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作品紹介・あらすじ小説の舞台「月舟町」に、著者自身が出かけていき、登場人物たちと「登場人物の自由」とか「物語はためになるか」などについて語り合う一風変わった物語論。読書備忘録十字路の中心で渦巻くつむじ風漢字の「林檎」をひらがなの「りんご」にひらいてくれるようなものを読みたいんだ。私も「なるほど」と思ってしまった。りんご箱の上でひらいた本・・・坂をのぼって行く話・・・好き勝手に月舟町・・・木挽町とか函館を思いながら読むのです。★★★★☆本・吉田篤弘「物語のあるところ」
内容紹介結婚は、わたしの料理の腕を上げました。子どもが生まれたことは、食べ物を真剣に考える糸口になりました――平野レミさんがはじめて料理を作った思い出から、和田誠さんとのなれそめや子育て方針まで、家族と料理への愛情がぎゅっと詰まったエッセイ集。29品のオリジナルレシピに加え、夫・和田誠さんとの対談、阿川佐和子さん、清水ミチコさんとの鼎談も収録。読書備忘録そうです。私も子供ができてからまじめにお料理したのでした。母には、しらばっくれた味と言われた薄味の料理・・・なので子供たちは外での食事はしょっぱい。なんて言っていた時期もありましたっけ!今は夫婦二人なので、特に気を付けてはいませんが、薄味っちゃぁ薄味です。面倒なレパートリーはだんだん少なくなり、外食が楽しみでもあります。とても楽しく読めました。和田さんが温...本・平野レミ「家族の味」
4月13日 消防点検の後図書館まで歩いて往復 通り掛かりに出会ったの獅子舞は伊勢大神楽? 水泳1200m頑張りました
4月13日 木曜日 晴太陽の光が黄砂でオレンジ色の朝です。 今朝のTweet9時に消防点検の人が来て 問題もなく無事終了。その後、 乙川優三郎の「時雨の岡」を読んでしまいました。昨日から読み始めてたのですが、読了できてなくてちょっと焦ってしまいました。焦ったけれど、
作品紹介・あらすじ専業主婦の杉山莉緒(りお)(40)は、高校2年生の一人息子・聖将(きよまさ)からのカミングアウトをファミレスで聞き、衝撃を受けた。交際相手を自宅のランチに招いたところ、20歳で一流大学2年生の藤本雄(ゆう)哉(や)は非の打ち所がない好青年。母親を早くに亡くし、家事は勿論、祖母の介護までしている苦学生で、何より聖将に勝るとも劣らないイケメンだった。ひとまず二人の交際を認めた莉緒だったが、夫・稲男(いねお)(45)にはなかなか切り出せない……。聖将&雄哉、二人のひと夏の恋の行方やいかに?ほんのりあったかいホームコメディー!読書備忘録息子にカミングアウトされたら、そりゃぁギョッとしてしまうのはわかります。まだまだ・・・よそのお家に事なら、そうなんだー、今はね、いろいろあっていいんじゃない?なん...本・秋吉理香子「息子のボーイフレンド」
作品紹介・あらすじ大きな話題を読んだ”体験型ミステリー”第2弾。第一章「明神の滝に祈ってはいけない」桃花はひとり明神の滝に向かっていた。一年前に忽然と姿を消した姉・緋里花のSNS裏アカウントを、昨晩見つけたためだ。失踪する直前の投稿を見た桃花には、あの日、大切にしていた「てりべあ先生」を連れて姉が明神の滝に願い事をしに行ったとしか思えない。手がかりを求めて向かった観瀑台で桃花が出合ったのは、滝(、)の(、)伝説(、、)を知る人物だった。第二章「首なし男を助けてはいけない」夏祭りの日、少年は二人の仲間を連れて大好きな伯父さんを訪ねる。今夜、親たちに内緒で行う肝試し、その言い出しっぺであるタニユウに「どっきり」を仕掛けるため、伯父さんに協力してもらうのだ。伯父さんは三十年近くも自室にひきこもって、奇妙な「首吊...本・道尾秀介「いけないⅡ」
。.。:+*゚゜゚*ciao!この日のお散歩は図書館へ受渡しと、コピー。スーパーにお買い物。お醤油、野菜ジュース・・・重たかったぁ。途中の公園で小休止。町は黄砂で霞んでいますが空は青くて、薄紅色のハナミズキがきれい。枝に一羽だけ止まっている小鳥、お尻を向けて、あなたはだあれ?般若心経も絵本に!ようかいむらシリーズくりとぐらシリーズ介護雑誌のバックナンバー身勝手な戦の行方つちふれり高澤良一にほんブログ村図書館散歩、ハナミズキに鳥
作品紹介・あらすじ知人が購入を検討している都内の中古一軒家。ごくありふれた物件に思えたが、間取り図に「謎の空間」が存在していることが判明。知り合いの設計士にその間取り図を見せると、この家は、そこかしこに「奇妙な違和感」が存在すると言う。間取りの謎をたどった先に見たものとは……。2020年10月に公開されるや大反響を呼び、ウェブサイトで166万PVを記録、YouTubeで508万回以上再生されている『【不動産ミステリー】変な家』を、未公開の続編も加えた完全版として書籍化。不可解な間取りの真相は!?突如消えた「変な家の元住人」は一体何者!?謎がついに解き明かされる!読書備忘録変な家・・・図面の解説を見て、あーホントだ!なんだろう?しかもすぐの引っ越しとは・・・そんなこといつまでやってんのかしらね?と読んでいた...本・雨穴「変な家」
作品紹介・あらすじ美しい花には毒がある献身的に母の介護を続ける娘の楽しみとは……。柚月裕子は短編も面白い「佐方貞人」シリーズ、「孤狼の血」シリーズ、『盤上の向日葵』『慈雨』など数々のベストセラー作品を世に送り出してきた著者。ミステリー、ホラー、サスペンス、時代、ユーモアなど、デビュー以来の短編をまとめた、初のオムニバス短編集。「佐方貞人」シリーズスピンオフ「ヒーロー」収録。収録作「チョウセンアサガオの咲く夏」「泣き虫の鈴」「サクラ・サクラ」「お薬増やしておきますね」「初孫」「原稿取り」「愛しのルナ」「泣く猫」「影にそう」「黙れおそ松」「ヒーロー」読書備忘録「チョウセンアサガオの咲く夏」代理ミュンヒハウゼン症候群!ね。と読んでいたら、うっわ!お庭には毒性のある植物が・・・「サクラ・サクラ」いいお話、ホラーだ...本・柚月裕子「チョウセンアサガオの咲く夏」
作品紹介・あらすじ発売から3年で15刷のロングセラー『月とコーヒー』に連なる〈インク三部作〉待望の第二弾!「奇妙な惑星」博物館の保管室に勤務する十四歳のオリオ。師匠のベルダさんと二人、世の中のあらゆるものを記録し保管すべく作業に勤しんでいた。そんなある日、ベルダさんが死んだ。自殺か、病気か、事件か。原因がわからぬまま、オリオは保管室の責任者を引き継ぐことになる。ところが――。ベルダさんが記録に使用していた万年筆のインク、〈六番目のブルー〉の在庫がない。あれなくして記録作業はできない。旅するギタリスト、ジャン叔父さんとともに幻のインクを求める旅に出るオリオ。ところが、行く先々で奇妙な人たちに出会い、インク探しは前途多難。行方を探るうち、インクの秘密はある奇妙な「唄」に隠されているとわかるが……。読書備忘録ト...本・吉田篤弘「それでも世界は回っている2」
。.。:+*゚゜゚*ciao!風が強い日でした。ヒューヒューと電線が鳴ります。まるで虎落笛(もがりぶえ)のようでした。「ようかいむらシリーズ」は入学式。「孤独をたのしむ本」最後はひとりになる予定です。孤独もたのしめるようになりたいです。お買い物して、お散歩をラベンダーが咲きはじめていました。気になったニュースで舞台「隠し砦の三悪人」西部劇にも刺激を与えたと云われている黒沢作品ですよね。一番先に目に入ったのが、六角さんでした。「飲み鉄」観ている影響かも。笛のごと風音聞こゆ梅林大長林にほんブログ村図書館散歩ラベンダーと「隠し砦の・・・」
3月24日 酸素カプセルと読書の日 やっとの思いでスポジムの風呂に入りに行きました 久しぶりに食べる白米は美味しい😭
3月24日 金曜日 曇り時々小雨 今朝のTweet Tweet画像は 舞ちゃんお弁当抱えて今日も元気溌剌ですね。朝ドラの良さは、この元気をお裾分けしてくれるヒロインの笑顔にあるのでしょうか?容姿をかれこれ言うのはハラスメントとなる時代ですが、「笑顔良し」ってやっぱり良
作品紹介・あらすじ桐島洋子と三人の子供たちが繋ぐ家族の物語「この伝記を読めば、なぜ私たちが桐島さんにあれほど熱狂したかわかる」・・・林真理子(作家)フリージャーナリストとしてマス・メディアで活躍するかたわら、未婚のまま、かれん、ノエル、ローランドの三姉弟を育て上げ、「女性の自立と成熟」の代名詞として女性の絶大なる人気を集めた桐島洋子による、破天荒で波瀾万丈な自伝に加え、三人の子供達が、母への思いを存分に綴った、最初で最後の「桐島家」本格自叙伝。長年の桐島洋子ファンをはじめ、自分らしく生きることを模索する現代の女性たちに、年代を超えて勇気と元気を与えてくれる1冊。「大胆不敵で聡明で驚くばかりの行動力。お嬢様育ちで女王様のようでもあり、恋をすると熱烈――」(桐島かれん)「人間としての母に対する私たちのリスペク...本・桐島洋子「ペガサスの記憶」
作品紹介・あらすじ40歳以上独身女性限定のシェアハウス畑野智美作家デビュー10周年記念作品。感染症の影響を受け、望月ミチルのアルバイト先の飲食店の売上が激減。バイト代が減ってしまったミチルは家賃の安い家に移ることを余儀なくされる。そんな彼女に友人が紹介してくれたのが、40歳以上独身女性限定のシェアハウス「若葉荘」だった。不安を抱えながら若葉荘の門を叩いたミチルだったが、温かく迎えてくれた管理人・トキ子さんに出会い、ここに住むことを決める。同世代の千波さんと幸子さん、50代の美佐子さんと真弓さん、何かに傷つけられ、それぞれに重荷を背負いながらも、逞しく生きる住人達との交流の中で、ミチルは自分の幸せを自分軸で探す術を身につけていく。生きづらい世を懸命に生きる全女性へ送る人生賛歌。【編集担当からのおすすめ情報】...本・畑野智美「若葉荘の暮らし」
作品紹介・あらすじ人生は、いつでも大どんでん返し。たとえ、余命わずかでも――最高の最期(エンディング)、始めますか?あなたの心に火を灯す驚愕×号泣ミステリ―!ゾッとする終活、理想的な終活、人生を賭けた終活…4人の〈終活〉に待っていたサプライズとは?40代女性―余命をSDGs活動につぎ込む資産家の妻に望むのは…(「SDGsな終活」)60代男性―妻の三回忌のため息子と家のリフォームを始めたが…(「最後の終活」)60代女性―ベストセラー作家の遺品に心を乱された理由は?(「小説家の終活」)40代男性―売れない芸人の終活はお笑いグランプリの挑戦で…(「お笑いの死神」)読書備忘録いろんな終活がありますが・・・やろうとしたのにやられちゃった。やはり痴呆だったか!とは言えいっときでも幸せだだったってことだったから・・・そ...本・秋吉理香子「終活中毒」
書籍代をなるべく安く済ませる方法いろいろ(図書館、Prime Reading、Kindleセール等)
読みたい本が見つかった時、なるべく安く済ませようといろいろと試行錯誤しているなぁとふと思い、その辺りのことを書いてみようかなと。 自分はたくさん読むので1冊1冊を全て定価で買ってたら破産してしまう勢いなのですが、読みたい欲を我慢するのは健全ではないなぁと。なのでなるべく購入コストを抑えて健全な読書ライフを送れるように頑張っています。 では、なるべく安く済ませる方法をいくつか挙げていきます。
作品紹介・あらすじ私は前に、前に進む――。組織に巣くう不条理な倫理。刑事・森口泉が闇に挑む。事件現場で収集した情報を解析・プロファイリングをし、解決へと導く機動分析係。森口泉は機動分析係を志望していたものの、実技試験に失敗。しかし、係長・黒瀬の強い推薦により、無事配属されることになった。鍛えて取得した優れた記憶力を買われたものだったが、特別扱い「スペカン」だとメンバーからは揶揄されてしまう。自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。泉は早速当て逃げ事件の捜査を始める。そんな折、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚した。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚で、やがて殺人事件へと発展してしまう……。読書備忘録草彅君のドラマと重なった。あちらは国会議員、こちらは警察そ...本・柚月裕子「月下のサクラ」
こんにちは!小2長女、幼稚園年中の次女夫と4人暮らしをしていますいつも見ていただきありがとうございます!いつも子供たちが寝た後にブログを書いているんですが、…
作品紹介・あらすじその愛は、あまりにも切ない。正しさに縛られ、愛に呪われ、それでもわたしたちは生きていく。本屋大賞受賞作『流浪の月』著者の、心の奥深くに響く最高傑作。ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。読書備忘録そういうラストになっちゃったかぁ・・・どちらもお母さんの大変な時期を若い頃過ごして、どんな大人になっていくのかと読んでいた。そう来るか・・・と言う場面が多く、...本・凪良ゆう「汝、星のごとく」
作品紹介・あらすじ焼き魚定食、冷やし茄子うどん、串カツ、茄子と胡瓜の糠漬け、ウニ載せ煮玉子、マグロの漬け丼──姑の一子、嫁の二三、若頭の万里、三人で営む佃の「はじめ食堂」は、昼は定食屋、夜は居酒屋。メニューが豊富で、なんでも美味しく、財布にも、疲れた心と身体にも優しい。だが、常連のはなの姿が最近見えない。どうやらストーカーされているらしいと万里に相談があり……。続々重版の大人気シリーズ、第十弾。文庫オリジナル。第一話食育は豆腐ハンバーグ第二話空き家とタコライス第三話おにぎり、ふしぎ第四話焼肉で勝負!第五話運命のスコッチエッグ読書備忘録発達障害子の子供たちはこだわりのある子もいるから、一緒に作ったらいいんじゃない?の第一話、給食が食べられなくてずっと残されていたという話に、担任に恵まれればそんなことなかった...本・山口恵以子「焼肉で勝負!食堂のおばちゃん10」
とにかく炭水化物を体に溜め込んだ週末!おかげで?読書が進みました。1月から2月に読了した読書レビューと炭水化物ご飯です。
作品紹介・あらすじ大きな料理屋「しの田」のひとり娘である真阿。十二のときに胸を病んでいると言われ、それからは部屋にこもり、絵草子や赤本を読む生活だ。あるとき「しの田」の二階に、有名な絵師の火狂が居候をすることになる。「怖がらせるのが仕事」という彼は、怖い絵を描くだけではなく、ほかの人には見えないものが見えているようで……。絵の中の犬に取り憑かれた男(「犬の絵」)、“帰りたい”という女の声を聞く旅人(「荒波の帰路」)、誰にも言えない本心を絵に込めて死んだ姫君(「若衆刃傷」)。彼らの想いに触れることで、生きる実感のなかった真阿は少しずつ変わっていく――。読書備忘録恐い絵を描く有名な絵師が居候すると、一人娘の真阿は興味津々。実の母の妹である今の母親に入ってはいけないと言われていても、こっそり行くようになり・・・...本・近藤史恵「幽霊絵師火狂筆のみが知る」
作品紹介・あらすじ星の数ほどあるケーキの種類のなかでも、不動の人気を誇る「苺のショートケーキ」。「和菓子のアン」シリーズなど、甘いものを描いた作品に定評のある著者による、誰しも思い出のひとつやふたつはあるだろうショートケーキをめぐる5篇の連作集です。大学生の<ゆか>と<こいちゃん>はどちらも、母との二人家族。父が出て行ってから買えなくなったホールケーキを求めて、ふたりは<失われたホールケーキの会>を結成、切れていないケーキを楽しんでいる。ある時、離れて暮らす父親から、「大事な話がある」と連絡があり……。(「ホール」)俺が働くケーキ屋では、残りがちなホールケーキを予約なしに買ってくれるお客さんを天使と呼んでいる。天使の中には常連もいて、女子大生と思しきその二人組が俺は気になっている。どうやら彼女たちは、丸い...本・坂木司「ショートケーキ。」
作品紹介・あらすじ「だって人は誰でも、失敗をする生きものですものね。だから役者さんには身代わりが必要なの。私みたいな」金属加工工場の片隅、工具箱の上でペンチやスパナたちが演じるバレエ「ラ・シルフィード」。交通事故の保険金で帝国劇場の「レ・ミゼラブル」全公演に通い始めた私が出会った、劇場に暮らす「失敗係」の彼女。お金持ちの老人が自分のためだけに屋敷の奥に建てた小さな劇場で、装飾用の役者として生活することになった私。演じること、観ること、観られること。ステージの彼方と此方で生まれる特別な関係性を描き出す、極上の短編集。読書備忘録「指紋のついた羽」縫製工場で働く縫子さんと父子家庭の従業員の子供が一緒にバレエを観に行って・・・「ユニコーンを握らせる」入試のために泊ったおばさんの家でのお話。おばさんは昔、女優だった...本・小川洋子「掌に眠る舞台」
作品紹介・あらすじ「十年に一人の逸材」と言われる女性判事と、哀しき偽証で真実を隠し通した元服役囚。恋で終われば、この悲劇は起きなかった。これほどの純愛を、人は醜聞という––。「--まさか、誰かをかばっている?」男が法廷で隠し通した哀しい真実とは?女性判事・片陵礼子のキャリアには、微塵の汚点もなかった。最高裁判事になることが確実視されてもいた。そんな礼子は、ある男のことが気になって仕方ない。かつて彼女が懲役刑に処した元服役囚。近頃、裁判所の前に佇んでいるのだという。判決への不服申し立てなのか?過去の公判資料を見返した礼子は、ある違和感を覚えて男のことを調べ始める。それによって二人の運命が思わぬ形で交わることになるとも知らずに……。読書備忘録そんなことって・・・と思いながら読んでいたけれど、そういう親に育てら...本・一雫ライオン「二人の噓」
作品紹介・あらすじ焼き魚定食、ニラ玉豆腐、牛丼、新じゃがのお味噌汁──姑の一子、嫁の二三が仲良く営む東京は佃の「はじめ食堂」は、昼間は定食屋、夜は居酒屋。定番メニューも豊富。二三たちは、鰻素麵、月見うどんなど新メニュー開発にも余念がないが、常連の瑠美、康平カップルの仲が、どうも気になって──累計四十五万部突破、続々重版の大人気シリーズ、熱望の最新刊。初めての方も大歓迎です。どの巻からでもお読み頂けます。読書備忘録9の次に12のこちらを読んでしまったので、その間に万里が料理屋さんに修行に出ていました。でも、毎日来ていて、はじめ食堂で賄を食べて出勤しているのね、ちょっとした時に男手がないと大丈夫かな?と思っていたけれど一子さんはガツンとやっていまして、ほーっと安心した次第で・・・常連さんの結婚のお話や、訪問医...本・山口恵以子「聖夜のおでん食堂のおばちゃん12」
本・林真理子 「あした何着よう 美女入門20 (美女入門 20)」
作品紹介・あらすじ楽しい時間は向こうからはやって来ない。掴みに行くの。めいっぱいおしゃれしてね。書き下ろしの仕事のため、青山に出来たばかりのおしゃれなホテルに自主“カンヅメ”したり、NHK朝の看板番組に出演したり。夏の歌舞伎座には、長年大事に“育ててきた”とっておきの麻の着物(重要無形文化財!の越後上布)でお出まし。楽しいことが大好きだから、心踊る予定を詰め込んで、おしゃれを満喫する。マリコのノンストップ華麗なる日々。anan人気連載「美女入門」Part20、待望の書籍化!大好き、ホテルライフ!/夏の秘密兵器/インソール、バンザイ/愛と時間、かけてます/おしゃれの代償/脳内クローゼット/美女とお店のカンケイ/お久しぶり、グッチ/恋の貴族/すぐ買うマリコ/ひとりエンタメ/おやすみ、皮ジャンさん……etc.読...本・林真理子「あした何着よう美女入門20(美女入門20)」
おはようございます昨日はバタバタしていて、おやつらしいおやつは食べませんでした毎日つまんでいる高カカオチョコだけおやつ大好きな私、珍しいこともあるもんだなので…
本・山口恵以子 「みんなのナポリタン 食堂のおばちゃん(9)」
作品紹介・あらすじ「おばちゃんとこ、ナポリタンはやんないの?」焼き魚、ハンバーグ、串カツ、豚汁、オムレツ、ふろふき大根、カレー……昼は定食屋で夜は居酒屋。姑の一子と嫁の二三に、今や大黒柱になった万里の三人で営む佃の「はじめ食堂」は、庶民的で美味しい料理が評判だ。お客のリクエストで、なつかしのナポリタンもメニューに入れることに。一方、常連客の瑠美先生の告発記事が週刊誌に出てしまい……。続々重版の大人気シリーズ、第9弾。文庫オリジナル。読書備忘録毎度、美味しいものがたくさん!ちょっとした事件って程でもないけれど、そんなこともあったのね。そして・・・訪問医療専門の山下医師が天涯孤独の高齢の患者から「・・・・・寂しさを消す薬ってないんですか」と、訊かれ何とも答えようがなかったと、それをきいて二三が思ったことは、そ...本・山口恵以子「みんなのナポリタン食堂のおばちゃん(9)」
作品紹介・あらすじ50歳を過ぎても、敗者復活の大逆転!麻里、51歳。長い介護の末母親を見送った。婚期も逃し、病院に行けばひどい数値で医者に叱られ、この先は坂を下っていくだけと思っていたが……。親友・千尋の「自分ファーストにしな。一生、利用されっぱなしで終わるよ」で一念発起。水泳教室に飛び込んだら、人生がゆるゆると転がり出した。ほろ苦く、やがて元気の出る応援歌謎の上級者・伊津野「あたしさぁ、命かけてんだよね、全国大会に」イケメン・イケボディの岸和田コーチ「タイムから言えば、俺が社長だ!!」元文芸編集者・古矢「接待接待で太って、デブキャラに」人生、まだまだ捨てたもんじゃない。読書備忘録水泳のお話お医者さんに活を入れられ、言い訳ばかりしていたのに、親友に、ほら又言い訳して!ダメじゃん!てな感じでここでも活を入れ...本・篠田節子「セカンドチャンス」
作品紹介・あらすじ怯え続けることが私の人生だった。私は今も、彼女の亡霊から逃れることができないのだ。1978年、悦子はアルバイト先のバーで、舞台女優の夢を持つ若い女・千佳代と出会った。特別な友人となった悦子に、彼女は強く心を寄せてくる。しかし、千佳代は恋人のライター・飯沼と入籍して間もなく、予兆もなく病に倒れ、そのまま他界してしまった。千佳代亡きあと、悦子が飯沼への恋心を解き放つと、彼女の亡霊が現れるようになり――。読書備忘録そんなに悦子のことが好きだったの?飯沼が悦子を裏切ったということも許せなかったのね。その現れ方が怖すぎて、ゾッとした。こんなの見たら尋常ではいられない。いつまで続く?恐いもの見たさでイッキヨミ!★★★★☆本・小池真理子「アナベル・リイ」
1月20日 大寒一年で寒さが最も厳しくなると言われる 大寒(だいかん)寒さの厳しい寒の時期に鍛錬すると心身共に向上するとされたため「寒稽古」「寒中水泳」などをするようになったとかTVで 某幼稚園児たちが 奈良公園をマラソンしていましたよ年長さんは 2㌔コースだとかすごいねぇ~さて朝は冷えましたね~菜種を撒いておいた 菜の花が咲いたのでお墓のお花を替えに行ってきましたお水のお茶碗には 氷が張ってい...
作品紹介・あらすじ民間の科学捜査鑑定所〈氏家鑑定センター〉。所長の氏家は、女子大生3人を惨殺したとされる猟奇殺人犯の弁護士から再鑑定の依頼を受ける。容疑者の男は、2人の殺害は認めるが、もう1人への犯行は否認している。相対する警視庁科捜研との火花が散る中、裁判の行く末は——驚愕の結末が待ち受ける、圧巻の鑑定サスペンス!読書備忘録遺産相続の筆跡鑑定!あっらっら嘘はつけませんね。猟奇殺人事件、被害者は三人!なのに容疑者は三件目は否認。話はとんでもないところにいきます。面白すぎて寝ずに読んだ。最近、裁判員に選ばれても辞退する市民の割合が七割にせまったんだって・・・そんな暇じゃない人もいるでしょ。余談ここの前のマンションにいた頃、インターフォンがなかった。朝、ピンポンが鳴り、レンズから見たらスーツの男の人が立ってい...本・中山七里「鑑定人氏家京太郎」
作品紹介・あらすじ「あなたは誰?」徐々に息子の泉を忘れていく母と、母との思い出を蘇らせていく泉。ふたりで生きてきた親子には、忘れることのできない“事件”があった。泉は思い出す。かつて「母を一度、失った」ことを。母の記憶が消えゆく中、泉は封印された過去に手を伸ばす──。記憶という謎<ミステリー>に挑む新たな傑作の誕生。「あなたはきっと忘れるわ。だけどそれでいいと私は思う」「また母が、遠くに行ってしまいそうな気がした。あの時のように」……あの一年間のことは、決して誰にも知られてはいけなかった。小説『世界から猫が消えたなら』『四月になれば彼女は』などで大きな衝撃を与えてきた川村元気、待望の最新文庫。読書備忘録そうだったのね。一年間も?そんな母親には見えなかったようだけれど、それがあったからその後の母は息子に愛情...本・川村元気「百花」
2021年3月、乳癌宣告されました。Amebaで、「たーこいずのgdgd日記」と「茶部。ログ」の2ブログを書いていましたが、合併しました。高齢独女しかも無職のしょうもない日々を、だらだらと書いております。 フォローは遠慮させて頂いております。こちらからも致しません。 ユニークユーザーとINPOINT数の乖離に悩んでおります。ランキングバナークリックはどうしても嫌!という方はブラウザを閉じて下さって結構です。さようなら。 「仕事を探しているけど、うまくいかない・・・」っていう方に読んで頂きたいな、と思っています。 無職批判野郎が大嫌いです。コメ欄閉じてるからって、自身のサイトで批判したり、感想書いたりするような人は、読まなくてけっこうなので、関らないで。晒し、リンク貼り絶対不可。文句あるなら見ない方がいいですよ。 |読みだすと止まらない文章を書けるのって凄い。|新・たーこいずのgdgd日記(茶部。ログと合併)
作品紹介・あらすじ一枚の絵が、世の中の仕組みを大きく覆す。男は、どん詰まりの場所にいた。二年半前の大学生だった娘の交通事故死。そこから精神の変調を来たし、二度の自殺未遂の隘路から抜け出せない妻。あれを試すしかないのか‐‐。かつて、高校受験に失敗した直後、失意のうちに目にした「道」というタイトルの一枚の絵。そして、そのあとに訪れた名状しがたい不思議な出来事。40年ぶりにその絵を目にした男は、気が付けば、交通事故が愛娘に起こる直前の三軒茶屋の交差点にいた。構想10年。満を持して放つ、アンストッパブル巨編。読書備忘録ニコラ・ド・スタール「道」3本の道・・・念じて飛んでいく?行くにあたってはすでにそこにいた人を弾き飛ばす?初めはタイムマシンのようなもの?と読んでいたが、読んでいるうちにパラレルワールドを思った。そ...本・白石一文「道」
作品紹介小説、メモ、日記、レシピ、SNS…。すべての「書くこと」をテーマに、さまざまな日常の忘れられない瞬間を描いた短篇集。表題作のほか、「窓」「つまらない湖」など全10篇を収録する。『オール読物』掲載を書籍化。緑の象のような山々園田さんのメモ好好軒の犬何ひとつ間違っていない窓料理指南つまらない湖凶暴な気分名前小説家の一日読書備忘録やばい。で始まったお話。メールのやり取りが面白い。そうなるのよね。だいたいねー・・・妻がいて子供がいて、もう壊れているからすぐ離婚するからって!そんなら今すぐ離婚したらどうよ!しないでしょ?ってことなのですよ。もうね、早く気が付いて!って、娘はいないけれど、むきになって読んでいた。ほぅらね。・・・緑の象のような山々いじめ方ひどすぎ!ここまでやられたら、もうないんだから助けて!す...本・井上荒野「小説家の一日」
作品紹介・あらすじ感涙必至の初恋に胸キュンが止まらない!「しゃばけ」シリーズ最新刊!!剣呑なお願いをする妖狐(ようこ)・老々丸と笹丸が現れて、またもや若だんなは頭を悩ましているってぇ!しかも笹丸は妖(あやかし)としての力が尽きかけているようで、兄(にい)やも長崎屋の妖たちもいつもと様子が違う……。あまりに切実な、“また会いたい”という願い、永遠の命を持つはずの妖にとっての最期とは――。シリーズ第21弾。読書備忘録そう・・・笹丸はかわいそうでした。そんなグスンなお話に始まり、若旦那の主治医である源信先生が隠居するってことになり代わりの医者をね・・・そして、いつものように若旦那が問題を解決していくお話が続き、最後の妖百物語は特別面白かった。まぁ何というかいつの時代にもいるんだねぇーの放蕩息子と言うかどら息子!...本・畠中恵「こいごころ」
作品紹介・あらすじ「一人では何もできないが、一人でも始めなければいけない」定年を迎え、悠々自適なセカンドライフを送るつもりだった郁子は、突如、夫の実家に戻ることになった……。気持ちを切り替え、田舎暮らしを楽しもうとしていた矢先、なぜか市議会議員に立候補することに!年齢も性別の地方も越えて、日本のリアルを描く痛快エンタメ小説誕生!読書備忘録面白い!イッキヨミ!東京育ちの妻が夫の実家の地方に移住するってお話だけれど、田舎に行ったら、あれしてこれしてと夢みていたのに、ある日郁子は気づいちゃうんです。田舎の実態に・・・!そこからは早かったですね。あれよあれよと・・・仲間が集まり・・・そりゃ簡単にはいかなかったけれど、あきらめなかったのね。義母さんがとてもいい人で救われましたね。★★★★☆本・垣谷美雨「あきらめません」
作品紹介・あらすじ生まれ育った小さな町での結婚を前に、言いようのない憂鬱をおぼえはじめた由希。そんな折、高校の後輩と再会し、心が大きく揺れだして-(「果実」)。熱烈に口説かれ、引きずられるようにして克己とつきあいだした妙子。だが、いつしか恋の主導権は逆転し、不安に駆らけた妙子は執拗なまでに恋人を追いかけるが…(「死ぬほど好き」)。女たちが抱える愛の闇を鮮やかにうつしだす八つの物語。読書備忘録まぁ何というか・・・いろいろ!表題の「死ぬほど好き」がいちばんのめり込んだ。わからないこともないけれど、やめなさい!それ以上はダメ!なのに・・・ってお話。昔、知り合いに、振り向かせるのが好きで、ガンガン押して振り向いてくれたらもう満足しちゃって興味がなくなる。って、悪魔のような女がいた。ってのを久しぶりに思い出した。★...本・林真理子「死ぬほど好き」
作品紹介・あらすじある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた!突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんのお願いを叶えないと、その文字は消えないようで……?「お当番さん、わしを楽しませて?」幸せになる順番を待つのに疲れている印刷所の事務員、理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSでつながった女子にリア充と思われたい男子高校生、大学生の崩れた日本語に悩まされる外国語教師、部下が気入らないワンマン社長。奇想天外な神様に振り回されていたはずが、いつのまにか主人公たちの悩みも解決していて……。笑えて泣けるエンタメ小説です。読書備忘録ぐるっと回って葵ちゃん!そっか、あの社長がね・・・どのお話もほんわかして、ほら左手が何かするよ!と楽しみに読んでいた。外国語教師の...本・青山美智子「ただいま神様当番」
図書館の貸し出し期限いっぱいの2週間かけても3分の2しか読めませんでした。今年一緒にお仕事をした、公立小学校の元校長先生の、今年一番のおすすめ本です。遠い声をさがして 学校事故をめぐる〈同行者〉たちの記録 [ 石井 美保 ]価格:2970円(税込、送料無料) (2022/12/15時点)2012年7月 小学校のプールで失われた命。学校事故をめぐる10年の記録を、文化人類学者である著者が、〈同行者〉の目線で書いた本。元校長先...
「ほんとうの友だちは、秘密を守るものだからね」図書館に住むねずみのサム。サムの書いた本は大人気。でも、まだ誰もサムの正体を知りません。ある日、トムはサムの正体に気付き、2人で一緒に絵本をつくることに…。でも、みんながサムはねずみだと知ったら、どうなるでし
作品紹介・あらすじ皇族華族の内面をこれほど正確に描ききった小説は読んだことがない。傑作である。――歴史学者・磯田道史いつの時代も、高貴な方々の結婚問題はむずかしい――梨本宮伊都子妃は、娘・方子女王の結婚相手探しに奔走していた。なかなか身分の釣り合う婿が見つからないのだ……。方子女王が皇太子妃になる道が潰えた今、方子がみじめな思いをしないように、一刻も早く、良縁を見つけてやらなければならない。聡明で率直、そして行動力に溢れた伊都子妃は、誰も思いつかなかった方法で、娘の方子女王を〈皇太子妃〉にする道を見つけ出すが……。そのために乗り越えなければならない課題は、伊都子妃の想像を越えるものだった。高貴なる人々が避けては通れない縁談を軸に繰り広げられる、ご成婚宮廷絵巻が幕を開けます。読書備忘録梨本宮伊都子妃が日記を...本・林真理子「李王家の縁談」
作品紹介・あらすじ破滅するとしても、この先の世界が見たい――将棋に魅せられた者たちの苛烈な運命。棋士の養成機関である奨励会。年齢制限による退会が迫る中でも昇段の目がない岩城啓一は、三段リーグ戦前夜、対戦相手からある“戦略”を持ちかけられるが……。追い詰められた男が将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に翻弄されながらも前に進もうとする人々の葛藤を、丹念に描き出す将棋ミステリ。弱い者神の悪手ミイラ盤上の糸恩返し読書備忘録弱い者・・・復興支援に将棋を!そこで出会った少年かと思っていた少女の話が悲しい。そんなことをする大人がいたなんて驚いたわ。ふざけるなっ!ミイラ・・・このお話はすごかったね。恩返し・・・将棋を打つ人だけではなく、駒を作る人にも戦いがあるわけで、このお話はとてもよかった。将棋のことは...本・芦沢央「神の悪手」
作品紹介・あらすじ「痴漢」という犯罪に関わる者の苦悩と葛藤を通して、痴漢事件の内実、日本の刑事司法の問題を描き出す小説。読書備忘録第一話逃げちゃダメ!なのかな?とにかく弁護士を付けないと自分でできるか?って事でしょ?身長差とか繊維恨とかさぁーと、読んでいたら、先輩弁護士にどうなの?って聞かれていましたね。当番弁護士をそのまま選任したから、やる気あんのか?と思ったけれど・・・結果、どうなったんだろう?第二話妹弁がいてよかった。病かも?とは・・・三度目の痴漢だと聞いた奥さんのショックがね、お気の毒でした。まぁいろんな人がいるから、本でも読んでふむふむするしかないのよね。読んでみたら事情も分かりましたから・・・弁護士になれてよかったんだわーい!なんて思っていないでどっさり勉強してよい弁護士さんになってください。...本・大森顕・山本衛「痴漢を弁護する理由」
作品紹介・あらすじ洪水で流れ着いた黒い箱は不思議な別世界と繋がっていた。王族が圧政を敷き、竜が生まれ、吸血鬼が人知れず夜を歩く、そんな「箱庭世界」の観察が少年・内野聖の青春だった。ある日、恋人の絵影久美が箱の中に行くと言い出す。二度と戻れないとしても、箱の外から見ていた自分にしかできないことを果たすために。ただ箱を見つめるだけだった二人の人生は、箱の中と外で目まぐるしく変わり始める(「箱の中の王国」)。時を越える時計、超強力な接着剤、意思を持った機械、そして不死の薬。異能の道具が紡ぐ一繋ぎの連作集。箱のなかの王国吸血鬼の旅立ち-物語の断片1-スズとギンタの銀時計静物平原-物語の断片2-短時間接着剤海田才一郎の朝-物語の断片3-洞察者ファンレター-物語の断片4-ナチュラロイド円環の夜叉最果てから未知へ-物語...本・恒川光太郎「箱庭の巡礼者たち」
作品紹介・あらすじこれぞ怪談文芸の最高峰!怖ろしくも美しい。哀しくも愛おしい。建物にまつわる怪現象を解決するため、営繕屋・尾端は死者に想いを巡らせ、家屋に宿る気持ちを鮮やかに掬いあげる。我が家は安心……だから危うい。恐怖と郷愁を精緻に描いた全6編を収録。「待ち伏せの岩」渓谷で起きた水難事故で若者が亡くなる。彼は事故の直前、崖上に建つ洋館の窓から若い女に手招きされていた。一方、洋館に住む多実は、窓の外に妖しい人影を見る。「火焔」イビリに耐えて長年介護してきた順子には、死後も姑の罵詈雑言が聞こえる。幻聴だと思っても、姑の携帯番号から着信を受け、誰もいない家の階段で肩をつかまれ……。「歪む家」温かい家庭を知らない弥生は、幸せな家族を人形で再現しようとする。しかしドールハウスを作り込むうちに些細なきっかけで「歪み...本・小野不由美「営繕かるかや怪異譚その参」
のどの痛みと鼻水でしばらく学校に行けなかった小5アート女子・レイコ。本人のアートネタと、兄のピアノネタに挟まれて忘れられがちですが、年間200冊以上の本を読む本好き・読書家でもあります。基本、母が勧めたものは何でも読む乱読。学校図書館でも、公共図書館でも、目についたものはとりあえず借りてきて、とりあえず読んでしまいます。物語も好きだけど、児童向けに出版された調べ学習資料のようなものも大好きです。そ...
作品紹介・あらすじ「恋のライバルは、白鳥だった!?」ある夫婦とコハクチョウの三〇年以上にわたる不思議な生活を描く「ガリップ」、斜向かいに越してきた老人の壮絶な愛の遍歴を綴った「オリーブ」など、結婚をめぐる不思議でちょっぴり幻想的な六つの短編集。吉川英治文学賞受賞後第一作。読書備忘録ローゼンブルクで恋をしてして・・東薔薇市かぁ、子供たちが低学年のころ、一生懸命バラの漢字を練習していて、お母さんバラって漢字で書ける?この時お友達がお兄ちゃんの影響で、難しい漢字を覚えて教えてくれていた。まっ、まぁいんじゃない?漢字覚えるからとしか言えなかったね。いろんなことがありました。なぁんてことをただ東薔薇市を見て思った。そして市民は頑張って覚えるんだなぁーとも!変なところに食いつきました。ガリップ・・・表紙はもしかしてあ...本・中島京子「オリーブの実るころ」
作品紹介・あらすじ高知の遊郭で芸妓紹介業を営む父と愛人の間に生まれる。実母は女義太夫。12歳で父母が離別し、義母に育てられる。1944年、国民学校の同僚の教師と結婚。同年、満蒙開拓団の一員として家族で満洲に渡る――。こうした自らの前半生に材を取った『櫂』『陽暉楼』『寒椿』『鬼龍院花子の生涯』『朱夏』『春燈』などの自伝的な小説で、ベストセラー作家となった宮尾登美子。生前宮尾と親しく、『白蓮れんれん』などで女性の人生を鮮やかにあぶり出してきた著者が、昭和と平成を代表する「国民的作家」の波瀾万丈の生涯に迫る。読書備忘録「なめたらいかんぜよ」夏雅子これしか知らないのだから宮尾登美子の作品は読んだことはない。色々ある方が小説のネタになっていいのだろう。以前芥川賞をとった作家さんが自分の事しか書けない!と言っていた。...本・林真理子「綴る女-評伝・宮尾登美子」