思われる女性。 黒のツイードジャケットを羽織り、左胸に小ぶりのブローチを留めていました。ボトムスは膝丈の黒いタイトスカート。季節柄、何かの式典やイベント、会食に向かう途中だったのか…
ここはさまざまな野生動物が暮らす草原、サバンナ。 わたしは怠惰なベンガルトラ。 お腹が空いたら、シマウマを捕まえて食べるの。 走って狩りに出かける勤勉なベンガル仲間もいるけれど、わたしは怠惰なトラだから、全力疾走したり獲物と揉み合って引っ掻かれたりしたくないの。 わたしが狙うのは、わたしみたいに怠惰なシマウマ。 群れのために役立つ仕事をすることには無関心で、もうすっかり大人になっているのに自分には何か特別な魅力と才能があると根拠なく信じていて、「あなたの素敵さに気づかない」周りのシマウマを勝手に見下していて、自尊心を守るために自分から群れと距離を取っているふりをしている、自己評価が高いくせに自…
「普通の人間であること」にコンプレックスを持つ人がいる、と気づいたのは小学校高学年の頃でした。 過去に記事にもしていた、幼なじみのSちゃんです▽ yuringo738.hatenablog.com 勉強、運動、容姿、友人関係、家庭環境…。あらゆる事象において必要以上にマウントを取りたがり、「自分よりも下位」と認定した人間に対して高慢な態度を続けるSちゃんに心底疲弊してしまい、中学校卒業と同時に交流を断絶しました。 大人になった今、当時のSちゃんの能力はどう贔屓目に見積もってみても「普通の人」の範疇なのですが、本人には「普通じゃない魅力を備えた特別な私」という肥大した自己像があったのかもしれませ…
季節の変わり目になるとスマホのグループLINEに届く、妙齢女性からのメッセージ。 皆さまお元気ですか? そろそろ、また女子会しませんか? 年に数回、クリスマスやお花見などのイベントを提示しながらこうした「女子会のお誘い」があるのですが、新年度を控えて先日また、LINEに通知が入りました。 私は返信せず、静かにトーク画面を閉じます。 このグループLINEをつくった当事者で、メッセージの送り主でもあるAさんとの出会いは、私が社会人1年目だった頃に参加した異業種交流会(当時は頻繁にこうした集まりが開かれ、会社単位で担当が決められて出席することがよくありました)。そこで名刺交換したのが縁で、時々オフィ…
プロの仕事って好き。 例えば老舗和菓子店の蒸し羊羹▽ 安土桃山時代に豊臣秀吉公の大茶会で引出物に使われたとされる「紅羊羹」を職人が再現した、「太閤秀吉への献上羊羹」です 先週末に開催した「京都伏見 恋文の宿ツアー」の途中で立ち寄った「総本家駿河屋 伏見本舗」で購入しました。 伏見ツアーの詳細はこちら▽ yuringo738.hatenablog.com 「ブラタモリ」でも紹介されたという有名店&銘菓。夕方に訪ねた際はほとんど売り切れていて、滑り込みでラスト1個になっていた献上羊羹を購入することができて大変幸運でした。 帰宅後、さっそく家族で切り分けていただきました▽ 竹皮で包まれて高級感があり…
おこんばんは〜 はてなブログ、今週のお題「思い出の先生」だって。 「思い出の先生」といえば、真っ先に思い出すのが小学校6年の時に遭遇した男性教師です。過去のエントリでも取り上げていますが、「あなた、笑った顔が下品だよね」という底意地の悪い言葉を浴びせられた思い出▽ yuringo738.hatenablog.com しかしながら、保育園から小中学校、高校大学時代までを振り返ってみても、確かに少しは存在していたはずの「人当たりの良い先生」の言動はほとんど覚えていないのに、上記のような「イヤな先生」の記憶は鮮明に覚えているから不思議。 精神の成長途上にある若い年代においては、のちのちの人生で使える…
メンタルが強い人の共通点や無理せず続けられるメンタル強化の方法。日常生活でできる簡単な習慣を取り入れるだけで、自然とメンタルを鍛えることができます。ストレスを乗り越え前向きになれるかも的な内容です。
全ての出来事について、その結果を導くことになった原因があるのだとすれば、 この事象にも何かしらの誘因があるのでしょう ある日、通勤途中の沿道に転がっていた「ニベアの青缶」。 砂利まじりの路面で異彩を放つ、鮮やかなニベアブルー。 ふたを開けてみることはしませんでしたが、容器の外観からして新品に近い状態のようです。 雪解けを待っていたツクシンボが春の訪れとともに土から芽吹くように、アスファルト舗装された歩道からニベアの青缶が自然発生するとは考えられませんので、この状態は人間の作為もしくは無作為が生んだ結果でしょう。 持ち主が意図的にこの場所に捨てたのか…(なんのために…) ドラッグストアからの帰り…
職場の近くのフードコートにお昼ご飯を食べに行ったら、なんだか普段よりも混み合っているので見回してみると制服姿の女の子のグループがひしめいているのでした。紺色のブレザーの胸に白い花の飾りを付けている子もいて、今日はもしかしたら卒業式か何かの式典があったのかもしれません。 白いシャツに端正なブレザー、首元のリボン。「制服」という、没個性の象徴のような装いで友達と談笑する女の子たち。フードコートのテーブルでひとり味噌ラーメンの出来上がりを待つ40歳の私は、同じような背格好の彼女たちを眺めてつい十把一からげに「楽しそうな若者」と認知してしまうけれども、彼女たちにはそれぞれ異なる一つの人格と人生が詰まっ…
「ちゃんと枯れる花」が好き。「いつか朽ちるけど、今は綺麗に咲いている」という状態が、限りある生の象徴のようで気持ちが明るくなるから。 何かと慌ただしい年度末。 先週末、お隣の部署が担当するイベントの手伝いに行ったところ、帰り際に担当者から使い終わった装飾用の生花をお裾分けしてもらいました。 赤いダリアと、ミニバラです▽ いつものニッチに置いてみたところ、一気に華やいだ雰囲気に。 ダリアは、亡き母方の祖父が好きだった花。眺めているとなんとなく温かい思い出が蘇る、私にとっても少し特別な花です▽ yuringo738.hatenablog.com それなので、イベント担当の同僚に「好きな花を選んでい…
パトラッシュ…アタイはまた疲れたよ… 何に疲れたのかといえば、まつ毛の美容です。 先日、やる気いっぱいにスタートさせた「まつ毛育毛」▽ yuringo738.hatenablog.com なのですが昨日、定期的に通っているまつ毛サロンにて心が挫けそうになる事態が発生しました。 まつ毛パーマの施術後、担当スタッフのSさんから「最近、まつ毛美容液とか塗っていますか?」と聞かれました。さっそく美容液の効果が現れて『まつ毛が増えてますね』とか褒められるのかな? と嬉しい予想に胸を膨らませながら「はい!2週間くらい前から塗り始めました!」と元気よく返答しました。 それなのに… スタッフSさんからは「まつ…
年度末って好き。 春の定期人事異動を控えてオフィスがなんだか浮き足だっているのが好き。 フロア全体がなんとなく「捨てるモード」になるのも好き。 「捨てることは生きること」と心に刻んで日々を過ごしている私にとって、身の回りの空気が新陳代謝そして捨てることを後押ししてくれているような年度末はブラヴォな季節。 シュレッダーは友だち。ごみ袋も友だち。友だち 100人いりません。愛と勇気だけを友達認定していたあんぱんまんに心から賛同。 ところで「捨てる」って身体の代謝も促進する効果があると思っているのだけれど気のせいでしょうか。 片付けスイッチが入ると「迷ったら捨てる」のスローガンのもと、容赦なく不要物…
3月。人事の春がやってきますね。 昇進異動転職などで職場や職位が変わる人も多いのではないでしょうか。 この季節になると時折り職場に出没する、「普段は存在感激薄な癖に、急に距離感詰めてくる自称事情通」には要注意です。 異動対象となった人に近づいて、異動先の人間関係について不安を煽るような情報を吹聴する輩。 「○○さんは癖のある人だから気を付けた方がいいよ〜」 「一緒に仕事した人、みんな大変だって言ってるよ〜」 こうした断片的なネガティブ情報をいたずら半分で伝えてくる一方で、具体的にどんなトラブルがあったのか、誰がどんな被害を受けたのかを尋ねても「それは一緒に働いてみれば、いずれ分かる事だから自分…
威張らず、卑屈にもならず、疲弊しない人間関係を築けたら幸せ。
私の座右の銘は「横車を押さない」(車を横に押して動かそうとするような、理屈に合わないことを無理に押し通そうとしない)なのだけれど、これは日常の人間関係の構築にも大いに適用できる指針だと思っています。 持続可能な人間関係においては「お互いに無理をしないこと」そして「お互いが疲れないこと」が最低限の土台になりますね。 自然体で対等である、ということが健全。 威張る必要もないし、自分を過小評価して卑屈になる必要もないし、「あなた最高、わたしも最高」な感じで気楽に付き合える人と気楽な関係を築いていきたいと思う次第。 そして友達は100人もいらないし、「みんな仲良く」は絵にかいた餅の極みだしそんな世界は…
パトラッシュ…アタイはもう疲れたよ… 何に疲れたのかといえば、 ショッピングモールの飲食店街でピザとパスタを食べたら会計時にレシートと一緒に手渡された「次回から使える100円引きクーポン」▽ 「次回使える」系のクーポンは、大衆向けのチェーン店を中心にさまざまな飲食店で配布されています。先日行った牛丼チェーン店でも手渡されました。普段使いの店だからこそ、「次回使える」クーポンを配布することでリピートの動機付けを狙っているのでしょう。例えば牛丼店とラーメン店で迷ったら、「お得なクーポンを持ってるから、どうせなら牛丼店に行こう」の思考と行動になるも想像できます。 だけど、この「次回使える」系のクーポ…
3連休は長女の部活の試合送迎と次女の床屋付き添い、そしてECC児童英検の面接送迎と娘たちの予定で埋め尽くされていて久々に母親やってるなーって感じを味わっています。 試合に出るのも髪を切られるのも面接試験を受けるのも娘たちなわけで、私は車で送迎しているだけなんだけれども。 ついでにもういっちょ母仕事。遅ればせながら雛飾りを出しました▽ 我が家の雛人形はリカちゃん仕様です。 4月から長女は中学3年、次女も小学校を卒業して中学生になります。 あと何回、雛人形を飾れるだろうと考えながら、子育てのいろいろを振り返ってみました。 戦国武将の精神力とやる気と根性と気長さを持ち合わせていないので、基本的に「鳴…
人当たりの良さに定評のある私(自己肯定感)ですが、人間だもの。どうしても苦手なタイプがいます。それは他者に対して安易に「かわいそう」と憐憫のお気持ちを表明する人。 たまたま厄介なクレーマーからの電話を取ってしまい電話に張り付き状態になっている同僚を見て 「かわいそう…」 子供のバスケ大会の保護者席で、相手チームの選手の腕が顔にぶつかって泣いている中学生を見て 「かわいそう…」 創業100年超の老舗書店が経営難と後継者不足で閉店しますよというローカルニュースを見て 「かわいそう…」 他者の不幸に胸を痛める心優しい私…ってか。 それは余計なお世話です。 百歩譲って、心の中でつぶやくだけならば許容の…
きょう2月17日は詩人・茨木のり子さんの命日だそうで、フォローしている出版社がXで文庫の表紙をポストしていました。 茨木のり子さんの「自分の感受性くらい」は、私の人生及び子育ての指針です▽ yuringo738.hatenablog.com yuringo738.hatenablog.com yuringo738.hatenablog.com yuringo738.hatenablog.com 以下、「自分の感受性くらい」から末尾の2節を引用します 駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄 自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ 時代のせい、親のせい、上司のせい、運…
記録的な大雪に見舞われた週末。 金曜日は夜じゅう、除雪車の音が響いていました。 絶え間なく降り積もる雪…高速道路が通行止めになったり電車が運休になったりと不穏。 にもかかわらず、長女が所属するバスケ部は土曜日に近隣3中学と合同練習が予定されていました。夫も「この雪なら、さすがにやらないのでは?」と言うものの、午後9時を過ぎても顧問の先生から中止の連絡はなし。気になったので問い合わせてみたところ「来れる人だけでやりましょう。除雪が間に合わないかもしれないので、無理せずに」との返事が。 うーん。 判断はご家庭にお任せしますってこと… 明けて土曜日。雪は止んだものの、路肩には除雪車が積み上げた雪が積…
天気が荒れ模様だから駅ビルで食べ物を買い込んで早めに帰宅。 不要不急の外出は控えろって偉い人も言ってるから真面目な私は従うの。 室内を暖めて、以前から「やらなくちゃ」と心に引っかかっていた個人的な宿題に着手しようと思うよ。 個人的な宿題。それはブログの「カテゴリー分け」だよ。 サイドバーに掲示している、これのことです▽ ブログをアップするごとに自分でタグを付けて分類するのだけれど、この「分類の項目」が我ながらなんとも雑で恥ずかしみ。「ミニマリスト」と「ミニマルライフ」の違いも曖昧だし、「整理整頓」と「片付け」は同じ意味っぽい。それで大体の場合は大雑把に「ミニマルライフ」に分類しちゃうから、そこ…
自己評価と他者評価の差を小さく抑えることは、欲望が渦巻くコンクリートジャングルで心穏やかに暮らすための必須スキルだと考えます。 自己評価に比べて他者評価が低い場合、「自分は正当に評価されていない」「不当に冷遇されている」というフラストレーションや焦り、怒りを感じるでしょうし、人間関係においては自意識過剰な「勘違い発言」で周囲の失笑を誘発する原因になります。恥ずかしい! 反対に、他者からの評価に比べて自己評価が著しく低い場合も、別の意味で生きづらさを感じたり不幸を招く遠因になったりすると思います。自信のなさから尻込みしてしまい、仕事のチャンスがあっても手を伸ばせずに見送ってしまったり、人間関係を…
グレゴリオ暦と二十四節気のズレにより、今年は節分が2月3日ではなく本日2日とのこと。 我が家は豆まきもしないし、恵方巻きも食べないけれど、歳時記に則ってなにか豆っぽいことをしよう。 ということで、小豆を煮てみることにしました。 先日、料理研究家の土井善晴さんが「小豆を載せたかんてん」の写真をXに載せていて、たいへん美味しそうだったので真似したくなったのです。 小豆は近くのスーパーで250グラム入り400円弱のものを調達。 ネットで炊飯器を使った小豆の炊き方を見つけたのでやってみました▽ 小豆に3倍の水を加えて白米モードでスイッチオン。 炊き上がったら水を捨て、分量の砂糖と塩を加えてもう一度炊飯…
いきなりのカフェイン・リセット宣言から1週間が経過しました▽ yuringo738.hatenablog.com 完全なるコーヒー断ちは精神的に難しいので、「ランチ後はコーヒーを飲まない」という形式に勝手にハードルを下げて実施しているプチ版のカフェイン・リセットです。それではリセットにならないでしょうという真っ当な指摘はやめてね。何事も身の丈に合った形で緩やかに適当にやっていくのが、世知辛いコンクリートジャングルを元気に軽やかに生き延びるために大事な心構えだと思うの。 結論を申し上げると、プチ・カフェイン・リセットチャレンジはなかなか良い感じで続いています。午後のコーヒーの代替品として、専門店…
晴れた冬の日って好き。 フジテレビの会見は午前2時すぎまで続いたそう。10時間を超える異例の長さ。 調べればわかることなので詳しくは書きませんが、この会見に関連して「記者の質」を問う記事をネットでいくつか読みました。 壇上の経営陣に、冷静な態度で的確な質問を投げて新しい情報を引き出す記者。自身の持論を長々と述べ、会見の配信を見ていた視聴者から大きな顰蹙を買う記者。 会見という場は一つの大きなステージのようなもの。ネットでほぼ同時配信される状況においては、質問する側の記者も、視聴者からその振る舞いをジャッジされる「コンテンツ」となる時代です。 会社に所属していても、「個人の資質が問われる時代」へ…
さよならオールドメディア。の世界で疲れずに生きる方法を考えてみた。
さよならオールドメディア。な流れになっていて、私はちょっと悲しい。 けれど、世の中の「権威的なもの」への嫌悪感が雪だるま式に膨らんでいっているので、さよならオールドメディア。は既定路線なのでしょうね。 オールドメディアを含む「権威的なもの」への嫌悪感は、きっと「偉そうな感じが、なんかイヤ」という漠然とした感覚なんだよね。 漠然としつつも強力な忌避行動を引き起こす「なんか、イヤ」の破壊力。 偉そうに見えたら、アウト。過去記事もご参照ください▽ yuringo738.hatenablog.com 限られた尺、紙幅の中で、できるだけ正確に簡潔に「大まかな世界の輪郭を描く」。それがテレビ、新聞などオー…
週末、駅ナカのお菓子売り場を眺めていたら可愛い和生菓子に目が留まりました。 店員さんが「お一つからお包みできますよ」と声を掛けてくれたので、自分用に一つ買って帰りました▽ 白と水色の2色のういろうに黄身餡が包まれた、「寒紅梅(かんこうばい)」という名前の冬のお菓子です。梅の花をかたどった練り切りが飾られています。 家族が寝静まった深夜、ほうじ茶を淹れていただきました。 食べたらなくなる、可愛いものが大好き。 yuringo738.hatenablog.com 昨年40歳の節目の誕生日を迎えて、「人生の残り時間」を意識することが増えました。 同年代の友人にこういう話をすると「そんなことを考えるの…
いくつもの選択の結果、あるいは選択しなかったことの結果〜ドキュメンタリー映画「どうすればよかったか?」
凄まじいドキュメンタリー映画を観ました。 藤野知明監督による、 自身の家族との20年にわたる対話を記録した「どうすればよかったか?」 (2024年/101分/配給会社 東風) dosureba.com 以下、同映画のチラシより引用します 面倒見がよく、絵がうまくて優秀な8歳ちがいの姉。両親の影響から医師を志し、医学部に進学した彼女がある日突然、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明(監督)は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。 (以…
土曜日って好き。 はてなブログ、今週のお題「勉強していること、勉強したいこと」だって。 今年は「目に見えない部分を整える」を生活のテーマにしたいと思っている私。 大枠で捉えれば、「暮らしを整えるための勉強」という文脈に入れてもいいかもしれません。 年末年始に、指針になりそうな本を読んだので紹介させてください▽ クリス・ベイリー著「CALM YOUR MIND 心を平穏にして生産性を高める方法」(朝日新聞出版・税込2.090円) 著者のクリス・ベイリー氏は学生やビジネスパーソン向けに生産性向上に関するアイデアを発信している専門家。版元の朝日新聞出版ホームページでは、書籍の内容が以下のように紹介さ…
元日に張り切って「今年やることリスト」などを打ち立ててしまうとろくなことにならなそうなので、今年は緩慢に1月いっぱいかけてゆっくりと目標みたいなものを決めていきたいと思っています。 私がブログを始めたのは5年前のきょう(2020年1月16日)なのですが、この際にテーマに決めた「持ち物を減らして収納術不要の暮らしを目指す」は、5年間でほぼ理想の形に達成されました▽ yuringo738.hatenablog.com 「目に見えるモノ」の適正量を知り、無理なく維持管理できるライフスタイルが仕上がってきたので、次は「目に見えない部分」を整えてより心穏やかに健やかに日々を過ごしたい。 総合芸術といわれ…
夜じゅう降り続いた雪と強風の影響で、今朝の電車は軒並み運休・遅延。1時間遅れで最寄駅に到着した電車は、防寒具を着込んだ学生とサラリマーンが通常の1・5倍くらいの密度でひしめき合っていました。 入り口はすし詰め状態でしたが、窓から見た感じだと車内中ほどはまだスキマがある様子だったので意を決して乗り込み、周囲に「ゴメンナスッテ」と声をかけながら、リュックサックを抱えたサラリマーンの間を潜り抜けて車両の中心部に進みました。 入り口の混雑よりは幾分かマシでしたが、それでも超満員状態。呼吸を確保するために両腕で胸部を保護し、電車の揺れに耐えていました。 満員電車に揺られながら、しみじみと、「社会で自分の…
穏やかな正月の日。前厄に該当する夫(昭和60年生まれ)が神社で御祓いを受けたいというので初詣に行き、帰省時にアルミホイルに包んで持たされたオードブルの余り物の海老フライで海老フライ丼(カツ丼のカツが海老フライに代替されたVer.)を作って一日が終わってゆきました。 さて、40代にもなると帰省時に兄妹が集まった際は「老いゆく親をどうする問題」が議題に上がります。元日の夜、オードブルを囲んでの宴会が終わって義父母が寝室に行った後で、義姉と夫と3人でビールを飲みながら「義父の免許返納」の話になりました。 ことしで70歳になる義父。認知機能には問題がありませんが、視力がかなり落ちてきています。白内障の…
新年あけましておめでとうございます 突然のウルトラソウルの余韻が冷めやらぬまま就寝、からのうっすら微妙な初夢をみての起床、からのお雑煮&きな粉もち粒あんトッピングを食べて満腹、からの新年お昼寝タイムを過ごしています。今年も怠惰に頑張ります。 さて大晦日はテレビジョンから流れてくる音を聞きながら、桐野夏生さんの「奴隷小説」(文春文庫)を読み進めていました。「何かに囚われた状況」を軸に、作者の想像力が炸裂する異色の短編集です。 無駄にお正月感を醸すべく、義実家の庭先にあった南天の木の前で撮影してみました。 各短編の初出は、2000年代後半から2010年代前半に発行された文芸誌。2015年に単行本化…