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魔法の靴が導く冒険の旅!大人になって再読する『オズの魔法使い』の魅力
はじめに:不朽の名作『オズの魔法使い』との出会い 本の紹介・あらすじ:ドロシーと仲間たちが繰り広げる奇想天外な冒険 感想:大人になって改めて気づく物語の深さと普遍性 心に残ったキャラクターたち:それぞれの願いと成長 物語のメッセージ:子供から大人まで楽しめる理由 まとめ はじめに:不朽の名作『オズの魔法使い』との出会い 小さい頃に映画で見て以来、その鮮やかな色彩とファンタジー溢れる世界観に魅了され続けてきた『オズの魔法使い』。大人になった今、改めて原作であるライマン・フランク・ボームの小説を手に取り、その魅力を再発見しました。今回は、この不朽の名作の魅力をご紹介したいと思います。 本の紹介・あ…
オズの魔法使い L・フランク・ボーム B L出版 ★★★★★ とにかく楽しい! 『フランケンシュタイン』と同じく有名な童話です。 ジュディ・ガーランド主演のミュージカル映画が有名ですが、 オリジナルは、ライマン・フランク・ボームの童話です。 ボームさんは、この童話を書いた動機をこう述べています。 お決まりの小人や妖精が出てこない新しいおとぎ話。 そして、子どもに『道徳』を教えるために用意する 『いやな出来事や血も凍るような出来事の盛り込まれない物語』を書きたい。 なぜなら、現代の教育には道徳教育が含まれているため、 わざわざ物語の中でまで『道徳』を学ばなくてもいいと思うから。 今の子供はもっと…
ひょっぽこ読書記録No.84 『オズの魔法使い』ライマン・フランク・ボーム 新潮文庫 ー抜粋14箇所
にほんブログ村 『オズの魔法使い』 ライマン・フランク・ボーム 河野万里子訳 新潮文庫 ・太陽と風は、 若く綺麗だった エムおばさんまで 変えてしまった。 お嫁に来た時には 輝いていた おばさんの瞳も、 バラ色だった 頬や唇も、 すっかり 色褪せ、 今の、 にこりともしない 痩せぎすの おばさんが できあがった。 おかげで、 両親のいなかった ドロシーが この家に 住むようになると、 おばさんは、 ドロシーが 明るい声で笑うたびに びっくりして、 悲鳴をあげては 手で 胸を押さえていた。 今でも おばさんは、 ドロシーが 笑うと 目を丸くする。 何が そんなに 面白いのか、 ちっとも わからな…