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朝玉子とカニカマの具でサンドイッチ。 今日も所用で隣町へ。昼は定番のスシローで。 今日1日、ながら聴きした朗読.MP3は大木雄二「おしゃかさま」【朗読】大木雄二「おしゃかさま」www.youtube.comwww.youtube.comwww.youtube.c
ドストエフスキー「罪と罰」で、 ラスコーリニコフが、なぜ二人目の殺人を犯したのかは、 金持ちの強欲な老婆だけでなく、心の清い者を殺すことで、 悪魔にとりつかれていたことを、表現するためではないか?と僕は推測しています。 https://ks-novel.com/crime_an...
イエスは、神を受肉した人間でした。 神は移り変わる物ではない。人間は生まれ、死ぬものである。 イエスは、十字架にかかり、死ぬまでの間は、 ただの肉体にすぎませんでした。 十字架にかかるまでに、数々の奇跡を起こし、 死後、三日目に復活するイエスは、神だったのです。 イエスは、「...
「思い出せないある哲学者の物語、生成AIはどう答えるか」~生成AIと仲良くできるようになってきた話③
作者や出典の分からない寓話というのは他にもあって、 「死んだら死後の世界があって驚いた無神論者の話」 もそれにあたる。生成AIに訊ねると、 Copilotは分からないと答え、ChatGPTは――という話。(写真:フォトAC) 【やっぱり記憶力が問題だ】 このところNHKドラマ「坂の上の雲」の再放送を楽しんでみているのですが、その第一回のオープニングでナレーター(渡辺謙)がこんなことを言っていました。「明治維新によって日本人は初めて、近代的な『国家』というものをもった。誰もが『国民』になった。(中略)社会のどういう階層のどういう家の子でも、ある一定の資格を取るために必要な記憶力と根気さえあれば、…
白痴 (上)(下) - ドストエフスキー 木村浩訳 (新潮文庫)
入院のときに持ち込んだ本。普段あんまり読まない作家がいいな、とドストエフスキーとニーチェを持ち込んだのですが、ニーチェは挫折^^;、本書も入院中の8日間で読み終えることはできませんでした。カラマーゾフの兄弟を読み、ドストエフスキーは他の作品も読みたいなと思ってたので、まずはこの白痴から。新潮文庫版は、上下2冊組です。こちら内容紹介。ドストエフスキーは、『無条件に美しい人間』を描こうとしたそうです。ここでの『白痴』は、日本で使われる白痴とはニュアンスが異なり、『無垢』、『世間知らず』のような印象を受けます。坂口安吾の白痴の登場人物とは異なるキャラクターです。読み進めていくと、主人公のムイシュキン公爵は、『戦争と平和』に登場するピエールと似たようなキャラに思えてきました。トルストイはこの作品を絶賛していますが...白痴(上)(下)-ドストエフスキー木村浩訳(新潮文庫)
☆ドストエフスキーの5つの長編小説の中でまだ読んだことのなかった『悪霊』をやっと読み終えることができた。 この『悪霊』は、死ぬまでに読んでおきたい本の一冊で…
☆2024年に読みたい本!!☆ 2023年は村上春樹の新刊発売がビッグニュースで、『街とその不確かな壁』は発売前後で盛り上がりました。 中村文則『列』、川上未映子『黄色い家』など好きな作家の新刊をたくさん楽しめて幸せでしたよ。 好きな作家の新刊はワクワクしますね~。 2024年もまだ見ぬ傑作に期待したいです。 hiro0706chang.hatenablog.com 2023年は海外文学を読みたいと思いつつ、そこまでたくさん読めませんでした。 2024年はカミュ、カフカ、ドストエフスキーなどの古典的傑作も読んでみたいですね。 昔、異邦人、変身、罪と罰なんかは読みましたが、正直若い頃はそこまでよ…
ドストエフスキー(1821~1881)農奴制度崩壊から資本主義へと向かう時代の過渡期における人間の内面的、心理的矛盾を追究した。人道主義を基調とした『貧しき…
Ⅲ.ゲルマント公爵家と主人公の変貌 「失われた時を求めて」 対話的創造性のほうへ 3/4
この長編小説では当初主要テーマとして照明を浴びて舞台前面を占めていたパリ社交界や恋愛模様が、読み進むにつれやがて少しずつその重要性を薄めてゆきます。反対にそうした全般的な流れに逆らうようにして、それまで目立たなかった脇役たちが舞台の袖から中央へと登場してきます。長く主役をはってきたものは翳り、それに代わりそれまで出番も少なく、役割も明確ではなかった端役たちが互いに関連を持ち始め、新たな役回りも得て、作家志望の主人公を創作へと導きます。 以下のⅢ章では、まず19世紀から20世紀に移る端境期のパリ貴族階級で起きる大きな変動を描きます。また、それとともに間欠的に起きる主人公マルセルの内面における大き…
川上未映子さんの作品はどちらかというと苦手だった2作(ヘヴン、すべて真夜中の恋人たち)読んだけど正直 あまり俺好みではなかった・・・。特に「ヘヴン」はあまりにも残酷ないじめの描写が不快過ぎて物語の心底に潜む核に辿り着くことができなかったこの人の本は俺には合わないと思いこんでいたそして少し時間が流れて・・・今年の春 雑誌ダヴィンチ(4月号)📚で川上未映子/黄色い家の特集をなんとなく軽い気持ちでページをめ...
マルセル・プルースト(1871−1922)の長編小説「失われた時を求めて」は大伽藍に例えられることもあって、何やら近寄りがたい長編のように語られることがあります。しかし、その特有な展開の仕方に慣れれば、けっして難解な書物でも美の巨峰などでもありません。重要な場面もむしろ身近な所で繰り広げられることが多く、多彩なアプローチが可能な小説だということがわかるはずです。安定していた社会が傾く時の迫力に富む描写もあり、人生にうがたれる深淵をのぞきこむような場面も描かれはします。でも一方では、人間に秘められている可能性も繰り返し語られているし、親近感もユーモアも感じることができる小説です。それまでの近代小…
古典的名作から、若い人でも読みやすいものまで、海外の読んで面白い名作文学小説を集めてみました。1度は読んでみたいドストエフスキー。しかし長いので途中で挫折してしまうこともしばしば...
シェイクスピアの劇は、どれも早く進行するという印象があるのだが、その中でも、四大悲劇は、特にスピーディであると言って、良いようだ。 総行数で、もっとも長いのが、ハムレットであり、もっとも短いのがマクベスであるが、どちらも、科白が、畳みかけるように流れていく。リア王やオセロー...
先の記事で、リア王については、かなり短く済ませてしまったので、少し付け加えておきたい。 リアは、自らの愚かな振る舞いによって、王としての地位を追われ、権威も権力も財力も、そうした外形の諸力は、悉く剥ぎ取られ、狂気と正気の境さえさまよい、野にあって、ただの老人に過ぎなくなる。...
シェイクスピアの四大悲劇で、わたしがおもしろいと思うのは、劇を推進させるそのものの原動力が、人間としての弱さに、拠っているということである。 「リア王」では、リアが最愛の娘コーディーリアからこそ、甘言を聞きたかったのだが、それができず、信用のならない二人の姉の甘言に、まんま...
シェイクスピアの四大悲劇と呼ばれるものに、ドストエフスキーの諸作品を照らし合わせることは、よく為されることであるが、改めて、ここで照合してみたい。 「ハムレット」は「罪と罰」、「リア王」は「白痴」、「マクベス」は「悪霊」、「オセロー」は「カラマーゾフの兄弟」という具合で、確...
これは、わたし自身の言い方となるが、この二人の作風の違いを、一度、比喩を使って表現して見たい。 シェイクスピアについては、スタンダールの故知を鑑みて、モーツァルトの音楽にも通ずる作風を持っていることから、 透き通った豊かな海の、明るく照らされた底が、間近に見え、その水深を尋...
シェイクスピアの諸作品は、読み易い古典である。おそらく、世界の古典の中でも、もっとも読み易い古典ではないかと思われる。 これは、日本ではもう江戸時代から、翻訳本があったこと、また、とても多くの優秀な翻訳家たちが、挙ってシェイクスピアを翻訳して、洗練されて来たこと、それと、作...
世界文学でも、重要極まりない、この二人の人物を並べて、上げてしまったが、一つの試論ということで、ご覧頂ければ、有難い限りです。 詩人としては、シェイクスピアの方が秀で、人間観においては、ドストエフスキーが優っていると、わたしは見ている。 シェイクスピアの比喩表現の卓越さは、...
【購入】ブックオフは店舗よりオンラインがオススメかもよ【5冊】
最近、何気に時代に逆らわずオンラインを活用しているなぜかといえば確実に欲しいものが買えるし値段もオンラインのほうが安い特に単行本は店舗の半値で買えたりする今までみたいにわざわざガソリンを消費して店舗に出向いてあるかどうかわからない買い物に意味はあるのかと思い始めたブックオフオンラインについて軽く肝心な部分を説明しておく📚【受取り方法】店舗か自宅配送の二択■店舗受取りは送料無料■自宅配送の場合は、、、●...
久々に最寄りのブックオフを訪れた。不要な本を売り、何冊か買って帰った。 読み終えた本だけではなく、読み切っていない本も売った。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』だ。 「これを読めば頭がよくなる気がする」「名作なので読んでおいて損はないのではないか」という邪な理由で、中学生の時に図書館で借りたことがある。数ページで止めた。難解でよく分からない。 社会人になって「今なら読めるかもしれない」と古本屋で購入したが、結局読んでいない。裏表紙のあらすじだけで暗い。これを読む時間があるなら他の本を読みたい。本棚のこやしになっていたので、もう売ることにした。 古本屋でおもしろいのは、これまでに売れた冊数…
この書のこととなると、わたしはじつに様々な思いに溢れ、1、2回の記事で終わらせるのは、嫌なので、再び、書かせてもらいたいと思う。 次兄が横入りしたことや、また、この書の良さをまるで分からなかった、長兄もいたりして、色々騒がしい事もあったが、この書自体のことについて触れられな...
先の記事で、自分の兄がひねくれていた事を書いたが、ドストエフスキー自身が、また、たいへんなひねくれ者で、底意地の悪い人間だったことを、付け加えておかなければ、嘘になるだろう。 兄は読んでいないが、罪と罰のラスコーリニコフも、悪霊のスタヴローギンも、そしてカラマーゾフのイヴァ...
自分の人生を、決定付けた本を挙げよと言われたら、わたしは、即座に上記のこの書を挙げる。 だが、この本は、わたしには複雑な、入り組んだといっても良い感情を喚起せずには、いない本なのである。 その入り組んだ感情を、自分自身整理する必要を感じるので、ここで、やや詳しく書いてみるこ...
モーパッサン 若い女性 「その心は疑い深く、頭はよく働き、勘が良い。」 アラン 手相 「魔法使いに、手の内を見せることはない。」 ベルクソン 人類 「人類はまだ、自分の未来は自分次第だということを、知らないでいる。」 ドストエフスキー 人間 「人間は、どれだけ複雑に見えよう...
ドストエフスキーには、芸術しかなかった。言わば、そこまで人間として追い詰められていた。トルストイは、芸術以上のものを欲した。人間として、ドストエフスキーより遙かに格が、上だったこともある。 ○ 芸術以上のものとは、宗教であり、思想であった。 ○ 東京裁判...
戦争犯罪人のくせにプーチンが文化排斥などと ほざいています 西側、チャイコフスキーなどロシア文化を排除 プーチンが悪い! ロシアのプーチン大統領は西側諸国は チャイコフスキーやショスタコービッチと いった大作曲家を含むロシア文化全般を 拒否しようとしている...
社会批判、について、思いつくまま ―― 個人的懐疑に基づいた論証 32/50
個人的懐疑に基づいた論証(argument from personal incredulity)は、ある前提を「個人的に」疑問に感じたことを理由としてその前提が偽であると表明すること、あるいは逆にある前提を好ましいと感じたことを理由として真であると表明することをいう。―― ウィキ/無知に訴える論証 しかし、諸君、自分の病気を自慢するものがどこにあろう? しかも、それを種に威張るなんて、 もってのほかの話である。 ...
イエスは ”神の者は神に、カイザルのものは神に返せ”といった。 そして優秀なものが世界を支配すれば良いという考えの権化として、 のローマの総督の前で、”私の国はこの世のものではない”と言ったのです。 ドストエフスキーの、二コフと親友の会話を思い出しました。「凍えて死にそうな旅人に、自分のコートを差し出せるか」だったと思います。二コフは、「自分の命と引き換えに、旅人の命を救いたい」と言い親友は、「大きな権力を手に入れて、多くの人を救う使命があるから此処で死ぬわけにはいかない」 「コートを半分に裂いて渡しても、どちらも命を落とすだろう」と言う。 多分、プーチン氏は後者でしょう。 電車に飛び込み自殺…
1186夜:難しそうな本ばかり読んで、何の意味があるのですか?自慢したいんですか?との質問に答えて。
読書は自己満足なのでしょうか? 質問 あなたのブログは自己満足だと思います。わけのわからない本の紹介はやめて欲しいです。難しそうな本ばかり読んで、何の意味があるのですか?自慢したいんですか?(匿名さん) 皆さん、お読みに来てくださりありがとうございます。本日は、匿名さんの質問にお答えする形にしたいと思います。 私のブログ運営の意図としましては、信心をしていない人に、日蓮正宗の御授戒を受けて欲しいという願いがあります。私は末端の一信徒でありますが、日蓮正宗の御宗旨である自行化他を、自分なりの方法で思うままに実践しているのが、ブログに記事を書くというスタイルになっております。日蓮正宗の御僧侶の法話…