メインカテゴリーを選択しなおす
君が手にするはずだった黄金について 君が手にするはずだった黄金について 無料お試し版 作者:小川哲 新潮社 Amazon 私小説なのか私小説風なのか分からないけれど 作家の小川さんが主人公の短編の連作。 承認欲求の成れの果てって言うコピーに 惹かれて読み始めました。 というのも、承認欲求について悩んでいると 身近な人が言っていて”承認欲求”ってなんで今 そんな悪者扱いされているんだろうと 思っていたからというのもあります。 小川哲さん、売れっ子なのに一冊も 読んだことなかったというのもある。 しかし、承認欲求って上手く飼いならせば 悪い物じゃないと思うんだけどな。 そもそも、人間の進化の証でも…
こんにちは!これから読もうと思っている本をすでにいくつか積んでいるのに、図書館が開館となり、いろいろ借りてしまい、なにしてんだ自分です。粛々と読んでいきたいです。 さてさて本日紹介するのはこちらの本です。 『昭和という たからもの』 谷内 六郎 絵 岩崎 俊一 文 bookclub.kodansha.co.jp 今回は児童文学から離れて年末年始に読んだ本を紹介します。といっても、児童文学と全く関係無しと切り離すわけでもなく、児童文学を読んでいて思う部分とこちらの本とで重なる部分がありそうで、そのあたりについて触れてみたいと思います。 それにしても、タイトルにある昭和というのは、令和の時代からみ…
【シニアの本棚】『よむよむかたる』|死ぬまで生きなきゃならない
『よむよむかたる』 朝倉 かすみ物語の展開喫茶シトロンで月に1回開催されている読書会。シトロンのオーナーが結婚して引っ越すことになり、彼女の甥である安田がその店を引き継ぐことになった。安田は作家としてデビューしたが、出版社に届いた1通の手紙...
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い煎します。*1.2日とオットの実家へ泊まりに行き、地元の神社へ初詣。義兄家族も毎年泊ま...
あけましておめでとうございます。はやいもので、おでん文庫は今年の2月で3年目に突入します。今年のおでん文庫の中の人の目標は福音館古典童話シリーズ&洋書を読むことです。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さてさて今年の初夢を早速見た方はいらっしゃいますか。おみくじを引くような感覚で、どんな初夢を見るのかを楽しみにしていましたが、今年は途中でお手洗い休憩が挟まった都合で、二部構成で夢を見ました。前後半どちらも内容の方向性がはっきりとしていて、前半は探しものを見つけに行く旅で、後半は女の子が落としていった買い物リストを拾い、女の子の代わりにリストにある品々を買い集める夢でした。 この内容から察す…
毎年恒例「心に残った本5選」ことしは昨日までに33冊読んだようだけど、記録を見てもほぼ思い出せない。その時の記事を見て「ステキなお話だった」なんて書いてあると「あぁ、そうだったのか…」ぐらいで詳しい内容はほとんど覚えてないのよねぃ。そんな中...
こんにちは!本日は今年最後のブログ投稿となります。おでん文庫の9~12月の本棚テーマ”誰かの物語”も、南と華堂さんの年内営業日をもって終幕です。 昨年の2月から活動が始まった、小さい声で淡々とどこかに向かって話しかけているおでん文庫ですが、棚の本を実際に手に取ってくださったり、ブログを気にかけてくださったり、おでん文庫の名前を見ておでんを食べたくなったりと、関わってくださる人がいるということが、細々ながら今もこうしておでん文庫を続けるちからになっています。本当にありがとうございます。 来年は棚を借りている南と華堂さんの1~3月の休業に伴い、リアル本棚も一旦はお休みとなるので、しばらくはブログの…
・神去なあなあ日常(三浦しをん)・天使のナイフ(薬丸岳)・ブロードキャスト(湊かなえ)・おまじない(西加奈子)11月は4冊しか読めませんでした。久しぶりの三浦しをんさん、めちゃくちゃ良かったです。「ブロードキャスト」は読んでて、これ湊さんの...
こんにちは!魔法が使えるのなら、朝にお布団からパッと出られる魔法を自分にかけたい。 さて、本日はクリスマス直前ということで、今だからこその、こちらの絵本をご紹介です。 『もみのき そのみを かざりなさい』 五味 太郎 作 www.anonima-studio.com 五味 太郎さんの絵は唯一無二で、一度見たらこれは五味 太郎さんだとすぐ気がつけるという、それは大人に限らず子どももきっとそうではないかと思います。というのも、私も子どもの頃の記憶の中に、五味 太郎さんの絵がきちんと残っているからです。内容は、英語が書いてあるカードだったか、算数の勉強となるような学習目的の(絵?)本だったような気が…
【シニアの本棚】『捨てたい人捨てたくない人』|あなたはどっち派?
我が家にとっていかにもタイムリーなタイトルで、完全にタイトル買い、いやタイトル借りだ。『捨てたい人捨てたくない人』 群 ようこ内容紹介捨て活しようとする人たちを描いた5篇からなる短編集。「捨てられない姉 捨てさせたい妹」43歳・独身のトモコ...
こんにちは!最近、マイペースがたたって今日も書くのが真夜中に…。ブログを書くときの視界の癒しにポケモンのヌオーのぬいぐるみを置いているのですが、ちょっと足場が悪いせいでのけぞっていて、あごしかみえない。でもそんなアングルもいとかわゆです。 さてさて、本日紹介するのは久しぶりにおでん文庫の本棚に置いているこちらの本です。 『ペーパーボーイ』 ヴィンス・ヴォーター 作 原田 勝 訳 岩波文庫から出ている、10代からの海外文学シリーズ〈STAMP BOOKS〉の中にある一冊です。たまたま手に取った『ペーパーボーイ』にジーンときて、STAMP BOOKSのその他の本を読んでみようと思っていたのがそのま…
こんにちは!ブログを毎週更新するのを目標に今日こそ無理だと思っても、なんとか書けました(大体いつも本文を書き終えてからこの前置きを書いています)。本棚を借りている南と華堂さんが1~3月に改装工事で営業がお休みになる都合で、おでん文庫のブログも休んでしまおうか、なんて魔が差すのですが、ナマケに負けずにやっていきたいです。 さて、今年ももう終わりが近づいていますね。というのも、図書館で借りた本を返す前に、読み終えた本の情報をメモ帳に書き留めているのですが、その流れで今年読んだ本を振り返ってみると、1年とはなんとあっという間に過ぎゆくことでしょうか。読んだ本のタイトルを見ると、つい先日読んだと思って…
【シニアの本棚】『茶柱の立つところ』|タイトルの意味が興味深い
『茶柱の立つところ』 小林 聡美小林聡美さんは気になる女優さんだ。特にファンというわけではないけど、ドラマなど彼女が出演してるのなら見てみようかなという気になる。それをファンと言うのかもしれない…。文章も面白くて、何冊かエッセイを読んでいる...
こんにちは!最近一段と寒くなって、昨年購入したハンドウォーマーを使おうと思ったのですが、どこにあるのか探しても見つからない…。ものの置き場所を大体覚えている方なのですが、最近は靴下の片方がいなくなったりと、どうしたのやら。来年はものを整理するように心がけたいです。 前回の記事でライナー・チムニクについて書いたところ、その記事に気がついた友人からチムニクの本を持っていると連絡がありました。早速友人は手持ちの本を読み直し、感想も送ってくれるという軽やかな行動力に、私も嬉しく楽しくなっちゃいました。そんな私も人からおすすめしていただいた京極 夏彦の『魍魎の匣』を読書中。これが面白いです。百鬼夜行シリ…
こんにちは!画像は先日のらくがき。クジラの背中でうとうとしています。気持ちよさそうな絵を描いて、自分もほのぼのしています。 さてさて、前回の記事でライナー・チムニクの本について書いたのですが、その後、帯に書かれている”3冊の本”が気になりさっそく調べて、『クレーン男』、『セーヌの釣りびとヨナス』を読みました。 【雑記】買った本の帯の話 - おでん文庫の本棚 どれも読みごたえがあって、揃えたくなっています…。 しかし、願望というのは外に影響を及ぼすものですね。ささやかな夢と歌ったり、個人的な夢みたいなものを抱いたことはありますが、引っ込み思案でいると大きい夢が抱きづらいものであった…(頑張って過…
こんにちは!最近は会話で、もう年末だねという言葉が出始めるようになりました。なのに服装はまだコートいらずで、不思議な気候ですよね。風邪をひかないように、気を付けて過ごしましょうね。 さて本日は最近買った本のお話です。その本は『タイコたたきの夢』。 表紙は手書きの原稿の一部なのでしょうか。この文章の最後の方にぽつんと白線で描かれているたいこたたきをみていると、まるでこの世のどこか遠くに取り残された、もしくはもういなくなってしまった人物からの伝言のように思われます。 しかし本を買う時点では確信を持てなかったのですが、このシャープ線画に見覚えがあり、もしかしてと思いながら帰宅後に確認すると、やっぱり…
こんにちは!先月に実施していたイベントで作成したおでん村のお家とお鍋について嫁ぎ先を探していたのですが、もらってくださるところが見つかりました。ゴミにするのではなくて次に繋がったらと考えていたのでよかったです。 さて、本日はおでん文庫の棚から2冊の本をご紹介です。(下のリンクは本棚に置いている本のまとめです) 【おでん文庫】9~12月のテーマ ”誰かの物語" - おでん文庫の本棚 『ふくろ小路一番地』 イーヴ・ガーネット 作 石井 桃子 訳 『がんばれヘンリーくん』 ベバリイ・クリアリー 作 松岡 享子 訳 ルイス・ダーリング 絵 一度読んだら、こうして表紙と面と向かうと、にやけます。公式HP…
『マンモスの抜け殻』 相場 英雄 物語の展開 都心の限界集落と言われているかつてのマンモス団地。現在は住民の高齢化が進み、独居老人の孤独死なども多発している。その団地で、介護施設の経営者が殺害される。事件の担当となった刑事、勝也は40年前こ
【シニアの本棚】『図書館のお夜食』|こんな図書館に行ってみたい
10月が終わってしまったけど、振り返ってみると読み終えたのはこの1冊だけだった。図書館本を何冊か借りていたけど、期限までに読み切れず読まずに返却したのも数冊あり…。そういう月もあるよね。 『図書館のお夜食』: 原田 ひ香 三千円の使いかた」
こんにちは!今月に南と華堂さんで催したおでん文庫選書の本、友人がさっそく読んで(再読とのこと)感想を送ってくれました。ありがとうございます!南と華堂で知り合った方とも再会をして、やさしさい言葉をかけていただいて、まだまだ頑張ろうと思いました。 さてさて本日は雑記です。他愛ない胸の内の話です。 ここ最近はずっと読書の仕方をどうしていくか考えていました。少し前にちょっとだけ触れた『ドリトル先生の世界』の本を読んで以来、これまでの本を読む、そして本の感想を言葉にするという、いくらか感受性に頼ったものの見方から、もうすこし学びを増やしてみたいという気が起きています。 児童文学の勉強をちょっとだけしてい…
【おでん文庫】人に言われたことをするだけの人生な気がする。/本当のだちがほしいような、ほしくないような。のお悩み選書
こんにちは!今月は”南と華堂さんで開催している"南と華堂のなかのちいさな本屋さんもとい"本棚まるまるおでん文庫”イベントの選書に関する記事を投稿していますが、それもいよいよ今回で最後です。 ↓イベントの概要は下記の記事からご確認ください。 10月の”本棚まるまるおでん文庫”イベント始まります - おでん文庫の本棚 【おでん文庫】人から愛されたい。のお悩み選書 - おでん文庫の本棚 【おでん文庫】人の期待に応えようと頑張ってしまう。のお悩み選書 - おでん文庫の本棚 イベントで紹介している選書は5冊になります。悩みに石を投じるような濃い口の本です。今回紹介するお悩みその①は… 人に言われたことを…
・刑事のまなざし(薬丸岳) ・その鏡は嘘をつく(薬丸岳) ・鍵師ギドウ(大門剛明) ・刑事の怒り(薬丸岳) ・スイート・ホーム(原田マハ) ・ブラック・ティー(山本文緒) 9月は6冊読みました。薬丸岳さんにハマっております。 夏目シリーズを
本が好き!さんからの献本『伝兵衛 』が昨日届きました。元禄時代、日本人として初めてロシアの地を踏んだ男の愛と冒険とサスペンス! 伝兵衛 Amazon 久しぶ…
2 こんにちは!先週はTシャツを着ていたのに今日は薄手のコートを羽織り、来週はセーターでも着始めてしまうんですかね。みなさま風邪にはお気をつけてお過ごしくださいね。 さてさて先週から南と華堂さんにて”本棚まるまるおでん文庫”のイベントが始まりました! ↓イベントの概要は下記の記事からご確認ください。 10月の”本棚まるまるおでん文庫”イベント始まります - おでん文庫の本棚 イベントで紹介している選書は5冊になります。悩みに石を投じるような濃い口の本です。今回紹介するお悩みは… 人から愛されたい。 このお悩みに対する選書を自分が読んだときこと。 物語の終盤、主人公が発したある言葉に動揺しました…
【おでん文庫】人の期待に応えようと頑張ってしまう。のお悩み選書
こんにちは!今月は”本棚まるまるおでん文庫”イベントについてまたまた書いていこうと思います。先週末はお店に一日お邪魔していたのですが、友人や小さいお子さんがおでん串や選書コーナーで遊んでくれて嬉しい一日でした。ありがとうありがとう…! ↓イベントの概要は下記の記事からご確認ください。 10月の”本棚まるまるおでん文庫”イベント始まります - おでん文庫の本棚 【おでん文庫】人から愛されたい。のお悩み選書 - おでん文庫の本棚 イベントで紹介している選書は5冊になります。悩みに石を投じるような濃い口の本です。今回紹介するお悩みは… 人の期待に応えようと頑張ってしまう。 このお悩みに対する選書を自…
本に手を当てただけで、その本の何ページに何が書いてあるか分かる特殊能力があるという。超心理学の本にある実例だ。そんなオカルト的な話をしたいとは思わないし好まない。しかし、ある時期、他人を説得するために読まざるを得なかったので、ある程度、こうした似非科学とも言われる学問を書籍で通り抜けた経緯がある。まあ、諜報機関とかが研究している分野ですね。今は知らないが、ロシアだとか、ちょっと怖い。 なんて知ったかぶったようなことを書いているが、確かにそんな能力を持った人は稀にいるようだ。勿論私にはそんな能力はないし、これから持つ事もなさそうだが、本を選ぶ際、何らかの触手は働く。積読で本棚が犇いているが、こん…
わが子たち、本が好きで(いいことですね)よく図書館や本屋に行きます。三者三様で好みが違うのがすごい。 特に、姉はもう大人かよ?っていうような本を読んでいたり(…
こんにちは!今日はタイトルの通り、”本棚まるまるおでん文庫”イベントが明日10月4日(金)12時から始まります。 正式なイベント名は「南と華堂のなかのちいさな本屋さん」展です(きちんと使えていなくてすみません!)。南と華堂で棚を借りている棚主さんが月交代で担当しているこのイベント、棚主さんによって置くものも紹介するものも異なり各人の持ち味が出ている面白い企画です。 私はひと棚まるまる、本好きなキャラクターたちが住むおでん村を作りました。 ・おでん村に隠された選書探しコーナー(※本自体は無くタイトルのみです) ・シャカシャカおでん串作りコーナー の2つを用意しています。 選書は下記の5つの悩みに…
10月に入っても、まだまだ暑い日がありますね。今日は30℃越えで真夏のようでした。そのうち秋は消滅してしまうんでしょうか...夏からいきなり冬とか。考える...
【シニアの本棚】『正体』|今がええヤツならそれがすべてなんとちがうか
『正体』 染井 為人 映画化されると聞いて読んでみた。 物語の展開 拘置所に収監されていた少年死刑囚、鏑木慶一が脱走した。彼は、18歳のときに一家3人を殺害した罪で死刑判決を受けていた。 プロローグ 脱獄から1日高校3年生の酒井舞は4月から
・マスカレード・ホテル(東野圭吾) ・木暮荘物語(三浦しをん) ・偽りの捜査線(警察小説アンソロジー) ・キリエのうた(岩井俊二) ・刑事の約束(薬丸岳) 8月は5冊読みました。久しぶりの東野さん、面白かった! これ続きがあるみたいなので、
こんにちは!今週に入って外の空気が涼しく感じられるようになってきましたね。冬を迎える前に、のんびりと秋を楽しみたいです。 さてさて、10月の”本棚まるまるおでん文庫”イベントも開始が近づいてまいりました。 初日は10月4日(金)12時からとなります。開催場所は京王線南平駅が最寄りの南と華(なんとか)堂さんです。お店の営業時間や場所についてはHPをご覧いただけたらと思います。 peraichi.com ひと棚をまるまるお借りしての展示は滅多に出来ることではないので、店主さんの思いきりの良さに感謝です。集客に貢献する自信はあまりない(すみません…)のですが、この機会を無駄にはしない様に、制作に励ん…
こんにちは!今日は同級生のかっこいい姿を目にしてしびれています。昔、その同級生が初志貫徹という言葉を使ったのですが、まさしくその言葉を貫いた生き方をしていて、自分は同級生の姿から初志貫徹の言葉を学んでいます。 さて本日は、10月の”本棚まるまるおでん文庫”イベントに向けた準備の様子をお届けです。写真の通り、最近はいそいそと村をビルドしています。おでん村(おでんらしさは微塵もありませんが)を使って、選書コーナーを作る予定です。 自分は生身の人と合って学ぶことと同じように、本を読んで感情を動かしたり、考えさせられたり、行動に繋がったり、想像力や視野を広げたりといった、学びがあることを感じています。…
アンドレイ・クルコフの小説とインタビュー/ 「ペンギンの憂鬱」「灰色のミツバチ」ほか
アンドレイ・クルコフの本、その1 「ペンギンの憂鬱」新潮社 『ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)』アンドレイ・クルコフ,沼野恭子2004/09/29新潮社《 315ページ 》 Amazon 楽天市場 恋人に去られ孤独なヴィクトルは売
「ビロードの耳あて イーディス・ウォートン綺譚集」 『ビロードの耳あて イーディス・ウォートン綺譚集』イーディス・ウォートン,中野善夫2024/09/27国書刊行会 Amazon 楽天市場 欲しいのは、変化、休息、人生。 女性初のピューリッ
【シニアの本棚】『宙わたる教室』:ベタな学園ものには泣かされる
先日見たテレビ番組「あの本読みました?」の理系の作家特集に出演されていた伊与原新さん。『八月の銀の雪』は読んだはずだけど、例によって覚えないわー。テレビを見て「そうか、理系の作家さんだったのか…」と。「理系」と聞くと自分とは対極な気がするの
こんにちは!今年最後のおでん文庫の本入れ替えを行いました。 9~12月のテーマは 誰かの物語 です。 今回も読み応えのある本たちを揃えました! 【本リスト】 ※9/7時点 『オオカミに冬なし』 『チェコのお婆さん』 『ふくろ小路一番地』 『幼い子の文学』 『今ここに生きる子ども 気分は小学生 百石小学校四年竹組留学記』 『ペーパーボーイ』 『シャイローがきた夏』 『片手いっぱいの星』 『がんばれヘンリーくん』 『ファージョン作品集 5 ヒナギク野のマーティン・ピピン』 『こそあど森のおとなたちがまだ子どもだったころ』 『ハイジ』 『海底二万海里』 『オオカミに冬なし』 クルト・リュートゲン 作…
翻訳家から出会う海外文学 1冊でも翻訳すれば、翻訳家。英米文学、ドイツ文学などのジャンルや、翻訳した作家をまとめた翻訳家一覧表を作りました。翻訳作品以外も含めた気になる一冊、主な作品は、元気があったら追加します。 「あ」から始まる翻訳者の一
【シニアの本棚】『それでも旅に出るカフェ』|ふんわりだけどピリッと辛い
『それでも旅に出るカフェ』 近藤 史恵 物語の展開 先日読んだ『ときどき旅に出るカフェ』の続編。 今回は例の病が蔓延していた時期が土台になっている。瑛子はテレワークをしていて閉塞感に襲われていたが、状況が少しずつ良くなり、休業していたカフェ
こんにちは!嬉しい話。友人の子どもに贈った絵本を、子どもが毎日読んでいるそうです。話を聞いて心がほかほかです。ありがたやです。 さてさて今年最後のおでん文庫の本棚入れ替えの時期がやってまいりました。 9~12月の本棚テーマは【誰かの物語】です。 どうして人は誰かの物語を読むのだろう、と考えてもそう簡単に明解な答えを出せるものではなさそうですが、そもそもに立ち戻り、なぜ物語は書かれるのか、を考えてみましょう。そこには作者は描こうとしたなにかがあるはずです。 読者に伝えたいことを作者は自分の分身に託して、そこには真剣勝負のような真面目さと重みが加わります。それを読む側が感じとり、ときには物語に、笑…
【シニアの本棚】『あなたが誰かを殺した』|いつもと違う加賀恭一郎
『あなたが誰かを殺した』 東野 圭吾 図書館本。予約したのがいつだったか忘れたけど、600人以上待ちだったと思う。さすが図書館利用率日本一の我が県、さすが東野さん。というわけでやっと順番が回ってきた。 物語の展開 とある別荘地に所有者4家族
本の感想 「夏日狂思」 広瀬すず主演で映画化される長谷川泰子という女性の生き様
こんにんちは。 40代独女のMOMOです。(プロフィールはこちら) * * * * * 窪美澄さんの小説「夏日狂思(かじつきょうそう)」のご紹介です。 物語の主人公・礼子は実在した松竹の大部屋女優だった長谷川泰子をモデルにしています。 詩人
・時空の巫女(今野敏) ・月光のスティグマ(中山七里) ・羊と鋼の森(宮下奈都) ・懲役病棟(垣谷美雨) ・夜明けのすべて(瀬尾まいこ) 7月は5冊読みました。写真の2冊はどちらも半年くらい前に予約した本。 一度に回ってきてしまい、期限内(
8月のnote 読んだ本の感想をnoteに書いています。こちらからお読みいただけます。 ※この記事にはプロモーションを含みます。 ①豊永浩平『月ぬ走いや、馬ぬ走い』 noteで感想を読む リンク ②江國香織『間宮兄弟』 noteで感想を読む
こんにちは!なんとなしに、昔両親に買ってもらった本を何ページか読んでいたのですが、見栄えがね、保管の仕方が雑だったため紙が痛み年代物のような姿になってしまい。『ぼくの小鳥ちゃん』と『星の王子さま』という本です。実家から持ってきているおそらく唯一の本で(引っ越しを機に片したり実家に戻したりで…)、時間が立つほど大事にしようと思う気持ちが湧いてくるのですが、もう少し、思い至るのがはやかったらなぁ。 さてさて。9月になると、現在おでん文庫の本棚にある本たちは、次の本棚テーマの本たちに場所を譲ることになるのですが、5~8月のテーマとしている”自然科学ことはじめ”が含む内容の広さに今更ながら気がついて、…
2024年7月は体調を崩したこともあって、ココの所では一番少ない5冊。目標としたダンテの『神曲』は副読本も含めて読み終わりました。5冊についてのレビュー記事ダ…
#778 献本レビュー『古代・近代・現代のオリンピック』大熊廣明・稲葉茂勝
パリ五輪にいろんなことを思いながら読んだ本が好き!さんからの献本『古代・近代・現代のオリンピック (2) 知られざる歴史と未来への社会遺産(レガシー) (シリ…