予告扁。先日、職場を去った60代の女性は、いつものように明るく、いつものように誰にも媚びず、最後まで、ちゃんと自由だった。独身。賃貸暮らし。趣味は海外旅行。現在は、そこに「無職」という肩書が加わったことになる。余計なお世話だと知りながら、気...
一人暮らしの独身OLが、しんどいだの寂しいだの言いながら、それでも笑って生きていくための備忘録。
父は認知症3年生。ときどき「視えちゃう」スピリチュアルの世界は、皆さんにも少しだけおすそ分けしたいんだ。
予告扁。先日、職場を去った60代の女性は、いつものように明るく、いつものように誰にも媚びず、最後まで、ちゃんと自由だった。独身。賃貸暮らし。趣味は海外旅行。現在は、そこに「無職」という肩書が加わったことになる。余計なお世話だと知りながら、気...
これでいいのか!? 『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』(ネタばれナシ)
ホラー? 友情? 冒険? シリアス?ふわふわしていた。まんまるしていた。これはもう、癒しの旅だと信じていた。なのに、物語だけ、急に古い井戸の底を覗いてしまったような深さを見せてくる。怖い。聞いてないよ。いや、少しは聞いていた気もするけれど…...
断捨離。ペアの食器を見つめ、アタシは静かに悟った。ああ、これ、二人分はいらないな、と。パジャマも、季節ごとに一着あればいい。洗って、着て、また洗って、着る。誰も泊りに来ないしな。予備の布団と枕も捨てた。タオルも、数枚、雑巾へと格下げだ。二人...
昭和の男。朝から腕を組んで、パソコンの前で微動だにしない。考えているのか、固まっているのか、たぶん本人にも分からないのだろう。文明に負けて、若いもんに教わるたびに、少しづつ背中が丸くなっていく。そんな「昭和の男」が、アタシの会社にいる。口下...
お彼岸。母が亡くなってから、もう25年の歳月が流れたというのに、不思議なもので、人の胸に棲みつく「悔い」というものは、年月を重ねれば薄らぐどころか、かえって増していくものなんだね。もっと話せば良かった。もっと一緒に出掛ければ良かった。何気な...
シルバーウィーク。五連休がやって来た。誰かと素敵に過ごす予定もなく、ひとり異国へ旅立つ金もなく、勿論、人生が急に好転する気配もない。なのに、連休の前夜だけは、何でも出来ちゃう気がするから不思議だ。早起きして、洒落た朝食を作ろう。気になってい...
報われない職場。誰にも気づかれないところで、いくつも仕事の綻(ほころ)びをフォローして、それでも何事もなかったみたいな顔をした。正直。結構、大変なんだけれどな。誰も褒めてはくれない。評価もしてくれない。もしかしたら、気付いてすらいないのかも...
気付けば、いつものアタシ。髪型を変えたい。そう思い続けて、もう何年?同じ髪型、同じアタシ。結局、いつも、現状維持。だけど、ホントは思っている。前髪を変えたらどうかな?毛先を遊ばせたらどうかな?そしたら、アタシもちょっとだけ「オシャレさん」に...
毎日が雨。雨、雨、雨。朝の天気予報は、今日も当然みたいな顔で、傘マークを並べて来る。はい、はい、知ってます。こっちは、もう、うねりまくる前髪に諦めモードですよ。雨が続くと、心まで部屋干しみたくなっちまう。それでもアタシは、張り切って出勤する...
プチ・ダイエットを始めてから6カ月が経過。血糖値スパイク?平和にご飯を食べていただけなのに、急にラスボスみたいな単語を出さないで欲しい。まず、名前が怖い。スパイクって何?跳ねるの?刺さるの?アタシはただ、ご飯と唐揚げに、心を許しただけなんで...
上司ガチャ。季節みたいに入れ替わる。気付けば、今の職場で、五人目の上司だ。春のように優しい人もいたが、梅雨みたいに湿っぽい人もいたな。知ってるよ。それぞれに良いところと悪いところがあることを。だけど、アタシは、聖人ではない。だから、ちゃんと...
雑談力。朝一のオフィスでパソコンより先に立ち上げるのは、「今日も暑いですね」という大変どうでもよい会話。でも、それでいい。その一言で、空気がぐっと和らぐ。こんな雑談は、一見すると中身はない。だが、中身がないからこそ、強いんだ。主張が薄く、圧...
理想のヒーロー。アタシは、『スーパーマン』が好きだ。『北斗の拳』も好きだ。そして、『ヤンクミ(ごくせん)』も大好きだ。殴るためじゃない。倒すためでもない。守るために、強い。つまりアタシは、 弱き者を守るために、やたら強い人が好きなのだ。空を...
仕事、好き?ずっと前から、静かな暮らしに憧れていた。時計に追われず、誰かの都合に合わせ過ぎず、好きなだけ眠って、好きなことだけをする日々。それが、アタシにとって、いちばん正しい幸せのように思えた。でも、気づけば今日も、アタシはいつものように...
好きなものを好きなだけ?以前、大好きだった甘エビを箱ごと抱えて、ひとりで平らげた夜がある。最初のひと口は、確かに天国だった。とろける甘さに、頬まで緩んで、嗚呼、アタシ、今、ちゃんと自分を喜ばせていると感じたんだ。だけど、口いっぱいのご馳走は...
揺れる想い。あなたと居ると、確かにアタシは、いつも愉しい。どうでもいい話でたくさん笑って、今日が少し柔らかくなっていく気がする。この人がいてくれて本当に良かったと何度も思った。なのに、心のどこかで小さな棘が引っかかるときもある。言いたいこと...
突然の雨。スピリチュアル的な意味。ふいの大雨って、空から気分まで見抜かれたようで、少し笑えて、少し切ない。ビビリで用心深いアタシは、普段なら、携帯傘を忍ばせているというのに。今日のアタシは、びしょ濡れだ。スピリチュアル的には、突然の雨は、「...
未来への不安。父が認知症と診断されてから、2年と10カ月が経過した。症状の出方は人それぞれと聞いてはいたが、今のところ、穏やかな日々が続いている。言葉が出にくくなったり、スマホの取り扱いは難しくなったみたいだが、適度な運動は続けているし、食...
プチ・ダイエットを始めてから5カ月が経過。朝の電車に押し込まれながら、ふと気づいてしまった。現在(いま)のアタシの唯一の運動は、「通勤」だけだと。改めて、ここ最近のアタシの運動歴を整理してみよう。・最寄り駅まで早歩き・乗り換えダッシュ・改札...
亡くなった友を偲ぶ。お盆が近づくと、思い出す。いつも3人で一緒に呑んで騒いだ、喉が枯れるほど笑った夜を。だけど、もう二人の名前を呼ぶことはない。二人とも、アタシを置いて先に逝ってしまったからだ。並んで歩くと真ん中にいた筈のアタシだけが、気付...
苦手な人。職場で「隊長」と呼ばれる女性がいる。正直、少し苦手なんだ。本当はリーダーでもなんでもないのに、部長を差し置き、「みんな、聞いて!」としゃしゃり出る。彼女は、たぶん、しっかり者。いやいや、ただの仕切り好きなのかもしれないな。どこから...
第182柱 『縁切り・豊川稲荷東京別院にお参りしたら結果が凄かった』
お礼参りに行こう。時に、会社の席替えは、人事異動よりも「人生」を動かすことがある。前の席でどっぷりと座っている苦手なあの人に耐え切れず、縁切りで有名な『豊川稲荷東京別院』を訪れ、こう願ったのは、今から3ヵ月前のことだ。「アタシとあの人の”お...
あ、暑い…。朝起きた瞬間から、もう終わっている。コンプライアンスすれすれの顔面で起床する。エアコンをつければ電気代が泣き、エアコンを切ればアタシが泣く。どっちにしろ、財布かアタシか、どちらかが犠牲になる寸法だ。電車の中では、まだ何もしていな...
オフィスの移転。会社の引越しって、体感では災害レベルのイベントに近い。捨てるモノ、買うモノの振り分け。新オフィスを想像しながらの梱包と開梱。移転の登記申請、金融機関、通信・IT関連等の各種手続き。関係者へのご案内、ホームページの更新などなど...
いろんな寂しさ。「寂しい」ってなんだろう?それは、隣に誰もいないことじゃないことを、アタシはもう既に知っている。誰かと笑い合っているのに、手を伸ばせば触れることができるのに、それでもガラス一枚隔てたような遠さを感じ、その時流れる胸の冷たさを...
エスカレーター戦争。今日もまた。眠たさと疲れを背負ったまま会社へ向かう。毎日のように現れる。駅のエスカレーターで割り込む輩(やから)たち。そんなに急がなきゃ、生きていけないの?胸の奥で小さな火花がバチッと跳ねる。ちょっと頭を下げるとか、スミ...
三連休。三連休の入口。何の予定もないはずなのに、朝から小走りの一日が始まる。洗濯機を回して、シンクを片付けて、会社と私用のメールをチェックして、洗剤が切れそうだったなと、お店に走る。気付けば、休んだ実感がどこにもないまま、時間が過ぎていく。...
静かな葛藤。人を褒めるのは好きだ。きちんと見ていたよ、と伝えられる気がするから。「アナタのそういうところ、素敵だね」「キミがいてくれて、ホント助かるよ」お世辞ではなく、正直に素晴らしいところを褒めると、そのたびに相手の表情がほどけて、アタシ...
早寝早起き。アタシは早起きが苦手だ。だからこそ、「早活」に強烈に憧れている。早く寝れば、早く起きられるのか?だけど、「今日の終わり」はアタシの都合なんて聞いてくれない。流しに残るマグカップ。畳み忘れた洗濯物。「明日でいいか」と置き去りにした...
プチ・ダイエットを始めてから4カ月が経過。今朝、体重計に乗る前。ほんの一秒だけ、電池が切れてしまえばいいと願った。仕事でくたくたになった帰り道。コンビニの温かい光の中。「今日くらいは自分にご褒美をあげてもいいよね」と呟(つぶや)いた日が、重...
年下の綺麗な男性。年下の綺麗な男性(ひと)を見ていた。整った横顔と立ち姿の美しさに、視線がそっと吸い寄せられてしまう。丁寧な「お疲れさまでした」。何かを受け取るたびに生まれる小さな「ありがとうございます」。言葉の終わりに柔らかい余韻が残る。...
アンラッキー・デイ最近ついてないな。そう思った次の日に、風邪をひいたし、自宅のパソコンが壊れた。ため息一つついたところで、世界が優しくなるわけじゃないことも知っている。だから、こんな時こそ前向きに頑張ろうと思った矢先、目覚ましは鳴らなかった...
反面教師。「あの人みたいには絶対ならないようにしよう」心の中でそっと手を合わせる。あの人の何が問題で、自分はどう振る舞うべきか。目の前の反面教師に、イラ立ち半分、感謝半分である。締め切りはルーズ。指示はあいまい。机の上はゴミの山。自分の発し...
「普通」とは?「普通はこうですよ」尖った声で、あの人が云った。その「普通」は、どこの家庭で育って、どこの会社で教わって、どんな失敗から生まれた「正しさ」なのか、アタシは知らない。その人の「普通」を押し付けられた気がして。アタシの「普通」を処...
嗚呼、恐ろしや。朝のアタシよ。あのドヤ顔で家を出た自分をそっと自宅へ呼び戻したい。服装もお洒落にキメた。電車にも間に合った。なのに、どうして眉毛だけ描き忘れたんだ?額から上だけ、指名手配犯みたいじゃないか?午前中の会議には、他社のイケメンの...
バトン。新人の頃、職場の先輩から受け取った優しさを、大抵すぐには気付けなかった。アタシの失敗を、「小声」でそっと教えてくれたり。アタシのどうでもよいプライドを守るために、自分の過去の失敗談を披露してくれたり。飲み会の席次を、危険人物から遠ざ...
ふー。先日、自宅のパソコンにお茶をブッかけて壊しちまったのは、既報の通り。で。新しいパソコンに買い換えたのだが。汗だくである。数年前と比べ、かなり値上がりしているパソコンにため息をつき、家計簿とにらめっこし、ポイントをかき集めて、カートに入...
パソコンご臨終?自宅のパソコンにお茶をこぼした。さっきまでは平和な日常を醸し出していたデスクの上も、今ではちょっとした事故現場へと変貌しちまった。「噓でしょ…」と云いながら、タオルを取りに立ち上がる足取りは荒々しく、だけど、キーボードの隙間...
続く値上げラッシュ。今日もレジ前で、「またか…」と力尽きそうになる。「合計は大体このくらい」の金額を、いつも軽く超えてくるからだ。卵パックさんは、高級ブランドの宝石ケースくらいの扱いになり、あんなに可愛がっていたちくわチャンでさえ、上から目...
ひとり。ひとりはホッとするくせに、少し寂しくなってきた。ひとりでいると落ち着くのに、ふと胸のあたりがきゅっとする。誰にも気をつかわなくていいし、返信を急かす着信もない。仕事に追われ、やっと迎えた週末は、アタシだけのご褒美だ。なのに、ふとテレ...
あわわ。なんかちょっと仕事で失敗しちまったようだ。世界の終わり、とまではいかないけれど、胃のあたりがきゅっとなる。誰かに責められたわけでもないし、その場は何となく切り抜けてしまったけれど。自分の失敗は自分が一番知っていて、ダメな自分は自分で...
妄想プレイ。エアー(想像上)で猫を飼い始めた。名前はまだない。会社からくたくたで帰った夜、「おかえり」よりも先に「ボクのご飯は?」と鳴いてきて、透明なしっぽを、ぱたぱたと揺らすんだ。休みの日には、一緒に日向ぼっこもするよ。たまにレースのカー...
生きていられるだけで、いいじゃない。「生きていられるだけで、いいじゃない」あの子は笑顔でそう云って、次の春を待たずに逝ってしまった。残されたアタシは、その言葉をお守りみたいに掌(てのひら)でぎゅっと握りしめたまま、また新しい季節を迎えようと...
道。遠回りして帰ろうと思った。いつもの駅を通り越して、別の駅で降りてみる。何度も行ったことのある場所なのに、路地の匂いも、信号の色も、ぜんぶ初対面のような気がした。どれも前からあったのかもしれないけれど、気付いていなかった景色たちが「ここに...
分かれ道。アタシの会社には、定年(60歳)を迎えた後も、雇用継続を選ぶ人たちが沢山いる。そんな方々の見た目や、心の温度は、「時の風」が吹き抜ける中、静かに二つに分かれて行く気がしている。与えられるだけの水を待ち続け、満たされない渇きを見ない...
プチ・ダイエットを始めてから2カ月が経過。今朝の体重計がピコンと鳴って、数字がニヤリ、「おかえり」と嗤う。え? あ!もう、リバウンド?アタシは、2か月前に誓ったはず。「ここから本気出します」と。白飯を減らし、エレベーターには背を向けて、ラン...
大型連休終了。騒(ざわ)めいたゴールデンウィークも終わり、やっと日常に戻った。窓の外では、相変わらず忙しそうに世界は回っているけれど、この小さな部屋だけは、時間がゆっくりと流れている。ゴールデンウィークは、どこにも旅行に出かけなくても、連休...
扉。断捨離しようと思って、家中の扉を全部開けてみた。クローゼットの扉を開けると、「いつか着るかも」の服たちが、肩を落としながら、まだここにいてもいい理由を、喚(わめ)き散らしていた。食器棚の扉を開けると、人数分をとうに超えた皿たちが、もう訪...
物忘れ? 認知症?ゴールデンウィークで、実家に帰省。前回の帰省はお彼岸(3月)だったから、少し間が空いてしまったな。父が認知症と診断されてから、約2年半が経過。今のところ、父は周囲の協力を得ながら、一人暮らしを続けられている。以前と比べて、...
職場にて。不本意ながら、一度キレてみた。いつものように笑顔でやってあげれば、丸くおさまることは分かっていたけれど。今日だけは、喉の奥につかえた「イヤだ」が、勝手に口から出ちまったんだ。空気を読むために、何度も踏んだブレーキは、もうとっくに擦...
神頼み分かってる。「縁切り」は、安易な気持ちでやってはいけないことを。それに付随する本当に必要なご縁まで、失いかねないし、最悪の場合、負のエネルギーが自分自身に返ってくる可能性があるんだ。慎重に考えたよ。努力もしたし、我慢もしたよ。だけど、...
最後に善は勝つ?アタシの職場は、狡(ずる)い人ばかりが得をして、良い人ほど損をする職場である。卑怯な人が獲得し、優しい人は奪われたままだ。善意でやったことは、いつのまにか「当たり前」に変わっていく。責任はいつも真面目な人の肩にだけ落ちてくる...
ヤクルト。ボクの名前は「シロタ」。これから、数えきれない仲間たちと旅に出る。合言葉は、「ちゃんと腸まで届きますように」。互いに頷(うなず)き合い、さぁ冒険へと出発だ。キミが蓋を開けた瞬間、ボクたちの世界は一気にひっくり返る。ぬるくて長いトン...
小さなお金。なんかよく小銭を拾うんだけど。今日も、また、信号待ちの足元で小さく光る一円玉を、服従するように跪(ひざまず)き、うやうやしく拾い上げた。昨日は、誰もいない駅の階段で、その前は、よく行くスーパーの前で、腰を曲げ、深々とお辞儀するみ...
ふ、とした瞬間。ふ、と灯りを消した後に、言わないほうが良かった言葉と、言って欲しかったひと言が、胸の中でぶつかっていく。ふ、と浮かんだ後悔たちは、枕元の影にまぎれながら、眠れない夜を長引かせている。ふ、と夜の闇に叫びたくなって、飲み込んだ声...
決意表明から1ヵ月経過。1ヵ月前の決意表明はこちら。決めた。1年で5kg痩せる。ねぇ。「ゆるっとダイエット」中のアタシへ。今日も、何となくスマホを見ながら、「そろそろ本気出さなきゃ」って、心の中で呟いていたけれど。完璧になれない自分を呪いそ...
前世と今世。「前世」というものが、本当にあるのかは分からないが。以前、地元で有名な霊能力者を訪ね、自分の「前世を霊視してもらったことがある。その時、語られたアタシの「前世」があまりにも酷すぎて、正直、受け入れがたい気持ちもあったが。なんとな...
舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』(ネタバレなし)今さらだけどさ。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』を観に行った。2022年に開幕した大人気の日本公演も、ついに、2026年12月27日で千秋楽を迎えるそうだ。鼻息荒く、ここ、TBS赤坂ACT...
見送る人。静かに流れる時の河(かわ)。気付くと、「結婚式」より「お葬式」に出席することが増えた。かつては、白いドレスの花嫁を、無数の拍手で見送ったのに。今は、黒い喪服の群れとともに、深く頭を垂れ故人を見送っている。結婚式は、始まりの喜び。お...
春の使者。春を探して、街を歩いた。雲を超えて、風を散らし、雨を抱いて、遠くまで歩いた。いつの間にか、日の出は早まり、日没は遅くなっている。植物は芽吹き、桜は生き生きと咲き誇っていたよ。街には、卒業式とか、入学式とか、新生活の始まりを思わせる...
言葉の刃。人には、生涯、使わなくてよい言葉があると思う。ココロに刺さる刃(やいば)のような、誰かを責める攻撃の言葉。虚偽を重ねる嘘の山、真実を隠す歪(ゆが)んだ言葉。相手の価値を奪い去る、勝手に決めつけた粗雑な言葉。深く語らず響くことなく、...
上野公園。3月23日(月)。平日に有給休暇をとり、上野公園に来てみたものの。桜は、まだ3分咲き。見ごろには、ほど遠い。まだ冬の面影を残し、固い蕾は静かに耐えているみたい。待ちわびる気持ちはあるけれど、今はただ待つしかない。「咲けば散る」と知...
遺言ある日、母はアタシにこう告げた。「お母さん、管(くだ)に繋がれて生きるのはイヤ」「そうなったら、もういいからね」今から思い返すと、何故、元気な母がアタシにそんな話をしたかは、よく覚えていないのだが。不思議なことに、その話をした2週間後、...
もっと気楽に生きたい。ほら、まただ。あの人は、要領よく立ち回り、おいしいとこだけ持っていく。普段は仕事もせず、サボってばかりいるというのに。上司や利益になる相手にだけ愛想を振りまいてさ。そうでない相手には、冷淡に接している。狡賢(ズルがしこ...
初めての「映画ドラえもん」(ネタバレなし)以前、『ドラえもん』の映画版を担当していた知り合いが、アタシにこう告げた。「『映画版』と『テレビ版』は、全く別物」「『映画版』は、大人でも”絶対”泣けるよ」あん?「絶対」と云われちまうと、俄然、反発...
値上げラッシュ。またもや響く値上げの声。暮らしに忍び寄る黒い影。食品、光熱費、国民年金保険料。値上げラッシュに怯える日々。そして、ついに、我が家にも来ちまった。家賃の値上げのお知らせが。1ヵ月3000円の値上げだって。15年くらい住んでいる...
決意表明。先日の反省はこちら。「ダイエットが続かないダメなアタシ。」鏡に映る己(おのれ)と向き合い、鼻息荒く、新たな始まりを心に刻む。決めた。1年という時をかけ、体重5kg、痩せてやる。たかが5kgと笑うなかれ。アタシにとっては高い壁。無駄...
健康診断の後で思うこと。また、三日坊主。鏡の中の自分にため息をつく。甘い誘惑に負けちまう。挫折の味が胸に残る。昨年の健康診断を終えたときに、「次は必ず5kg減量してやる」と誓ったよね?結局、何も出来ないまま。何なら、ちょぴっと、増えている。...
ジグゾーパズル。人はパズルのピースのようなもの。合う人もいれば、合わない人もいる。ある人は、出っ張って、ある人は、へこんでて、ひとつとして同じ形はない。誰もが違うココロ、違う個性を持っている。巡る季節、隣り合わせの誰か(ピース)と出逢い、時...
ひな祭り。春の訪れを感じても、まだ眠りの中。光届かぬ箱の中で、静かな時を過ごしている。埃(ほこり)を被(かぶ)り。皆に忘れられて。少し、淋しい。かつては愛(め)でられ、大切に飾られた存在なのに。今は、押し入れの奥で、自分の出番を待ち続けるだ...
実家どうする問題。遠い日の故郷の空。草の匂い。愉しかった幼い頃の日々。思い出は色褪(あ)せず。時は流れ、親も老い、今は父が一人、ぽつり、暮らしている。アタシは、いまだ独身で。東京で一人、賃貸暮らしをしているが。結婚して実家を出た姉が、ふとア...
年をとるということ。連休に、実家へ帰省。父の顔を見るなり、「あれ?痩せた?」と思ったんだ。聞いてみると、歯の調子が悪いとのこと。たまに、痛くなり、食べることが億劫(おっくう)になっているみたい。昔から、虫歯もなく、丈夫な歯が自慢の父。今でも...
洗い物。洗い物、それは毎日の営(いとな)み。汚れた食器に、ため息ひとつ。一人暮らしだもん。自分で洗うしかないよね。狭いシンクに鍋や皿が積み上がるたびに、罪悪感も重なっていく。「食べ終わったらすぐに洗うがマイルール」なんて、いったい誰が云った...
映画『ほどなく、お別れです』(ネタバレなし)誰もがいつかは、大切な人との”別れ”を経験する。葬儀会社で働く「葬祭プランナー」たちは、さまざまな遺族や故人と向き合っていく。主演は、今をトキメク目黒蓮と浜辺美波。これだけでも、映画館に足を運びた...
遠い日のバレンタインデー。小さな蕾(つぼみ)も、いつか花開くと信じていたよ。甘い香りは、遠い記憶。あの日、放課後の体育館で、ひとり、キミを見つけた。胸の高鳴り。切ない片思い。勇気がなくて、渡せなかったチョコレート。ほろ苦い想いが、少しだけ甦...
追われる日々。わざわざ平日に休みをとり、銀座に買物に行ってみた。どこも人が少なく、快適だ。普段は、土日休みのアタシにとって、行列、混雑は当たり前で。「おもてなし」とは程遠い雑な接客でも、しょうがないと思っていたよ。だけど、平日の昼下がりは、...
夢幻。夜の帳(とばり)が降りた頃、心地よい眠りに落ちたはずなのに。アタシが向かった先は、「歪んだ世界」だったみたい。一晩で立て続けに見た夢は、酷い悪夢の連続だったんだ。実家が燃えていたり。大好きな友人を、図らずも泣かせてしまったり。出口の分...
試練は罰?ふと立ち止まり、空を見上げる。青空、凍空(いてぞら)、花曇(はなぐもり)。人生にも、色んな表情の空がある。最近のアタシの空は、狐日和(きつねびより)。照っているかと思えば、雨が降ったりと、一定しない空模様なんだ。頑張っていても、い...
会社で爪を切る人。静かなオフィスに、「パチンパチン」と響き渡る。集中を遮(さえぎ)るその音は、まるで悪魔の調べのよう。嗚呼。目の前のあの人が、またデスクで爪を切っている。なぜ、この場所で、今なのか?嫌悪感が広がっていく。ある人にとっては、気...
ジンクス、信じますか?日本映画界で、まことしやかに囁(ささや)かれているジンクスがある。それは、「過去最高の興行収入を叩き出した翌年は、大きな試練がやってくる」というものである。(詳細は、日本映画界のジンクス。怯えている。を参照)2010年...
機を図る。空いた皿を、素早く下げるその仕草は、まるでダンスを踊っているよう。その眼差しは鋭く、けれど迷いもなく。片付けられたテーブルの上は、寂しさだけが広がっていく。客への気遣い?それとも、店の効率?嬉々として、プロの仕事をしているつもりみ...
親の老いを受け入れられない。幼い頃は、父が世界で一番頼りになる存在だった。どんな時もアタシの手を強く握り、守ってくれると信じていた。だけど、そんな父も年齢を重ね、年々、身体が小さくなっていく気がする。そして、父が認知症と診断されてから、約2...
合図(サイン)。参道の石段を踏みしめる度に、風がふわりと頬をなでる。まるで、「よく来たね」と囁(ささや)くように。空を見上げれば雲は流れ、急に晴れ間が差し込んできた。雨の雫(しずく)も清めとなり、ココロに安らぎが満ちる。どこかから聞こえてく...
食への欲が止まらない。「食べると太る」と分かっていても、抗(あらが)えないこの気持ち。これは、ココロの声?それとも、魂の叫び?肥える身体とは裏腹に、ココロははずみ、引き寄せられてしまう。今、お昼を食べているのに、夜はアレを食べたいなと考えち...
スマホがない!バッグの中をざわざわと探(さぐ)る指先。いつもの重みがそこにはない。スマホを忘れて帰宅しちゃったみたい。小さな相棒は、会社の机の上に置き去りだ。普段から、大して使いこなせていないくせに。いざ手元にないと、途端に不安な気持ちにな...
本当に大丈夫?(大丈夫って云う人ほど、大丈夫じゃない。①はこちら)無理して明るく振る舞い、胸の奥がギュッとなることがある。本当は、今にも零れ落ちそうな涙を、懸命にこらえているというのに。「大丈夫だよ」と口癖みたいに云っちゃうこともあるけれど...
アタシ自身のための連休。仕事が嫌いなわけではないけれど。今週は、会社に行くのが辛かった。これが、正月ボケというものか?頭も身体も、ボンヤリさ。思い起こせば、12月までは、会社の社畜。年末年始は、実家の父や親戚へのおもてなし。長かった「奉公の...
答え合わせ。そもそも、夢占いは当たるのか?科学的な根拠はないし、アタシ自身の願望・不安・ストレス等が夢に現れているだけかもしれないし。そこで、その答えを検証するべく、アタシはここ数年、「初夢」を記録している。そして1年後に、どんな1年だった...
還る場所。年末年始に実家に帰省。今年も無事、父と一緒に、元気に正月を迎えることが出来た。父が認知症と診断されてから、2年3カ月が経過したが、娘の欲目からか、信じたい心からか、現時点では、症状が深刻化したようには見えない。父は今でも一人暮らし...
年末詣。年末詣(ねんまつもうで)とは、12月中旬頃から大晦日までの期間に、神社や寺院を訪れることである。今年1年、無事に過ごせたお礼を申し上げ、更に、新年に向けて運気を上げたい人にもおススメなお参りだ。アタシは、ここ数年、「初詣」より「年末...
冷蔵庫一掃WEEK。年末年始は、実家に帰省。なので、毎年、この時期は、「冷蔵庫一掃WEEK」開催中である。冷蔵庫の片隅で、ひっそりと息を潜めている残り物の食材たち。しかし、その小さな存在をみくびってはならない。残された物には、不思議なチカラ...
脇役。(過去のクリスマスは、クリスマスなんて大嫌い?参照)一人で過ごすクリスマス。今年も、サンタはやって来ない。華やかな街角の主役は、光り輝くクリスマスツリー?それとも、手を繋ぐ恋人たち?それでも、クリスマスは、「皆」が主役と思っていたけれ...
冬至。2025年12月22日は「冬至(とうじ)」だ。冬至とは、1年で最も昼が短く、夜が長い日である。スピリチュアルの観点から云うと、「冬至」は、太陽のチカラが最も弱まる「陰の極み」であり、同時に、「新しい光が生まれる日」でもある。魂のリセッ...
2025年12月21日は大開運日!最近、よく目にするようになった「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」の文字。「一粒の籾(もみ)が何倍にも実る」という意味の縁起の良い日で、宝くじ購入にもってこいの日である。「天赦日(てんしゃび)」は、「百神...
今年の漢字。アタシなりに、自分の今年の漢字一文字を選んでみた。空(そら)。空に憧れて。気付けば、ずっと空を見上げていた1年だったな。空が綺麗と思える幸せ。(詳細は、「きっと、大丈夫。」参照)東京には、何でもあるのにね。広い空だけは、どこにも...
ご機嫌な毎日。雨の日だって、風の日だって、ココロの中は、いつだって晴れていたい。世の中、嵐の日もあるけれど。自分で自分に傘を差し出してあげるんだ。どんな時だって、自分の機嫌は自分でとりたい。そう、思ってはいるけれど。それでも、イライラ、ふつ...
繁忙期。眠りに落ちるとは、こういうことを差すのだろうか?いや、落ちるのではない。乱暴に、引きずり込まれる感じ。まどろみの中に誘われるような感覚ではなく、まるで、意識ごと崩れてしまう感じだ。眠りにつく前には、身体もゆっくりと準備を始める筈なの...
略奪女の末路。昔、恋人がいるにも関わらず、友人の彼氏にばかり狙いを定め、手を出す女がいた。「〇子の彼氏と寝た。私の方が好きだって」「〇〇の恋人ともヤッた。私の方がイイって云ってた」まるで「自分の方が価値が高い」とでも云いたげな口ぶりである。...
ひとり静かに。ボヤける視界。うほん、うほんと、咳が出る。嗚呼、何年かぶりに、風邪をひいたようだ。今日は早退して、早く家に帰ろう。温かいお茶を片手に、毛布に包まるんだ。食事の支度も、掃除も、洗濯も、今日のアタシには関係ない。ひとり静かに、アタ...
風任せ。アタシの1日は、深呼吸から始まる。さぁ、カーテンを開け放とう。今日の空は快晴だ。だけど、職場の人間関係は、ココロを覆う灰色の雲。美しいはずの景色が、少しだけ、霞んで見えちまう。仕事は楽しいけれど、人間関係に疲れることがある。価値観の...
予告扁。先日、職場を去った60代の女性は、いつものように明るく、いつものように誰にも媚びず、最後まで、ちゃんと自由だった。独身。賃貸暮らし。趣味は海外旅行。現在は、そこに「無職」という肩書が加わったことになる。余計なお世話だと知りながら、気...
ホラー? 友情? 冒険? シリアス?ふわふわしていた。まんまるしていた。これはもう、癒しの旅だと信じていた。なのに、物語だけ、急に古い井戸の底を覗いてしまったような深さを見せてくる。怖い。聞いてないよ。いや、少しは聞いていた気もするけれど…...
断捨離。ペアの食器を見つめ、アタシは静かに悟った。ああ、これ、二人分はいらないな、と。パジャマも、季節ごとに一着あればいい。洗って、着て、また洗って、着る。誰も泊りに来ないしな。予備の布団と枕も捨てた。タオルも、数枚、雑巾へと格下げだ。二人...
昭和の男。朝から腕を組んで、パソコンの前で微動だにしない。考えているのか、固まっているのか、たぶん本人にも分からないのだろう。文明に負けて、若いもんに教わるたびに、少しづつ背中が丸くなっていく。そんな「昭和の男」が、アタシの会社にいる。口下...
お彼岸。母が亡くなってから、もう25年の歳月が流れたというのに、不思議なもので、人の胸に棲みつく「悔い」というものは、年月を重ねれば薄らぐどころか、かえって増していくものなんだね。もっと話せば良かった。もっと一緒に出掛ければ良かった。何気な...
シルバーウィーク。五連休がやって来た。誰かと素敵に過ごす予定もなく、ひとり異国へ旅立つ金もなく、勿論、人生が急に好転する気配もない。なのに、連休の前夜だけは、何でも出来ちゃう気がするから不思議だ。早起きして、洒落た朝食を作ろう。気になってい...
報われない職場。誰にも気づかれないところで、いくつも仕事の綻(ほころ)びをフォローして、それでも何事もなかったみたいな顔をした。正直。結構、大変なんだけれどな。誰も褒めてはくれない。評価もしてくれない。もしかしたら、気付いてすらいないのかも...
気付けば、いつものアタシ。髪型を変えたい。そう思い続けて、もう何年?同じ髪型、同じアタシ。結局、いつも、現状維持。だけど、ホントは思っている。前髪を変えたらどうかな?毛先を遊ばせたらどうかな?そしたら、アタシもちょっとだけ「オシャレさん」に...
毎日が雨。雨、雨、雨。朝の天気予報は、今日も当然みたいな顔で、傘マークを並べて来る。はい、はい、知ってます。こっちは、もう、うねりまくる前髪に諦めモードですよ。雨が続くと、心まで部屋干しみたくなっちまう。それでもアタシは、張り切って出勤する...
プチ・ダイエットを始めてから6カ月が経過。血糖値スパイク?平和にご飯を食べていただけなのに、急にラスボスみたいな単語を出さないで欲しい。まず、名前が怖い。スパイクって何?跳ねるの?刺さるの?アタシはただ、ご飯と唐揚げに、心を許しただけなんで...
上司ガチャ。季節みたいに入れ替わる。気付けば、今の職場で、五人目の上司だ。春のように優しい人もいたが、梅雨みたいに湿っぽい人もいたな。知ってるよ。それぞれに良いところと悪いところがあることを。だけど、アタシは、聖人ではない。だから、ちゃんと...
雑談力。朝一のオフィスでパソコンより先に立ち上げるのは、「今日も暑いですね」という大変どうでもよい会話。でも、それでいい。その一言で、空気がぐっと和らぐ。こんな雑談は、一見すると中身はない。だが、中身がないからこそ、強いんだ。主張が薄く、圧...
理想のヒーロー。アタシは、『スーパーマン』が好きだ。『北斗の拳』も好きだ。そして、『ヤンクミ(ごくせん)』も大好きだ。殴るためじゃない。倒すためでもない。守るために、強い。つまりアタシは、 弱き者を守るために、やたら強い人が好きなのだ。空を...
仕事、好き?ずっと前から、静かな暮らしに憧れていた。時計に追われず、誰かの都合に合わせ過ぎず、好きなだけ眠って、好きなことだけをする日々。それが、アタシにとって、いちばん正しい幸せのように思えた。でも、気づけば今日も、アタシはいつものように...
好きなものを好きなだけ?以前、大好きだった甘エビを箱ごと抱えて、ひとりで平らげた夜がある。最初のひと口は、確かに天国だった。とろける甘さに、頬まで緩んで、嗚呼、アタシ、今、ちゃんと自分を喜ばせていると感じたんだ。だけど、口いっぱいのご馳走は...
揺れる想い。あなたと居ると、確かにアタシは、いつも愉しい。どうでもいい話でたくさん笑って、今日が少し柔らかくなっていく気がする。この人がいてくれて本当に良かったと何度も思った。なのに、心のどこかで小さな棘が引っかかるときもある。言いたいこと...
突然の雨。スピリチュアル的な意味。ふいの大雨って、空から気分まで見抜かれたようで、少し笑えて、少し切ない。ビビリで用心深いアタシは、普段なら、携帯傘を忍ばせているというのに。今日のアタシは、びしょ濡れだ。スピリチュアル的には、突然の雨は、「...
未来への不安。父が認知症と診断されてから、2年と10カ月が経過した。症状の出方は人それぞれと聞いてはいたが、今のところ、穏やかな日々が続いている。言葉が出にくくなったり、スマホの取り扱いは難しくなったみたいだが、適度な運動は続けているし、食...
プチ・ダイエットを始めてから5カ月が経過。朝の電車に押し込まれながら、ふと気づいてしまった。現在(いま)のアタシの唯一の運動は、「通勤」だけだと。改めて、ここ最近のアタシの運動歴を整理してみよう。・最寄り駅まで早歩き・乗り換えダッシュ・改札...
亡くなった友を偲ぶ。お盆が近づくと、思い出す。いつも3人で一緒に呑んで騒いだ、喉が枯れるほど笑った夜を。だけど、もう二人の名前を呼ぶことはない。二人とも、アタシを置いて先に逝ってしまったからだ。並んで歩くと真ん中にいた筈のアタシだけが、気付...
パブロ・ピカソ。アタシは絵画なんて、全く理解できない人間である。そのくせ、時折、美術館を来訪しては、後悔の念に駆られるドMの性格の持ち主でもある。(たいして好きでもないのに、美術展など訪れた自分を呪う。はこちら)今日も、気まぐれに、上野の国...
当たり前?まずは、小さな弱音を一言だけ吐かせていただきたい。「疲れた」仕事が繁忙期のせいか。夏の疲れのせいか。身体が疲れた。脳が疲れた。ココロが疲れた。大人なんだから。仕事が忙しいなんて、当たり前?人間関係が面倒なのも、当たり前?家事は全部...
終結。同じ年の知り合いの男性が、退職することになった。彼は、一流会社の部長職。仕事も出来るし、人望も厚い。なのに、なぜ、今? という驚きと、過去に執着しない潔(いさぎよ)さが、羨ましい。聞いてみると、決してマイナスな理由で辞めるのではなく、...
映画『ひゃくえむ。』(ネタバレなし)映画『ひゃくえむ。』が9月19日(金)に公開され、大盛況となっている。SNS上では、「今年のアニメ映画NO.1」「凄い熱量」「疑いようのない傑作」と称されているんだとさ。アタシは、正直、原作を読んだことも...
夏って太るんですかぁー?夏は太りやすい季節だそうだ。体温を自ら上げる必要がないため、基礎代謝が落ちるし、暑いから運動量が減ることが理由なんだって。へぇ。何となくだけれど、今まで、夏には勝手に痩せると信じていたよ。いっぱい汗もかくし、食欲が落...
言語障害。父が認知症と診断されてから、1年と11カ月が経過した。子供の欲目か、症状は大きく進行していないように見える。車の運転はとりやめ、面倒な手続きや大きな買い物は家族がするようにしているが、一人暮らしの家事全般も含め、日常生活は問題なく...
おしまいの日。地球が滅亡する日の「夢」を見た。ある日、突然、地球に向かって、隕石か、彗星か、得体の知れない何かが飛んできたんだ。おしまいの日。アタシは、「とうとうこの日が来たな」と思いながら、それを静かに眺めていた。すると、いつも元気な同僚...
特別な人。先輩が会社を辞めた。とても優秀で優しい人だった。先輩の上司が云っていた。「3回引き留めたけれど、意志は固く、辞めてしまった」「彼女はとても気の利く人。特別な人だった」ならば、どうして、もっと大切にしなかったの?報酬を上げるとか、感...
夏よ、さらば。急激に、空が高くなったと感じる。まだ、毎日、暑いけれど。相変わらず、半袖の服を着ているけれど。ホントは誰よりも早く「秋物」の服を着たいよね。だけど、暑がりのアタシには無理そうだ。秋はどこにいったの?最近、春と秋は、とんと見かけ...
不釣り合い。以前、濃いグレーの服を着て、近所を歩いていたら。見知らぬお婆ちゃまに、すれ違いざまに、こう叱られた。「若いのに、そんな汚い色の服をきて!」ふむ。80歳オーバーくらいの女性から見たら、アタシはまだ若いうちなのか?しかし、そんなに吐...
模範解答。生きていると、不思議な体験をすることがある。だけど、大抵の場合、気のせい?疲れてる?そう思って、見過ごすようにしているんだ。だって、「不思議を認める」より「勘違い」の方が楽だもの。それに、不思議ちゃんと呼ばれたくもない。そうして、...
身近なAI。毎日のようにパソコンやスマホを使用していると、気付くと、勝手に設定が変わっていることがある。自動アップデートによって変更されたのか?はたまた、バグなのか?仕組みはよく分からないが、変更はいつも突然で、気付かないまま同じように操作...
劇場版『鬼滅の刃』(ネタバレなし)夏休みシーズンも終わり。映画館の賑わいも落ち着いてきた今日この頃。なので、待ってましたとばかりに、劇場版『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』をやっと観賞。原作を読んでいて展開を予想できるにも関わらず、...
夢枕。アタシの夢を訪れる「故人」は多い。母、友人、恩師、会社の役員まで、多種多様である。勿論、みんな、生前、仲良くしてくれた人ばかりだ。そりゃあ、大嫌いなあの人に訪ねられても困るし、徳川家康に来られたって、どう接していいか、分からんもんな。...
会社のオジサン。かつてアタシが新入社員だった頃。普段は渋い顔をしている会社の重鎮(オジサン)たちが、若い女性の前では、ヘラヘラとしているのを、ジットリとした気持ちで見つめていたことがある。アタシは、笑顔で適当にあしらいながら、心の中では、嘲...
フリーズ。「最近、ちょっとやそっとじゃ、感動しなくなったよ」あの人は、ため息混じりで、そう云った。お洒落な店でのディナーも。奇天烈な映画も。どこかで見たな、と思ってしまうそうだ。慣れちまうのか?飽きちまうのか?いや、ココロが淀(よど)んでい...
真面目さん。「真面目だね」小さい頃は、そう云われるのが嬉しかった。「きちんと出来て偉いね」と褒められた気がして誇らしかったからだ。だけど、大人に近づくにつれ、真面目と云われると哀しくなってきた。頭の固い、つまらない人認定されたみたいだからだ...
悪役。人は皆、自分だけの「魂の計画書」を持って生まれてきたという。その計画は、神様が決めたことではなく、生まれる前に自分自身で決めてきたんだ。(詳細は、第164柱 『魂の計画書』参照)生きる目的は、自分で決めた「なりたい自分になる」ため。な...
メロンとキュウリ。以前、家族旅行で訪れた温泉宿のバイキングでの出来事。「メロン」を食べて「キュウリみたい」と笑ったことがある。ほんの冗談のつもり。その場を盛り上げたい気持ちで放った一言だ。が、あれから、1年以上経過したある日。姉が、氷のよう...
カナブン。仕事を終え家に帰ると、ベットの上に1匹のカナブンがちょこんと居た。キミ。いったい、どこから入ってきたのかね?虫は苦手だが、キミのことは歓迎しよう。スピリチュアルの世界に於いて、カナブンは『幸せを呼ぶ虫』とされているからだ。この小さ...