4月から寮生活を始めた息子。狭い部屋とはいえ、自分の城?の為に嬉々として生活グッズを物色する彼を尻目に、母が用意したものは救急箱。体温計・解熱剤・風邪や胃腸のトラブルに…色々と見繕ってみました。
とある薬剤師が「漢方」の考えを取り入れた日々の暮らしや仕事を通じて、感じた事・お伝えしたい事を書き綴ってみました。「そうだよね」と共感してくださったり、「成程」と感じていただければ嬉しいです。
4月から寮生活を始めた息子。狭い部屋とはいえ、自分の城?の為に嬉々として生活グッズを物色する彼を尻目に、母が用意したものは救急箱。体温計・解熱剤・風邪や胃腸のトラブルに…色々と見繕ってみました。
新学期が始まりました。ワクワク・ドキドキの新一年生、今年が最後でキリッとする最終学年生…色々な思いを胸に子供達は登校・登園していると思います。学校薬剤師も4月に入ると、一年間の検査の日程の段取りをします。今回は学校薬剤師の一年間をみていきましょう。
庭の金柑、今年も沢山の実をつけてくれました。収穫が遅かったからか、暖かい日が続いたからか、熟している実が多くて、丸ごと食べられました。手間暇かける割には、我が家では売れ行き?の悪い甘露煮やジャムに代わる金柑のいただき方を今年を考えた結果…。
3月も下旬とはいえ、気温の上がり下がりが激しい季節です。まだまだ寒い日もあるということで、2月に行った冬キャンプのお話です。前回の寒かった秋キャンプの教訓を生かし?、新兵器??も投入してのキャンプです。
しくじり漢方⑥漢方薬のんだら解決!ってわけじゃないよね…というお話 あるいは子育て卒業前に思い出す、あの頃のこと
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は、何となく不調だった10歳の息子の思い出話です。
大和当帰に触れて学ぶ ~大和当帰湯もみ作業体験に行ってみた!~
Instagramで佐藤薬品工業さんが「大和当帰湯もみ作業見学」を企画されていることを知り、意気揚々と申込みしました。当帰はセリ科の多年草で、根の部分を生薬として用います。婦人薬の一つで、当帰芍薬散や四物湯など、様々な漢方薬に含まれています。
新春は富士の麓でクルマ文化を… 富士モータースポーツミュージアムへ行ってみた!
新春に訪れた富士モータースポーツミュージアムのお話を…。富士スピードウェイのお隣にミュージアムができたことを知り、ネット予約しました。モータースポーツの歴史を感じ、数々の名車に出会えるミュージアムです。
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は、薬剤師の説明で思わぬ誤解を招いた五苓散のお話。
年末に実家のミカンの皮を干して陳皮を作りました。緑茶や紅茶に加えていただくことが多いのですが、今回は薬膳茶っぽく、ナツメとクコの実を加えました。ゆらぎ世代の疲れ目・イライラ・クヨクヨさん(私のこと)にはピッタリ!!かもです。
年末に京都の伏見桃山へ行った際に買った酒粕。昨シーズンに訪れたお店で手に入れました。 折角なので、前回とは違う銘柄「玉乃光」「月の桂」の酒粕を。こぼれ梅(味醂粕)は、リキュール入りの洋菓子を思わせる美味しさが忘れられず、リピートしました。
しくじり漢方④ えっ?この咳も小青竜湯?~小青竜湯の“証”を考える~
「漢方が好き!」と言いながら、若い頃は雑多な知識を寄せ集める事しかできず、恥ずかしい失敗談は数知れず。私に限らず、一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「え
帰省の度に気になっていた…というよりは、「誰が行くんだ?」「まだ開いているの?」とツッコミ入れていた“怪しい少年少女博物館”。ネットで「評価の分かれる博物館」「昭和レトロ」とあったのを見た息子の希望もあり、20年間のツッコミを解消すべく来館しました。
2023年最後の日に… 新たな試みと共に改めて薬剤師Aの思いを語る(大きくでました…)
思い起こせば、今から1年前にアナログ丸出しのブログ開設の泣き言や愚痴、Instagramの苦戦を語っておりました。その後、新たなホームページ開設に頓挫し、苦節数か月。漸くオンライン相談のホームページを開設できました。 やっと…。
キャンプで使ったら楽しいかなと、買ってしまった燻製鍋。息子がお友達と庭でバーベキューしていたので、隣で使ってみました。スモーキーで美味。ビールがすすみます。若者達が焼いた肉もお裾分けしてもらって、さらにビールがすすみます。
カレー粉作りに挑戦…なんて、格好つけましたが、手作りキットを混ぜ合わせただけ。スパイスの香りに、ほっこりします。よく見ると、生薬として使われているものも。スパイス・ハーブ・生薬…重なるものがあります。
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は調剤薬局であった、漢方薬のメーカー変更についての失敗談です。
先日お伝えした、牽牛子塚古墳へ出向いた日のもう一つの訪問先は“三光丸さんこうがんクスリ資料館”でした。奈良県御所市にある、薬草と配置薬のミュージアムです。奈良にある薬の博物館は、いくつか訪れたことがありましたが、こちらが一番充実していました。
漢字の読み間違いは、日常のあるゆる場面で遭遇しますが、漢方薬でも然り…です。簡単な漢字であっても「えっ?そう読むの??」となったり、そもそも「こんな漢字あったの?」となったり…。今回は漢方薬の読み方のお話です。
お家でジンジャーエールを ジンジャーシロップをつくってみました
道の駅で買った生姜を使って、ジンジャーシロップをつくってみました。同じく道の駅で手に入れたシークァーサーと一緒に自家製ジンジャーエールの出来上がりです。
お家でジンジャーエールを ジンジャーシロップをつくってみました
道の駅で買った生姜を使って、ジンジャーシロップをつくってみました。同じく道の駅で手に入れたシークァーサーと一緒に自家製ジンジャーエールの出来上がりです。
秋晴れの平日に、奈良の牽牛子塚古墳を訪れました。あさがお塚とも呼ばれる、特徴的な八角形の墳丘が復元されたと地元紙で話題になって以来、ずっと行ってみたいと思っていました。その帰り道に道の駅でお買い物。“奈良とくすり”を感じさせるものもありました。
「喉が痛い。咳もでる。」と騒ぐ息子の為にハチミツ大根を作ってみました。 1cm角に切った大根に蜂蜜をタップリ注ぎ、ひたひたに。半日程おいて出来上がり。 できたエキスをスプーンですくっていただきます。お湯で割っても美味。 薬膳の観点から、喉や
「漢方が好き!」と言いながら、若い頃の恥ずかしい失敗談は数知れず。私に限らず、一般の医療従事者は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて少なく、漢方家の方が「えっ??」と思うようなエピソードも数知れず。今回は小青竜湯での失敗談です。
今年も咲いた金木犀。昨年は日本酒に浮かせたり、緑茶にブレンドしたりと楽しみました。今年は無水アルコールと日本酒に漬け込みました。薬膳では、金木犀の花は気を巡らし、痰を取り除く働きがあると言われています。秋は、あれこれ物思いの季節。良い香りで気を巡らせます。
秋キャンプにでかけました。気温が下がるという予報でしたので、防寒対策はしていったのですが、初めての秋キャンプは課題多しでした。我が家のアウトドアの出発点は“防災”。災害は気候の良い時だけ起きる訳ではないのですから。次回も楽しく頑張ります。
秋です。伸び放題のローズマリーの剪定を終え、ハーブの仲間が欲しくなりました。ラベンダー・アップルミント・ジャーマンカモミールを植えました。「良い香り」は気の巡りを良くしてくれます。香りを楽しみながら、身体を整えていけるといいですね。
アロマクラフトと言うのもおこがましいのですが、家にあるもので作ってみました。アロマの芳香剤です。香りは“気”(≒エネルギー)を巡らせてくれます。漢方でいうところの“気滞”体質の方には、特にオススメです。漢方の養生とアロマのケアは、とても親和性があります。
巷には「健康に良いもの」の情報が溢れかえっています。ですが、体質は人それぞれ。同じ健康法で良い筈がありません。先ずは、自分の体質を知る事が大切です。今回は漢方の視点から不調の体質タイプを考えていきましょう。
8月の終わり、まだまだ暑さが厳しい頃、友人と長野県阿智村を訪れました。星空の綺麗な場所だそうです。昼神温泉は、出湯してから今年で50年。景色と温泉、美味しい食事を楽しみました。
伸び放題だった庭のローズマリーでチンキを作りました。出来上がったチンキを使って、軟膏とローションを作ります。ローズマリーは若返りのハーブともいわれています。しっかり保湿して秋の乾燥に備えます。
久しぶりに我が家の庭に出ました。雑草の勢いが、見て見ぬふりできないレベルになりましたので。気がつけば、ニラやシソの花が咲いていました。そして、レモン。楽しみです。
仕事柄、情報集の側面もあるのですが、ドラッグストアを何気なくブラブラ見て回るのが好きです。食品コーナーのお茶とは別に、サプリメントの隣には健康茶と称して色々な〇〇茶がずらりと並んでいます。そんな中で選んだのは、とうもろこし茶とウラジロガシ茶の二つです。
名古屋に所用ができた時点で「ひつまぶしを食べるのだ!」と決めていました。名古屋市在住の友人にオススメのお店を尋ね、リサーチしていたのです。優しい友人は何店か候補をあげてくれました。色々考え、“しら河”のミニ懐石をいただくことにしました。
同じだけど違うもの?違うけれど同じもの?…漢方エキス剤の中身を考える
価値観の違いがあるとはいえ、それなりの出費にはなる漢方薬。お得な方が良いに決まっています。お得であれば続けやすい…これも大事です。ですが、同じ名前の漢方薬ならどれも同じではありません。その同じでない理由をお話したいと思います。
所用で名古屋に行きました。折角だから…と足を運んだのは“トヨタ博物館”。息子が小学校低学年の時に行って以来だったので、10年ぶりです。自動車の歴史にあわせて車両がずらりと展示されています。その数、約140台!また、10年前にはなかった展示もありました。
簡易トランポリン…というのでしょうか。Instagramの広告を見て、つい買ってしまいました。でも、リビングで“チョコチョコ運動”にはいいのでは…と。ピョンピョン跳べばいいだけと思いきや、真っ直ぐ続けて跳ぶのは意外に難しい。コツがいります。
先日の“漢方薬のお値段”について「高いと思います!」のご意見が。確かに昔から漢方薬は“お金持ちのもの”と思われがちです。ですが、「漢方薬が高いのではなく、国民皆保険の影響かな」というご意見も。国民皆保険について考えてみたいと思います。
「運動脳」は、「スマホ脳」の著者の本です。本国(スウェーデン)では、「スマホ脳」より売れたそうです。「スマホ脳」でも著者は運動の大切さに触れていましたが、更に詳しく説明されています。薬と違って副作用のない運動。試してみる価値は多いにあります。
実家から夏野菜が届きました。茄子に胡瓜、ゴーヤにトマト…と盛り沢山です。薬膳の観点から、夏野菜は身体の余分な熱を冷まし(清熱)、身体に潤いを与え(生津)、水分代謝を良く(利水)してくれます。夏の体調不良にピッタリです。
8月…。まだまだ続く夏休み。毎日子供が家にいる…面倒で、でも楽しい日々だったと、今にして思います。メリハリつける為、科学に興味を持ってもらいたい親心、でも究極的には自分がやってみたかったりする“科学あそび”の思い出をお話いたします。
漢方薬に対するハードルの一つは「値段」ではないでしょうか。多くの漢方薬局が「相談無料」をうたっているとはいえ、「買わずに帰りづらい」「高価なものを薦められたら、どうしよう」…等、二の足を踏む方が少なからずいらっしゃいます。
顆粒や錠剤の漢方エキス剤を誰もが目にする時代となりました。エキス剤は、煎じた薬(煎液)の水分を飛ばしたものからつくられています。「煎じ薬がでないと!」「エキス剤は薄い!」と主張する漢方家もいらっしゃいます。今回は“煎剤vsエキス剤”のお話です。
剪定の時期を逸してしまった、ローズマリー。暑さが本格的になる時期に、思い切った剪定は好ましくないようなので、こまめに収穫することにします。ローズマリーは“若返りのハーブ”とも呼ばれています。薬膳の観点からは、“安神”・“活血”・“健脾”の働きがあります。
夫が仕事で奈良県の南部に出向くとのことで、お願いした2つのお土産。大和当帰葉十味と大和コーラ。どちらも、生薬が用いられています。奈良はその昔、推古天皇が薬狩りをされた時から薬と縁のある土地です。医薬品製造と配置売薬が地場産業として発展してきました。
漢方薬が敬遠される理由の一つが“味”です。一般的となったエキス剤の多くが顆粒です。煎じ薬に比べれば抜群に飲みやすくなっているとはいえ、独特の風味があります。 今回は漢方薬の味と上手にのめる工夫についてお話しいたします。
漢方薬が敬遠される理由の一つが“味”です。一般的となったエキス剤の多くが顆粒です。煎じ薬に比べれば抜群に飲みやすくなっているとはいえ、独特の風味があります。 今回は漢方薬の味と上手にのめる工夫についてお話しいたします。
猫よらずのハーブ、ヘンルーダという植物です。息子が幼い頃、庭の片隅に砂遊びの場を作っていました。そこが猫のトイレにならないようにと植えたハーブです。私の腰の辺りまでの背丈になったものの、去年枯れてしまいました。ですが、小さな芽がいくつも出てきています。
気がつけば、ブログを始めて2年の月日が流れていました。そういえば、年末に「2022年もあと僅か、これまでのブログ生活?を振り返る」と書いていたのでした…。 あれから半年、何の進展も見られないのが、新たなホームページ作りです。
以前から興味のあった生薬の一つが「何首烏」でした。髪に良いとされている生薬です。これで薬用酒を作ってみました。何首烏・枸杞子・大棗に氷砂糖を加えて、ホワイトリカーを注ぎます。ひと月後に生薬を取りだし、さらにひと月寝かせます。気になるお味は…。
以前から興味のあった生薬の一つが「何首烏」でした。髪に良いとされている生薬です。これで薬用酒を作ってみました。何首烏・枸杞子・大棗に氷砂糖を加えて、ホワイトリカーを注ぎます。ひと月後に生薬を取りだし、さらにひと月寝かせます。気になるお味は…。
1年を経て、ようやくテントのお目見え!〜インドア家族とキャンプ初体験の少年達〜
随分前に購入したテントを使うべく、キャンプ決行です。息子の友達と一緒に行きました。息子の友達3人はキャンプをしたことがないそうで。それを聞いた私達もテントを張るのは初めて。素人ばかりのキャンプでどうなることやら…と思っていたのですが、至福の2日間でした。
実家の果樹が初夏を迎えています。在りし日の祖父や父が思うままに植えた果樹が花盛りです。そして、畑のそら豆も旬を迎えました。
職業柄か、街でネットで“子宝漢方相談”・“漢方で不妊治療”…をよく目にします。妊活で漢方薬ができることは沢山あります。それでも敢えて言いたい…。「漢方薬が妊娠させる訳ではない!」…と。今回は「妊活と漢方薬」について、私見多めですがお話したいと思います。
職業柄か、街でネットで“子宝漢方相談”・“漢方で不妊治療”…をよく目にします。妊活で漢方薬ができることは沢山あります。それでも敢えて言いたい…。「漢方薬が妊娠させる訳ではない!」…と。今回は「妊活と漢方薬」について、私見多めですがお話したいと思います。
今日4月30日は「図書館記念日」。私にとって、図書館はとても居心地の良い場所です。無数の本に囲まれて、あれこれと読む本を物色するワクワク感。だけど全て本が読める訳ではない焦燥感。図書館記念日に、本好きを語る本のご紹介をしたいと思います。
漢方の工夫がいっぱい詰まった本…だけど「ゆるい生活」になるまでの道のりはゆるくないかも?
漢方を勉強する仲間うちで少し話題になった本が群ようこさんの「ゆるい生活」です。群さんが50代の頃に悩まされた眩暈から、漢方薬局で取り組んだ体質改善の実録です。10年近く前に刊行された本ですが、養生の大切さが記された内容は全く色褪せていません。
目に良いといわれている菊花と枸杞子(クコの実)のお茶を試してみました。「薬」とつくので、何やら独特の風味を想像しがちですが、食事によって健康を保つのが薬膳の目的です。食欲を損なうような美味しくいただけないものは薬膳とはいえません。薬膳茶も然りです。
旅先で買った酒粕。沢山あったので、「塩酒粕」なるものも作ってみました。酒粕に塩と少量の水を加えて寝かせるだけ。色々な料理に使えるようですが、先ずは鶏肉を漬け込み、焼いてみました。風味豊かでふっくら仕上がりました。
患者な薬剤師⑥ ~目のトラブル編 その目のカユミは何のせい?~
コンタクトレンズをやめて(諦めて?)2年近くになります。予想通り、目の充血や目やには圧倒的に減りました。ですが、最後まで残ったのは目のかゆみです。今回は花粉症だけが原因とは限らない、目のかゆみについてのお話です。
京都北部は、ほんの一時期ですが仕事で住んでいたこともあり、私にとって親しみのある土地です。先週末、久しぶりに当時お世話になった先輩と再会、“和久傳ノ森”を訪れました。料亭“和久傳”の発祥地は旧峰山町だったのですね。
地域タグ:京丹後市
日に日に暖かくなってきました。我が家の庭にも花々が。桃・ローズマリー・芝桜です。
漢方薬は本当に効く?効かない? 〜「効かない!」と言われてしまう原因を考えてみた〜
「漢方薬なんて効かない!」と、よく耳にします。本当にそうでしょうか?漢方薬の歴史は4000年です。 「効かない」・「気休め」であるなら、ここまで受け継がれていくものでしょうか。なのに、何故「効かない!」のか。その原因を考えてみましょう。
漢方薬は本当に効く?効かない? 〜「効かない!」と言われてしまう原因を考えてみた〜
「漢方薬なんて効かない!」と、よく耳にします。本当にそうでしょうか?漢方薬の歴史は4000年です。 「効かない」・「気休め」であるなら、ここまで受け継がれていくものでしょうか。なのに、何故「効かない!」のか。その原因を考えてみましょう。
20年前にニキビの薬について質問してくれた少年は、私に患者さんの悩みや不安に寄り添う服薬指導の大切さを教えてくれました。ここ数年でニキビの治療は随分と進化しました。そのニキビが子供を悩ませているのなら、皮膚科の受診を考えていただきたいと思います。
馬路村のトマトソース。濃厚なガーリックと爽やかな柚子が思いのほか良い味をだしてくれています。癖になるお味です。トマトソースと一緒に注文した、私のイチオシは「馬路ずしの素」。料理の最中に、この香りで心和らぐことが度々、意味もなく蓋を空けちゃうことも…。
実家から春を感じる食材が届きました。ウドです。母の実家の特産品です。これが届くと春の訪れを感じます。酢味噌和えにしてみました。薬膳の観点では、冬で疲れた「腎」や春先に活発になる「肝」を労わる食材です。風邪ふうじゃ(春に活発となる邪気の一つで
実家から春を感じる食材が届きました。ウドです。母の実家の特産品です。これが届くと春の訪れを感じます。酢味噌和えにしてみました。薬膳の観点では、冬で疲れた「腎」や春先に活発になる「肝」を労わる食材です。風邪ふうじゃ(春に活発となる邪気の一つで
「漢方薬は、長く飲まなきゃダメなのでしよ?」と、よく言われます。確かに慢性化した症状や体質改善を目的とした場合、1〜2か月単位で続けてもらうことが多いです。一方、急性期の症状には素早く効果を発現する漢方薬もあり、基本的には長期服用することはありません。。
京都の伏見は言わずと知れた酒造のまち。この時期、大手筋商店街を歩くと必ず目にする酒粕の数々。商店街を少し離れた所に酒粕の種類が豊富なお店があると聞き、行ってきました。酒粕は身体を温め、脾を養います。春を待ちながら、しばらくお世話になりたい食材です。
遅まきながらバレンタイン後のチョコ作り …生薬チョコを作ってみた
バレンタインの日、Instagramで見た生薬チョコレートの投稿。遅まきながらレシピに沿って作ってみました。気になるお味は…激ウマ!かなりおススメです。春は色々なものが動き出す季節。気血を補って、巡らせて、来る春に備えたいですね。
新型コロナに○○湯、インフルエンザに○○湯は本当か? …漢方薬選びで大事なのは「病名」ではありません
コロナ禍当初、漢方薬でできることはないかと考えていました。未知のウイルスであっても、患者さんの症状や体質に応じて漢方薬を選択できるのではと。色々な報告がありますが、やはり漢方薬選びで大事なのは、「証」であって、「病名」ではありません。
新型コロナに○○湯、インフルエンザに○○湯は本当か? …漢方薬選びで大事なのは「病名」ではありません
コロナ禍当初、漢方薬でできることはないかと考えていました。未知のウイルスであっても、患者さんの症状や体質に応じて漢方薬を選択できるのではと。色々な報告がありますが、やはり漢方薬選びで大事なのは、「証」であって、「病名」ではありません。
「うんこの化石」を見に、和歌山まで行ったことがあります。その時に思いました。このずっしりと重い石のような物体を岩塊かうんこの化石かを区別できる人はエライと。どうやって判別するのだろうと。そんな疑問を思い出させてくれたのが、図書館で目にした本でした。
コーラも“漢方”だった? 〜奈良のクラフトコーラを飲んでみた〜
コーラの生みの親が薬剤師であったことは、ご存知でしょうか?「おにみみコーラ」も、奈良の製薬メーカーの薬剤師さんが考案されました。炭酸水で割っていただく、クラフトコーラです。三温糖・レモン果汁にスパイス・ハーブがブレンドされています。
スマートドラックとは、「頭がスッキリする」「集中力が高まる」「記憶力が高まる」…等の効果をうたって流通されている医薬品やサプリメントです。受験生が親にも内緒で購入した、良かれと思って親が子供にすすめた…等、乱用による健康被害が懸念されています。
「アロマテラピー」をご存知でしょうか。「芳香療法」とも呼ばれます。文字通り、香りで心身のケアをします。Instagramでアロマの話題を目にするようになり、久しぶりに精油を数種類購入しました。漢方の観点でも、良い香りは気を巡らせるといわれています。
柚子は薬膳の観点からは気(≒エネルギー)を巡らし、胃腸の働きを良くすると言われています。ため息ばかりつく・お腹が張っている・喉の辺りが詰まった感じがする・イライラしやすい…いわゆる気滞(気の巡りが悪い)タイプの方におススメの食材です。
柚子は薬膳の観点からは気(≒エネルギー)を巡らし、胃腸の働きを良くすると言われています。ため息ばかりつく・お腹が張っている・喉の辺りが詰まった感じがする・イライラしやすい…いわゆる気滞(気の巡りが悪い)タイプの方におススメの食材です。
お薬は「水」で飲むのが大前提です。ですが、お水がない時はどうしますか?お水でなければ絶対にダメなのでしょうか?今回は、麦茶があるのに薬をゴクリと飲みこんでしまった女の子のお話から、お薬の適切な飲み方をお伝えしていきます。
年末年始の帰省のお約束の一つは「海の幸」です。海鮮丼、干物を楽しみました。もう一つは富士山。夏よりも冬の方が美しく見えます。毎回、その美しさが心に沁みてくるのは、歳をとったせいかもしれません。
応急処置に使う救急箱に常備するお薬は家族誰もが使えるもの、汎用性の高いものが理想です。そうした意味でも漢方薬はおすすめです。我が家の救急箱にも漢方薬がいくつか入っています。最終回のお話は、夫・息子・私のお役立ち漢方薬のお話です。
2022年も残すところ、あと僅かとなりました。皆様、慌ただしくお過ごしではないでしょうか。昨年の4月からブログを始めて、一年半を優に超えました。新年を迎えるにあたって、今までのブログのあれこれを振り返りたいと思います。●ブログのキッカケは転
庭のレモンの木、去年は初めて沢山収穫ができたのですが、今年は1個も実が成りませんでした。実は成っていないし、これ以上高くなって自分達で切れなくなると困るので、季節外れを承知で剪定しました。切っていくうちにレモンの香りが。お庭のアロマテラピーです。
近年の薬物乱用の問題の特徴は、大麻の事案が増えていることです。日本では「学習指導要領」により、薬物乱用防止教育が行われています。学校薬剤師、警察職員や麻薬取締官が講師となって行うことが多いです。学校薬剤師の観点から薬物乱用問題についてお話いたします。
誰かの“大好き!”を知るのは楽しい 〜「キリン解剖記」を読んで
幼い頃からキリンが好きだった著者、キリンの解剖が舞い込むと全ての予定をキャンセルして馳せ参じます。彼女の”キリン愛”がビシビシ伝わります。そして、解剖を通じてキリンの首や筋肉の不思議が解明されていきます。さらに感銘を受けたのが「博物館のあり方」です。
誰かの“大好き!”を知るのは楽しい 〜「キリン解剖記」を読んで
幼い頃からキリンが好きだった著者、キリンの解剖が舞い込むと全ての予定をキャンセルして馳せ参じます。彼女の”キリン愛”がビシビシ伝わります。そして、解剖を通じてキリンの首や筋肉の不思議が解明されていきます。さらに感銘を受けたのが「博物館のあり方」です。
コロナ禍でセルフメディケーションの意識が高まったと言われています。応急処置に使う救急箱に常備するお薬は家族誰もが使えるもの、汎用性の高いものが理想です。そうした意味でも漢方薬はおすすめです。今回は、こむら返りや胃痛・腹痛に使われる芍薬甘草湯のお話です。
参鶏湯、ご存知でしょうか。韓国の伝統的な薬膳料理の一つです。漢方でいうところの気血を補い、脾胃を温める食材で作られた参鶏湯は、冬の冷え対策にもピッタリのお料理です。家で作るには手羽元を使えば良い…と聞いたので、やってみました。
有休を使って、友人と城崎温泉へ。生憎の雨模様でしたが、駅を出るとレトロな街並みが広がっています。城崎温泉には7つの外湯があります。駆け足で湯巡りをしてきました。
冬場の室内環境で注意したいのは、「湿度」です。乾燥した環境では、一般的にウイルスを含んだ飛沫は小さい微粒子になりやすく拡散しやすいと言われています。そして、湿度の維持の為には室温をある程度の温度に保つことが重要です。
ヒトの科学!こんな教科書が欲しかった…「14歳からの生物学」
オランダで13歳から14歳に使われている生物の教科書の翻訳版です。日本の生物の教科書と違い、ヒトの生物学・健康について多く記されています。大人になる手前の子ども達が、生涯にわたり自分の健康管理を適切に行う能力を身につける為に必要な知識が詰まっています。
救急箱に常備するお薬は、家族誰もが使えるもの、汎用性の高いものが理想です。そこで常備しておくと便利な漢方薬をいくつかご紹介しましたが、当然ながら救急箱の中身は漢方薬ばかりではありません。今回は解熱鎮痛薬であるアセトアミノフェン製剤のお話です。
ランニングマシーンに続いて懸垂マシーンもリビングに登場しました。運動して筋肉をつけることは、冷え対策にもつながります。本格的な冬の寒さに備えるためにも頑張ります。しかし、すでに我が家のリビングは「客間」ではなくなってきたような…。
飛鳥再訪後日談:ビックリ紫!初めての山芋 〜冬の養生と共に〜
先日訪れた明日香村の農産物直売で。自然薯です。山芋の中ではスーパーだと長芋が多いから、久しぶりに見た…と迷わず購入しました。長芋に比べて粘りが強く、コクのある自然薯。休みの日に出し汁と合わせて、すり鉢でゴリゴリしてとろろ飯♪…と想像を膨らま
ふと思い立って三室戸寺を訪れました。紅葉の見頃は「もう少し先」といったところでした。紅葉も紫陽花、ツツジも見頃の時にまた訪れたいと思いつつ、人混みを思うと躊躇します。「○○の頃は綺麗だろうね」と言いながら、静かにお詣りするのも悪くないかなと思っています。
飛鳥再訪で、石舞台古墳・岡寺・飛鳥寺を訪れました。飛鳥寺の仏様「飛鳥大仏」は日本最古の仏像です。飛鳥寺は2度の火災で建物が焼失し、仏様が野晒しとなっていた時期がありました。この仏様を大事に守リ続けたのが地域の人々です。
毎年11月10日から16日までは「アルコール関連問題啓発週間」です。「飲酒に伴うリスクやアルコール依存症について正しく理解した上で、お酒と付き合っていける社会をつくる為の教育・啓発」がその目的です。学校における飲酒に伴うリスク等の教育の推進も重要です。
実家から落花生が届きました。落花生は漢方でいうところの肺(≒呼吸器・皮膚)を潤し、通便作用のある食材です。空咳や便秘にも良いといわれています。秋のトラブル対策にピッタリの食材です。「ピーナッツご飯」なるものがあると知り、初挑戦です。
紫雲膏を考案した華岡青洲は、世界で初めて全身麻酔手術を成功させた人です。華岡青洲の名前を知ったのは一冊の本からでした。「華岡青洲の妻」です。でも、このお話は華岡青洲の偉業の物語ではなく、青洲の愛を奪い合う嫁姑の戦いの物語です。
応急処置に使う救急箱に常備するお薬は家族誰もが使えるもの、汎用性の高いものが理想です。そうした意味でも漢方薬はおすすめです。今回は、華岡青洲が考案した漢方の外用薬、火傷や切り傷に良い「紫雲膏」のお話です。
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4月から寮生活を始めた息子。狭い部屋とはいえ、自分の城?の為に嬉々として生活グッズを物色する彼を尻目に、母が用意したものは救急箱。体温計・解熱剤・風邪や胃腸のトラブルに…色々と見繕ってみました。
新学期が始まりました。ワクワク・ドキドキの新一年生、今年が最後でキリッとする最終学年生…色々な思いを胸に子供達は登校・登園していると思います。学校薬剤師も4月に入ると、一年間の検査の日程の段取りをします。今回は学校薬剤師の一年間をみていきましょう。
庭の金柑、今年も沢山の実をつけてくれました。収穫が遅かったからか、暖かい日が続いたからか、熟している実が多くて、丸ごと食べられました。手間暇かける割には、我が家では売れ行き?の悪い甘露煮やジャムに代わる金柑のいただき方を今年を考えた結果…。
3月も下旬とはいえ、気温の上がり下がりが激しい季節です。まだまだ寒い日もあるということで、2月に行った冬キャンプのお話です。前回の寒かった秋キャンプの教訓を生かし?、新兵器??も投入してのキャンプです。
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は、何となく不調だった10歳の息子の思い出話です。
Instagramで佐藤薬品工業さんが「大和当帰湯もみ作業見学」を企画されていることを知り、意気揚々と申込みしました。当帰はセリ科の多年草で、根の部分を生薬として用います。婦人薬の一つで、当帰芍薬散や四物湯など、様々な漢方薬に含まれています。
新春に訪れた富士モータースポーツミュージアムのお話を…。富士スピードウェイのお隣にミュージアムができたことを知り、ネット予約しました。モータースポーツの歴史を感じ、数々の名車に出会えるミュージアムです。
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は、薬剤師の説明で思わぬ誤解を招いた五苓散のお話。
年末に実家のミカンの皮を干して陳皮を作りました。緑茶や紅茶に加えていただくことが多いのですが、今回は薬膳茶っぽく、ナツメとクコの実を加えました。ゆらぎ世代の疲れ目・イライラ・クヨクヨさん(私のこと)にはピッタリ!!かもです。
年末に京都の伏見桃山へ行った際に買った酒粕。昨シーズンに訪れたお店で手に入れました。 折角なので、前回とは違う銘柄「玉乃光」「月の桂」の酒粕を。こぼれ梅(味醂粕)は、リキュール入りの洋菓子を思わせる美味しさが忘れられず、リピートしました。
「漢方が好き!」と言いながら、若い頃は雑多な知識を寄せ集める事しかできず、恥ずかしい失敗談は数知れず。私に限らず、一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「え
帰省の度に気になっていた…というよりは、「誰が行くんだ?」「まだ開いているの?」とツッコミ入れていた“怪しい少年少女博物館”。ネットで「評価の分かれる博物館」「昭和レトロ」とあったのを見た息子の希望もあり、20年間のツッコミを解消すべく来館しました。
思い起こせば、今から1年前にアナログ丸出しのブログ開設の泣き言や愚痴、Instagramの苦戦を語っておりました。その後、新たなホームページ開設に頓挫し、苦節数か月。漸くオンライン相談のホームページを開設できました。 やっと…。
キャンプで使ったら楽しいかなと、買ってしまった燻製鍋。息子がお友達と庭でバーベキューしていたので、隣で使ってみました。スモーキーで美味。ビールがすすみます。若者達が焼いた肉もお裾分けしてもらって、さらにビールがすすみます。
カレー粉作りに挑戦…なんて、格好つけましたが、手作りキットを混ぜ合わせただけ。スパイスの香りに、ほっこりします。よく見ると、生薬として使われているものも。スパイス・ハーブ・生薬…重なるものがあります。
一般の医療従事者(医師も含め)は漢方を勉強する機会が、西洋医学に比べて圧倒的に少ないものです。なので、漢方家の方からすれば「えっ??」と思われるようなエピソードも数知れず。今回は調剤薬局であった、漢方薬のメーカー変更についての失敗談です。
先日お伝えした、牽牛子塚古墳へ出向いた日のもう一つの訪問先は“三光丸さんこうがんクスリ資料館”でした。奈良県御所市にある、薬草と配置薬のミュージアムです。奈良にある薬の博物館は、いくつか訪れたことがありましたが、こちらが一番充実していました。
漢字の読み間違いは、日常のあるゆる場面で遭遇しますが、漢方薬でも然り…です。簡単な漢字であっても「えっ?そう読むの??」となったり、そもそも「こんな漢字あったの?」となったり…。今回は漢方薬の読み方のお話です。
道の駅で買った生姜を使って、ジンジャーシロップをつくってみました。同じく道の駅で手に入れたシークァーサーと一緒に自家製ジンジャーエールの出来上がりです。
道の駅で買った生姜を使って、ジンジャーシロップをつくってみました。同じく道の駅で手に入れたシークァーサーと一緒に自家製ジンジャーエールの出来上がりです。
目に良いといわれている菊花と枸杞子(クコの実)のお茶を試してみました。「薬」とつくので、何やら独特の風味を想像しがちですが、食事によって健康を保つのが薬膳の目的です。食欲を損なうような美味しくいただけないものは薬膳とはいえません。薬膳茶も然りです。
旅先で買った酒粕。沢山あったので、「塩酒粕」なるものも作ってみました。酒粕に塩と少量の水を加えて寝かせるだけ。色々な料理に使えるようですが、先ずは鶏肉を漬け込み、焼いてみました。風味豊かでふっくら仕上がりました。
コンタクトレンズをやめて(諦めて?)2年近くになります。予想通り、目の充血や目やには圧倒的に減りました。ですが、最後まで残ったのは目のかゆみです。今回は花粉症だけが原因とは限らない、目のかゆみについてのお話です。
京都北部は、ほんの一時期ですが仕事で住んでいたこともあり、私にとって親しみのある土地です。先週末、久しぶりに当時お世話になった先輩と再会、“和久傳ノ森”を訪れました。料亭“和久傳”の発祥地は旧峰山町だったのですね。
日に日に暖かくなってきました。我が家の庭にも花々が。桃・ローズマリー・芝桜です。
「漢方薬なんて効かない!」と、よく耳にします。本当にそうでしょうか?漢方薬の歴史は4000年です。 「効かない」・「気休め」であるなら、ここまで受け継がれていくものでしょうか。なのに、何故「効かない!」のか。その原因を考えてみましょう。
「漢方薬なんて効かない!」と、よく耳にします。本当にそうでしょうか?漢方薬の歴史は4000年です。 「効かない」・「気休め」であるなら、ここまで受け継がれていくものでしょうか。なのに、何故「効かない!」のか。その原因を考えてみましょう。
20年前にニキビの薬について質問してくれた少年は、私に患者さんの悩みや不安に寄り添う服薬指導の大切さを教えてくれました。ここ数年でニキビの治療は随分と進化しました。そのニキビが子供を悩ませているのなら、皮膚科の受診を考えていただきたいと思います。
馬路村のトマトソース。濃厚なガーリックと爽やかな柚子が思いのほか良い味をだしてくれています。癖になるお味です。トマトソースと一緒に注文した、私のイチオシは「馬路ずしの素」。料理の最中に、この香りで心和らぐことが度々、意味もなく蓋を空けちゃうことも…。
実家から春を感じる食材が届きました。ウドです。母の実家の特産品です。これが届くと春の訪れを感じます。酢味噌和えにしてみました。薬膳の観点では、冬で疲れた「腎」や春先に活発になる「肝」を労わる食材です。風邪ふうじゃ(春に活発となる邪気の一つで
実家から春を感じる食材が届きました。ウドです。母の実家の特産品です。これが届くと春の訪れを感じます。酢味噌和えにしてみました。薬膳の観点では、冬で疲れた「腎」や春先に活発になる「肝」を労わる食材です。風邪ふうじゃ(春に活発となる邪気の一つで
「漢方薬は、長く飲まなきゃダメなのでしよ?」と、よく言われます。確かに慢性化した症状や体質改善を目的とした場合、1〜2か月単位で続けてもらうことが多いです。一方、急性期の症状には素早く効果を発現する漢方薬もあり、基本的には長期服用することはありません。。
京都の伏見は言わずと知れた酒造のまち。この時期、大手筋商店街を歩くと必ず目にする酒粕の数々。商店街を少し離れた所に酒粕の種類が豊富なお店があると聞き、行ってきました。酒粕は身体を温め、脾を養います。春を待ちながら、しばらくお世話になりたい食材です。
バレンタインの日、Instagramで見た生薬チョコレートの投稿。遅まきながらレシピに沿って作ってみました。気になるお味は…激ウマ!かなりおススメです。春は色々なものが動き出す季節。気血を補って、巡らせて、来る春に備えたいですね。
コロナ禍当初、漢方薬でできることはないかと考えていました。未知のウイルスであっても、患者さんの症状や体質に応じて漢方薬を選択できるのではと。色々な報告がありますが、やはり漢方薬選びで大事なのは、「証」であって、「病名」ではありません。
コロナ禍当初、漢方薬でできることはないかと考えていました。未知のウイルスであっても、患者さんの症状や体質に応じて漢方薬を選択できるのではと。色々な報告がありますが、やはり漢方薬選びで大事なのは、「証」であって、「病名」ではありません。
「うんこの化石」を見に、和歌山まで行ったことがあります。その時に思いました。このずっしりと重い石のような物体を岩塊かうんこの化石かを区別できる人はエライと。どうやって判別するのだろうと。そんな疑問を思い出させてくれたのが、図書館で目にした本でした。
コーラの生みの親が薬剤師であったことは、ご存知でしょうか?「おにみみコーラ」も、奈良の製薬メーカーの薬剤師さんが考案されました。炭酸水で割っていただく、クラフトコーラです。三温糖・レモン果汁にスパイス・ハーブがブレンドされています。
スマートドラックとは、「頭がスッキリする」「集中力が高まる」「記憶力が高まる」…等の効果をうたって流通されている医薬品やサプリメントです。受験生が親にも内緒で購入した、良かれと思って親が子供にすすめた…等、乱用による健康被害が懸念されています。
「アロマテラピー」をご存知でしょうか。「芳香療法」とも呼ばれます。文字通り、香りで心身のケアをします。Instagramでアロマの話題を目にするようになり、久しぶりに精油を数種類購入しました。漢方の観点でも、良い香りは気を巡らせるといわれています。