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「何者」 著者:朝井リョウ(新潮文庫)レビュー 直木賞受賞作
多くの人が人生で経験する青春ストーリー。 直木賞受賞作『何者』は、中々内定を貰えない就職活動学生達が過ごす時間の中で、自身や他人に葛藤するストーリー。 ある時、仲間の1人が内定を貰ったことをきっかけに、喜びや嫉妬、不安等の様々な感情が入交り、仲間の関係に変化が起こります。 果たして自分は「何者なのか?」と自問自答する若者の姿を書いた作品です。 もう一度あの時の自分を生きている気が出来る内容です。
おすすめ#14: 2022年本屋大賞ノミネートの超問題作「正欲」朝井リョウ著
【ネタバレほぼ無し】2022年本屋大賞にノミネートされた「正欲」について紹介します。本作品は朝井リョウの最新作になりますが、最大の問題作とも言えるでしょう。「多様性」という言葉を切り口に、社会的少数派とそれに寄り添おうとする世間の間に生じているギャップに焦点をあてて、鋭く切り込んでいます。