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『シェルブールの雨傘』(64)(1978.3.4.土曜映画劇場)(2005.1.16.)全てのセリフを歌で表現するジャック・ドゥミ監督の鮮やかな色彩による傑作ミュージカル。フランスの港町シェルブールの傘屋の娘ジュヌビエーブ(カトリーヌ・ドヌーブ)は、自動車修理工のギイ(ニーノ・カステルヌオーボ)と愛し合い結婚を誓う。しかしギイは徴兵でアルジェリアへ行き、手紙も来なくなってしまう。ジュヌビエーブは妊娠していることを知るが…。やっぱり、お人形さんみたいにきれいなドヌーブとミシェル・ルグランの甘美な音楽だけで、何度見ても「参りました」という感じになる。今回は色遣いの面白さと、あのラストシーンは、実はハッピーエンドなのかもしれないということを発見。アデュー、ミシェル・ルグランhttps://blog.goo.ne...「BSシネマ」『シェルブールの雨傘』
【映画】『シェルブールの雨傘』~悲恋を描く美しきミュージカル映画~
1、作品の概要 『シェルブールの雨傘』は、フランス・西ドイツ合作の映画。 1964年に公開された。 上映時間は91分 監督・脚本はジャック・ドゥミ。 音楽はミシェル・ルグラン。 主演はカトリーヌ・ドヌーヴ。 第17回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。 セリフが一切ないミュージカル映画。 主題歌の「I Will Wait for You」が世界中で大ヒットした。 フランスの港町シェルブールを舞台に、若い2人の恋を描いた。 2023年10月現在、アマゾンプライムビデオで配信中。 2、あらすじ フランスの港町シェルブールに住む自動車整備工の(カトリーヌ・ドヌーヴ)は恋人同士。 互いに愛し合い結婚を…
妻に付き合って、東京都美術館で開催中の「マティス展」を見に行った。作風が何度も変化する様子や独特の色遣いが興味深かった。印象に残ったのは「豪奢、静寂、逸楽」「金魚鉢のある室内」「赤の大きな室内」「黄色と青の室内」。とはいえ、理解に苦しむものも少なくなかった。関連企画として、マティスと映画の関係に着目する元シネマテーク・フランセーズ館長のドミニク・パイーニが選んだ映画を、アテネ・フランセで特集上映しているらしい。マティスの作品には映画の影響が見られ、彼の作品もジャン・リュック・ゴダールやエリック・ロメールといったヌーベルバーグの監督たちに影響を与えたようだ。このあたりのことは不勉強なのでよく分からない。特集上映「マティスと映画」http://www.athenee.net/culturalcenter/pr...「マティス展」(東京都美術館)
ジャック・ドゥミ「ロバと王女」元町映画館 ミッシェル・ルグランの特集映画シリーズの中の一本、ジャック・ドゥミ「ロバと王女」を元町映画館でみました。1970年、今から50年前の映画です。
アルジェリア戦争、五月革命がフランスの社会にもたらしたものは?伝統と革新がせめぎ合い、政治と芸術が交差した60年代のパリ。米ソとは異なる独自の道を模索した国の60年代とは。映画は、ジャン・リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』(60)『小さな兵隊』(60)『女は女である』(61)『気狂いピエロ』(65)『中国女』(67)、フランソワ・トリュフォー『ピアニストを撃て』(60)『突然炎のごとく』(62)『夜霧の恋人たち』(68)『家庭』(70)、ルイ・マル『地下鉄のザジ』(60)『鬼火』(63)、ジャック・ドゥミ『シェルブールの雨傘』(64)人物は、シャルル・ド・ゴール、シルビー・バルタン、ジョニー・アリディ、ジャンヌ・モローカトリーヌ・ドヌーブ、ジャン・ポール・ベルモンド…。興味深い考察もあったが、60年代の...世界サブカルチャー史欲望の系譜「フランス興亡の60s」