ゆっくりおやすみ、樹の下で / 高橋源一郎 を読みました。
小学5年生の女の子が夏休みに祖母の家を訪ねるファンタジーです新聞の紹介記事で今日マチ子さんの絵が90点収録されていると知りそちらにも興味を持ち図書館で借りました表紙がとても素敵時空を超えて曾祖母に出会うのですが戦時中だったり曾祖母の臨終の時だったり…壮大なお話ではあるのですが作者の意図によるものとはいえ導入部分が長く「トムは真夜中の庭で」や梨木香歩さんの「裏庭」ほどには物語の世界に入り込むことができませんでしたですが、わたし自身母の、あるいは祖母の少女の頃と自分が同じ年頃の時に出会っていたら仲良くなれたのかな…と考えたこともありそういう意味ではこのお話のように曾祖母と自分が知り会ったらどんな感じになっていたのだろうと読んでいてワクワクしましたしじんわりとした余韻も残りましたテディベアが語り手で優しく親しみやすい...ゆっくりおやすみ、樹の下で/高橋源一郎を読みました。
2024/10/17 20:14