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【2024年マイベスト本】ブックキュレーターが選ぶおすすめ11冊はコレだ!
この記事では、「2024年マイベスト本」と称して、2024年にブックキュレーターのRUKI BOOKS管理人るきが読んだ250冊の本の中から、おすすめの11冊を厳選して紹介します。対象は2024年に発売された新刊です。
「笑うマリョーシカ・早見和真」//マトリョーシカの一番奥で操っているのは・・・
笑うマトリョーシカ (文春文庫 は 60-1) 作者:早見 和真 文藝春秋 Amazon あらすじ 47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。「彼が誰かの操り人形だったら?」そう感じた女性記者が、背景を探ると、関係者の不審死、同級生の秘書や家族らの怪しい関係性が浮上し――。代議士を操ろうとする人物は誰なのか? 読後感想 今年TBS系列で映像化されたようだが僕は見ていない 見なくて良かったと思う 各シーン毎の真実が絞り込まれる終盤では映像化されたものを見るとたぶんつまらなかったと思う だいぶ奥行きがあっておもしろいミステリー作品だったと思う 幼少期…
笑うマトリョーシカ (文春文庫)初めドラマだけで楽しもうと思っていたのですが、原作はどうなってるんだろう?と気になってしまい、読み始めました。ドラマのような派手さはないですが、47歳の若さで官房長官となった清家一郎、秘書の鈴木、記者の道上の目線から語られる原作
笑うマトリョーシカの最後は?原作とドラマのあらすじ&ネタバレ考察!違いを徹底比較
2024年7月放送のドラマ「笑うマトリョーシカ」の早見和真原作小説のあらすじとネタバレ感想、最後に笑う黒幕は誰かを紹介し、ドラマ版との違いを考察。原作小説と、水川あさみ主演のドラマ版のあらすじと違いを比較し、ネタバレ感想とそれぞれの作品を解説します。
最近、出勤時、ジムのトレーニング中など移動中はaudibleを聴いています 元々ミステリー小説が好きで、移動の
小樽のお団子が美味しかったことと、「店長がバカすぎて」を読んだこと
☆アクセスありがとうにほんブログ村 ☆ランキングに参加してます☆ 昨日の札幌 晴れ最低気温、-3.2℃ 最高気温、6.6℃ 昨日はオットの戸籍抄本を取りに小樽…
イノセント・デイズ (新潮文庫) [ 早見 和真 ]価格:825円(2023/7/12 21:23時点)感想(18件) 誰かのために頑張るというのがどういうことか 元恋人の家を放火し、妻と子供を殺害した女性。世間では残酷な殺人犯として名を知られ、裁判で死刑判決が言い渡された女性。なぜ彼女は凶行に及んだのか。いやそもそも彼女が本当に放火したのか。彼女の壮絶で不幸な人生と彼女を救うため奔走した二人の幼馴染の物語。 何も初めからそんな世間で言われるような人間だったわけではない。今でもそうではないかもしれない。普通の家庭に生まれた普通の女の子。おそらく彼女に好奇の目を向ける世間の..
原作:早見和真 題名:新!店長がバカすぎて ページ数:321ページ 発行所 角川春樹事務所 発売日:2022年9月8日 満足度:★★★★★★★☆☆☆ あらすじ ───宮崎の山奥に異動になっていた山本猛元店長が、 三年ぶりに、吉祥寺本店に店長として復帰した。 張り切る店長だが、相変わらず、人を苛立たせる天才だ。しかし京子は、心の中で「お帰りなさい」とつぶやいた。 そんな中、本や書店を取り巻く環境はますます厳しくなってきたが、 それでも京子は、新人作家の才能に出逢い、打ちのめされ、 好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っています。 スタッフの磯田さんや、覆面作家だった大西先生…
満足度:★★★★☆ 原作:早見和真 谷原京子、二十八歳。吉祥寺の書店の契約社員。超多忙なのに薄給。お客様からのクレームは日常茶飯事。店長は山本猛という名前ばかり勇ましい「非」敏腕。人を苛立たせる天才だ。ああ、店長がバカすぎる! 毎日「マジで辞めてやる」と思いながら、しかし仕事を、本を、小説を愛する京子は……。 本屋さんが舞台のお話です。タイトル通り、店長がバカすぎるのですが、この店長が良い味出してます。実際同じ職場だと発狂するんでしょうけど、聞いてる分読んでる分には面白いです。実際、登場人物にも同じように爆笑されております。 店長の「バカ」「無能」「口だけ」等、業務に差し支えありまくりですが、…
ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)馬主一家の波乱に満ちた20年間を描いた長編。語り手は、栗須栄治。栗須は、ビギナーズラックで当てた馬券が縁で、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」の社長山王耕造の秘書となります。山王社長は競馬に夢中で、「ロイヤル」の名が入っ
2022年4月からセミリタイア生活に入り時間が出来ましたので、蔵書の小説を読み直しております。 今回は早見和真「イノセント・デイズ」。 2014年発表作品。 日本推理作家協会賞受賞作。 イノセント・デイズ(新潮文庫) 作者:早見和真 新潮社 Amazon 早見和真は1977年生まれで自分とは同世代の作家さん。 本作は、元恋人の家に放火してその妻及び1歳の双子を殺めた罪により死刑宣告された女性の生涯を描いたものとなっています。 彼女に関わった人々の追想により浮かび上がる事実は、死刑判決を下した裁判で認定されたものとは明らかに異なっており、彼女に対して形成されてしまった世論は虚像であることが判明し…