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もちろん手術をして終わりというわけではない。 S病院の主治医からは、術後は3剤の投薬に加え、アミカシンの点滴を週3回、半年間続けると告げられていた。この際徹底…
教授回診のあったこの日、ようやく胸腔ドレーンから解放された。 ドレーンの抜去はX先生配下の若い医師2人がかりである。うつぶせで処置を受けながら「何センチくらい…
術後は歩けば歩くほど回復が早いと言われていたので、ホスピタルパークを散歩することにした。 お天気も良く、1階のカフェでコーヒーを買って外に出たまでは良かったが…
前回の記事はこちら 検査は朝10:30から。朝食は抜き、血糖値の低下を防ぐためにリンゴジュースを飲む。検査着に着替え、点滴が必要になった場合に備えて腕に針を留…
前回の記事はこちら 覚悟を決めて臨んだ気管支鏡検査だったが、結論から言えばイントラセルラーレ以外の菌は検出されず、CRPが高いのはこの菌が原因だろうとの結論に…
前回の記事はこちら ストレプトマイシンの注射はお尻に打つ。肉厚なので痛みが少なくてすむのだ。 お尻に注射を打ってもらうことには当初若干の恥じらいもあったが、す…
前回の記事はこちら 主治医の先生から手術の話が出たのは、投薬再開から1年を過ぎた頃である。主な病巣が右肺上葉に限局しているので、この部分を切除すれば、軽々しく…
前回の記事はこちら 抗酸菌症の手術では菌の拡散を防ぐために特殊な処置が必要になる。そのため肺癌の手術よりも難易度が高くなるという。 そこでこの手術を多数手がけ…
前回の記事はこちら 全身麻酔の手術を受ける場合は事前に歯科の受診が必要になる。気道挿管時に歯が抜けたり、口腔内の細菌が肺に入ったりすることを防ぐためである。私…
前回の記事はこちら 午前中に病院に入り、PCR検査を受けて陰性が確認された後病室に案内された。見晴らしの良い上層階の4人部屋である。 病室ではまず病院スタッフ…
病室は4人部屋だが入院していたのは私も含めて3人だった。全員違う病気で主治医もばらばらである。 そのうち1人は、病院のスタッフに対してはっきりと物を言う人で(…
前回の記事はこちら 私の手術当日も、ある病院スタッフの対応がZさんの逆鱗に触れ、病室内にはそのスタッフを叱責するZさんの声が響き渡っていた Zさんの医療データ…
朝にはベッドごと病室に戻った。 しばらくしてX先生が「どうですか?」と様子を見に来られた。手術は予定通り上葉の剥離だけで済み、出血量も少なく、輸血の必要もなか…
前回の記事はこちら 手術室には麻酔科の先生や看護師さんが既にスタンバイしていて、和やかに談笑している。なんだか楽しそうな雰囲気である。 X先生の姿はまだない…
前回の記事はこちら 入院初日からアミカシンの点滴が始まり、4日目からは1日3回ユナシンの点滴が追加された。6:00ユナシン、10:00アミカシン、14:00ユ…
私には非結核性抗酸菌症(肺MAC)という持病がある。 2年前に右肺上葉を切除し、今は数か月ごとに経過観察をしている。 この病気が分かってから、同病のブロガーさ…
前回の記事はこちら この時点で疑われていたのは、肺癌か結核か非結核性抗酸菌症の3つ。専門病院(便宜的に「T病院」と表記)では喀痰検査を行ったが、痰から菌が出な…
前回の記事はこちら リファンピシンの副作用で尿がオレンジ色に染まったこと以外(血尿が出たかと思って焦った)、とくに薬の影響も感じず、このまま通院で様子を見るこ…