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これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。最近アジア系の翻訳出版も増えてきた海外ミステリ。意外に聞かないのが欧米圏であるカナダ。少し前の作品だけど、カナダのガマシュ警部が探偵役のこのシリーズを読んでみた。ケベック州の平和な村、スリー・パインズ。感謝祭の週末の朝、森の中で発見された元教師ジェーンの遺体の胸には矢の傷が。しかし、周囲に矢は見当たらない。ハンターの誤射なのか? 事件を捜査すべく現場に派...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。シリーズ第1作が英国推理作家協会賞を受賞したM・W・クレイヴンの<刑事ワシントン・ポー>シリーズ。このほど刊行された第4作は英国推理作家協会賞 スティール・ダガー(最優秀スリラー小説賞)受賞作品。スリラーってどういうこと? さっそく読んでみた。冒頭、なぜか007の被り物をした強盗団が貸金庫を襲う場面から物語は始まる。そこで起きる殺人と現場に残された謎のラットの...