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夢がかなわなくても、なりたい職業に就けなくても、人生は続く。 この強い言葉が希望のように響く印象が、私は同作にはずっとあった。これは決して絶望の言葉ではないはずで、もしもその続く人生が暗く感じられる人にはぜひ読みやすい原作小説からあたってみ
2013年公開の日本映画の紹介です監督は、佐藤信介。有川浩の小説が原作の、SF・アクション映画です。主演・出演は、岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、西田尚美、栗山千明、石坂浩二。(あらすじ)“メディア良化法”という法律が成立し、年号は正化に代わり、『良化隊』は違法とみなされる本や雑誌を本屋から回収し焼却しています。その後、『良化隊』の検閲に対抗する唯一の組織『図書隊』が設立しました。正化31年。高校生の笠原郁は、やっと見つけた本を『良化隊』に奪われそうになり必死に守ります。そこへ図書隊員が現れ、取り返してくれたのです。卒業後笠原は、その『図書隊』に憧れ「本を守りたい」と入隊します。間もなく笠原は女性初の特殊部隊に配属され、堂上班に所属するのです。入隊直後から堂上は厳しく、ウンザリしながらも笠原は厳しい...「図書館戦争」
前回「倒れる時は前のめり」という有川浩先生のエッセイ+小説本をすこしご紹介しました。その中で「特殊な知名度を持つ新人作家」(当時)ということで紹介されているのが加藤シゲアキ先生です。 有川先生は、加藤先生の一作目「ピンクとグレー」の段階で、彼が書ける人間だと見抜いています。その後、加藤先生は作品を書き続け、有川先生をして「彼は本物でした。」と言わしめています。 加藤先生の小説は「ピンクとグレー」「閃光スクランブル」「Burn-バーン-」「傘を持たない蟻たちは」「チュベローズで待ってる」「オルタネート」「渋谷と1と0と」と続きます。 私個人としてはオルタネートが特におもしろいです。3人の少年少女…
先日、自衛官候補生が自動小銃を乱射し自衛官さん3名が死傷する事件が起きました。亡くなられた2名のご冥福をお祈りするとともに、お怪我された方の回復を願います。 この事件の報道や、または「自衛隊」と聞いてみなさんはどう感じますか?「危険だ!」「戦争反対!」という人もいるでしょう。よくわからないという人もいるでしょう。 私は自衛隊さんが好きです。タレントのカズレーザーさんのように取りつかれているわけではありませんが、好きです。好きになったきっかけはこの3冊です。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] funct…
こんにちは、まぐです。前日に掲載したブログでなんとなく分かっていただけたと思いますが、私は有川ひろ先生(2019年より前は有川浩先生)が大好きです。初めて読んだのは「図書館戦争」シリーズで、それからは過去作を読み、出ている作品を読みこみ、新刊がでるたび喜んでいます。 先日、本屋で新刊をみつけました。「物語の種」です。まだ開いていないので帯だけご紹介します。 「物語の種」ができるまで 読者が物語の「種」を投稿する。 (体験談、思い出、好きなフレーズ、写真・・・なんでもOK!) ↓ 有川ひろが、選んだ「種」を元にして「小説」を書く。 ↓ 十粒の「種」が選ばれ、十篇の「小説」ができあがる。 ↓ それ…
先日、有川ひろ先生の「物語の種」を読み始めますと書きました。まだ読んでいない人のため、ネタバレはごく少量にしたいのですが、少しも嫌という人はここで引き返してください。 この小説は全部で10本あります。ほとんどはそれぞれが完結していますが、いくつかつながっているものがあります。 私がとくにすきなのは第3話「胡瓜と白菜、柚子を一添え」です。読み終わってすぐにエッセイ+小説である「倒れる時は前のめり」の「ゆず、香る」を読みたくなりました。本棚から引っ張り出してきて、読んで、そして泣きました。 有川先生をご存知の方にはあたりまえですが、「倒れる時は前のめり」と「倒れる時は前のめり ふたたび」があります…
【植物学の父】NHKの朝ドラはつまらない?本日スタートの新ドラマ『らんまん』に期待する2つの理由とは…
本日3日よりNHKの朝ドラが新しくなりますね。私はここ数年の朝ドラを観ていませんが、今作は大いに期待しています!それは『植物図鑑』(著・有川浩)を読んでるから「植物学の父」なんて言われたら避けては通れないでしょう?
【完全保存版】2022年下半期おすすめ小説ランキングベスト10
みなさん2022年はどんな本を読みましたか?たくさん読めたでしょうか?みなさんが読んだ本で面白かったものがあったら是非紹介してほしいです。今回は私が2022年の下半期に読んだ小説のおすすめ10選をご紹介させていただきます。あくまで半年の間に
こんにちは、「夢と読書 一期一会BOOKS」の萌菜花です。 今回ご紹介する本は「塩の街」です。 言わずと知れた名作ですが、コロナ禍の今こそぜひ読んでほしい一冊です。 本の情報と本の内容、感想を本の中の言葉を引用しながら書きたいと思います。 気になる方はぜひ、最後まで読んでください。 なお、こちらは「夢と読書(ラクマで古本屋モドキ)」にて、実際に販売していない商品になります。 使用感がすごいのと、経年劣化で帯の色がカバーのそでに色がついてしまっていたりして、これは売りたくないなぁと判断したためです。 ですが、「読み終わった本は売る」というマイルールに基づき、こちらは古紙回収へ持っていきます。そこ…
近場で旅行気分を味わう旅、浦和編。夕方に到着して、ホテルに荷物を置いたら、ちょっとだけ外に散歩に出かけました。真夏の夕暮れ。暑さも和らいできて、いい感じです。綺麗な道は旧中山道だったホテル前(裏?)の道は、いろいろなお店が続く繁華街ながらも
青緑の美しい表紙に魅かれて有川浩さんの小説を借りました。印象的だったのは呆れるぐらい子どもっぽいお父さん。読み終えて思い出したのは私の母親のことでした。 アンマーとぼくら 青緑の美しい色に惹かれて手に
6月の入院にも1冊だけ文庫本を持参しました6日間の入院で、手術日は朝から余裕もなく、術後は心電図や点滴・バルーン等々の管につながれているので、起き上がるこ...
狭い家に住んでいるので、物はなるべく増やしたくない。特に、捨てるのにためらってしまう物は。私にとって、そんな捨てにくい物とは、CDと本!いくら外側がボロボロになったとしても、コンテンツ自体は古くならないじゃないですか。なので、古くなっていな
【みとりねこ】著:有川ひろ7つの短編が納められてて、猫目線で描写されている作品がいくつか。福士蒼汰君の主演で映画化された「旅猫リポート」に登場する、ナナとハチもサトルとのことを語っています。私も我が家の猫たちモデルに書いてみようかしらと、思ってしまう。笑見開きで挿絵のページが、一話あって、これがとても素敵。初回限定付録の描き下ろしマンガも面白い企画です。本のタイトルになっている、「みとりねこ」は、少年と一緒に成長して行って、人間と同じつもりでいた猫に先に寿命が訪れてしまう。結末は、大体予想が出来ていたのに、涙ボロボロ。そう言えば、有川ひろさん、名前の表記がひらがなになったんですね。有川さんの著作を読み始めたばかりの頃、浩を「ひろし」と読む、男性だと思っていました。「みとりねこ」では、「浩美(ひろみ)」と名付けら...最近読んだ本