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シリーズ続編の刊行を希望!「ボンベイ、マラバー・ヒルの未亡人たち」
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。去年の「虎に翼」ではないが、「女性初」という言葉が出てくるうちはまだまだ? 2018年アガサ賞最優秀歴史小説賞受賞作のこちらは、1921年のインドを舞台にボンベイ唯一の女性弁護士が探偵役を務める歴史ミステリ。さて、その内容とは?父親の弁護士事務所で働く事務弁護士パーヴィーン。ある朝、見知らぬ男が事務所の様子を窺っていたことから、過去の記憶が呼びさまされていく。そ...
『写楽 閉じた国の幻』は、写楽の正体に迫ったミステリ小説です。果たしてこれはミステリなのか、それとも学術的な研究なのか。途中でわからなくなってきます。それくらい設定がリアル。もしかしたら、こんな「写楽」の可能性もあるのじゃないか…と。『写楽...
これまで6000冊以上の本を読んで記録してきた。最近、インドを題材にしたミステリが目につく。こちらもその1つ。共和国化目前のインドで起きた殺人事件にインド初の女性警部が挑む歴史ミステリ。英国推理作家協会賞ヒストリカル・ダガー賞(最優秀歴史ミステリ賞)受賞作。1949年大みそかのボンベイ。勤務についていたペルシスのもとに、英国外交官ジェームズ・ヘリオット殺害の一報が届く。現場に着くと、凶器と被害者のズボンが...