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『シェルブールの雨傘』(64)(1978.3.4.土曜映画劇場)(2005.1.16.)全てのセリフを歌で表現するジャック・ドゥミ監督の鮮やかな色彩による傑作ミュージカル。フランスの港町シェルブールの傘屋の娘ジュヌビエーブ(カトリーヌ・ドヌーブ)は、自動車修理工のギイ(ニーノ・カステルヌオーボ)と愛し合い結婚を誓う。しかしギイは徴兵でアルジェリアへ行き、手紙も来なくなってしまう。ジュヌビエーブは妊娠していることを知るが…。やっぱり、お人形さんみたいにきれいなドヌーブとミシェル・ルグランの甘美な音楽だけで、何度見ても「参りました」という感じになる。今回は色遣いの面白さと、あのラストシーンは、実はハッピーエンドなのかもしれないということを発見。アデュー、ミシェル・ルグランhttps://blog.goo.ne...「BSシネマ」『シェルブールの雨傘』
2022年公開の映画の紹介です監督は、エマニュエル・ペルコ。医師の言葉が胸に滲みる、フランスのドラマ映画です。主演・出演は、ブノワ・マジメル、カトリーヌ・ドヌーブ、セシル・ドゥ・フランス、ガブリエル・サラ。(あらすじ)エデ医師は病院のミーティングで、看護師たちに話します。「死ぬ時を決めるのは患者。」病院を訪れた39歳の演劇講師・バンジャマンと母・クリスタルは診察室に通されます。エデ医師はこの病院に来た経緯をバンジャマンに尋ねます。「すい臓に“クソ”が見つかり、切除不可能と言われ化学療法は断っている。第一人者の医師を選んだ。良くなりたい。」「ステージ4のすい臓がんで治りません。いつか必ず癌に負ける日が来ます。」エデは更に、余命について迷うバンジャマンに、クリスタルだけに伝えると話すのです。病院を出て車で演劇...「愛する人に伝える言葉」
2011年公開の映画の紹介です監督は、フランソワ・オゾン。フランス製作の、コメディ・ドラマ映画です。主演・出演は、カトリーヌ・ドヌーブ、ジェラール・ドパルデュー、ファブリス・ルキーニ、カリン・ビアール、ジェレミー・レニエ、ジュディット・ゴドレーシュ。(あらすじ)赤い上下のジャージ姿の富豪の主婦・スザンヌはジョギングの最中動物たちを見かけ、ノートを取り出すと詩をしたためます。家政婦が出払っているため、朝食を用意し夫・ロベールを迎えると、「そんなことはやらなくていいのに」と小言を言われます。その後、ロベールが薬を忘れたことに気づき、スザンヌは会社の社長秘書・ナデージュに伝えます。事細かに連絡をよこすスザンヌを、ナデージュもロベールもうるさく思うのでした。自宅に寄った長女のジョエルは、離婚を考えているとスザンヌ...「しあわせの雨傘」
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル 国立新美術館 ~12月11日
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル 国立新美術館 ~12月11日 出来ればご声援お願いいたします m(__ __)m 渋谷に行ったもっと前、秋が始まったような日だった。 家主のお財布は サンローラン。コートも色変わりで、時計もだったらしい。スノッブな過去にであうように、私も ニット アンサンブルなど思い出がある。今まだ鮮明な記憶。ところが、古い映像や、伯母が着てた布地や、母が、、よく着...
1964年公開の作品 ストーリーシェルブールで自動車工場で働くギイとジュヌヴエーヴは結婚を誓い合い付き合っていた。しかし、ジュヌヴエーヴの家では納税ができない…
ジャック・ドゥミ「ロバと王女」元町映画館 ミッシェル・ルグランの特集映画シリーズの中の一本、ジャック・ドゥミ「ロバと王女」を元町映画館でみました。1970年、今から50年前の映画です。
「五反田TOEIシネマ」3『自由の幻想』『赤いブーツの女』『プロビデンス』
ルイス・ブニュエル+ワン(1980.11.17.)『自由の幻想』(74)ルイス・ブニュエルの映画は、『昼顔』(67)を見ただけだが、この映画の場合は、現実社会のモラルを壊して、それを表現したとでもいうのだろうか。絵葉書を見て卑猥だと騒ぐ夫婦、お祈りと称して女の部屋に入り込み、トランプで博打をする神父、トイレと食堂を逆さまにした家、墓荒らしをする偽警視総監…。いやはや何とも、どこまでが現実でどこからが幻想なのか。自分のような凡人には何とも理解に苦しむ“迷画”であった。『赤いブーツの女』(74)親父の次は息子ホアンの出番。まったく親子そろって不思議な映画を作るものだ。カトリーヌ・ドヌーブ演じる主人公は、超能力めいた力を発揮し、フェルナンド・レイ演じる金持ちは、幻想ばかり見て、枕をかじったりする。いい面の皮は、...「五反田TOEIシネマ」3『自由の幻想』『赤いブーツの女』『プロビデンス』
『愛する人に伝える言葉』(2022.10.5.リモート試写)39歳で末期の膵臓ガンを患った演劇教師のバンジャマン(ブノワ・マジメル)は、確執のある母のクリスタル(カトリーヌ・ドヌーブ)と共に、名医として知られるドクター・エデ(ガブリエラ・サラ)のもとを訪れる。エデは「ステージ4の膵臓ガンは治せない」とはっきりと告げながら、病状を緩和する化学療法を提案し、「命が絶えるときが道の終わりだが、それまでの道のりが大事。一緒に進みましょう」とバンジャマンを励ます。エデの助けを借りながら、バンジャマンは限られた時間の中で人生を見つめ直し、「人生のデスクの整理」をしながら、死と対峙していく。一方、クリスタルは息子の最期を見届けることを決意するが…。監督は女優でもあるエマニュエル・ベルコ。今年のセザール賞でマジメルが最優...『愛する人に伝える言葉』
【映画】ダンサー・イン・ザ・ダーク~ビョークが主演のミュージカル映画。どんなに絶望的な暗闇の中でも踊り続ける~
1、作品の概要 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は2000年に公開されたデンマークの映画。 デンマーク、アメリカ、フランス、日本などで公開された。 監督、脚本はラース・フォン・トリアーで、主演は世界的に有名なアイスランドの歌姫・ビョーク。 第53回カンヌ国際映画祭では最高賞のパルム・ドールを受賞。 ビョークも主演女優賞を受賞した。 ミュージカル映画であり、ビョークの歌唱シーンが話題を呼んだ。 映画の音楽もビョークが担当し、サウンドトラック『セルマソングス〜ミュージック・フロム・ダンサー・イン・ザ・ダーク』も好評を博し、ブリット・アワードのサウンドトラック賞を受賞。 レディオヘッドのトム・ヨークと…
ルイス・ブニュエル「昼顔 Belle de Jour」元町映画館
ルイス・ブニュエル「昼顔 Belle de Jour」元町映画館 元町映画館で「ルイス・ブニュエル監督特集―男と女」が始まりました。映画を見始めた40年以上も前に「アンダルシアの犬」とか「哀しみのトリスターナ