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ガブリエルガルシアマルケスの百年の孤独を文学的に解説してください。
ガブリエル・ガルシア=マルケスの『**百年の孤独**(Cien años de soledad)』は、ラテンアメリカ文学を代表する20世紀の傑作であり、「**マジックリアリズム**(魔術的リアリズム)」の最高峰として広く評価されています。以下に文学的な視点から解説します。 --- ## ■ 1. **ジャンル:マジックリアリズム** この作品の最大の特徴は「**魔術的リアリズム**」です。 日常的で現実的な世界の中に、魔法のような出来…
こんにちは、うみです。 お正月休みくらいに買った文庫本を、ようやく読み終わりました。 文庫化が話題になりましたね、 「百年の孤独」ガブリエル・ガルシア=マルケス 結構ボロボロ。 時間もかかったし、お風呂でも読んだから🤣 この本は中断しながらちょっとずつ、スローペースで読み...
『百年の孤独』の後に書かれた『純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語』G・ガルシア・マルケス
一九八二年のノーベル文学賞がガブリエル・ガルシア=マルケスに決まった時、当時五十四才の現役でしかも世界的人気
ようこそ 最近 外国文学に目覚めたウチの兄さん 探していた本が見つかったけれど送料無料にしたくてもう一冊追加 追加した方まだ本人が読む前なのにお借りす…
謹賀新年今年も宜しくお願い申し上げます。数年前迄は、NHK紅白歌合戦の無料放送があったので、それを観ながら夜中まで時間を潰し、12時にタイムズスクエアのカウントダウンを観て寝るというのが、私の習慣でした。ところが、数年前からNHK紅白歌合戦の無料放送はなく
☆2024年に読んだ本ベスト10冊の大発表!!☆ さてさて、毎年発表している読んだ本ベスト10冊発表のお時間が参りました。 いやー、1年早いっすねぇ~。 光陰アローの如しです。 気が付けば初老。 時の流れは早いものですね。 ちなみに去年のベスト10冊がこちらです。 去年は、村上春樹、川上未映子、中村文則ら推し作家の長編の新刊の刊行があり、祭り状態でした。 hiro0706chang.hatenablog.com さて早速今年の10冊の発表をいたします!! 〇ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』 やっぱり今年は、文庫化が話題になったこの1冊でしょう。 奇妙な一族の栄枯盛衰の100年の物語…
100年に1作の傑作は本当? 世界5千万部のベストセラー/百年の孤独
蜃気楼の村マコンドを開墾しながら、愛なき世界を生きる孤独な一族、その百年の物語。錬金術に魅了される家長、いとこでもある妻とその子供たち。そしてどこからか到来する文明の印……。目も眩むような不思議な出来事が延々と続くが、 ...
文庫化したら世界が滅びる? 世界的名作『百年の孤独』【読書感想】
突然ですが『百年の孤独』という海外の文学作品をご存知でしょうか? 本屋で平積みされているのを見たことある人も多いのではと思います。 何でも「文庫化されたら世界が滅びる!」と言われていたそうで。 「世界が滅びる前にぜひ!」というポップに惹かれ
昨日、九州の従兄弟から「叔母さん(うちの母のこと)のお供えのつもりです」と、焼酎の百年の孤独が送られてきました。母が呑兵衛だったので、買ってくれるんだけど...
お久しぶりの更新です。更新しようにも、百年の孤独がなかなか読み終わらず……。もういっそのこと、途中までの感想を書いてしまおう! ということで番外編としての更新です。文庫本ではp376まで、内容としては小町娘のレメディオスがシーツを掴んで昇天
ノーベル文学賞受賞作の魅力と意義に迫る!ガブリエル・ガルシア=マルケスや川端康成、トニ・モリソンなど、世界中の作家が描く深い物語を紹介します。これらの作品を通じて、人間の本質や社会の複雑さを新たな視点で理解し、感動を体験しましょう。文学の世界を旅しながら、新しい発見と学びを得ることができるでしょう。
実家母から、うちの子へのプレゼントのケロちゃんたちです。 昔、やぎゅうげんいちろう作「はなのあなのはなし」という絵本があって、子ども二人によく読んで聞かせてた。なんだか、おかしみがあるんです。「はなくそはきたない。こんなにきれいにならべたって(きれいに一ページ中に整列されてある)きたない。」「はなくそは食べてはいけない」などと書いてあった。「はなのあなにはいろんな形がある」「ほら、みんな上をむいてごらん!みんなちがう鼻の穴だ!」「友だちとぶつかったら鼻血もでるよ」などと、鼻に関する事項がいっぱい書いてある。「変な本!」と思うかもしれませんが、こどもたちが自分の体のことを知ったり、「はなくそとは…
今日もまたローソンに寄ってしまった。先日早朝にローソンに買い物にいった時に見かけ、「次はこれ買おう」と思っていたもの。 目的はこれ。練乳重ねクリームサンドとバ…
【本】ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』~ある一族の愛と孤絶の百年。マコンドの栄枯盛衰~
1、作品の概要 『百年の孤独』は、ガブリエル・ガルシア=マルケスの長編小説。 1967年に刊行された。 今作を主な功績として1982年にノーベル文学賞を受賞した。 日本では1972年に単行本が刊行された、文庫版は2024年6月に刊行された。 世界46言語に翻訳され、5000万部を売り上げた。 宿命的に孤独の翳を背負ったブエンディア一族と、マコンド村の栄枯盛衰の100年の物語。 2、あらすじ ホセ・アルカディオ・ブエンディアと、ウルスラ・イグアランは近親者でありながら結婚をし他の若者と連れ立って2年の放浪の後に、ホセ・アルカディオ・ブエンディアが夢に見た地に辿り着き、マコンドと名付けた。 ホセ・…
何十年も文庫化が期待されていた、ガルシア・マルケスの「百年の孤独」が版権所有の新潮社からついに文庫で出たのは先月末のこと。文庫になっていない最後の世界文学の最高峰とも言われ、神戸市垂水区の邸宅に月に半分おわします地元の大文豪筒井康隆先生も絶賛していたこの
百年の孤独 - ガブリエル・ガルシア・マルケス 鼓直訳 (新潮文庫)
ガルシア・マルケス没後10年を迎え、巷で文庫化が話題になっている百年の孤独を読みました。こちら内容紹介。独立後のコロンビア、1900年前後の千日戦争あたりの時代が舞台です。マジックリアリズムと呼ばれる手法で、現実と非現実が融合しながら物語は進みます。さながら泉鏡花の幻想小説が思い起こされますが、ウェットなところは無くラテン系らしい明るい感じです。登場人物がスペイン系の名まえなので覚えにくい上に、何代にもわたって同じ名前が登場するので、最初は読むのに苦労します。苦労、というか二世代あたりから頭がこんがらがってきて、「こりゃダメだ、家系図作ろう!」と思い立ったのですが、「いや待て、きっと誰か作っているだろう」とネットを探してみると、山ほど出てきました。登場人物の整理ができれば、内容はそれほど難解ではなく、楽に...百年の孤独-ガブリエル・ガルシア・マルケス鼓直訳(新潮文庫)
☆2024年上半期の本ベスト約10冊☆ いやー、2024年も明日で半分終わっちゃいますね~。 すんげー早いっす。 ってなわけで、Xで「#2024年上半期の本ベスト約10冊」というハッシュタグが流れてきたのでブログでやってみることにしました。 ちなみに2024年上半期は22冊読みました。 月に3~4冊ぐらいっすかね? 読書家の方からしたら「けっ、雑魚がっ!!」ってなペースでしょうが、僕的にはまあまあちょうどいい感じです。 他にいろいろやりたいこともありますしね。 ブログに本棚とかつけているわりにはアレですが(笑) ちなみに新規で読んだ本が13冊で、再読が9冊でした。 もともとわりと好きな本をぐる…
今日の書籍紹介:『百年の孤独』 by ガブリエル・ガルシア=マルケス
『百年の孤独』は、ノーベル文学賞受賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスによるラテンアメリカ文学の傑作です。架空の町マコンドを舞台に、ブエンディア家の七世代にわたる運命を描き、現実と幻想が織り交ぜられた壮大な物語が展開されます。
どうせ酒を呑むのなら、もっと良い酒を呑めっ‼と父に言われた…
こないだ、実家に帰った時に、父にこう言われた… 『お前はそうやって、安い酒ばっかり呑んでるから、アルコール依存症なんか腐った病気になるんだ。どうせ呑むんなら、もっと良い酒を呑めっ‼』
☆2024年に読みたい本!!☆ 2023年は村上春樹の新刊発売がビッグニュースで、『街とその不確かな壁』は発売前後で盛り上がりました。 中村文則『列』、川上未映子『黄色い家』など好きな作家の新刊をたくさん楽しめて幸せでしたよ。 好きな作家の新刊はワクワクしますね~。 2024年もまだ見ぬ傑作に期待したいです。 hiro0706chang.hatenablog.com 2023年は海外文学を読みたいと思いつつ、そこまでたくさん読めませんでした。 2024年はカミュ、カフカ、ドストエフスキーなどの古典的傑作も読んでみたいですね。 昔、異邦人、変身、罪と罰なんかは読みましたが、正直若い頃はそこまでよ…
あらすじ解説 : ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』
自分の一番好きな本の一つにガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』がある。ただ、あまりにも難解な本のため人には紹介しづらいし、自分でもあらすじがよく分からなくなることがある。そこで、あらすじと自分なりの解説を残しておこうと思う。概要長い歳月が過ぎて銃殺隊の前に立つはめになった時、恐らくアウレリャーノ・ブエンディア大佐は、父親に連れられて初めて氷という物を見に行った、遠い日の午後の事を思い出したに違いない。ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独
【書くために不可欠な読むチカラ】散文の書き方を考える その5
< 百年の誤読っていう連載がありましたけど 感じ方が違うっていうんじゃないレベルが誤読 > ブログ記事、小説、シナリオ、エッセイ。散文を書く、書き続けるっていうことについて、いろいろ考えてみる5回目です。 随分前のことになりますが、ある文芸誌で新人賞の応募作品数が雑誌販売実績数より多かった、という話がありました。 小説を読まずに小説を書きたいっていう、意味不明な新人類の時代が来たっていうような評判になりました。古いって言っても20世紀末のことです。 あれから時代が進んで21世紀になって、スマホ、パソコンが当たり前になってウェブが浸透すると、自由に自分の小説作品をホームページ、ブログだとかに公開…
おはようございます♪ 今日から2023年の仕事始めです。 ホテルマンになって30年目に突入する年になりました。 ホテルマンの私もどうぞ宜しくお願いいたします!! 今朝のブログはホテルマンには全然関係ないのですが… 大晦日に実家に帰った時にいただいてきたモノ ナイスなお酒たち その中のコレっ!!! 知る人ぞ知るこの『百年の孤独』という焼酎 今から20年くらい前に伝説のバーテンダー 松永耕作さんが『これは天皇陛下に献上されている焼酎なんだぞ』と言って小さいショットグラスに入れてくれて飲ませていただいたコトがあるお酒なのです。 しばらくは部屋に飾っておこうと思います☆ 昨日の昼 日本酒とうま煮とロースハムは実家からもらってきたモノでスーパードライは年末のおせち配達の時に桂社長からいただいたモ...
こんにちは。RIYOです。 今回はこちらの作品です。 蜃気楼の村マコンド。その草創、隆盛、衰退、ついには廃墟と化すまでのめくるめく百年を通じて、村の開拓者一族ブエンディア家の、一人からまた一人へと受け継がれる運命にあった底なしの孤独は、絶望と野望、苦悶と悦楽、現実と幻想、死と生、すなわち人間であることの葛藤をことごとく呑み尽しながら……。20世紀が生んだ、物語の豊潤な奇蹟。1967年発表。 1930年に世界恐慌の煽りを受けたコロンビア経済の安定を図るため、貧困に苦しむ労働者の支持により自由党が政権を握りました。コロンビア・ペルー戦争を経て、土地の改革を行った自由党は政権継続と思われましたが、政…