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シニアが陥る50の危険 特殊詐欺から大地震、転倒まで/三菱総合研究所、奈良 由美子2024年4月25日/224ページ目次:シニアが巻き込まれる10大リスクとその対策 空き巣、強盗、ひったくり…シニアを狙う犯罪から身を守る 特殊詐欺、ネット詐欺、押し買い…新しい犯罪・トラブルから身を守る 大地震、豪雨、避難所生活…突然の災害から身を守る 交通事故、室内外の事故、病気…シニアを取り巻く危険から身を守る ...
週刊 読書案内 小林公二『アウシュヴィッツを志願した男 ポーランド軍大尉、ヴィトルト・ピレツキは三度死ぬ』講談社
100days100bookcovers no64 64日目 小林公二『アウシュヴィッツを志願した男 ポーランド軍大尉、ヴィトルト・ピレツキは三度死ぬ』講談社 KOBAYASIさんが『あしたのジョー』を採りあげてから、ずい
半藤一利「昭和史の明暗」(PHP新書) またしても、半藤一利の歴史探偵本です。1981年から1986年にかけて、「プレジデント」という、いわゆるビジネス誌に掲
(本記事はプロモーションを含んでいます) 前回の一冊↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com 今回はこちらの一冊です。 さくら日和 さくらももこさん著書。 本当は、同じくさくらももこさんの「そういうふうにできている」という本を読む予定だったのですが、何冊かまとめて買った際になんだかこっちから読んでみたくなって。 さくらももこさんの著書は、確か中学生の頃とかに読んだ気が・・・。どの本を読んだかは覚えていないけど、なんだか懐かしい気持ち。 きっとさくらももこさんの著書は全部そうなんだろうけど、クスっと笑えるような、そんな感じのゆるっとした本で読みやすいですね。 電車で読むのも…
週刊 読書案内 夏目漱石「直筆で読む『坊っちゃん』」(集英社新書)
夏目漱石「直筆で読む『坊っちゃん』」(集英社新書) 今日は、「こんな本もありますよ!」 のご案内です。 御覧のとおり、夏目漱石です。こうしてみると男前ですね。で、「親譲りの無鉄砲で小供
半藤一利「わが昭和史」(平凡社新書) コロナ騒ぎが始まったころ亡くなった半藤一利という、元、文芸春秋社の編集者だった方にはまっています。読みやすいんです。みんな語りですから。 で、今回は「わ
椎名誠「遺言未満、」(集英社文庫) 本屋さんの新刊文庫の飾り棚でこの本の表紙を見て「あっ?!?」 と思いました。「遺言未満、」という書名の横に、夕日の逆光で影でしかない著者、椎名誠の写真で
今年の20冊目「きみは赤ちゃん」が妊娠~出産~育児のバイブルになりそう。
(本記事はプロモーションを含んでいます) 前回の一冊↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com きみは赤ちゃん 川上未映子さん著書。 こりゃーとっても素晴らしい一冊でした。 ユーモアあふれる筆者の方。表現が面白すぎる。電車の中で読むことが多かったのですが、「電車よ!まだ目的地に着かないでくれ!!!」と何度思ったことか(笑) 妊娠・出産に対する向き合い方が面白くて。 ネットで評判なのもよくわかるなあって思いました。 これから出産を迎える方、ぜひ読んでみてほしい。妊娠・出産の恐ろしさも独特の表現方法で・・・読んでいて笑えちゃうのがすごい。 たまに出てくる旦那さんとの会話も面白い…
今年の21冊目「パパになる前に知っておくべき11のこと」はこれからパパになる人の必読書にしても良いくらい・・・!
(本記事はプロモーションを含んでいます) 前回の一冊↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com 今回は、以前夫に勧めた本です。パパになる前に知っておくべき11のこと これはネットで「はじめて パパ 本」「出産 夫」など、出産前に夫にいろいろ勉強してほしくて本を探した中、偶然見つけた本です。 いつもおすすめの本や読んでほしい本がある時は、必然的に私が読んで→夫におすすめして読んでもらう、という流れなのですが、今回はちょっと違うパターンに。 夫に先に読んでもらって、どんな本だったのか?役に立ちそうなのか?を教えてもらうことにしました。夫もはじめてのパターンで楽しんでいました。 …
週刊 読書案内 半藤一利「清張さんと司馬さん」(NHK出版)
半藤一利「清張さんと司馬さん」(NHK出版) 今日の読書案内は半藤一利という方の「清張さんと司馬さん」(NHK出版)です。今では文春文庫で読める本のようですが、ボクが読んだのはNHK出版の単行本です。
週刊 読書案内 チョン・ジア「父の革命日誌」(橋本智保訳・河出書房新社)
チョン・ジア「父の革命日誌」(橋本智保訳・河出書房新社) 今日の読書案内は現代韓国文学の話題作、チョン・ジアという女性作家の「父の革命日誌」(橋本智保訳・河出書房新社)です。「父が死んだ。電信
朝倉裕子 詩集「母の眉」(編集工房ノア) そのとき 子どもが生まれて おばあちゃん と呼ぶようになった 部屋には かすかに でも 規則正しく 呼吸の音 幼い日のように おかあちゃん と呼ん
民間軍事会社 「戦争サービス業」の変遷と現在地/菅原 出2024年4月15日/256ページ目次:「民間軍事会社」とは何か 「戦闘」をビジネスに変えた会社 対テロ戦争と民間軍事会社 大国間競争時代の民間軍事会社 「民間で軍事や安全保障に関するサービスを提供している会社」が、現代の戦争・紛争においてどれだけの役割を果たしてきたのかについて、国際政治の内情を織り交ぜて解説している本です。...
紫式部 女房たちの宮廷生活/福家 俊幸2023年11月15日/264ページ目次:紫式部を知る――生涯と人間関係 女房とは何か――平安時代貴族女性の社会進出 『紫式部日記』の世界 宮中で広まる『源氏物語』 源氏物語の作者とされている紫式部について、その生まれに始まり、結婚、宮廷生活、物語の創作などの視点から、彼女の生涯を描きます。 ほぼ同時代の清少納言や和泉式部らへの辛辣な論評など、勝気...
フットパスでひらく観光の新たな展開 あるく・まじわる・地域を創造する
フットパスでひらく観光の新たな展開 あるく・まじわる・地域を創造する/前川 啓治2024年3月10日/228ページ目次:歩く、創る 日本におけるフットパスの広がり 「歩くこと」と「コミュニティづくり」―英国のフットパスとWalkers are Welcome活動 フットパスとアクセス・ランド―英国におけるカントリーサイドへのパブリック・アクセス制度の展開 新たな地域のつながりを創る―地域に溶け込むツー...
「ロシア」は、いかにして生まれたか - タタールのくびき/宮野 裕2023年6月15日/162ページ目次:「タタールのくびき」はいかにしてルーシにつけられたのか? なぜ、モスクワが「ロシア」の中心になったのか? くびきからの離脱、そしてロシア統一国家の形成へ その後に与えた影響 「ルーシ」の地の所有権がロシアにあるとする考えはいつ生まれたのか? ロシアという国は、いったん「タタール」...
地域を活性化させるプロジェクションマッピング 光のアートで地方創生
地域を活性化させるプロジェクションマッピング 光のアートで地方創生/東山 武明2024年2月28日/200ページ目次:地域の魅力とデジタル技術を組み合わせ、新たな価値を提供する 地域を活性化させるプロジェクションマッピング 人を呼び込み、感動を生み出し、地域を再生させる プロジェクションマッピングサクセスストーリー 地域の歴史と人々の記憶に残る感動と驚きを― プロジェクションマッピングの技術はまだま...
週刊 読書案内 李鳳宇・四方田犬彦「パッチギ! 対談編」(朝日選書774)
李鳳宇・四方田犬彦「パッチギ! 対談編」(朝日選書774) 2024年に公開された「ちゃわんやのはなし」というドキュメンタリ―映画を見ていた思い出した本がりました。 1冊目が、映画の、ほぼ、原案と
週刊 読書案内 内田樹「図書館には人がいないほうがいい」(アルテスパブリッシング)
内田樹「図書館には人がいないほうがいい」(アルテスパブリッシング) あのー、ですね、40年近く高校の国語の教員をやってきて、最後の数年、図書館長という、まあ、そういう役職名はないんですが、勝手にそう名
(本記事はプロモーションを含んでいます) 前回の一冊↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com 17冊目はこちら・・・! アヒルと鴨のコインロッカー 伊坂幸太郎 とはいっても、読んだことがある本です(^^)ゲリラ豪雨が続いていた近頃。家にあった本をまた読み返すことにしました。 やっぱり面白いなあ・・・。伊坂幸太郎ワールド。 5~6年前でしょうか。衝撃を受けた一冊だったのですが、そのぐらいの時が経つと詳細は忘れてしまうもので。 また読み返してまた衝撃を受けるという、いい体験でした(^^)そういえば実写映画見たことないな。見てみようかな。 アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理…
村田喜代子「龍秘御天歌」(文藝春秋社) 2024年、まあ、今年の夏のはじめに「ちゃわんやのはなし」という、十五代沈壽官さんという、薩摩焼の当主を追った、実に味わい深いドキュメンタリー映画を見たときに、思
【夏休みのおすすめ絵本】キャンプへいこう~本好きばぁばのbooklist24~
本好きばぁばのカリメロが気ままにゆるっと本をご紹介。今回は、夏休みのキャンプに行きたくなるような、そして、家族ってあったかいと再認識させてくれるような絵本、「キャンプへいこう」のご案内です(^^♪
原武史「最終列車」(講談社) 毎日のように電車に乗って出かけています。「ひょっとしたら、そっちの方がお得なのではないか?!」 まあ、そんなことを思いついて、2024年の4月に最寄りの垂水駅から元町
(本記事はプロモーションを含んでいます) 前回の一冊↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com 今回は趣旨を変えてみました。 平安貴族 嫉妬と寵愛の作法 平安時代ってなんか好き。大河ドラマも見たことなかったけど、今年の大河ドラマはゆるゆると見ています。 小学生の時か、中学生の時か。進研ゼミをやっていたころ、歴史の部分は漫画になっていて、すごくわかりやすかった。その時に好きだったのが藤原道長です。 大河ドラマも、夫が吉高由里子が好きで見始めました(笑)なんだかわからないけど惹きつけられるような・・・魅力的な俳優さんだと感じます。 とまあ、それがきっかけでまた平安時代のことを知…
筒井功「縄文語への道」(河出書房新社) 市民図書館の新入荷の棚で見つけたのが、ほぼ半年前のことで、「縄文語?そんな時代に言葉があったのか?いや、縄文人だって・・・。」 まあ、そういう、なん
週刊 読書案内 竹内康浩・朴舜起「謎ときサリンジャー」(新潮選書)
竹内康浩・朴舜起「謎ときサリンジャー」(新潮選書) 何故だか、今時、サリンジャー? なのですが、2023年の秋あたりから、ボクのなかではブームです。 で、今日の案内は、竹内康浩とい
芥川龍之介「羅生門」(岩波文庫) 大岡玲「一冊に名著一〇〇冊がギュッと詰まった凄い本」(日刊ゲンダイ)より 2024年の7月7日(日)、ハイ、七夕の日ですが、炎天下の京都にやってきてここを訪ねました。な
司馬遼太郎「故郷忘じがたく候」(文春文庫) 「ちゃわんやのはなし」というドキュメンタリー映画を見ていて思い出した作品です。 司馬遼太郎は、いわば、昭和の高度経済成長の時代を象徴する
立花隆「思索紀行 下」(ちくま文庫) 先に上巻の案内をしたのですが、あれやこれやで下巻の案内が遅れていました。昭和を代表するジャーナリストというような言い方をするのは、少し大げさでしょうか。もっとも
カフカ研究会「カフカふかふか」(白水社) 市民図書館の棚で見つけて「おや、カフカですか?」 で、借り出して、パラパラ、パラパラ。その昔、有名な作品は読んだ記憶もあるのですが、まあ、それ
わたしがグラシン紙(リュウサン紙)にハマったきっかけは古書でした。 半透明の紙につつまれた本を見ると「ああ、古書店に来たんだなあ。」とワクワクしたものです。 ある時、購入した古本にたまたまグラシン紙のブックカバーがかかっていました。さっそく
週刊 読書案内 宗左近「長編詩 炎える母」(日本図書センター)
宗左近「長編詩 炎える母」(日本図書センター) 中村稔という詩人の「現代詩人論」という上下巻の大作評論を読みました。その中で、取り上げられた。いわゆる戦後史人たちの作品に、出会い直す、あるいは
週刊 読書案内 大岡玲「一冊に名著一〇〇冊がギュッと詰まった凄い本」(日刊ゲンダイ)
大岡玲「一冊に名著一〇〇冊がギュッと詰まった凄い本」(日刊ゲンダイ) 今回の読書案内は、著者が大岡玲、お名前はアキラとお読みするそうですが、詩人の大岡信の息子さんで、所謂、二世作家のお一人。30
ひこ・田中「お引っ越し」(福武書店) 先日、「違国日記」という映画を見ながら、登場人物の高校生が日記を書くというシーンにひっかかってしまって、何となく思い出したのが、新しいところでは乗代雄介
週刊 ジージの絵本 五味太郎「そういうことなんだ。」(青春出版社)
五味太郎「そういうことなんだ。」(青春出版社) 市民図書館の棚を眺めながらウロウロすることが時々あります。で、著者の名前に惹かれて手に取ったのがこの本です。 五味太郎「そういうことなんだ。」(
週刊 読書案内 森山徹「ダンゴムシに心はあるのか」(ヤマケイ文庫)
森山徹「ダンゴムシに心はあるのか」(ヤマケイ文庫) 先日、垂水の駅前の公園で、さあ、何歳くらいのお子さんでしょうね、可愛らしいボクちゃんが花壇を覗きこんで叫んでいらっしゃいました。 「あー、ここ
週刊 読書案内 勢古浩爾「ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語」(ちくま文庫)
勢古浩爾「ぼくが真実を口にすると 吉本隆明88語」(ちくま文庫) ついでの案内です。同じ著者の「定年後に見たい映画130本」(平凡社新書)を案内していて、気になって引っ張り出してきました。 勢古
週刊 読書案内 勢古浩爾「定年後に見たい映画130本」(平凡社新書)
勢古浩爾「定年後に見たい映画130本」(平凡社新書) 勢古浩爾という人は「まれにみるバカ」(洋泉社新書)で、20年ほど前にウケた人です。ボクは吉本隆明がらみの著作と、明治大学で橋川文三の門下だったと
【大好きなままでいたいから】ママがうざい時の対処法は?「ザ・ママの研究増補新版」~本好きばぁばのbooklist23~
本好きばぁばのkarimeroが気ままにゆるっと本をご紹介。今回はママのタイプ別傾向と対策を学べる「ザ・ママの研究増補新版」です。
松岡正剛「うたかたの国」(工作舎) 今回の読書案内は、久しぶりに読んだ、あの松岡正剛の工作舎本です。 松岡正剛「うたかたの国」(工作舎)ですね。上の表紙をご覧になればわかりますが、
週刊 読書案内 穂村弘×東直子「回転ドアは、順番に」(ちくま文庫)
穂村弘×東直子「回転ドアは、順番に」(ちくま文庫) 唐突ですが、あの小野小町にこんな和歌がありますよね。 恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ 「こひわび」なのか「おもひ
週刊 読書案内 池内紀「101冊の図書館」(丸善ライブラリー101)
池内紀「101冊の図書館」(丸善ライブラリー101) 本棚から転がり落ちて来たので案内しますね。2019年に亡くなってしまったドイツ文学者の池内紀さんが1990年代に「サンデー毎日」とか、茶道の雑誌だと思います
おすすめ後宮ファンタジー小説「アラベスク後宮の和国姫」~本好きばぁばのbooklist22~
本好きばぁばのkarimeroが気ままにゆるっとご紹介。異国の後宮に理不尽にも突然放り込まれた、和国の元お姫様。武器は知恵と勇気と明るさ⁈
立花隆「思索紀行 上」(ちくま文庫) 元町の古本屋さんの棚で、この本を見つけたときに、著者でである立花隆という希代のジャーナリストが2021年、80歳で亡くなったことをふと思い出しました。角栄と
本が好きな人にもこれから本に出会う人にもオススメ「君を守ろうとする猫の話」~本好きばぁばのbooklist21~
本好きばぁばのカリメロが気ままにゆるっと本をご紹介。今回は「神様のカルテ」の著者夏川草介氏が贈る、少女と不思議な猫の冒険物語。「君を守ろうとする猫の話」
岡田暁生「音楽の聴き方」(中公新書) 今回の案内は音楽学者、岡田暁生の「音楽の聴き方」(中公新書)です。下に目次を貼りましたが、この本自体は、ボクのような、まあ、ただ、ただ、ボンヤリ聴いてきて
週刊 読書案内 養老孟司×名越康文「二ホンという病」(日刊現代・講談社)
養老孟司×名越康文「二ホンという病」(日刊現代・講談社) 市民図書館の新刊の棚にありました。養老孟司と名越康文、元解剖学者と精神科医、まあ、お二人ともお医者さんですね、だから、まあ、「二ホンという病
吉本隆明「ちひさな群への挨拶」「吉本隆明代表詩選」(思潮社)より 三泊した病室で天井をボンヤリ見ながら、周りから聞こえてくるうめき声やしわぶき、ときどき響き渡るモニターの発信音を聞きながら、何故か
週刊 読書案内 吉本隆明「廃人の歌」(「吉本隆明全詩集」思潮社)
吉本隆明「廃人の歌」(「吉本隆明全詩集」思潮社) 病院のベッドで、まあ、眠れない夜を過ごしながら思いだしたのは吉本隆明の詩でした。で、帰宅して、こんな本があることを思い出して、久しぶりに開きました