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『愛する人に伝える言葉』(2022.10.5.リモート試写)39歳で末期の膵臓ガンを患った演劇教師のバンジャマン(ブノワ・マジメル)は、確執のある母のクリスタル(カトリーヌ・ドヌーブ)と共に、名医として知られるドクター・エデ(ガブリエラ・サラ)のもとを訪れる。エデは「ステージ4の膵臓ガンは治せない」とはっきりと告げながら、病状を緩和する化学療法を提案し、「命が絶えるときが道の終わりだが、それまでの道のりが大事。一緒に進みましょう」とバンジャマンを励ます。エデの助けを借りながら、バンジャマンは限られた時間の中で人生を見つめ直し、「人生のデスクの整理」をしながら、死と対峙していく。一方、クリスタルは息子の最期を見届けることを決意するが…。監督は女優でもあるエマニュエル・ベルコ。今年のセザール賞でマジメルが最優...『愛する人に伝える言葉』