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昨年11月公開の日本映画の紹介です監督は、岸善幸。朝井リョウの小説が原作、複数の主人公が登場するドラマ映画です。主演・出演は、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香、山田真歩、宇野祥平、渡辺大知、徳永えり。(あらすじ)職場の食堂の給水機の水があふれるのを見続けている佐々木佳道は、上司に声をかけられますが「誘ってもいかないよね」と言われてしまいます。その後広島県警から連絡が来て、佳道は地元に向かいます。広島のデパートで働く桐生夏月は仕事に熱が入らず、帰宅後は好きな動画を見ながら水に浸る感触を味わうのでした。ある時、佳道が広島に戻っていると聞いた夏月は、一目見たくて誘われた結婚式に参加することにするのです。高校時代、工事が入ると言う校舎の蛇口を佳道が壊し、吹き出る水に2人で歓喜したことを夏月は思い出...「正欲」
こんにちは。mochioです。 #読了 そして誰もゆとらなくなった朝井リョウ朝井リョウさんのエッセイ集の3部作目。3部作目から読み始めたけど問題なかった。これがあの「何者」とか「正欲」を書いた人のエッセイなのかというほど、内容が面白おかしか
少数派の価値観を持つ人々の繋がりを描いた作品。原作は朝井リョウの長編小説。原作を読んでから鑑賞しました。小説ほどマイノリティの部分を表現できなかったのかもしれませんが、登場人物の趣味嗜好をダイバーシティ=多様性と定義づけて、対立を煽るほどのことでもないような気がしました。本作での新垣結衣の表情が話題になっています。原作で「顔面の肉が重力に負けていく」という表現が何度か出てきます。それを実写化したメイクや表情の作り方だったと思います。磯村勇斗は本作に限らず独特な世界観の作品での個性的な役が多いです。本作は2024年1月31日閉館予定の吉祥寺プラザで鑑賞しました。吉祥寺プラザ閉館のお知らせ閉館間際は混雑するかもしれませんが、まだ空いていました。原作:朝井リョウ監督:岸善幸脚本:港岳彦出演:稲垣吾郎、新垣結衣、...正欲吉祥寺プラザ閉館
『正欲』(2023.11.3.オンライン試写)不登校の息子が世間から断絶されることを恐れる検事の寺井(稲垣吾郎)。ある秘密を抱え、自ら世間との断絶を望む寝具販売員の夏月(新垣結衣)。夏月の中学の同級生で、夏月と秘密を共有する佳道(磯村勇斗)。心を誰にも開かずに日々を過ごす大学生の大也(佐藤寛太)。大也と同じ大学に通う男性恐怖症の八重子(東野絢香)。一見無関係に見えるそれぞれの人生が、ある事件をきっかけに交差する。朝井リョウの同名小説を、監督・岸善幸と脚本家・港岳彦で映画化。家庭環境、性的指向、容姿などさまざまな“選べない”背景を持つ人々の人生を描く。キャッチコピーに「あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。共感を呼ぶ傑作か?目を背けたく...『正欲』
本日、有休( *´艸`)昨日からずっと雷・稲妻→土砂降り→雨が止む→土砂降りの繰り返しで、外がうるさくてあんまり寝た気がしなかったのですが、お楽しみイベントがありまして~(*´▽`*)・・・って、もう題名にしてるので何のイベントかバレバレですが。自宅から1時間ちょっとの地域にて、小説家の朝井リョウさんの講演会。そちら方面でランチしてから向かおうと計画していました。ところが、行こうと思っていたカフェ、いつの間にか...
小説を読むことで、これまでにない体験や新たな視点に出会うことができ、将来を考えたり他人とのコミュニケーションを円滑に進めたりするのに役立ちます。高校生になると、1日をどのように過ごすのかを自分自身で決めることできる日も多くなることでしょう。ぜひ、小説
正欲(新潮文庫)本書の帯に「読む前の自分には戻れない」という衝撃的なキャッチコピーが書かれているのですが、確かにそうかもしれないと思えるほど、読後感は最悪かも知れません。それでも読んで良かったと思える本でした。ここ数年、多様性という言葉がもてはやされてい
「正欲」朝井リョウ著、新潮文庫、2023年6月多様性(ダイバーシティ)がテーマの小説。朝井リョウの小説を読むのは初めてです。「新垣結衣出演で今秋映画化」と帯に書いてあるのを見て手に取りました。巻末に解説を寄せた方ですら「この物語は手に余る」と書いています。素人の自分が感じたことを、誤解を招かないよう適切に表現するのはより難しいです。それでも敢えて書くと、マイノリティー(少数派)の中にもさらにマジョリティー(多数派)とマイノリティーがあって、マイノリティーの中のマジョリティーの声だけ拾い上げると、マイノリティーの中のマイノリティーがより肩身の狭い思いをしかねないこと。マイノリティーの中のマイノリティーの声まで拾い上げていると世の中が混沌としてしまいかねないこと。ある程度集合体にならないと権利を主張しづらいこ...正欲
メイドカフェのイメージ 今日はおもろまちのコンカフェについての話題 コンカフェって? 決して片づけの第一人者として有名になったかたの名前ではありません。 コンセプトカフェ、略してコンカフェといいます。 って、知ったかぶりで喋ってますが、僕がコンセプトカフェを知ったのはほんの数日前の事。それも、朝井リョウの書いた「時をかけるゆとり」(僕が読んだのは改題前の『学生時代にやらなくてもいい20のこと』っていう本だが)を読んでから。 朝井リョウの本、ついに図書館で借りることができました。詳しくは、6月12日に書いた『お題の「読みたい本」について書いてみました。』を読んでね! たまたまそこにはコンセプトカ…
高校生に読んでもらいたいおすすめの小説を集めてみました。エンターテイメント性のある小説に感動的な物語、ちょっと考えさせられるお話、などなど多感な時期の高校生に是非読んでもらいたい...
こんばんは。 マダムあずきです。 猫さん 後悔病棟 積読本 azuazuazukina.hatenablog.com 猫さん まりも日記 (講談社文庫) [ 真梨 幸子 ]価格: 770 円楽天で詳細を見る ロスねこ日記 [ 北大路 公子 ]価格: 715 円楽天で詳細を見る 読了。 猫さんにまみれて 猫さんが題材の本を読み 猫さんロスに怯えながらも お膝のぬくもりを愛しく思う、そんな読書生活です(ΦωΦ) 後悔病棟 懲役病棟 [ 垣谷 美雨 ]価格: 803 円楽天で詳細を見る 懲役病棟 垣谷美雨 社会問題を取り込んだ小説といえば垣谷先生ですね。 今回も問題があったり憤ったりとしながらも 読…
今週のお題「読みたい本」 読みたい本 梅雨です! 雨の日は家で読書に集中するチャンスですね・・・って、確かに。 今日も雨降りなので家庭菜園はお休み。 畑が気になるけど、ぬかるんでいるから近寄らないことにしようってことで、無視を決め込んでいます。 今週のお題は読みたい本。 読みたい本ってことは、まだ読んでいない本っていう解釈でもいいですよね。 というわけで、写真にあるように、3冊の本を取り上げてみました。 なんかどこかで聞いたことがありそうな書名ですね。 「時をかける」・・ってくれば、「少女」 「風と共に」・・・ってくれば、「去りぬ」 「そして誰も」・・ってくれば、「いなくなった」 でしょ! ま…
朝井リョウ『正欲』あらすじ紹介します。我々の知る多様性は自分の見えている世界がすべてではないとう事を知るきっかけになる作品です。
自分は自分にしかなれない。 痛くてカッコ悪い今の自分を、理想の~朝井 リョウの言葉
にほんブログ村 理想の自分になれていますか? ブログ訪問ありがとうございます。夢を実現させるために常にあなたと向き合っていくコーチング Tête à tête…
ラジオの記事まとめ(その1)[又吉さん関連2記事] [アトロク関連3記事]
ラジオに関する記事をいくつか投稿したのでまとめてみます。 ただし、放送のアーカイブ(ポッドキャスト、YouTube、Audee等)が聴ける記事に限定しようと思います。※違法アップロードでなく公式がアーカイブしているもの なので、Radikoタイムフリーで期限切れになっていたり、公式がアーカイブしていない放送の記事は対象外となります。 上記ルールでまとめた直近のラジオ記事は全て読書関連となりました。 それでは、これまでに投稿したラジオの記事を挙げていきます。
【アフター6ジャンクション】朝井リョウさん ゲスト回をピックアップ
アフター6ジャンクション(略してアトロク)から、朝井リョウさんゲスト回をピックアップしてみようと思います。 ブック・ライフ・トークの記事でも朝井さんゲスト回を紹介しましたが、それ以外にも何度かアトロクにゲスト出演しています。 朝井さんゲスト回も紹介してます。こちらも良ければ。 【アフター6ジャンクション】ブック・ライフ・トークが面白い 朝井さん登場回は全て、火曜パートナーの宇垣さんの回に出ているみたいです。宇垣さんが本好きということもあって、意図的に火曜日に調整しているのかもしれません。 今回ピックアップするポッドキャストは 新作「正欲」について 「スター」について 「死にがいを求めて生きてい…
毎度の娘からのお下がり読了 ないものをあるように見せ あるものがないようにされてしまう 今 世の中ものすごい速度で 面白がって持ち上げ 嫌悪して突き落とし その時の状態ばかりを判断材料にして そのもののの価値や良し悪しは二の次に 狭い、細分化された区画の中で発信し、評価する...
【アフター6ジャンクション】ブック・ライフ・トークが面白い。好きな回をピックアップ
自分のブログの過去記事を振り返ると読書とラジオに関する記事が多め。なようです。ということで今回は読書×ラジオの記事を書いてみようと思います。 アフター6ジャンクション(略してアトロク)というラジオ番組をご存じでしょうか? この番組はタレント、アーティスト、作家など幅広いゲストが出演します。読書に関する放送も多いです。さらに、ポッドキャストで過去の放送が全て聴けるという大変ステキな番組です。 今回はアトロクの「ブック・ライフ・トーク」というコーナーから、 佐久間宣行さん 朝井リョウさん 武田砂鉄さん 3名のゲスト回をピックアップしてみました。(特に好きな回なので。) それでは番組概要やコーナー概…
自己紹介の意味も込めて、これまで読んだ小説やエッセイをまとめてみます。 思い出せる範囲でざざっと書いていこうと思います。ビジネス書も読んだりしますが今回は小説やエッセイに絞ってみます。 もし傾向が似ている方はお好みの本のレコメンドになればなと思います。あと「この傾向ならこの本も好きでは?」というものがあれば是非教えてください。 ではまとめていきます。作家別に書いていきます。
死にがいを求めて生きているの (中公文庫 あ92-2) [ 朝井リョウ ]価格:968円(2023/2/28 09:59時点)感想(1件) 植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。 二人の間に横たわる“歪な真実”とは? 毎日の繰り返しに倦んだ看護士、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。 交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、 目隠しをされた“平成”という時代の闇が露わになる。 今を生きる人すべてが向き合わざるを得ない、自滅と祈りの物語。 ..
旅立ちの季節。卒業や進級、そして入学。別れは悲しいけれど新しい出会いもある。期待と不安の新生活、そこにはどんな物語が待っているのでしょうか?「卒業」がテーマとなっているおすすめの...
朝井リョウさんの風と共にゆとりぬ小説だと思って借りたらエッセイだったのですが、とんでもなく面白かったです何度も声出して笑ってしまいましたオクラのエピソードが面…
「傲慢と善良」辻村深月著、朝日文庫、2022年9月傲慢と善良(朝日文庫)辻村深月朝日新聞出版婚活を通じて出会った30代の男女、架と真実の恋愛・人間関係を描いた長編小説。2人の恋愛の話がメインではありますが、真実の母親との関係、架の女友達との関係、婚活相手の評価、自分自身との葛藤など、巻末の朝井リョウの解説の言葉をそのまま借りると「解像度を高めて描写」しています。途中重苦しくて読み進めるのをためらうほどでした。重苦しさの山場は298ページからの架の女友達が偶然真実に会ったことを話すシーン。フィクションとはいえ、女性の怖さを思い知らされます。関連エントリ:【辻村深月著書】ハケンアニメ!(書籍)神様の罠ツナグ朝が来る(書籍)傲慢と善良
【朝井リョウ】爆笑エッセイ「ゆとりシリーズ三部作」おすすめの読み方|外では危険
この記事では、朝井リョウさんの爆笑エッセイ「ゆとりシリーズ三部作」を存分に楽しむ秘訣をブックキュレーターが解説します。未読の方はもちろん、既読の方もより作品を楽しんでいただけること間違いなし!
自分の思いを言語化するのって難しいですよね。特に、公の場での自己PRとか、就活での面接時の受け答えとか。言語化できても、それがうまく相手に伝わっているのか。本記事は、こんな方に自分の思いを言葉にするには、どうしたらいい?伝わる言葉って、どん
最近読んだ本を紹介します。こちらの小説です↓ 『正欲』朝井リョウさんの書き下ろし作品。2023年に映画化されるんですね。(ガッキーが出るなら見てみたい♪)読み…
『そして誰もゆとらなくなった』【読書感想】#読書の秋2022
お待たせいたしました。ただただ、楽しく読書する体験を得たいあなたに。 超絶おススメ『ゆとり』シリーズ第三弾。 前に出た二冊がどれほど楽しかったかと言う…
【読書感想レビュー】ただただ楽しい読書時間。朝井リョウさん著「そして誰もゆとらなくなった」を読みました!
スポンサーリンク (adsbygoogle = window.adsbygoogle []).push({}); おはようございます。 1冊読み終わったので感想を綴りたいと思います。 今日ご紹介する本はこちら。 朝井リョウさん著「そして誰もゆとらなくなった」です! そして誰もゆとらなくなった posted with ヨメレバ 朝井 リョウ 文藝春秋 2022年08月08日頃 楽天ブックス 楽天kobo Amazon Kindle 本の説明 朝井リョウさんのエッセイ、 ゆとりシリーズの完結編となっている本書。 朝井リョウさんは、 さくらももこさんのエッセイに感銘を受け、 いつか、さくらもも…
朝井リョウの直木賞受賞作「何者」を読了しました。 大学生の就職活動がテーマ。これは就活を経験した人にはグサグサ刺さるのでは…。かくいう私もグサグサ刺さりました。 この作品、ちょうど一年前にアマゾンプライムビデオで映画を観ました。映画が面白かったので原作を読んでみたいなぁと思っていて、やっと読めました( ^^ ) 何者 (新潮文庫) [ 朝井 リョウ ] あらすじ 就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたからーー。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まる…
最近電気つけると暑いので、間接照明のみで。 残業後、ジムで筋トレ、ランニング、サウナしてきたのでホントはプロテインのみで寝たいところだけども。 我慢できず、、 朝井リョウのこの短編集は すべて、大半の人の見方に対する揶揄、皮肉をこめた でもね、実は、、という別の見方を知らし...
『死にがいを求めて生きているの』朝井リョウ 著 あらすじと感想(ネタバレなし)
人生について深く考えさせられる作品、朝井リョウさんの『死にがいを求めて生きているの』をご紹介したいと思います。 ○生きる意味について考えたい人 ○生きがいを求めている人 ○生きがいがある人 に、おすすめの一冊です。
本の感想「正欲」朝井リョウさんの小説2022年本屋大賞ノミネート
こんにんちは。アラフォー独女のMOMOです。(プロフィールはこちら)* * * * *今回は朝井リョウさんの小説「正欲」のご紹介です。「正欲」は朝井リョウさんの作家生活10周年を記念して出版された、書き下ろし小説です。第34回柴田錬三郎賞を
アボガドの成長と共に、韓ドラ「二十五、二十一」など鑑賞77作品め〜心に染み入るセリフ〜
配信完了されたと同時に一気に連続鑑賞。コロナ以降から見始めた韓ドラも、77作品め。 私がドラマ見ている間に アボガドもすくすく。 さらにいま、発根し始めた種が4つスタンバイ。 夏に向けて楽しみ 「39歳」 女3人の友情もの。 私自身は、3人の関係て魅力感じないのでサラッとみ...
「何者」 著者:朝井リョウ(新潮文庫)レビュー 直木賞受賞作
多くの人が人生で経験する青春ストーリー。 直木賞受賞作『何者』は、中々内定を貰えない就職活動学生達が過ごす時間の中で、自身や他人に葛藤するストーリー。 ある時、仲間の1人が内定を貰ったことをきっかけに、喜びや嫉妬、不安等の様々な感情が入交り、仲間の関係に変化が起こります。 果たして自分は「何者なのか?」と自問自答する若者の姿を書いた作品です。 もう一度あの時の自分を生きている気が出来る内容です。
おすすめ#14: 2022年本屋大賞ノミネートの超問題作「正欲」朝井リョウ著
【ネタバレほぼ無し】2022年本屋大賞にノミネートされた「正欲」について紹介します。本作品は朝井リョウの最新作になりますが、最大の問題作とも言えるでしょう。「多様性」という言葉を切り口に、社会的少数派とそれに寄り添おうとする世間の間に生じているギャップに焦点をあてて、鋭く切り込んでいます。