メインカテゴリーを選択しなおす
Read a book/「京都友禅あだしの染め処」を読みました
ブロ友さんからいただいた柏てんさんの「京都友禅あだしの染め処」を読みました 期待どおりにめちやくちゃ面白かったです笑 主人公の料理人の三輪真澄は急に失業して…
バカバカしいほど小さな行動を毎日積み重ねていく大切さ『小さな習慣』 読書感想文
若いころは自分の意志・意欲を高めるために自己啓発本を読むことも結構ありました。 しかし...30代後半くらいからは、自己啓発系の本を若干胡散臭いと感じたり、「賢いアテクシが上から教えてあげるザマス」みたいな雰囲気を感じることが多々あったので、ちょっと苦手意識がありました。 でも、こちらの本は装丁がとってもかわいかったので手に取ってみました。 結果、この本はとても読みやすく参考になりました。 小さな習慣 感想 「BOOK」データベースより 小さな習慣とは、毎日これだけはやると決めて必ず実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動。この方法を使えば、すべてのことは、習慣化し、目標を達成でき、夢を叶…
徳川家康(26)立命往生の巻!家康死す…天下泰平への思いは命尽きるまで
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、徳川家康(26)立命往生の巻!家康死す…天下泰平への思いは命尽きるまで…です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みど
「たまごのはなし」「いちじくのはなし」のしおたにまみこさんの絵本先の2冊はちょっと偉そうな(そこがいい味出しているのですが)卵とイチジクの話でしたがさかなくんは素直に可愛らしい主人公です小学生のさかなくんはガラスのヘルメットをかぶってなんと地上の学校に通っています同級生は種族を超えて色々な動物たちに小鳥のエナガちゃんもいたりしますとにかく絵が緻密で綺麗で隅々までたくさんの発見がありしかも突拍子もないお話でもう~わくわく以外ありませんついに関東地方も昨日梅雨入りもう鬱陶しいことこの上なくやたらと眠たいし気持ちも沈みそうですがこうなったらさかなくんの世界に行ったつもりでどっぷり想像力で楽しんじゃおうこちらも読みました「メダカ姫」の感想については昨日メダカの記事とともに一緒に載せていますのでよろしければそちらを...さかなくん~素敵な絵本見つけた♪~
読書歴2年、年50冊読む筆者の実体験をもとに、読書初心者向けの本の選び方を解説。ジャケ買いのコツ、時間がかかった本との向き合い方、書店での本との出会い方まで、リアルな体験談で初心者の悩みを解決。
今週のワンピース感想 – 第1151話「もういいわかった!!!」
ワンピース1151話感想|もういいわかった!キリンガム人獣型登場、ギャバン救出、ルフィ戦力集結の熱い展開を詳しくレビュー。週刊少年ジャンプ28号掲載の最新話感想記事。
ミステリ好きの僕が厳選!初心者でも絶対楽しめる国内ミステリ5選
読書歴2年、ミステリー好きの筆者が実際に読んで感動した国内ミステリー5選を紹介。初心者でも読みやすく面白い作品を実体験をもとに厳選。相沢沙呼、乾くるみ、殊能将之など、思わず読み返したくなる名作を詳しく解説。
←クリックで大きくなりますタイトルからしてほっこり系しっとり系かと思いきやとんだ誤算いい意味で、ですお話は4つ+エピローグ1話目ではいきなり偏屈な婆さんが出てきたと思ったら…テンポよく吸引力のある文体でもう先が気になって気になって謎解きの要素もありあっという間に読み終えてしまいましたひとは案外誰しも 思わぬところの思ってもいないひとに気にかけてもらっていたりとかするものなのかもしれないな~と思いましたエピローグの母と娘の話では自分と照らし合わせ考えさせられました著者はこの本で初めて知りましたが気持ちのいい文体なので他の本も手に取ってみたいです泣かせよう泣かせようという感動の押し売りでも押し付けでも説教でもなく爽やかで前向きな気持ちになれるほんとうに読んで良かったと心から思える1冊ですシリーズ2冊め こちら...天国からの宅配便🌠柊サナカ
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 十八世紀末イギリスの田舎町。ベネット家の五人の子は女ばかりで、母親は娘に良縁を探すべく奮闘中。舞踏会で、長女ジェインは青年ビングリーと惹かれ合い、次女エリザベスも資産家ダーシーと出逢う。彼を高慢だとみなしたエリザベスだが、それは偏見に過ぎぬのか?世界文学屈指の名ラブストーリー。 十八世紀後半のイギリスでは産業革命が国全体の特色となり、営利追求の姿勢が民衆に根付いたことで代々続く各家庭の階級にも大きく変化を見せるようになりました。土地の有無が重要であった当時の階級社会では、地主貴族が最も権力と資産を有しており、確固たる地位を示していました。また…
タラヨウの樹がある神社そこでの不思議な体験から幸せへと導かれてゆく…タラヨウは葉書の木葉の裏に引っ掻いて文字を書くと手紙になるのです切手を貼れば送れますミクジと呼ばれるハチワレの黒猫が現れてタラヨウの葉にその人にしか見えない文字でお告げを与えてくれるこの本はお告げをもらえた幸運な7人のお話です読んでいるとあれ?この人どこかで会ってる!むむ…この方は、もしや!?そうだこの作家さんの「お探し物は図書室まで」「木曜日にはココアを」とリンクしているんだ♪もう一度読み直さなきゃ!と、ワクワクのおまけ付き(^o^)読み始めてすぐにわぁ★この本大好き!とまたもや思いましたどのお話もよかったけれど苔好きの小学生の男の子のお話が一番好きです小学生なのに苔好きですから渋い趣味すぎてクラスメイトには馬鹿にされたりするのですが気持ちを...猫のお告げは樹の下で🌳/青山美智子を読みました。
デビュー作からかなりの数を読んできましたが前作の「川のほとりに立つものは」からちょっと何かが変わったように思いますただ寄り添ってくれる目線は同じです今回の本を読んで思い出したのが著者の「わたしの良い子」「彼女が天使でなくなる日」です都合の良い子にさせられてしまう怖さ著者の作品を読むといつも「普通」って何だろう…と考えさせられます普通という価値観に縛られてしまう苦しさそんなものただの幻想にすぎないのに 「良い子は天国へ行く。 悪い子はどこへでも行ける」 帯にも書かれていた主人公が高校の先生から得た言葉です自由には判断力怖さなど多くの危険もいっぱい付いてくるけれど自分を押し殺したまま現世を過ごし死んでから天国へ行けてもそんなの幸せではないと思います本の中で主人公は辛いことばかりですが最後に明るい方へ行けてよか...白ゆき紅ばら/寺地はるな🌹読書記
今週のワンピース感想 – 第1150話「黒転支配(ドミ・リバーシ)」
ワンピース1150話感想|黒転支配の衝撃展開!イム様の能力披露、ドリー・ブロギーの運命、ギャバン冥界落下など注目ポイントを詳しく解説。週刊少年ジャンプ27号掲載の最新話レビュー。
隣人は信じられる?芦沢央『嘘と隣人』が描く元刑事の複雑な引退生活
芦沢央『嘘と隣人』の書評・感想。元刑事が主人公の短編集で、隠居したいのに次々事件に巻き込まれる展開が秀逸。各話にどんでん返しあり、日常に潜む問題をリアルに描いた傑作ミステリー。初読み体験をもとに魅力を徹底解説。
「ダイヤのA actⅡ」!"それなら競り合える""絶対力になってやる"青道野球部アツい夏へ
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、「ダイヤのA actⅡ」!"それなら競り合える""絶対力になってやる"青道野球部アツい夏へ…です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑
ふるびた墓石には蜘蛛が巣をはり、透明な糸にからまった雨粒がサンキャッチャーのように木漏れ日を弾いていました。 福島市内にある巨大な共同墓地。このほど、〝伝説のサブカル誌“BUBKAの創刊編集長で、昨年5月に60歳で亡くなった寺島知裕さんのお墓参りに行ってきました。 きっかけは5月下旬に発売されたばかりの評伝。寺島さんの元部下で小説家の樋口毅宏さんが、40人以上の関係者にインタビューを重ねて書き下ろした奇書です▽ 樋口毅宏著『凡夫 寺島知裕。「BUBKA 」を作った男』(清談社Publico ) 「嫌な上司」ってどこの職場にも一定の割合で生息しているものと推察するけれど、死屍となり骨となり埋葬さ…
朝刊の書籍コーナーで知り図書館に予約を入れました本職は新聞記者さんでお母様やお知り合いの方たちにオリジナルデザインの服を手作りされ作品展も開催された方の本ですてっきり作品集かと思ったらエッセイでした作者の子供の頃の、またお母様おばあ様の手作りの作品も掲載されていて物を大切に慈しんでこられたのが伝わってきます私が小学生のころ母が家でミシンの仕事をしていましたしまた親戚のおばから刺繍の本と上等な刺繍糸をたくさん頂いたりしましたので子供なりにも手芸を楽しんでいました初めてぬいぐるみを作ったのは小学生の時でしたしまれに母が留守にする時には必ずリカちゃん人形の服をかぎ針で編んだりした自作のものを決まった場所においてくれていたり祖母にも人形の着物や木の取っ手に浴衣地を使った手提げ袋などを手縫いしてもらったり…と身近に手作り...服のはなし/行司千絵を読みました。
たまごのはなし/しおたにまみこ2021年のMOE絵本大賞2位ということで興味を持って読んでみました これは面白い!長いことキッチンに置かれたままだった卵がヒヨコちゃんではなく卵のまま哲学者のような意志を持ち 袋に入ったマシュマロに呼びかけて 話をしたりともに帽子を編んで散歩に出たり… かといってメルヘンチックとは違いシュールというか ブラックユーモアというか 思わずクスッと笑ってしまったりもしますが哲学的なキャラなのです 子供が読んでも面白いのかもしれませんがむしろ大人にオススメしたい絵本です 雨の日に アールグレイなんか飲みながら読んだらぴったりな感じです☕️18枚のポートレイト/柏葉幸子小品集ひとつのお話につき10ページ程度の不思議なお話が詰まっています 沼がっぱ鬼山の人ならざるもの 桜🌸…などのモチ...たまごのはなし🥚と18枚のポートレイトを読みました。
本が好き、読書が好き。 家には両親や祖父母が読んだ本がたくさんあり、小さい頃から読書は「遊び」と同じ感覚で向き合うものだった。 普段読むのは小説ばかりではないのだが、素敵なハッシュタグを見かけたので自分の人生を振り返りながら小説だけを選んでみた。 羅生門・鼻 芥川龍之介 初めて自分で購入した、芥川龍之介の本。 「鼻」と「芋粥」が特に好きで友人にも勧めたのだが、理解されなかった(ちょっと悲しかった)。 人間の良いところもダメなところも剥き出しにする、芥川龍之介の文章が堪らなく好きである。 一時期、本当に好きで常に通学バッグに入れて持ち歩いていた。 同じ本が既に家にあったのだが(
恩田陸「不連続の世界」を読みました。 不連続の世界 幻冬舎 Digital Ebook Purchas 多聞シリーズ第2弾。 第1弾は、「月の裏側」 ↓ 先月、多聞シリーズ最新刊の「珈琲怪談」が発売されました。 珈琲怪談 (幻冬舎単行本) 幻冬舎 Digital Ebook...
新川帆立さん著書の「女の国会」を読みました。この本の感想・レビューをお伝えします。第38回山本周五郎賞受賞作品です。新川帆立さんは、「元彼の遺言状」で「このミステリーがすごい!大賞」を受賞されました。他にも「競争の番人」など、デビュー直後からテレビドラマ化された作品が多くあります。
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 9・11以降の、〝テロとの戦い〟は転機を迎えていた。先進諸国は徹底的な管理体制に移行してテロを一掃したが、後進諸国では内戦や大規模虐殺が急激に増加していた。米軍大尉クラヴィス・シェパードは、その混乱の陰に常に存在が囁かれる謎の男、ジョン・ポールを追ってチェコへと向かう……彼の目的とはいったいなにか?大量殺戮を引き起こず〝虐殺の器官〟とは? 1921年に人類学者であり言語学者のエドワード・サピアが、「言語は用いる人間の思考に影響する」という言説を発表しました。その後、サピアの下で言語学を研究していたベンジャミン・ウォーフは、この言説をさらに発展…
にほんブログ村 古書店それは戦前、戦後、昭和、平成、令和の今日においても、本好きにとって色褪せない魅力を持つお店のジャンルです。 そして、それを経営している人たちには独特のこだわりを持つ人も少なく
嬉しい! 激推し小説の一つ柚木麻子さんの長編「BUTTER」(新潮社)が、英国推理作家協会のダガー賞(翻訳小説部門)の最終候補に選ばれたとのニュースが飛び込んできました。news.yahoo.co.jp 作品のモチーフとなっているのは、首都圏連続不審死事件の木嶋佳苗死刑囚。昨年(2024年)に英訳版が刊行されていました。最終候補は6作で、受賞作は現地時間の7月3日に発表されるそう。 全世界に広がるバター醤油かけご飯の妙味!前祝いとして今日の晩御飯はバター醤油かけご飯(ネギと卵焼きトッピング)と洒落込みました。受賞を祈りながら発表日まで粛々とご飯を炊きたいと思います。 晴れてめでたく受賞となった…
今回はこちらの本。 『真犯人』翔田寛 『霧をはらう 上・下』雫井脩介『真犯人』翔田寛✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟泣ける 🌟🌟感想とか思ったこと関わった人たち全員の人生が狂ってしまう悲しい事件だ...
生きたいから生きづらいと死にたくなるんだよ『精神科ナースになったわけ』 読書感想文
精神科ナース、精神科医、医療施設や団体など、著者の水谷緑さんが様々なところに取材をしてまとめたコミックエッセイです。 精神科のリアルな現場を新人看護師の目線で描いています。 精神科ナースになったわけ 感想 「BOOK」データベースより 看護師の資格を取り、「精神科」で働くことを決意。 しかし身体のケガや病気のように目で見て明らかではない精神の病を抱える患者たちとの日々は想像以上に大変で忍耐力のいることだった。 何度も何度も読んでしまう本。 そして、何度読んでも同じところで同じように胸が痛くなります。 精神科には統合失調症や境界性人格障害、認知症...様々な病気の方が入院されています。 私は仕事…
柑橘香る風に🍋窓の外に広がる温暖な瀬戸内の海 部屋からも直接お散歩に行ける ここは もたいまさこさんのような 代表が営むホスピス…その島がこの小説の舞台です *著者のインタビュー記事で 映像としてもたいまさこさんと 書かれていました 毎週日曜日には🍮入居者がもう一度食べたい思い出のおやつをリクエストできる おやつの時間があって 運が良ければ それをいただくことができるのです 生きていれば苦手な人も大嫌いな人もいるけれど そんな人たちもひっくるめて この本を読んで命というものが愛おしくなりました 老衰で眠るように あちらの世界に行くのが理想ですが そうじゃないのなら このようなホスピスが🏥ほんとうにあったなら…と思います 主人公が現実とあの世を 行き来している場面の描写に 臨場感がありました 思い出のおやつ…私だ...ライオンのおやつ🍋/小川糸を読みました。
旅の手帖「大人の沖縄 行くならどこ?」!首里城とグスク旅、沖縄そば旅も!
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、旅の手帖「大人の沖縄 行くならどこ?」!首里城とグスク旅、沖縄そば旅も!です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みど
はじめに:あの頃の魔法を再び あらすじ(ネタバレなし):魔法の世界への招待状 本書の魅力:子供から大人まで惹きつける理由 魅力的なキャラクターたち 想像力を掻き立てる魔法の世界 友情と勇気のメッセージ 再読して:新たな発見と感動 この本をおすすめしたい人 おわりに:あなたもホグワーツへ! はじめに:あの頃の魔法を再び ページをめくるたびにドキドキワクワクが止まらなかった『ハリー・ポッターと賢者の石』。J.K.ローリングが生み出した魔法の世界は、私たちの想像力を無限に広げてくれました。改めて読み返してみると、気づかなかった魅力や感動がそこにはありました。この記事では、そんな不朽の名作の魅力を改め…
いつでも君のそばにいる/リト☘️素敵な本見つけました(^o^)
いつでも君のそばにいる 小さなちいさな優しい世界 リト@葉っぱ切り絵 テレビ番組で偶然知った葉っぱの切り絵作家さん初の作品集が出版されると知り即書店に予約を入れた本が手元に届きました🍃本の右側は初版本限定の栞です本によりますとトウネズミモチやサンゴジュ時にはモミジやイチョウアイビー、アオキを使って作品を作られるそうです🍁物語性があり絵本を見ているようなとても素敵な作品ばかり…☘️私は物を処分するのが苦手なので本も増える一方そんなわけでよほどでない限り図書館ですますのですがこの本は絶対ぜったい手元に置いておきたいと思いました都内で作品展も開かれているそうですがこのご時世ゆえ我慢の子!いつかぜひぜひ実物の作品を拝見したいと夢見ています(^o^) 朝ツバメの雛をアップしていますよろしければ可愛いお顔に会ってやっ...いつでも君のそばにいる/リト☘️素敵な本見つけました(^o^)
85歳のひとり暮らし/田村セツコこどもの頃「いちご新聞」で著者を知ってその明るい女の子の想像力の塊のような絵&言葉が大好きになったわたし現在も活躍されている田村セツコさんどこまでもポジティブシンキング好奇心の塊!元気がもらえますエッセイですがご自宅のお写真も挟まれており玄関やキッチンお風呂の壁トイレなどにご本人の絵が直接描かれていて楽しい暮らしぶりが伝わってきますもうこの辺で歳を重ねるのは…と思っていた身には人生の大先輩からの応援団のような本でした自分が85歳になった時にこの本を読んだらどう思うかしらすぐそばでお友達が元気づけてくれているような1冊に感じられるんじゃないかな出逢えてよかった本ですいちご新聞現在もあるみたいですねこどもの頃母がお土産に買ってきてくれるのが嬉しかったなぁ… *おまけの1枚*頂...田村セツコ·小川糸さんのエッセイ☘️読みました。
にほんブログ村 パンケーキではなく「ホットケーキ」なんです🥞 ラーメン ではなく「ラウメン」なんです🍜 🍴(´・∀・`)🧑🍳 池波正太郎 さん(1923〜1990) という作家がいます。 時代劇が好きな人
一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編『ホテルローヤル』 読書感想文
第149回(2013年上半期)直木賞受賞作です。 この作品の舞台は、廃墟となった「ホテルローヤル」という名のラブホテル。 作者 桜木紫乃さんのご実家が営まれていたラブホテルと同じ名前です。 ホテルローヤル 感想 「BOOK」データベースより ささやかな昂揚の後、彼らは安らぎと寂しさを手に、部屋を出て行く。人生の一瞬の煌めきを鮮やかに描く全7編。 7つの連作短編集。進み方が非常に好みで一気読みでした。 舞台がラブホテルなので、多少の性描写ありますが、過激な表現はありません。 作者が描く情事は時に優しく...時に哀しい。 全てのお話がグレーというか、白黒の世界でした。 湿った埃っぽい悲しい物語。 …
こんにちは。RIYOです。今回はこちらの作品です。 焦土と化した戦後ポーランドの混沌とした状況を四日間の出来事に凝縮して描く長篤小説。ヨーロッパ戦線が実質上終結していた一九四五年五月五日、ワルシャワ南部の地方都市で党幹部と誤認された労働者が反革命テロ団により射殺される事件がおこった。 1930年代、ドイツではアドルフ・ヒトラー率いるナチス(国民社会主義ドイツ労働者党)が台頭し、ソ連では独裁政権のスターリン体制が成立しました。この二大国に挟まれたポーランドは、両国からの侵攻の恐怖を常に抱くことになりました。二大国は互いに牽制しあっていましたが、双方でポーランドへ攻め込むことを予め「独ソ不可侵条約…
Read a book/「京都伏見のあやかし甘味帖2」を読みました
柏てんさんの「京都伏見のあやかし甘味帖2」を図書館からお借りしました 主人公の小薄れんげと家主の和菓子オタクの虎太郎と騙し討ち?でれんげに取りついた子狐の不…
アネモネの姉妹リコリスの兄弟 /古内一絵 #花言葉診断をクリックして自分の名前を打ち込むと自分にとって一番必要な言葉が表示されるという花言葉をモチーフにした連作短編集でタイトルにある通り姉妹兄弟などの関係が軸になっています同じ環境で育てられても反発しあったり影響を受けあったりある意味兄弟姉妹って最初のライバルですよね親は長子には厳しいのに次男次女には甘々だったり昭和の田舎では女の子は高校まででたくさんだとか男の仕事は大変だとか(これは今でも思っている人いそうですが)母親って絶対娘より息子を可愛がるように思います(個人の感想だったらごめんなさい)著者の「マカン·マラン」シリーズが大好きなので借りてみましたがその要素はなくただ内面を描くのがとても上手な作家さんなので感情移入しやすくサクサクと読み進めました最終話は...「アネモネの姉妹リコリスの兄弟」を読みました。
彬子女王著『赤と青のガウン』:皇室のプリンセスが挑んだオックスフォード留学記から学ぶ、知性と人間力
はじめに:皇室のプリンセスによる留学記という驚き 『赤と青のガウン』の概要:知的好奇心と真摯な学びの記録 留学生活のリアル:苦悩と喜び、そして成長 彬子女王の視点:日本と異文化への深い洞察 本書から得られる学び:知性と人間力の両輪 おわりに:私たち自身の学びへと繋がる一冊 はじめに:皇室のプリンセスによる留学記という驚き 彬子女王殿下による『赤と青のガウン オックスフォード留学記』。タイトルにある「ガウン」という言葉と、皇室のプリンセスである彬子女王という著者名に、まず知的好奇心を惹かれるのではないでしょうか。私たち一般人には遠い存在である皇室の方々が、どのような環境で学び、どのような視点を持…
魔法の靴が導く冒険の旅!大人になって再読する『オズの魔法使い』の魅力
はじめに:不朽の名作『オズの魔法使い』との出会い 本の紹介・あらすじ:ドロシーと仲間たちが繰り広げる奇想天外な冒険 感想:大人になって改めて気づく物語の深さと普遍性 心に残ったキャラクターたち:それぞれの願いと成長 物語のメッセージ:子供から大人まで楽しめる理由 まとめ はじめに:不朽の名作『オズの魔法使い』との出会い 小さい頃に映画で見て以来、その鮮やかな色彩とファンタジー溢れる世界観に魅了され続けてきた『オズの魔法使い』。大人になった今、改めて原作であるライマン・フランク・ボームの小説を手に取り、その魅力を再発見しました。今回は、この不朽の名作の魅力をご紹介したいと思います。 本の紹介・あ…
宮島未奈さん著書の「それ行け!平安部」の感想・レビューをお伝えします。宮島未奈さんの小説は「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」が有名ですね。社会現象になった「ありがとう西武大津店」の影響か、聖地巡礼に行く方もいるとか。「それ行け!平安部」も成瀬シリーズと同じ雰囲気の小説です。
あずかりやさん まぼろしチャーハン / 大山淳子 を読みました。
あずかりやさんシリーズ4冊目ですブログ仲間さんの記事で新刊が出ていることを知り即図書館に予約を入れましたどんなものでも1日100円で預かるあずかりやさんをしている店主のお話ですが語り手が古いトランクだったり誇り高い盆栽(!)だったりするのが興味深くまた今回は登場人物に高倉健緒形拳石原裕次郎に浅丘ルリ子まで出てきて(もちろんご本人ではありません)めちゃめちゃ楽しかったです(^_^)v先が読めずにワクワクしてあっという間に読破しましたタイトルに入っている「まぼろしチャーハン」は5編収録されている中でわずか数ページの短いお話ですがひとっていいな…と思える温かな1編でした1冊目2冊目は転勤して程なくまだ図書館の利用ができない状態ではじめての本屋さんに行き帯で惹かれるものがあり最初に購入した本ですそんなわけで個人的に思い...あずかりやさんまぼろしチャーハン/大山淳子を読みました。
遊園地ぐるぐるめ青山美智子田中達也帯にもあるように青山美智子さんの新刊であり田中達也さんとのコラボ本になっていますとある遊園地を訪ねるのはこの日が初デートの若いふたり女の子の2人組老夫婦家族連れお仕事で訪ねる会社員などなどそれにいい味出してる遊園地で働くお料理もするピエロさん♪タイトルのぐるぐるめってピエロさんの作るお料理がグルメなのかしら?なんて思いながら読み進めましたがぐるぐるめの意味はネタバレになってしまうので秘密です㊙️もう1作目からすごくよくって絶対絶対おすすめの本です❤️青山美智子さんの小説だけでも素敵なのに田中達也さんの見立て遊具の中に主人公たちがどこにいるのか探してみたり(青山美智子さん田中達也さんの姿も見つけたよ♪)わくわくの時間がプラスされて最高に素敵なひと時を持つことができました図...遊園地ぐるぐるめ*そういえば最近
自分はなにになりたいのか、 どう生きたいのかを考えるきっかけに...『おとなになるのび太たちへ』 読書感想文
私が今の子供たちに対して「羨ましいなぁ~」と思うことの1つとして、幼いころからたくさんの職業を”知る”ことができること。 憧れる職業があれば、その職業に就くためにはどうしたらいいかを、ネットで簡単に調べることが出来るなんて夢のようです。 特に子供の頃は、憧れる職業や将来の夢がたくさんあるので、その全てを調べたり、実際にその職業についている人の話したyoutubeで聞けたり最高だなって思います。 本書は、eスポーツプレーヤー、声優、YouTuber、俳優、小説家、宇宙飛行士...などなど、子供たちが興味を持つような職業の方々がドラえもんの1話を選び、そのマンガの後に子供たちへのメッセージが綴られ…
【読書感想3冊】『刑事のまなざし』『荒神』『夜明けのすべて』
今回はこの3冊。 『刑事のまなざし』薬丸岳 『荒神』宮部みゆき 『夜明けのすべて』瀬尾まいこ『刑事のまなざし』薬丸岳✅本書の個人的なレビュー読後感 🌟🌟🌟予想外 🌟🌟🌟ほっこり 🌟笑える 🌟泣ける 🌟🌟🌟感想とか思ったことせつない事件しかな...
今宵も喫茶ドードーのキッチンで。 こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。 標野凪著者の「本のない、絵本屋クッタラ」が素敵だったので借りてみたこちらの2冊特に2冊目がお気に入りです🌳住宅地の奥でひっそりと営業している楡や楓の樹木に囲まれた庭のあるおひとりさま専用のカフェ喫茶ドードーそこに集うひとたちの物語悩みを抱えたひとたちが喫茶ドードーで癒されてゆく食べ物も美味しそうだけれど店主がまたいい味出してます最終章も清々しく読後感がとても良かったもう~この方の小説は安心してひたれる気がしますこんなカフェがあったらお邪魔してみたいなぁ喫茶ドードーの物語2冊を読みました。
歴史人「戦国最強兄弟武将ランキング」!"豊臣兄弟"も"三本の矢"も!
こんにちは。夢中図書館へようこそ!館長のふゆきです。 今日の夢中は、歴史人「戦国最強兄弟武将ランキング」!"豊臣兄弟"も"三本の矢"も!…です。「夢中図書館 読書館」は、小説や雑誌などの感想や読みどこ
Read a book/「ドゥリトル先生のブックカフェ」を読みました
賀十つばささんの「ドゥリトル先生のブックカフェ」を読みました 実はこの本、去年から図書館に予約をいれていたんですが全然借りられなくて、買おうかなと考えていた…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 十九世紀のナポレオン・ボナパルト戴冠は、フランスの激動の始まりを告げたと言えます。ヴァグラム、ドレスデン、ライプツィヒ、ワーテルローと、対外的な軍事騒乱が立て続けに起こり、さらにはフランス七月市民革命による復古王政の打倒と、国民感情を強く揺さぶりました。この影響を受けたフランス芸術や文化は大きな変化を見せます。特に文学においては、革命の自由による思想的なロマン主義、作品における美化を省いた自然主義、すべての善悪を絡げた現実主義など、新たな思潮が同時的に隆盛しました。また、フランス詩においても大きな変化が見られました。十一世紀より引き継がれてい…