メインカテゴリーを選択しなおす
異常なひとはこの世にただのひとりも存在しないということを、もっと簡単な仕方で確認する(1/4)【短編NO.2の補足】
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」の短編NO.57 目次・ひとを正常もしくは異常と判定するとはどうすることだったか・現実がイメージに合致していないときにみなさんが本当にすべきこと・異常なひとはこの世にただのひとりも存在し得ない ◆ひとを正常もしくは異常と判定するとはどうすることだったか この短編集「統合失調症と精神医学と差別」のなかで以前に確認したつぎの5つの基本事項を、そのときにもちいたのとは別の、もっと簡単なやり方で、順に再確認しようとしているところです。 今回はつぎの2番を見ますよ。 正常、異常とは何か(短編NO.1)。 異常なひとはこの世にただのひとりも存在し得ない(短編NO.2)…
*短編集「統合失調症と精神医学と差別」から短編NO.4 目次・障害という言葉の表記を改めるべきか?・障害という言葉は、異常という差別用語の単なる言い換えにすぎない・「発達障害」という言葉を例に確認する・「脳の障害」という言葉を例に確認する・問いへの答え ◆障害という言葉の表記を改めるべきか? いきなりですが、質問させてもらいますね。 医学は、双極性障害とか発達障害といったように、障害という言葉をもちいますよね。果してみなさんは、その障害という表記を、障がいとか障碍に改めるべきだと思いますか。 今回はこの問いへの答えを探っていきますよ。 先日こう確認したばかりですよね。医学はわざわざ、健康を正常…
発達障害とか運動障害とか言うときの「障害」という言葉は、「異常」と同義(1/4)
目次・世間で用いられる障害という言葉の意味ふたつ・医学は、身体に起こる出来事を一点のせいにする・「発達障害」と「運動障害」を例に確認する・なぜ「障害」という言い方にひとは違和感を覚えるのか ◆世間で用いられる障害という言葉の意味ふたつ 発達障害とか双極性障害とか運動障害といったように、医学では障害といった用語がしばしば使われますね。 そして最近では、時に、その障害という表記の代わりに、障がい、もしくは障碍と書かれることがありますね。 でも、そうした、障害・障がい・障碍(以下、障害とのみ記す)、といった用語はいったい何を意味しているのでしょうか。 今回は、その意味を特定します。 いきなりですけど…