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こんばんは助産師ゆりあです! SNSの活用、付き合い方について世にはたくさんのSNSが溢れていますがみなさんはどのSNSをどのように使ってますか?私は買いたい…
古きよき時代のグランドホテル・ミステリ「メナハウス・ホテルの殺人」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。アガサ賞といえば、アガサ・クリスティに敬意を表したミステリ文学賞。長編賞、歴史小説賞、短編小説賞と並んで、優秀なデビュー作に与えられるデビュー長編賞がある。これは、異色の経歴を持つ著者の2020年最優秀デビュー長編賞受賞作。時はアメリカ禁酒法時代の1920年代、若くして戦争未亡人となったジェーンは、叔母のつきそいでピラミッドを見渡せるカイロのメナハウス・ホテルに...
ロマンチックな古い橋「死ぬまでにやりたいことリストVol.2 恋人たちの橋は炎上中!」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。70代のシニア女性たちの「死ぬまでにやりたいことリスト」を題材にしたミステリの2作目を読んでみた。探偵役のシャーロットの「セクシー写真を撮る」という夢のために訪れた古い橋で事件に巻きこまれるメンバーたち。さて、どうなる?「屋根付き橋フェスティバル」でにぎわうインディアナ州パーク郡のローズヴィル橋。主人公フランシーンと夫ジョナサンのロマンチックな写真を撮るた...
人生が完成する日とは「ふたりからひとり ときをためる暮らし それから」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。愛知県春日井市にある高蔵寺ニュータウン。昭和43年に開発されたその町の、自然と融和したコンセプトに感動した。その建設に携わったつばたしゅういちさんとその妻英子さんのライフスタイルはドキュメンタリー映画にもなった。この本には、90歳で亡くなったしゅういちさんの生前の言葉やその後の英子さんの暮らしが描かれている。造成地に建つ丸太小屋が2人の住居。広い庭と畑があり...
ありそうでなかったヒストリカル・ミステリ「侯爵さまがあやしいです」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。「ヒストリカル」といえばロマンス小説の分野ではファンも作品も多いが、ミステリ作品は案外少ないのでは。今からは想像できないほど身分が厳しかった時代のミステリとは? さっそく読んでみた。ベアトリスは幼少期に両親を亡くして、叔母の家に居候中。20年に及ぶ居候生活ですっかり引っ込み思案になった結果、26歳の今は世間でいう「行き遅れ」に。そんなある日、叔母の学友である...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。久田恵さんといえば『フィリッピーナを愛した男たち』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞したノンフィクションライターだが、近年は都会を離れ、自然豊かな土地のサ高住にお暮しになっているはず。その経験で書かれたに違いない本書、興味津々で読んでみた。70代の主人公カヤノは、仕事で訪れた風光明媚な丘陵地の「サ高住」が気に入り住人となった。入居金は亡父のホーム退所金を充...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。ミステリといえば、ジョン・ディクスン・カーを忘れてはならない。英ミステリの女王クリスティに「このトリックには脱帽」と言わしめた名作を新訳で読んでみた。不実な夫ネッドとの離婚を果たし、フランスの避暑地に暮らすイギリス人女性イヴ。向かいの家の一家と懇意になり、息子のトビーと婚約する。ところが、トビーの父親であるサー・モーリスが殺害された夜、寝室に前夫が忍び込...
読書。長生きする鳥の育てかた。すべての鳥飼いさんに、ぜひ読んでほしい本です。
(adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); 読書。長生きする鳥の育てかた。鳥飼いさんには、ぜひ読んでほしい本です。 久しぶりに本を買いました。 「長生きする鳥の育てかた」。 セキセイインコと暮らしはじめる前に、インコの本を読んで、本当に一緒に暮らせるか、お世話ができるか、幸せな鳥さんにしてあげれるか、すごく考えました。 私がトゥッティ(セキセイインコ)と暮らす前に読んだ本はこれ。 新版 インコの気持ちと飼い方がわかる本 posted with ヨメレバ 濱本麻衣 主婦の友社 2017年06月09日頃 楽天ブックス Amazon Kind…
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。これまでずっと読みつづけている作家は何人かいるが、この方もそのひとり。久しぶりに新刊が出たので、さっそく読んでみた。29歳の綾乃は、90歳になる祖母の徳子から赤銅色の端渓の硯を譲られる。16歳で最初の結婚をした徳子は結婚後わずか2週間ほどで出征した夫を失い、教師となったあと綾乃の祖父と再婚した。逸品の硯ばかりでなく、来歴を持つさまざまな品物を孫たちに譲り始めた...
波乱万丈の人生もお風呂があれば大丈夫「湯あがりみたいに、ホッとして」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。人の職歴はさまざま。たまに、「え、それはまたどうして?」と思うような経歴の人を見かけることがあるが、この本の著者もそのひとり。有名大学の大学院で建築を学んだあと、設計事務所で建築家を目指していた著者が、銭湯の番頭になったいきさつを知りたくて読んでみた。双葉社の文芸総合サイト「カラフル」に掲載されたエッセイを書籍化したもの。「銭湯編」「生活編」「サウナ編」...
シニア女子のバディ・ミステリ「死ぬまでにやりたいことリストvol.1 真夜中の女子会で事件発生!」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。「死ぬまでにやりたいことリスト」をテーマにした作品はけっこう多い。これもそのひとつ。ブリッジクラブの平均年齢70代の5人が事件にアプローチしていく。ご近所の仲良しグループ「サマーリッジ・ブリッジクラブ」の5人は、12年前、60歳になった記念に年齢と同じ60個の「死ぬまでにやりたいことリスト」を作成。以来、ひとつずつ達成してきて、残ったのは人に言えない恥ず...
死にカタログとは、なんとインパクトのある言葉なんでしょうか。「大人たばこ養成講座」など、ユーモラスなイラストレーター寄藤文平さんが描く『死にカタログ』。死亡原因の統計や世界の「死後の世界」について、ユーモラスなイラストで紹介しています。人間
翻訳が待ちきれない!「マクベス巡査シリーズ1 ゴシップ屋の死」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。2019年に世を去ったスコットランド生まれの作家、M・C・ビートン。「アガサ・レーズンシリーズ」で日本に紹介された彼女の、もうひとつの代表作がこちら。BBCスコットランドの人気ドラマシリーズ第1作ということで、さっそく読んでみた。ハイランド北部の村、ロックドゥ。その村のホテルでは、ジョンとヘザーのカートライト夫妻によるサケマス釣りスクールが開催されていた。各所か...
これを読めばあなたも楽観主義者?「オプティミストはなぜ成功するか」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。これまでに何度も読み返した本がいくつかあるが、これもそのひとつ。一世を風靡した世界的ロングセラー。現在は新装版がパンローリング社のフェニックスシリーズで読める。「フロイト以来の革命的理論家」と評された心理学者のマーティン・セリグマンが豊富な研究成果をもとに楽観主義の力を解き明かした。失敗や拒絶にめげす生きていける人がいるのはなぜか、また、挫折に遭うと長い...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。バックパッカーのバイブルとなった「深夜特急シリーズ」の著者、沢木耕太郎。そのほかにも、さまざまな作品を発表しているが、中でも一番好きで読み返すことが多いのがこの本。これを読むと旅に行けなくても行った気になり、そしてまた旅に行きたいと思う。旅における「贅沢な時間」をめぐって10人と語りつくした対談集。井上陽水、阿川弘之、高倉健、群ようこ……。何より読んで面白く...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。以前「失踪当時の服装は」で感心したフェローズ署長の警察小説シリーズ。宮部みゆきさんの推薦文「落ち込んだときに取り出しては読み返す、暗夜の灯台のような作品。」に惹かれて読んでみた。どしゃぶりの雨の夜に訪ねてきた男は、「50ドルの貸しがある」と言って被害者を撃った。恨みによる犯行と見えた事件は解決が容易と思われた。しかし、フェローズ署長とウィルクス部長刑事の捜...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。最近、古典の名作を読むことにハマっている。この本もそのひとつ。以前読んだことがあるが、新訳でまた読んでみた。歴史学者のアラン・キャンベルは遠縁の親戚が亡くなったことで家族会議に呼ばれ、スコットランドに向かう。途中、列車のコンパートメントで出会ったのは、なんと新聞で議論を戦わせていたK・I・キャンベル。実は女性で、彼女も家族会議に呼ばれていたのだ。たどり着い...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。エラリー・クイーンの数ある作品の中で、おそらく知名度第1位のこの本。だいぶ昔に読んだきりだったので、新訳出版を機に読んでみた。名門ハッター家の当主で化学者のヨーク・ハッターがハドソン川から遺体で発見された。自殺とみられたその事件の2ヶ月後、ヨークの娘ルイザの飲み物に毒物が混入される。狙われたのはルイザと思いきや、今度はヨークの妻でハッター家を牛耳っていた...
今日も自分の幸せを考える「今日はいい天気ですね れんげ荘物語」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。無職のまま、月10万円の生活を続けるキョウコが主人公の「れんげ荘物語」シリーズ第7弾がこれ。オビの「幸せは、ひとそれぞれ。」というコピーが心に沁みる。究極の癒し本。有名企業を自主的に早期退職したキョウコ。近所の小学生から「たおれ荘」と呼ばれる古いアパート「れんげ荘」で貯金を切り崩しながら暮らしている。2人の隣人、自由なクマガイさんと田舎との二拠点生活をして...
もう1月も半分近く過ぎて今さらではありますが、2022年に読んで「面白かった~!!」と強烈に記憶に残った4冊について書いておこうと思います。今までも何度か(毎年ではないものの)、年間で読んだ本のまとめ的な記事を書いたことがありますが。2017年↓ 2018年↓2019年↓
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。毎年、話題作を世に送り出している『このミステリーがすごい!』大賞。その21回大賞受賞作がこの本。認知症の祖父が探偵役と知って、さっそく読んでみた。かつて小学校の校長として『まどふき先生』と呼ばれ慕われていた楓の祖父は、レビー小体型認知症に罹患して時々幻視を見るようになっていた。それでも、かつての祖父を取り戻したいと楓が持ち込むさまざまな謎を鮮やかに解いてみ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。1990年頃アメリカでたくさん出版された女性が探偵役のミステリ。同時代に発表されたこちらの主人公は、なんと殺し屋。富豪の生まれでありながら、射撃の腕を生かして存在しないほうがいい人物だけをターゲットにするミス・メルヴィルは当時とても斬新だった。名家の生まれだが、父親が財産を持って失踪してしまったミス・メルヴィル。唯一の収入源、美術教師の職を失いもはやこれまで...
今日の独り言つれづれなるままにコロナが流行しだしてからたくさん本を読みました自分なりの軸というか信じる信じない考え方を採用するか採用しないかは自分で決める事…
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。今まで読んだことのない作家の本を読むのは楽しい。これは米英の年間ベスト・ミステリに選出された一冊。「本の雑誌」が選ぶ2022年上半期エンターテインメント・ベスト10の第1位に輝いた。元シカゴ警察の警官カルは、離婚後、アイルランド西部の小さな村に廃屋を買い、修理しながら暮らしている。隣人のマートや雑貨屋のノリーンは何かとおせっかいだ。あるとき誰かに見られていると...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。年末年始はゆっくり読書をするのに最適な時期。2021年の復刊フェアで復活したセイヤーズのこの本は、意外にも女性が活躍していた。推理作家のハリエット・ヴェインは恋人をヒ素で殺害した容疑で被告人となった。起訴の理由はハリエットが恋人と別れたことと偽名でヒ素を購入したこと。さらに、ハリエットと会った時間以外に被害者が毒を摂取する機会はないようだ。この圧倒的に不利な...
本ができるまでにはいろいろな人が関わっていると実感「文にあたる」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。石原さとみ主演でドラマ化された「校閲ガール」で注目を浴びた校正の仕事。あまり知られていなかった校正の世界を著者の体験を通じて教えてくれる貴重な本がこちら。これまでお世話になったこともあるが、あの鉛筆書きの背景にこんな苦労があったとは。気づかずすみませんでした。白地に原稿用紙のようなマス目。シンプルな黒い文字でタイトル。清涼な印象を与える1冊。日本の校正の...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。2022年も明日で最後。今年も1年いろいろあった。数えてみると、ここまで読んだ本は168冊。以前に読んだ本の再読も含めると総数は200冊ほど。行く年を振り返りつつ、今年出版された本の中からベストを選んでみた(出版月順)。<ミステリ部門>死の味 上・下 P・D・ジェイムズ 青木久惠訳 ハヤカワ文庫今年はP・D・ジェイムズのよさを再発見。ダルグリッシュ警部シリーズを全作再...
今の仕事を辞めずに、自分にあった仕事にデザインし直すには?『スタンフォード式 人生デザイン講座 仕事篇』
『スタンフォード式 人生デザイン講座 仕事篇』 今の仕事を辞めずに、今の仕事を自分にあった仕事にデザインし直す方法って知りたくないですか? それが書いてあるのがこの本。 前著に『スタンフォード式 人生デザイン講座』があり、そちらはデザイン思考を使って自分の人生を自分でデザインする、というものでしたが、この本はその仕事版。 冒頭の、仕事を辞めずにデザインし直すための戦略は、 ①視点の転換&再出発 ②再構築 ③配置転換 ④再創造 の4つ。 今の仕事はイヤだけどすぐに辞めるわけにもいかない、という人は多いと思うので、上の4つに関する事例はすごく参考になると思います。 他にも、お金とやりがいどっちを取…
ぼんやり見ていてすみませんでした「フィギュアとは”生き様”を観るスポーツである!」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。すっかり過去の記憶となった北京オリンピック。今年、突如競技に復帰して周囲を驚かせた織田信成選手が書いたこの本、スケート愛が詰まっていて学びが多い。プロフィギュアスケーターで、解説やタレント業でも活躍している著者が「フィギュアスケートの魅力を全方位解説!」した2冊目の著書。平昌から北京までの4年間で変わったこと、日本フィギュアスケートの礎を作った選手たち、...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。最近、昔読んだミステリの古典を読み返している。江戸川乱歩が選んだ探偵小説黄金時代のベストテンの第2位にランクインしたこの本、横溝正史の「本陣殺人事件」はじめ、さまざまな作品に影響を与えたフランスの密室ミステリだ。フランスの古城グランディエ城の離れで、高名な科学者スタンガルソン教授の令嬢マティルドが襲われた。ところが、「黄色い部屋」と呼ばれるその部屋は窓に...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。クリスマスを扱ったミステリはいくつかあるが、これは大人も子供も楽しめる本。雪に閉ざされる地方の人も、そうでない人も、ひととき雪のホテルの滞在客気分を味わえることうけあい。今日からクリスマス休暇。両親の営む小さなホテルにはこの時期にはひとけがない。12歳のマイロは両親と過ごすクリスマスを楽しみにしていた。ところが、今年に限って5人の宿泊客が訪れる。その誰もが...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。もうすぐクリスマス。この時期になると読みたくなる本が何冊かあるが、これもその1つ。1994年度にミステリランキングで1位を獲得した「不屈の仕事中毒にして下品きわまる名物警部フロスト」のデビュー作だ。ロンドンから100㎞以上離れた田舎町デントン。そこでクリスマスだというのに次々と起こる怪事件。8歳の少女が姿を消したかと思うと、だれかが銀行の玄関をかなてこでこじあけよ...
『気象病ハンドブック』 わたし、どうやら今年、気象病デビューをしてしまったようです。 梅雨時と10月〜11月にかけて、全身倦怠感、吐き気、胃痛、寝ていても痛みで目が覚めるほどの首と背中のコリ、などなど、日によってすごく体調が悪い日があったんですよね。 元気な日もあれば急に具合が悪くなる日もあるし、病院に行っても特に問題はないし、何が原因なのかわからなかったのですが、もしかして気象病かな?と思ってこの本を読んでみたら、「まさにこれ!」という内容でした。 特に具合の悪い日は爆弾低気圧の日だったし、体調の悪い日にこの本に書いてある耳のマッサージなんかをすると症状が軽くなるので、まぁ間違いないな、と。…
ブッククラブ新刊は豪華クルーズの旅「危険な蒸気船オリエント号」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。オーストラリア発ミステリ第2弾は、豪華クルーズ船での事件を扱ったもの。その名も「オリエント号」とくれば、さっそく読んでみたくなる。前回ブッククラブメンバーの殺人事件を解決したアリシアとその他の面々。今度は、メンバーの1人アンダースが船医を務めることになった豪華クルーズに格安で参加することに。現代によみがえった蒸気船オリエント号の船上では、盗難や乗客の行方不...
【年間100冊読書家が勧める】100冊はこれで選ぶ!本の選び方と読書沼のハマり方
この記事では本の探し方と本の楽しみ方を紹介しています。 本は、最後まで読んで初めてその内容が楽しめるというものがほとんどです。そのため、始めるきっかけと始めてから最後まで読む工夫が必要です。今回は、中々読書が続かないという方にもおすすめの書籍と合わせて探し方と楽しみ方をあわせて紹介しています。
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。海外の警察小説といえばエド・マクベインの72分署シリーズなどが思い浮かぶが、これは1952年に「警察捜査小説」というジャンルを生みだした記念的作品。その新訳版を読んでみた。1950年3月、アメリカのマサチューセッツ州にあるカレッジから1人の女子学生が姿を消した。周囲の聞き取りに失踪の理由は浮かばない。地元警察署長で叩きあげのフォードは、部下とともに地道な捜査を開始す...
発達障害関連の本って本当にたくさんあって、選ぶのが難しい。そんな人に向けて、実際に私が読んだ本を写真も交えて紹介していきます。試し読みみたいにページ丸ごとは出せないけど、雰囲気が伝わればいいなと思います。
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。累計34万部と多くの読者に支持されている群ようこさんの「生活」シリーズ。第5弾となる本作では前期高齢者となった群さんが愛猫を見送ったあと、一人暮らしには大きすぎる部屋から引っ越すことになる。興味津々で読んでみた。ひとつの階に2部屋だけのマンションに住んで27年。愛猫「しいちゃん」を見送っていよいよ引っ越すときが。「高齢者」となっての家探し、ダインサイジングのた...
NHKの受信料は『岸辺露伴は動かない』の制作費だと思っています
『岸辺露伴は戯れない』 もちろんこの短編小説集も、週末に読んでいました。 年末の『岸辺露伴は動かない』のドラマに向けてアップを始めています。 幸福の箱 夕柳台 シンメトリー・ルーム 楽園の落穂 の4話。 どれも「岸辺露伴は動かない」ってこういうのだよね、というなんともいえない怖さがたまりません。もちろん、相変わらずの露伴先生っぷりも。 12月19日には、短編小説集の第3弾『岸辺露伴は倒れない』も発売予定で、年末までのお楽しみがまたひとつ増えました。うれしい♡ ドラマの元ネタはたくさんあるので、ぜひ来年以降も続けていただきたいものです。 もうずっとテレビなんて見ていないのに、NHKの受信料+BS…
岸辺露伴は叫ばない 年末の『岸辺露伴は動かない』のドラマが楽しみすぎて、『岸辺露伴は叫ばない』を読んだ先週末。 2020年のドラマでやっていた「くしゃがら」が入っている短編小説集です。 くしゃがら Blackstar. 血栞塗 検閲方程式 オカミサマ 上記の5話ですが、小説になってもやっぱり露伴先生は露伴先生で、どれを読んでも「解釈一致」なんですよねー。 ドラマも見たいし、休み中に積読もまとめて消化したいし、いろいろな意味で早く年末が来てほしい! 岸辺露伴は叫ばない 短編小説集 (JUMP jBOOKS) [ 荒木 飛呂彦 ] www.nhk.jp
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。江戸川乱歩が選んだ探偵小説黄金時代のベストテンの堂々第1位がこちら。1922年刊行の古典作品を新訳で読んでみた。ふつうならあらすじが書いてある開きの部分に、乱歩による解説が載っているところも力が入っている。さすが創元推理文庫創刊60周年記念作品。スコットランドヤードの刑事ブレンドンは、日暮どきのダートムアの荒野で1人の女性と出会い、恋に落ちる。その数日後、助けを...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。第二次大戦後のロンドンで、女性2人が経営する結婚相談所をめぐるミステリ「ロンドン謎解き相談所」シリーズの第3弾がこの本。「世界を人でいっぱいに!」を合言葉に、2人は今日もマッチングと謎解きに励む。元スパイのアイリスと、上流階級出身のグウェンが営む<ライト・ソート結婚相談所>に、初のアフリカ系の相談者がやってきた。しかし、人に対する直観が鋭いグウェンは、そ...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。谷崎潤一郎賞受賞作「センセイの鞄」を始め、これまでにない視点で描く物語が魅力の著者の「ガールズトーク」小説がこちら。元カレの母親と再会する場面から、予想できない展開になるのは著者ならでは。上原菜月38歳。結婚してもうすぐ8年目、専業主婦として商店街の「主婦のけもの道」を毎日回る日々。そんな「けもの道」巡りで元カレの母親である「土井母」と出会った菜月は、『こ...
BTSメンバーも愛読!日本語で読める話題の韓国発おすすめK-BOOK
K-POPアイドルグループBTS(防弾少年団)メンバーも愛読! 女性だけでなく男性も感動で心が洗われたり感動し
英国ミステリファンならおさえておきたい「ウィンダム図書館の奇妙な事件」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。数々の作品の舞台となったケンブリッジ大学。そのカレッジにある図書館での事件となれば、英国ミステリファンなら読んでみたくなる。その図書館に、寄付した故人の指定したおかしな規約があると聞けばなおさらだ。イモージェンは、ケンブリッジ大学の貧乏学寮セント・アガサ・カレッジのカレッジ・ナース(学寮付き保健師)。今日も学生や教師が不調を訴えてやってくる。学寮の資金繰...
『そのとき、日本は何人養える?』 日本だけでどれくらいの食料が生産できますか? 石油など化学燃料が安く手に入るなら、9000万人分くらいは大丈夫かもしれません。(中略)しかし、石油が高騰するなどで手に入りにくくなれば、3000万人も難しいかもしれません。 まじですか… ロシアのウクライナ侵攻、世界の異常気象、円安などの最近の事象を見ていて、「食料問題ってちょっとまずいんじゃないか」と思って読んでみたのですが、のんきに構えてる場合じゃないなと危機感を持ちました。 今の日本の人口が約1億2500万人なので、上のQ&Aのとおりであれば、何かあったら足りなくなるってことですよね。 気になったので直近の…
『もし世の中から面倒な人がひとりもいなくなったとしたら』…最高でしょ!
『もし世の中から面倒な人がひとりもいなくなったとしたら』 そんなの最高じゃあないか! と思って読みましたが、これ、役に立ちそう! 基本編として「面倒な人問題を解決に導く7つのステップ」が。そして応用編として、下記のキャラクター別の対処法が書かれています。 「時間や行動の自由を奪うタイプ」の面倒な人 「自尊心やプライバシーを侵害してくるタイプ」の面倒な人 「罪悪感なき同情や賞賛を強要してくるタイプ」の面倒な人 きっとみなさんもこれを読んで、「あいつへの対処法が書いてありそう」と、誰かを思い浮かべたのではないでしょうか。 では、人はどんなときにマイナスの感情が生まれるのか?(中略) それは、「自分…
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。たまに読み返したくなるミステリの名作。江戸川乱歩が選んだ探偵小説黄金時代のベストテン9位にランクインしたクロフツの「樽」。ほんとうに久しぶりに新訳で読んでみた。彫像入りとしてパリから発送された頑丈な樽。汽船の荷揚げ中に破損した樽の中には女性の死体が? 受け取りに来たのはフランス人らしい髭の男。スコットランドヤードのバーンリー警部は樽の行方を捜査する。事件...