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OUT 東京郊外の弁当工場で、主婦達は深夜パートの作業を黙々とこなしていた 『香取雅子』(42歳)はリストラ亭主と家庭崩壊、『吾妻ヨシエ』(51歳)は認知症の姑の介護、『城之内邦子』(40歳)はカードローンと街金の多重債務、『山本弥生』(30歳)はギャンブル狂の亭主から受け...
内容1986年春。福岡の証券会社で出会った佳那と水矢子は、それぞれ2年後に東京に出ていく夢を温めていた。佳那は、同期の望月と結託してマネーゲームの渦に身を投じていき…。『サンデー毎日』連載を大幅に加筆修正。内容バブル全盛時代、望月と結婚した佳那は、ヤクザの山鼻の愛人・美蘭のてほどきで贅沢な暮らしに染まっていく。一方水矢子は、不首尾に終わった受験から流転の生活がスタートし…。『サンデー毎日』連載を大幅に加筆修正。読書備忘録プロローグで、やだ、どしたの?理由が知りたくて、丸二日夢中で読んだ。バブルの頃だから、どうかしていた人がたくさんいたんでしょ?ずっと続くと思っていたのよね?上手く行っていたけれど相手が指で頬を指してシュッ!とおろす人に出会っちゃって、ひやひやしていたら、願い通り東京の本社に転勤になり、離れ...本・桐野夏生「真珠とダイヤモンド上・下」
お弁当おかずはヘルシーな人。 帰宅すると、とんでもない食生活の人。 先日の変てこケーキに使ったのは、こちらのスポンジケーキです。大好物のサバラン食べたら、し…
本ブログは7月11日の厳暑が続く合間の梅雨日に書いていたものを、今酷暑の8月の旧盆の入りの前日に加筆している。 いつものことだが、記載した本に関しては先に「ブクログ」にコメントしたので、以下多くは記述しない。 また映画録とは異なり一定の基準を設け厳選したものではない。 むし...
桐野夏生さんの「もっと悪い妻」を読んでみた。桐野さん以前数冊読んだことはあるが久しぶり。書評を見て読みたいと思った。どの妻も悪くない?むしろ夫でしょう!と感じるのは私が妻だからか?短編はあまり好きではない。ここから先が気になるのにそこに置いていかれてしま
7月9日の日経夕刊で桐野夏生氏が榎美佐子氏をモデルにした長編小説「オパールの炎」を刊行したという。 そういえばピンクのヘルメットをかぶり、男性の元へ押しかける女性たちの映像、テレビでさかんに放送されていたのを思い出した。まだ小学生だった私。 榎美佐子氏は現在行方知れずだという...
桐野夏生「オパールの炎」 中ピ連 榎美沙子がモデル 早すぎたフェミニスト
2003年「グロテスク」を読んで以来、桐野夏生先生のファンです。今回も本屋でぶらぶらしていたら、桐野先生の本が
こんにちは、lemonです面白くなってきて、先の展開が気になる。※ネタバレしてます1話の感想はこちら↓『燕は戻ってこない 1話【ドラマ感想】』こんにちは、le…
NHKドラマ10『燕は戻ってこない』第2話◆石橋静河の演技に魅了される
『燕は戻ってこない』第2話元バレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)とその妻、悠子(内田有紀)の子を産む「代理母」の依頼を受けたリキ(石橋静河)。決断できずにいると故郷から叔母の佳子(富田靖子)が危篤との知らせが入る。一方の悠子も悩んでいた。金の
CAINZワークショップ20回目本日のお題は、カーネーションの母の日寄せ植え。自分用にしま〜す。カーネーション母の日寄せ植えカーネーション3株とユーカリとワイ…
こんにちは、lemonですNHKでスタートしたドラマ見ました!なかなか重いテーマでした※ネタバレ含んでます燕は戻ってこない1話 派遣社員として暮らすリキ(石橋…
4/30スタート NHKドラマ 『燕は戻ってこない』桐野夏生さん小説のドラマ化
今夜4月30日火曜日夜10:00から、NHKドラマ『燕は戻ってこない』がスタートします。2022年に刊行された桐野夏生さん原作の小説のドラマ化です。
柔らかな頬 上 (文春文庫)柔らかな頬 下 (文春文庫)読後、しばらく絶句!でした。北海道生まれのカスミは家出して、親とは音信不通のまま、東京で夫と二人の娘と暮らしていましたが、夫の友人・石山という男性と、不倫関係に陥ってしまいます。石山は北海道の別荘を買い、
燕は戻ってこない前から読んでみたかった作家さんでもあり、ドラマ化するというので興味がわきました。代理母出産にまつわる話ですが、生命の尊厳とか固い話にならず、とにかく主人公は産むか産まないのか? 産んだあとはどうするのか?でぐいぐい引っ張られ、気づいたら読
あらすじ妻の貌(かお)を、男たちは知らない-。夫公認のもと、元恋人と自由な時間を過ごす妻を描いた表題作をはじめ、昭和・平成・令和の「男と女のカタチ」を切り取った、全6篇の短篇集。読書備忘録悪い妻・・・わかる。私も行ったかもしれない。武蔵野線・・・ニュースにならなかったのだとしたら、やっぱり幽霊ね。武蔵野線に限らずそう言う事はやめましょう。みなしご・・・ありゃ~!お母さん!居たんだね。残念・・・そう言う事って、あります。なんでもっと早く言ってくれなかったの?って思うわね。うまくいきますよーに!と、思いましたわ。オールドボーイズ・・・事故なんかいつどこで起こるかわからない。単身赴任じゃなくたって!それにしても亡くなった妻のことを書いた本を送って来て、振込用紙まで同封とは!何でそんな本に3,000円も出す?振込...本・桐野夏生「もっと悪い妻」
桐野夏生さんの『真珠とダイヤモンド』上下巻を読了しました。 面白かった!バブル期の証券会社社員の男女が、NTT株の取り引きを発端としたマネーゲームに翻弄されて…
著名人(GACKT•桐野夏生•カズレーザー•チャップリン)からの後押し言葉
悩んだ時の自分との対話 悩んだ時、そのことが頭から離れず、繰り返し繰り返し考えてしまいがちです。そして、考えれば考えるほど、気分は沈んでしまい、良くない…
化粧水をやめて3ヶ月。ファンデーションは、お出かけ時のみ使用。 毎朝、ぬるま湯洗顔夜、石けん洗顔 肌ケアは、日焼け止めクリームのみ。冬なので肌が乾燥するかと…
桐野夏生 燕は戻ってこない 久々の桐野夏生さん、やっと読める精神状態に戻りました(^^)ハッピーエンド無し、内容はかなりエグイ桐野さん、果たして読み上げること…
新年も早くも1週間が過ぎようとしている。 新年早々石川県能登半島沖を震源とする巨大地震が発生し、その被害は日を増すごとに多くの死傷者数も増すことになり大変痛ましいことだ。 現在も家を失い余震の恐怖と寒さに震える多くの人々が不安な日々を過ごしているかと思うと心が痛む。 更に地...
また小説を読むようになった。今読んでいるのは宮部みゆき氏の「クロスファイヤ」。読んでいるうちに物語に引き込まれる感じで、なかなか面白いと思う。宮部みゆき氏は他にも「小暮写真館」とかも読んだ。他には、村上春樹氏や東野圭吾氏あたりも好きで読んで
風のように ふわりと 軽く 飄々と♪ こんにちは 風◯りです😊 皆さまいかがお過ごしでしょうか❓ 今回はあまり気持ちのよくない小説の紹介を📖 気持ちのよくない理由🤔 単純にストーリー(題材❓)がどうも…😓 読もうと思ったのは昔に他の桐野夏生氏の作品で『東京島』を読んだことがあったから😁 こちらの作品は映画化もされていて(実話を元にしたお話らしい)本も映画も面白かった記憶が…。 映画の方は主演女優さんが当たり役で本のイメージにピッタリだったなぁ〜✨(※個人の感想です) さてでは今回読んだ作品の紹介を…📖 緑の毒 (角川文庫) [ 桐野 夏生 ]価格:660円(税込、送料無料) (2023/10/…
作品紹介・あらすじこの身体こそ、文明の最後の利器。29歳、女性、独身、地方出身、非正規労働者。子宮・自由・尊厳を赤の他人に差し出し、東京で「代理母」となった彼女に、失うものなどあるはずがなかった――。北海道での介護職を辞し、憧れの東京で病院事務の仕事に就くも、非正規雇用ゆえに困窮を極める29歳女性・リキ。「いい副収入になる」と同僚のテルに卵子提供を勧められ、ためらいながらもアメリカの生殖医療専門クリニック「プランテ」の日本支部に赴くと、国内では認められていない〈代理母出産〉を持ち掛けられ……。『OUT』から25年、女性たちの困窮と憤怒を捉えつづける作家による、予言的ディストピア。読書備忘録すすめたテルの親も奨学金を生活費として使い、それをテルに返させたり、テルにお金を借りに来る返す気もない彼氏とか、リキは...本・桐野夏生「燕は戻ってこない」
2006年公開の日本映画の紹介です監督は、阪本順治。桐野夏生原作の、ドラマ映画です。主演・出演は、風吹ジュン、三田佳子、寺尾聰、常盤貴子、田中哲司、林隆三、藤田弓子、由紀さおり、今陽子、加藤治子、豊川悦司。(あらすじ)退職の日に帰宅した関口隆之を、妻・敏子と娘の美保はごちそうを用意して待っています。その後茶碗を洗う敏子に、隆之は握手を求めます。---------------------------------------------隆之の葬儀が無事終わり、敏子はその時隆之が何て言ったのかとぼんやり考えます。アメリカから息子の彰之家族も参列し、部屋で落ち着くと彰之の妻が敏子を呼びます。「押し入れの中で携帯が鳴っている。」探すと隆之の携帯で、“伊藤”からの着信です。敏子が出てみると女性で、隆之の死亡を知らずた...「魂萌え!」
ご覧いただきありがとうございます。 「真珠とダイヤモンド 上・下」桐野 夏生著 読んでいます。 桐野夏生が描く「バブル」。 バブル期の証券会社を舞台に、 地方出身の若者達が、野望と上昇志向を持って駆け抜けて行く。 実体なき熱狂の裏側をえぐる傑作長編です。 真珠とダイヤモンド 上 [ 桐野 夏生 ] 真珠とダイヤモンド 上 [ 桐野 夏生 ] 楽天で購入 【内容紹介】 1986年春。二人の女が福岡の証券会社で出会った。 一人は短大卒の小島佳那(かな)、もう一人は高卒の伊東水矢子(みやこ)。 貧しい家庭に生まれ育った二人は、それぞれ2年後に東京に出ていく夢を温めていた。野心を隠さず、なりふり構わず…
今回のことで、くうみんはつくづく損な役回りなもんだと思う。 他の家族はすでに能力がない、折り合いが悪いなどで役に立たず、一人であっちこっち奔り回らなくてはならない。今までも、病院の送り迎えやケアマネの面談などがあったけど、こんなのを面倒がってはいけないのだった。 まさか、弟が先に逝くとは想定外だった。 実家の墓は弟に守ってもらおう…などと思っていたのが、そうはいかなかった。 なんだかなあ、ため息...
県民共済の割戻金今年は、今までになく少ない。昨年の半分以下?コロナの入院給付(みなし入院含む)のせいですね。私は、10 日自宅待機で入院給付を貰った口なので控…
読みはじめて1度挫折し再挑戦して読み終わりました。ありとあらゆる人の苦しみを描くのが小説なんだから綺麗事だけじゃないよ/帯より奈落の底に突き落とされるような絶…
扇風機を番する猫(ΦωΦ) 今日も朝から寝子(=^・^=)猫餌届きました。左はいつも買ってる2キロサイズ。今年になって値上がり。4000円くらいで買えていたも…
こんにちは。 マダムあずきです。 ネコハラ 真梨幸子 桐野夏生 ブックオフ ネコハラ ネコハラにあいながらPCに向かっています(ΦωΦ) 文字を打てば消され キーボードに乗ってくる猫さん(ΦωΦ) こ、このぉ・・・ カワイイやつめ(しょぼい飼い主) 真梨幸子 縄紋 真梨幸子 真梨先生の世界観好きです。 人間のいろんな感情の描写がなんとも。 桐野夏生 路上のⅩ 桐野夏生 こういう出来事、きっとどこにでもあるんだと思う。 そんな風に感じるくらいリアル。 ブックオフ 先日読み終えた本を持ち込んで 1540円になりました。 きっとメルカリの方が高く売れるのかと思いますが 梱包に猫毛が入らないようにする…
柔軟剤を使わずタオルがふわふわに。昨夜のNHKトリセツショー。タオルが大変身! トリセツ流 超簡単ワザ あしたが変わるトリセツショーMC石原さとみがお届けする…
今日はここ最近、暇つぶしにみた映画と小説の感想です。 いつもと同じ簡単な感想と私の勝手なおススメ★(星は5点満点)の評価となります。 鳩の撃退法 ★★★☆☆ 出演 藤原竜也、風間俊介、土屋太鳳、豊川悦司 【あらすじ】 かつては直木賞も受賞した天才作家の津田伸一(藤原竜也)。 ...
今朝は、入院中の家内に差入れた 本について。 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 手術後1週間ほど経過して、 家内から本を届けてほしい との要請。 手術後2週間は終日ベッ…
まさにタイトル通りです^^; 今朝もモモと山へハイキングに行きました。 大したことはないのですが、傷口が 化膿すると困るので病院へ行きました。 詳細を書く前に、折角撮った写真を‥。 山の中の庭園は、春の花で溢れていました。 朝日が当たって、とても美しい。 この花、色が綺麗で...
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回は桐野夏生「柔らかな頬」。 1999年発表作品。 直木賞受賞作。 柔らかな頬 文庫版上下巻セット (文春文庫) Amazon 個人的には作品によって当たり外れがあると感じる桐野夏生先生ですが、本作で見事に直木賞を受賞されましたね。 本作の主人公・カスミは小さな製版会社を営む夫と幼い子供(二人姉妹)の四人家族。 その製版会社の重要なクライアントであるデザイナー・石山(妻・二子あり)と不倫関係になり、石山が所有する北海道の別荘へ家族で遊びに訪れます。 その別荘で二人は両方の家族の目を盗んで逢引きを重…
ご覧いただきありがとうございます。 「燕は戻ってこない」桐野夏生著 読みました。 代理母出産を取り上げた長編です。 不妊治療、女性の貧困といった社会課題も盛り込まれています。 働いても充分な金銭を得られない暮らしに絶望して、 大金目的のために、代理母になった29歳のリキ。 不妊治療に絶望し、代理母を依頼した夫婦。 (ここからネタバレになります) そして、授かった男女の双子。 出産後は、ただちに手放すという契約でしたが、 双子のひとり女子を自分の手で育てようと連れ去るところで終わります。 母性とは何か考えさせられます。 たいへん読み応えのある作品でした。 燕は戻ってこない [ 桐野 夏生 ] 【…
今日は1日中北風が吹いて、とても寒い1日でした。 こちらは昨日のお散歩より。 所々青い空は見えていましたが、空の大部分は雲で覆われていました。 こんな感じの石の庭が理想。 オットが賛成してくれないので、理想は現実にならず‥。 これは『ハーデンベルギア・ビオラセア』らしい。 ...
読書した個々の本のコメントはブクログさんにメモしているので、このブログでは細かく書かないが、昨年読んだ本を総括したいと思う。 記載した本の多くは公立図書館から借りたもので、図書館従事者の労務に感謝したい。 なお雑誌や業務で使用しているもの、いわゆる積読のものは記載していな...
今年もたくさん面白い小説を読みました!よければ、こちらからどうぞ。小説以外の本と合わせて、年間で68冊読みました。小説は60冊ぐらいだと思います。そんなに読めませんね。読みたい本、読むべき本は山ほどあるのに。。。!そのなかで、とくに良かったもの、推しの本を選
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回は桐野夏生「OUT」。 1997年発表作品。 日本推理作家協会賞受賞作。 OUT 上下巻セット 講談社 Amazon 桐野夏生は1951年生まれで、自分より二世代は上の女性作家さん。 女性を主人公にした強烈な物語に圧倒されることが多い作家さんです。 「柔らかな頬」で直木賞を受賞してますね。 本作「OUT」は著者の名を世に広めた出世作。米国エドガー賞にノミネートされたことも話題になりました。 物語の舞台は東京郊外。深夜の弁当工場のパートで働く世代の違う4人の主婦はそれぞれに家庭の問題があり、鬱屈し…
庭のニオイの実態、『とめどなく囁く』読了、と鮭に合わせて白ワイン♪
これはダイソーで買った、お気に入りのメガネ置きのワンコです。 もう数匹欲しかったのに、これが最後の1匹でした。 毎日、『小さいのにメガネを背負って、なんていじらしいの‥』なんて思いながらホッコリと見ております^^。 このワンコは、だいぶ前に日本のダイソーで買って、こちらに連...
桐野夏生 (きりのなつお、女性作家)の1994年発表作「天使に見捨てられた夜」を読みました。多分、再読 (初読かも)。中山康樹著「大人のジャズ再入門」同様、部屋の隅でホコリにまみれて積読状態になっていた本です。同作者の1995年発表作「水の眠り 灰の夢」と重なっ
桐野夏生『とめどなく囁く』を読了。予測のつかないストーリー展開で、主人公の心理描写にも違和感なく付いていけたので、面白かったです。 小説に何度も出てきたせいか…
一年ぶりの図書館でした。 しかし突然行って、お目当ての篠田節子さんの新刊が借りられるとは思っていないので、メモに控えていった3冊を予約してきました。予約が目的…
2022年5月に読んだ面白い小説は4冊■本心 平野啓一郎舞台は、「自由死」が合法化された近未来の日本。最新技術を使い、生前そっくりの母を再生させた息子は、「自由死」を望んだ母の、を探ろうとする。母の友人だった女性、かつて交際関係にあった老作家…。それ