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(クリックで大きくなります) 天国からの宅配便 時を越える約束待ちに待った3冊目が回ってきました3冊ともに言えることですが推理小説にもなっているので先が気になって気になって仕方がない!と思いながら読破2時間ドラマなどを観て誰かが殺されるのが推理小説…のように思ってしまいがちでしたがこちらの本を読んでこんなに幸せな気持ちになれる推理小説もあるのだと改めて思った次第です3冊目ではエピローグが一番好きです答えを言ってしまうと読む楽しみがなくなってしまう…と思うので内容は秘密です(読了6月20日)先の2冊については6月7日の記事にしています天国からの宅配便★3部作
週刊 読書案内 内田樹「図書館には人がいないほうがいい」(アルテスパブリッシング)
内田樹「図書館には人がいないほうがいい」(アルテスパブリッシング) あのー、ですね、40年近く高校の国語の教員をやってきて、最後の数年、図書館長という、まあ、そういう役職名はないんですが、勝手にそう名
テレワークのときはラジオを聴きながらシーンと静かな空間より、カフェのようにざわざわしてるほうが捗るんです大抵日経ラジオ夕方経済番組が終わると音楽を聞いてるんですが突然の緊急地震速報あれ。心臓に悪いですね。飛び上がりました震源地に近かったかた
今月摂取した本・漫画の話【8月のエモ活/夢と金/フェミニズム/ダンジョン飯/ランジェリーブルース他】
昼は暑くて外に出ていられない。クーラーの効いた部屋に籠ってシャカリキに本や漫画をたくさん読んだ。最近読んで良かった作品たちを紹介するね🤞 「やりたいことやったもの勝ち!エモ消費」を今年の抱負に掲げているので、毎月「エモ活」と称して楽しかったことを記録しているよ。 【エモが溜まったら更新】エモ活日記|重ねおり|note エモーションを揺さぶる活動、エモ活(※辞書には載ってない)を記録するマガジン。大体月1〜3くらいで書いている。エモを揺さぶ note.com というわけで、ここ最近のエモ活を振り返っていくね😌 (エモを)求めよ、さらば与えられん🤞
【本の要約・レビュー】『したがるオスと嫌がるメスの生物学』〜愛の最終決定権を握っているのはメスである〜
この本はタイトルに惹かれて買ってしまいました笑特に表紙に書いてある一文はインパクトがありますよね。生物の世界で
【本の要約・レビュー】『生き物が老いるということ』~老いる意味とは何か~
なるべくジャンルが被らない本を紹介したいと思いつつも、私はいかんせん生物が好きなので今回も生物にまつわる本をご
(本記事はプロモーションを含んでいます) 前回の一冊↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com 17冊目はこちら・・・! アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎 とはいっても、読んだことがある本です(^^)ゲリラ豪雨が続いていた近頃。家にあった本をまた読み返すことにしました。 やっぱり面白いなあ・・・。伊坂幸太郎ワールド。 5~6年前でしょうか。衝撃を受けた一冊だったのですが、そのぐらいの時が経つと詳細は忘れてしまうもので。 また読み返してまた衝撃を受けるという、いい体験でした(^^)そういえば実写映画見たことないな。見てみようかな。 アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理…
村田喜代子「龍秘御天歌」(文藝春秋社) 2024年、まあ、今年の夏のはじめに「ちゃわんやのはなし」という、十五代沈壽官さんという、薩摩焼の当主を追った、実に味わい深いドキュメンタリー映画を見たときに、思
原武史「最終列車」(講談社) 毎日のように電車に乗って出かけています。「ひょっとしたら、そっちの方がお得なのではないか?!」 まあ、そんなことを思いついて、2024年の4月に最寄りの垂水駅から元町
本を読みたい。でも、その時間がゆっくりと取れなくて困るということはありませんか? そういう時に私は、手軽に読める内容の新書や文庫分を読むことでその欲求を抑えることがあります。今日はそのタイプの本の中か
伊坂幸太郎さんで殺し屋シリーズで、面白くないわけがない!(笑 というわけで、今回も楽しませていただきました。 面白くてサクサクと読み進めちゃいましたよ。 目次 1 感想2 関連情報 感想 […]
【読書】ゴールドマン・サックスに洗脳された私 金と差別のウォール街
ニュースアプリで以前紹介されていた本。アメリカ企業の内情を暴露した本という内容に興味を持って読んでみた。 著者はアメリカ有数の投資銀行であるゴールドマン…
筒井功「縄文語への道」(河出書房新社) 市民図書館の新入荷の棚で見つけたのが、ほぼ半年前のことで、「縄文語?そんな時代に言葉があったのか?いや、縄文人だって・・・。」 まあ、そういう、なん
日本語の雨にまつわる言葉(季語·ことわざ·慣用句·言い伝えなど)をまとめた本です🌂新聞の記事で知り、興味を持って図書館から借りました紹介記事で惹かれた言葉は洗車雨(せんしゃう)でした雨で車を洗うことではなく🎋七夕の前日、牽牛が年に一度の逢瀬に使う牛車を洗う水が雨となって降ると言い伝えられている七夕の当日に降る雨とする説もあるなんてロマンチックなのでしょう!実際に本を読んでからは例えば、このような知識を得ました雨鷽(あめうそ) /男の子は胸のあたりが美しいバラ色をしていますが女の子は地味な色をしていることから 昔から男の子に照りウソ女の子に雨ウソの呼び名がある雨乞い鳥(あまごいどり) /アカショウビンの別名で、梅雨時によく鳴くことから…など、野鳥好きにとって興味深い言葉も(^○^) 空知らぬ雨(そらしらぬあめ)/...雨のことば辞典☔️/倉嶋厚監修を読みました。
最近の読書記録 寺地はるなさんの ガラスの海を渡る舟 以前テレビで紹介されていたのを チェックしていた本でした😊 口下手で人付き合いが苦手な兄と 兄への特別
週刊 読書案内 竹内康浩・朴舜起「謎ときサリンジャー」(新潮選書)
竹内康浩・朴舜起「謎ときサリンジャー」(新潮選書) 何故だか、今時、サリンジャー? なのですが、2023年の秋あたりから、ボクのなかではブームです。 で、今日の案内は、竹内康浩とい
今月2冊目の本を読み終えました。「何もかも憂鬱な夜に」中村文則・著・集英社文庫 です。今回も本棚からの再読。終始真っ黒な雲に覆われているような話です。人の生い立ちは様々で、決して愛情に満ちた人生を送っている人ばかりではないの。この本では主人公の刑務官と死刑囚の心の邂逅が一つ。その刑務官の生い立ちが孤児院で育った人で、そこで知り合った仲間(この仲間という言葉は正確性を欠く)と過ごした日々について心...
芥川龍之介「羅生門」(岩波文庫) 大岡玲「一冊に名著一〇〇冊がギュッと詰まった凄い本」(日刊ゲンダイ)より 2024年の7月7日(日)、ハイ、七夕の日ですが、炎天下の京都にやってきてここを訪ねました。な
最高のアフタヌーンティーの作り方 ☕️ / 古内一絵 を読みました。
大好きな「マカン・マラン」シリーズの 作者の新作なので絶対読みたい!と予約しましたが 全く違う内容の本でした 格式あるホテルの アフタヌーンティーの企画に取り組む 主人公とパティシエ仲間、客とのやりとりから成長していく女性のお仕事小説です わたし自身は、それほど スイーツに思い入れはなく(お気に入りのお店はありますが 何千円もかけてのスイーツタイムは望んでいないという意味です)その予算があれば美味しいお寿司を 食べたいと思ってしまう人間ですが この本には元気がもらえましたし心の動きが繊細に描かれているので主人公を応援したくなりました 見目麗しいガトーや、可愛らしい プティ・フールの甘さを 引き立たせるためにまで、 一つまみの辛い塩や、 少量の苦い酒が必要になるなんて、 私たちが生きていく世界は、 なんて一筋縄で...最高のアフタヌーンティーの作り方☕️/古内一絵を読みました。
森のお店やさん林原玉枝·文/はらだたけひで·絵朝刊で林原さんの「草のふえをならしたら」という本を知り読んでみたところ興味を持ち借りてみたのがこちらです断然この本の方がイチオシです森に住む生き物たちが色んなお店屋さんを始めますギンメッキゴミグモさんの蜘蛛の巣の伝言板やカミキリムシさんが営むアオギリの木の実の葉っぱを使った空のおふね屋さんハリネズミさんはいろんな葉っぱを縫って作ったポケットやさん…などなどお店がうまくいかなかった動物さんもいたりしますがもう読んでいて大人の私もワクワクでしたふしぎやさん林原玉枝·文/はらだたけひで·絵森の中に年に一度魔女の出す夜店で草のつゆの首飾りを買ってもらうとかげの子どもこのお話を読んでいた時頭の中には谷山浩子さんの「森へおいで」という大好きな曲が流れていました作風は全く違...森のお店やさん/ふしぎやさん読みました。
今月1冊目の本を読み終えました。「堕落論」坂口安吾・著・角川文庫で本棚からの再読です。初読の時はちょっと理解に苦しんで何が言いたかったのかわからない感じでした。しかし今回は幾分解った気がします。この本は13編のエッセイから成っています。その中で印象に残ったエッセイについて感想を書きます。 まずは青春論。この話では剣豪宮本武蔵が取り上げられています。安吾は真剣勝負ではどんな卑怯な手段を使っても勝て...
司馬遼太郎「故郷忘じがたく候」(文春文庫) 「ちゃわんやのはなし」というドキュメンタリー映画を見ていて思い出した作品です。 司馬遼太郎は、いわば、昭和の高度経済成長の時代を象徴する
『後宮の烏』から数十年後の霄国を舞台にした『鳥衣の華』。巫術師の少女・月季とその許嫁である零陵が、島に現れた幽鬼の謎に迫ります。 待ち望んでいた『後宮の烏』のサイドストーリーです。 『鳥衣の華』あらすじ 国家の危機と神々の闘いが集結し、数十
立花隆「思索紀行 下」(ちくま文庫) 先に上巻の案内をしたのですが、あれやこれやで下巻の案内が遅れていました。昭和を代表するジャーナリストというような言い方をするのは、少し大げさでしょうか。もっとも
カフカ研究会「カフカふかふか」(白水社) 市民図書館の棚で見つけて「おや、カフカですか?」 で、借り出して、パラパラ、パラパラ。その昔、有名な作品は読んだ記憶もあるのですが、まあ、それ
ねことじいちゃん/ねこまき猫の多い島に暮らすじいちゃんと猫2人暮らしの日々を描いたコミックエッセイ岩合光昭さんの監督で実写映画化もされています四季折々のほんわかとした日常が読んでいる間は楽しくてちょっぴり切なくもあり温かな時間が流れました ところで昔のおやつとして梅干しを筍の皮に包んで三角に折りたたんだものが 出てくる場面があるのですが これ 子供の頃祖母が作ってくれたことがあります 懐かしい! これって全国共通でしょうか?しんがりで寝ています 三浦しをんテレビドラマ化映画化された「まほろ駅前多田便利軒」「舟を編む」の原作者によるエッセイ集ですコロナ禍40代の著者の日常が描かれているのですがピカチュウへの偏愛ぶりお父さまとのやり取りタクシー運転手さんとの会話蜂駆除会社の方とのやり取りなどノリが良くてひと...ねことじいちゃんと、しをんさん。
週刊 読書案内 宗左近「長編詩 炎える母」(日本図書センター)
宗左近「長編詩 炎える母」(日本図書センター) 中村稔という詩人の「現代詩人論」という上下巻の大作評論を読みました。その中で、取り上げられた。いわゆる戦後史人たちの作品に、出会い直す、あるいは
長らく太宰治の作品で一番好きなものは「人間失格」だったのですが。最近、いろんなものを読み直したり、自身の心情の変化なんかもあるのかな、太宰文学で最も好きなものは「猿面冠者」だと答えるようになりました。 このブログを通じて、時々小説を載せたり
やさしい猫 /中島京子新聞のテレビ欄で気になりNHK連続ドラマ「やさしい猫」第1話を観てみたら先が気になり図書館でお借りしましたテーマは入管行政、そして家族スリランカ人の青年とシングルマザーで保育士の女性と娘3人を中心とした日々の暮らしをその娘が語るかたちで物語は進みます少し前のニュースのスリランカ人女性が病院で診察してもらうことも叶わず亡くなった事件は記憶に新しくまたWOWOWでクルド人の女子高生の日常を綴った映画を観ていたこともあり興味深くドラマを観ています先が気になっていたので本はすでに読み終えました日本人の1人がこの本を読んだからと言って事態が変わるわけではありませんが状況を少しでも知ることはとても大事なことだと思いました例えば日本の学校に通っているのに申請しなければ修学旅行に参加することも隣の県...「やさしい猫」観て、読みました。
週刊 読書案内 大岡玲「一冊に名著一〇〇冊がギュッと詰まった凄い本」(日刊ゲンダイ)
大岡玲「一冊に名著一〇〇冊がギュッと詰まった凄い本」(日刊ゲンダイ) 今回の読書案内は、著者が大岡玲、お名前はアキラとお読みするそうですが、詩人の大岡信の息子さんで、所謂、二世作家のお一人。30
ひこ・田中「お引っ越し」(福武書店) 先日、「違国日記」という映画を見ながら、登場人物の高校生が日記を書くというシーンにひっかかってしまって、何となく思い出したのが、新しいところでは乗代雄介
☆2024年上半期の本ベスト約10冊☆ いやー、2024年も明日で半分終わっちゃいますね~。 すんげー早いっす。 ってなわけで、Xで「#2024年上半期の本ベスト約10冊」というハッシュタグが流れてきたのでブログでやってみることにしました。 ちなみに2024年上半期は22冊読みました。 月に3~4冊ぐらいっすかね? 読書家の方からしたら「けっ、雑魚がっ!!」ってなペースでしょうが、僕的にはまあまあちょうどいい感じです。 他にいろいろやりたいこともありますしね。 ブログに本棚とかつけているわりにはアレですが(笑) ちなみに新規で読んだ本が13冊で、再読が9冊でした。 もともとわりと好きな本をぐる…
こんにちは。RIYOです。今回の作品はこちらです。 武蔵野を逍遥しながら独歩は愛着をこめて「生活と自然とがこのように密接しているところがどこにあるか」と言っている。作者は、常に自然を通じて人生を、また人間を通じて自然を見、その奥に拡がる広々とした世界を感じとっていた。このことは表題作を始め、所収作品のすべてからうかがうことができる。 西欧より興ったジャン=ジャック・ルソーの思想を皮切りとした「ロマン主義」はあらゆる芸術家が影響を受け、自我の解放という主張のもとで多くの作品が生み出されました。その大きな影響は明治維新を通して日本にも広がり、それまでの封建的な社会からの精神解放や思想の目覚めといっ…
うらはぐさ風土記/中島京子映画化された「小さいおうち」ドラマ化された「やさしい猫」の原作の作家さんの最新作武蔵野にある空き家となった伯父の家に暮らすことになった離婚を機に30年ぶりにアメリカから帰国した50代の大学教員の女性が主人公9章に分かれた長編小説なのですが1章目から「しのびよる胡瓜」なるものが現れて心を掴まれました登場するのは庭の野菜のお世話をしてくれる近所の足袋屋さん滝沢カレンのようなヘンテコな敬語を使う女子大生とそのお友達の陸上部のエース認知症の伯父等々コロナ禍の中で移りゆくものと変わらないもの自然の移ろい更年期空き家問題…など日常の様々なことが描かれますが印象としてはゆったりとした東京都下での日々の暮らしを綴った小説という感じで読んでいてとても心地よかったです(クリックで大きくなります)うらはぐさ風土記/中島京子
週刊 ジージの絵本 五味太郎「そういうことなんだ。」(青春出版社)
五味太郎「そういうことなんだ。」(青春出版社) 市民図書館の棚を眺めながらウロウロすることが時々あります。で、著者の名前に惹かれて手に取ったのがこの本です。 五味太郎「そういうことなんだ。」(
週刊 読書案内 森山徹「ダンゴムシに心はあるのか」(ヤマケイ文庫)
森山徹「ダンゴムシに心はあるのか」(ヤマケイ文庫) 先日、垂水の駅前の公園で、さあ、何歳くらいのお子さんでしょうね、可愛らしいボクちゃんが花壇を覗きこんで叫んでいらっしゃいました。 「あー、ここ
(本記事はプロモーションを含んでいます) 前回の一冊↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com 今回はこちらの一冊です。 はじめてママになるあなたへ 読みやすい一冊でした。 妊娠期間に合わせて読めるような内容でした。 ちょっと不安に思うこととか、メンタル面のケアもしてくれる感じで。あっという間に読み終わりました(^^) はじめてママになるあなたへ―妊娠中に読んでおきたい55の大切なこと―作者:竹内 正人海竜社Amazon にほんブログ村 ランキング参加中美容ランキング参加中読書ランキング参加中家計簿ランキング参加中お金の管理ランキング参加中はてなブログ同盟!初心者歓迎・なん…
蒸し暑い日が続いていますこれくらいの時期になると気持ちいいのがサウナの水風呂!!体調あんまり良くないけど少し動いたほうが調子がよくなるとわかったのでなにも予定がない週末はサウナに行ったり、ちょっと遠くのスーパーに行ったりしてますいまのところ
私は本を読んでから感想を書くまでにかなりの時間を要します。いろんな本を読んで、ちょっと前に読んだ本に戻ってきて感想を書く。小説だとその時間が短いのですが、詩や絵画など抽象的になればなるほど、感想を書くのが難しいなぁと思います(´・ω・`)
経済評論家の父から息子への手紙 / 山崎 元 今回紹介する内容は2024年1月1日に亡くなられた経済評論家である山崎元さんの『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生と幸せについて』の紹介です。 この本はaudibleで人気コンテンツとし
読書の感想を書く、というのは、読んだ人の人間性を曝け出す行為だと思っています。別の人が同じ本を読んでも、同じ感想は出ません。読んだときに強く印象に残る感情や思い起こした記憶によって、読んだ本の感想は変わります。 このように考えると、読書を通
週刊 読書案内 勢古浩爾「ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語」(ちくま文庫)
勢古浩爾「ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語」(ちくま文庫) ついでの案内です。同じ著者の「定年後に見たい映画130本」(平凡社新書)を案内していて、気になって引っ張り出してきました。 勢古