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これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。昔読んだミステリの名作を読み直して思うこと。なんと、内容をまったく忘れている! しかし、いつでも初めて読む感動が得られるとポジティブ思考(?)で今日も読む。創元社の創立70周年記念新訳出版本のこちら、新訳で読んでみた。時は1900年代初頭。発展をつづけるニューヨークに孤立したように立つグリーン家の邸内で、富豪トバイアス・グリーンの相続人が次々と謎の死を遂げる。...
新訳で読みやすくなってもこの謎は解けなかった「三つの棺【新訳版】」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。謎解きミステリの巨匠といえばジョン・ディクスン・カー。その代表作で、密室ミステリの最高峰といわれるのがこちら。読んだつもりでいたのに、記録をみると読んでいない? そこでさっそく読んでみた。ロンドンの街に雪が降り積もる夜、グリモー教授のもとを訪れた1人の男。書斎のドアが閉まってしばらくすると銃声が。その場にいたフェル博士ら一行がドアを破ると、グリモー教授の...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。最近、古典の名作を読むことにハマっている。この本もそのひとつ。以前読んだことがあるが、新訳でまた読んでみた。歴史学者のアラン・キャンベルは遠縁の親戚が亡くなったことで家族会議に呼ばれ、スコットランドに向かう。途中、列車のコンパートメントで出会ったのは、なんと新聞で議論を戦わせていたK・I・キャンベル。実は女性で、彼女も家族会議に呼ばれていたのだ。たどり着い...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。エラリー・クイーンの数ある作品の中で、おそらく知名度第1位のこの本。だいぶ昔に読んだきりだったので、新訳出版を機に読んでみた。名門ハッター家の当主で化学者のヨーク・ハッターがハドソン川から遺体で発見された。自殺とみられたその事件の2ヶ月後、ヨークの娘ルイザの飲み物に毒物が混入される。狙われたのはルイザと思いきや、今度はヨークの妻でハッター家を牛耳っていた...
本屋に行って文庫の海外ミステリの棚を見ていたら、懐かしいタイトルが並んでいました。それも複数部。 クイーンの国名シリーズシャーロックホームズのシリーズフィルポッツやカーも並んでいます。 どうしたんでしょう。最近本屋で海外ミステリの棚は見ていませんでしたが、ちょっと前までは新作が多くて、古典と言われるようなミステリはあまりなかったような気がします。 どうやら東京創元社が名作と呼ばれるものの新訳を出し始めたようです。 懐かしくなって手に取ってみました。中学生ころから大学生時代はこれらのミステリを夢中で読んだものです。それからもずっとミステリは読んでいたのですが、古典的なものは読むことはありませんで…