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カリフォルニアダウンアメリカで地震が起きるというよくあるパニック映画そしてパニック映画によくある夫婦問題と親と娘の問題 これも 定番である。定番が全て詰め込まれたパニック映画。真新しい設定は何もない。唯一この映画の良いところは、次から次にパニックが起きて
「幻の光」(デジタルリマスター版)2024年9月4日(水)シネ・リーブル池袋にて。午後2時55分より鑑賞(シアター1/D-8) ~是枝裕和監督のデビュー作がデジタルリマスターに。一人の女性の喪失と再生のドラマ 「ナミビアの砂漠」の衝撃は大きく、もう一度観て色々と再確認しようと思ったものの、結局今週はまた映画館に行けず。もともと大学病院の定期通院の予定が2件もあったのに加え、それとは別の症状が出たため別の病院に行って検査することに。私は病気のデパートか? まあ、幸い大きな異常はなかったので良かったが……。 というわけで、10日ほど前に観た映画の感想をお届けします。 家のそばのTSUTAYAで以前…
「ボストン1947」2024年9月3日(火)池袋シネマ・ロサにて。午後2時より鑑賞(シネマ・ロサ2/C-8) ~祖国への思いを胸にボストンマラソンに挑む男たち。エンターティメントを通していろいろと考えさせられる 韓国の歴史映画には面白いものが多い。エンターティメントとしてきちんと成立していて、そのうえで歴史を伝える作品が多いからだ。 「ボストン1947」も歴史が素材。1947年のボストンマラソンに参加した韓国チームの奮闘ぶりを描いた実話ドラマである。 ただし、それには伏線がある。1936年のベルリンオリンピックのマラソンで韓国(当時は朝鮮)の選手ソン・ギジョンとナム・スンニョンが金メダルと銅メ…
「ナミビアの砂漠」2024年9月6日(金)Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下7Fにて。午後1時15分より鑑賞(D-14) ~21歳の女性をひたすら追う予測不能なドラマ。今の時代が見えてくる 「ナミビアの砂漠」という面白い映画を観た。それより前に観た映画もあるのだが、こちらを先に取り上げよう。 舞台はナミビアの砂漠……ではない。今の日本だ。 主人公は21歳の女性カナ(河合優実)。冒頭、街の遠景から次第に彼女に焦点が当たる。カナは友人の待つ喫茶店へ行く。友人は彼女たちの同級生が自殺したことを告げる。しかし、まもなく隣席の下世話な会話の音が大きくなる。明らかにそちらの音量を大きくしている。これは何…
『DOMINO ドミノ(2023)』のネタバレなし感想/脚本のクオリティーが高いスリラーアクション映画
(C)2023 Hypnotic Film Holdings LLC. All Rights Reserved./映画好きな四十郎のおっさん999が、スリラーアクション『DOMINO ドミノ(2023)』のネタバレなし感想を投稿しました。
映画『バットマンビギンズ』の魅力とは?『ダークナイトトリロジー』はなぜ大人を惹きつけるのか
昨今では沢山のスーパーヒーロー映画が制作され、公開されている。公開された作品は玉石混合だ。巨額の製作費にふさわ
「愛に乱暴」2024年9月2日(月)シネ・リーブル池袋にて。午後1時25分より鑑賞(シアター2/D-4) ~平凡な主婦が次第に壊れていく。江口のりこの圧巻の演技 ようやく映画館に行けた。2週間ぶりだ。久々だったのでけっこう疲れてしまった。ただし、作品はめちゃくちゃに面白かった。吉田修一の小説を映画化した「愛に乱暴」だ。 主人公は専業主婦の初瀬桃子(江口のりこ)。結婚して8年。夫・真守(小泉孝太郎)とともに真守の実家の敷地内に建つ離れに住んでいる。義母の照子(風吹ジュン)とはつかず離れずの関係で、家のリフォームも計画していた。昔の勤め先が運営する石鹸教室の講師も務め、充実した日々を送っているよう…
『ヘルレイザー レベレーション』のネタバレなし感想/1作目のリブート作品だけど家族ドラマがメインになってしまったスプラッター系ホラー映画
(C)2010 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved./映画好きな四十郎のおっさん999が、シリーズ9作目となる『ヘルレイザー レベレーション』のネタバレなし感想を投稿しました。
【映画感想文】正義と狂気の狭間で:赦しと人権を問うサスペンス 映画『藁の楯』【ネタバレなし】
本ページはプロモーションが含まれています。 ⏩️映画『藁の楯』 まず、タイトルがよかった。 見終わってからそれが何を意味するか、心にズシンと広がる。 &...
「震える舌」2024年7月14日(日)YouTube(松竹シネマPLUS)にて鑑賞。 ~ホラー映画のように恐ろしい。死に至る病にかかった娘 熱を出して寝込んだり(夏風邪?)、何やかやで10日以上も映画館に行けない日々。あんまり間が空くのも何なので、番外編として7月に配信で観た映画の感想をアップします。松竹シネマPLUSで2週間限定無料公開されていた松竹映画「震える舌」です。 原作は芥川賞作家、三木卓の小説。東京のベッド・タウンである千葉郊外の団地に三好昭(渡瀬恒彦)と妻の邦江(十朱幸代)、娘の昌子(若命真裕子)の三人家族は住んでいた。その付近には、まだ葦の繁みがあり、昌子は湿地の泥の中を蝶を追…
【映画感想文】超能力と孤独の狭間で揺れる二人の男たち:映画『MONSTERZ』感想【ネタバレあり】
本ページはプロモーションが含まれています。 藤原竜也氏をまた追いかけて見ているのだが・・・ 大好きな俳優である山田孝之氏との共演で見ていなかったものを発見した。 ⏩&...
【映画感想文】「僕だけがいない街」映画版の魅力:ストーリー重視のタイムリープミステリー【微ネタばれあり】
藤原竜也氏の作品を追いかけていたこともあって、2回繰り返して見た作品。 アニメ版は途中まで見た記憶があり、うっすらストーリーは頭に入っていた。 ⏩️映画...
『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』のネタバレなし感想/不気味な空気感を大切にしている雰囲気系B級ホラー映画
(C)2023 CHILDREN OF THE CORN LLC. All RIGHTS RESERVED./映画好きな四十郎のおっさん999が、短編小説『トウモロコシの子供たち(チルドレン・オブ・ザ・コーン)』を映像化した『スティーヴン・キング エイジ・オブ・パンデミック』のネタバレなし感想を投稿しました。
「#スージー・サーチ」2024年8月19日(月)新宿シネマカリテにて。午後2時15分より鑑賞(スクリーン2/A-5) ~SNS社会の恐ろしさをポップでシニカルなタッチで伝える 夏風邪を引いたらしく体調が最悪で、ここ数日何もできなかった。ようやく回復しつつある感じだが、まだ本調子ではない。このブログをアップしたら、また少し休もう。 SNS社会の恐ろしさを伝える映画は数あれど、とりわけユニークなのが現在公開中の「#スージー・サーチ」である。「なるほどこういうスタイルもあるのか」と唸らされたのだった。 ミステリー仕立てのドラマである。主人公は大学生のスージー(カーシー・クレモンズ)。幼いころから謎解…
「ニューノーマル」2024年8月17日(土)シネ・リーブル池袋にて。午後2時30分より鑑賞(スクリーン1/C-7) ~現代社会の日常に潜む恐怖を6話のオムニバスで描いたホラー映画 夏だもの。1本ぐらいはホラー映画を観ておきたいわよねぇ~。 というので、観たのは韓国映画「ニューノーマル」。ソウルを舞台に6つの話で構成されたオムニバス形式のホラー映画だ。監督・脚本は、韓国で大ヒットを記録したホラー映画「コンジアム」のチョン・ボムシク。 映画の冒頭、世間で続発する凶悪事件のニュースが流れる。その最後に、一人暮らしの女性ばかりが狙われる連続殺人事件がソウルで発生していることが告げられる。 そんな中、第…
感動良作!映画「ブルー・バイユー」感想。高評価でラストは必見!
映画「ブルー・バイユー」(Blue Bayou)を観ました。 評価が高いので以前から気になってはいたのですが、何となく暗
『ミンナのウタ』のネタバレなし感想/怖いというよりも、不気味な印象が強い、呪殺系ホラー映画
(C)2023「ミンナのウタ」製作委員会/映画好きな四十郎のおっさん999が、『呪怨』の清水崇監督のホラー映画『ミンナのウタ』のネタバレなし感想を投稿しました。
福島女性教員宅便槽内怪死事件:考察「青年の死と地域分断の闇」
福島県田村郡都路村(現在の福島県田村市)――。人口わずか3800人(市町村合併時の2005年時点で約3300人
「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」2024年7月24日(水)ヒューマントラストシネマ有楽町にて。午後7時より鑑賞(シアター2/C-5) ~アルモドバル監督流の西部劇はサンローランとのコラボで上映時間31分! お盆で帰省したり(両親はすでに他界しているが)、台風が来たりで、ここのところ映画館に行けなかったので、このへんで以前観たもののまだアップしていなかった短編映画の感想を……。 月に一度、映画の会を催している。といっても、ただ映画を観てそのあとに飲むだけなのだが、平日夜の上映後に飲みに行くので、どうしても帰りが遅くなる。家に着くのは11時半過ぎということも珍しくない。若者ならまだしも、おっさ…
どもども、こんばんわ。ボクです。 今日はもう、とうとう、会社を早引きしてまでして「デッドプール&ウルヴァリン」の吹替版をおかわりしてきました! やっぱね、加瀬さんの吹替えで見たくて! で、今回おかわりする前にデッドプール1と2とX-
【映画】「エージェント・ウルトラ」冴えない彼氏は最強の武闘派エージェント。【感想・考察・おすすめ度・おすすめシーンを紹介】
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【映画感想文】映画『湯道』が描く、湯をともにする心の交流【ネタばれあり】
本ページはプロモーションが含まれています。 窪田正孝氏の出演している映画を探していて出会ったのがこちら。 ⏩️湯道 生田斗真氏、濱田岳氏主演の映画だった...
「ロイヤルホテル」2024年8月8日(木)ヒューマントラストシネマ有楽町にて。午後2時55分より鑑賞(スクリーン1/E-10) ~バーでバイトする2人が受けるセクハラ、パワハラ攻撃。男性優位社会の現実をリアルに反映 「#MeToo運動」をきっかけに、女性の地位もだいぶ向上したとはいえ、まだまだ男性優位社会の色は濃い。そんな現状を告発する映画がたくさん作られている。 去年日本で公開されたキティ・グリーン監督の「アシスタント」は、憧れの映画業界に飛び込んだものの、その闇に気づいて苦悶する女性を描いた社会派ドラマ。そのグリーン監督が「アシスタント」の主演ジュリア・ガーナーと再びタッグを組んで、男性優…
【映画】悪女と青年、その甘美なる日々『人のセックスを笑うな』【映画感想文】(ネタばれあり)
『人のセックスを笑うな』(ひとのセックスをわらうな)は、山崎ナオコーラの小説作品。作者のデビュー作である。 井口奈己監督で映画化され、2008年に公開された。 原作を読まずに先入観...
『ネメシス』(1992年)のネタバレなし感想/見る人を選ぶハマると面白いSFアクション映画
NEMESIS (C)SCANBOX DANMARK A/S MCMXCII All Rights Reserved. (C)1992, (C)2018 IMPERIAL ENTERAINMENT CORP. All Rights Reserved. (C)2018 MOONSTONE ENTERTAINMENT All Rights Reserved. PACKAGE DESIGN (C) 2019 Zeque Productions, LLC. & TC Entertainment, Inc. ALL RIGHTS RESERVED/映画好きな四十郎のおっさん999が、カルト的B級SFアクション映画『ネメシス』(1992年)のネタバレなし感想を投稿しました。
どもども、こんばんわ。ボクです。 先週の土曜日の夜、レイトショーで見てまいりましたところの「デッドプール&ウルヴァリン」があまりにも面白かったのに、小ネタがわからなくて残念なことになってるのをひしひしと感じまくって帰ってきたので 速
「ツイスターズ」2024年8月5日(月)ユナイテッド・シネマとしまえんにて。午後2時55分より鑑賞(スクリーン6/C-7) ~竜巻の恐怖をリアルに体験。スリリングな冒険活劇 久しぶりに超メジャーなエンターティメント映画でも観に行くか。というので、「ツイスターズ」を鑑賞。 この映画、1996年にスティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め大ヒットした「ツイスター」の続編。そんな昔のことはよく覚えておらず、はたして鑑賞したのやら記憶が曖昧。しかし、心配はご無用。前作を観ていなくても、まったく問題ないのであった。 竜巻をネタにしたアクション・アドベンチャー超大作だ。冒頭は、主人公のケイト(デイジー・…
『白石晃士の決して送ってこないで下さい vol2』のネタバレなし感想/面白さも怖さもなく観客をイライラさせるだけのフェイクドキュメンタリー映画
(C)「白石晃士の決して送ってこないで下さい」プロジェクト/映画好きな四十郎のおっさん999が、モキュメンタリーホラー『白石晃士の決して送ってこないで下さい vol2』のネタバレなし感想を投稿しました。
『白石晃士の決して送ってこないで下さい vol1』のネタバレなし感想/恐怖よりもイライラが募るホラーではないフェイクドキュメンタリー映画
(C)「白石晃士の決して送ってこないで下さい」プロジェクト/映画好きな四十郎のおっさん999がモキュメンタリーホラー『白石晃士の決して送ってこないで下さい vol1』のネタバレなし感想を投稿しました。
「このろくでもない世界で」2024年7月31日(水)TOHOシネマズ シャンテにて。午後1時35分より鑑賞(スクリーン1/C-10) ~貧困と暴力を逃れ裏社会に足を踏み入れた少年。異様な緊張感とリアリズムの世界 「ジョーカー」の新作の予告編が、おっそろしくカッコよくて、しびれている私です。 さて、今回は前回に続いて韓国映画です。本当はその間に、ペドロ・アルモドバル監督の短編映画を観たのですが、そちらはちょっと後回しで後日掲載、かな。 前回取り上げた「密輸 1970」は究極のエンタメ映画でしたが、今回はノワールタッチの作品。第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された「このろくでもない世…