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初心者でも楽しめる、わかりやすく面白い哲学入門書を集めてみました。哲学というと難解なイメージがあるかもしれませんが、入門書の中には分かりやすいだけでなく、小説並に面白く書かれてあ...
19世紀を代表する歴史の大家、ヤーコプ・ブルクハルトは、歴史を哲学的に語ることをせず、あくまでも、知り得た知識に対して忠実に物語った。 でも、知り得た知識を基にどうしても余計な空想(妄想)をしてしまうのが普通に歴史を好きな人。それでいいと思う。
今週のお題「書いてよかった2023」 年末を感じさせられるお題です。 「書いてよかった」かどうかはわかりません。 単なる自己満足の記事ですから。 当人以外はわからない暗号のような言葉の羅列です。 finitykt.hatenablog.com この記事の目的は懺悔。 いや、言い訳けかも知れません。 身近な知人に理解されなくて良い。 誤解するなら、それはそれで結構。 冷たく見えても自分にとっては精一杯の対応。 それだけの事です。 There are no eternal facts, as there are no absolute truths. 永遠の事実もなければ絶対の真実もない...
相変わらず毎晩のようにTikTokのLIVE配信を視聴・参加している。LIVEの魅力は、日常では知り得ない人と知り合いになれること、メッセージを通してコミュニケーションできることなどがある。(イメージです。この配信者のことを書いているわけではありません。)しかし、
自分の情けなさにグッタリと疲れ果てる毎日だ。差別されること、バカにされること、舐められることなど日常茶飯事だ。しかも、オレは他人の本音が透けて見えてしまう性分だけに日々辛い😢そんな或る時、自分のカルマに対して少し優しくしてみてもいいのではないか、と思うこ
會津商人館で開催されている「会津ブックフェア」に行ってきました。ポスターのキャッチコピーいわく「年に1度の古本の祭典」らしいです。以下の7店舗が出店されて...
先週、約12年かけて溜め込んだエネルギーを一気に噴出させました。18時間で5万文字ほど書いたでしょうか。。とりあえず心身がぶっ壊れる峠は越えられたので、あ...
【世間の波の中で漂流しないために】 社交、又は交際というけれど、おおかたの人は社会の中での他人との交際によって、著しく自分の純粋性を失ってしまいがちだ。さらには卑しくなりがちなものだ。だから私たちもっと強靭であるべきだ。人の意見や人間関係に少しも左右されず、染まらず、流されず、本来の自分を保ち続けるべきだ。そのために役だつのは、捨てる清さ、勇気、洞察力だ。世間の波の中で社交的に生きながらも漂流して...
まずはChat GPTさんの答えから… ニーチェの「神は死んだ」という言葉は、彼の哲学の中で特に有名なフレーズの一つであり、広範に解釈されています。これは文字通りに神が死んだという意味ではなく、西洋文化における神の役割や価値が衰退したこと、そしてそれによって人々の価値観や道徳観が大きく変わることを指摘しています。以下に、このフレーズの背後にあるいくつかの考えを説明します。 近代の科学と合理主義の台頭:近代以降、科学や合理主義が台頭する中で、伝統的な宗教的信仰や教義が多くの人々にとって疑問視されるようになりました。ニーチェはこの変化を捉え、神や絶対的な価値が信じられなくなったことを指摘しています…
テーマ本の紹介『ニーチェ ツァラトゥストラ NHK「100分de名著」ブックス』
皆様、鹿人(仮)です!今回は、「宗教」というテーマに因み(というか、あえて!)、ニーチェの思想に触れるための本をご紹介したいと思います!本はこちら↓NHK「100分de名著」ブックス ニーチェ ツァラトゥストラ NHK「100分de名著」ブックス(以下、本書と表記
きょうは、曇り時々晴れ。あしたは晴れでしょう。 きょうの尾鷲の最高気温は15.3℃(最低気温は4.7℃)。 全国トップは沖縄県の波照間で23.5℃。三重トップ…
きょうは、曇り。あしたは晴れでしょう。 きょうの尾鷲の最高気温は8.6℃(最低気温は2.2℃)。 全国トップは沖縄県の鏡原で20.7℃。三重トップは尾鷲でした…
尾鷲市・熊野古道センターで 『 水彩画教室作品展 ~東紀州 四季の風景~ 』
きょうは、晴れ。あしたは晴れのち曇りでしょう。 きょうの尾鷲の最高気温は13.5℃(最低気温は0.9℃)。 全国トップは沖縄県の波照間で23.5℃。三重トップ…
yuiのアルバムを聴いて「NATURAL」旧友からの手紙のような
2022年はなんだか変化の多い年でした 人生の暗黒期、yuiの曲を聞きまくる ミニアルバム「NATURAL」をきいて 生きるのがしんどくなったら NATURAL (通常盤) (特典なし) 最近、年齢を感じることが多くなりました。一年が過ぎるのはあっという間だし、親の老いを感じるようになりましたし、老後のこともうっすら考えるようになりました。 そして、なんの因果かAmazonの音楽聞き放題サービスで、懐かしの曲をきくことになり、なんだか昔を思い出したことを記事にします。 2022年はなんだか変化の多い年でした 去年、昨年の反省を書いたのですが……、うん全然守れてませんね。 やっぱり目標たてるとダ…
今朝は寒かった〜。 室温が9℃を切りました。 布団から出るのもぐずぐず。 でもストーブを点けるために起き上がりました。 またすぐにベッドに戻り編み物をしていました。 昨日は時々雪もちらついてどんよりしていた空でしたが 今朝は太陽が出てきたので 部屋に太陽の光が入ってきそうなので 昨日よりは暖かくなるかも。 太陽の明るい光を浴びてうれしくなる朝でした。 さて ある夜たまたまチャンネルを変えたら 「ロッチと子羊」というNHK Eテレのお悩み相談番組に行き当たりました。 相談に対して世界の哲学者の言葉から 悩みに対する答えを探そうとするもので それがちょうどその回は 今のワタシにも当てはまるような気…
第10章の最後はニーチェについてです。ここまで流れとして、形而上学と結びついて物質的自然観が19世紀全般で猛威を奮うがそれによる行き詰まりがすでに見え始めているので、それを克服する運動もすでに起こっている、という感じでした。ニーチェの節がそのまとめになっています。まずニーチェのギリシア悲劇の読解に関するメモから始まっていますが省略します。その次のメモが「力への意志」についてです。ニーチェはヨーロッパの...
若い頃はあまり勉強をしなくて高校の頃はどの教科も赤点だらけでした。あまりの頭の悪さに自分でも諦めていました。でも読書が好きで本ばかり読んでいました。 ある日、新聞のコラムからある書籍に興味を持ち一冊の本を読むことで大きく人生を変えることにな
超訳 ニーチェの言葉/フリードリヒ・ニーチェ、白取 春彦 編訳:今、心に響く言葉5選
こんにちは、月に2,3冊本を読んでいるえすぷれ(@ta1spulse)です。自分自身の考え方、行動に大きく影響した本をご紹介します。「何かいい本ないかなぁ」と悩んでいる方の参考になれば幸いです。今回は、フリードリヒ・ニーチェさん、白取 春彦
お月さまを待っていました雲を通り過ぎて現われたお月さま 9月5日 17:20旧暦 八月十日月齢 9 ん~ウサギさんに見たいのだけど本を読む人に見えてしま…
ダーウィンの進化論は、みなさん 義務教育で教わるのでご存じかと思います。 環境に適応して、イグアナが海イグアナと 陸イグアナに分かれたりするという話。 新しい方が進んでる、高度であるという思想。 それをくつがえすような存在が、 インド=アーリア系の言語である サンスクリット語(梵語)です。 古い言語にも関わらず高度で複雑。 むしろ英語などは単純で簡単な言語となっています。 昔の英語は、今のドイツ語と割と似ています。 今はknightと書いてナイトと読むのが 昔はクニヒトみたいな読み方だった。 元は同じ言語だったと考えられています。 イギリスがインドを植民地にしてから インドのアーリア系言語が …
みなさん、こんにちは。 今日も「天地創造」ログです。 夏の暑さが峠を越える「処暑」に入りました。 「荻の葉に ひらひら残る 暑哉 (あつさかな)」 小林一茶の句です。 「萩」はまた、秋の七
「 汝の立つ処 深く掘れ そこに必ず 泉あり 」 NHKの朝ドラ「ちむどんどん」のヒロイン暢子の披露宴で職場のオーナーでもある大叔母から贈られたお祝いの言葉です。先日放送されました。 物事の本質・真理は外にではなく、自分自身の内に求めよという意味。 それには「気付く...
漫画『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた』【哲学者語録まとめ】
ニーチェ、キンケゴール、ショーペンハウアーなどの哲学者が美男子に降臨し、小島アリサへ哲学を指南する。哲学をちょっとカジリたいなと思っている方にはこの漫画を推薦します。
『超訳 ニーチェの言葉』フリードリヒ・ニーチェ 著 要約とレビュー
言葉がじわじわと染み込んでくる名著、『超訳 ニーチェの言葉』をご紹介したいと思います。 ○人生を豊かにしたい人 ○感性を磨きたい人 ○真理を学びたい人 に、おすすめの一冊です。
【超要約】まんが『ニーチェの哲学』【人間的な、あまりにも人間的な】読んで
「自由精神の開放」「真理」「超人」「永劫回帰」・・。ニーチェは何を語ったのか。超約してみました。
印象に残っている偉人の名言は?Überzeugungen sind gefährlichere Feinde der Wahrheit als Lügen.信…
前回の記事から少し、 日にちがあいてしまいました。コメントをくださった方々、 本当にありがとうございます。おかげさまで私もいろいろと 考えることができましたし、 お仲間さんがいたー!と、 心強かったです。頭の中で何度も お返事を書いていたのですが、 うまく言語化することができず、あれこれ考えたり 情報を集めまくったりした挙句、 心身の不調がひどくなり、 とても不安定な状態が続きました。わぁわぁと泣きながら 夫に弱音を吐きまくり、 甘えまくりました。身体の具合もあちこち悪くなり、 寝込む日々が続いて、夫から「今はもう、何も考えたり 情報を集めたりしないで、 ゆっくり休んで。 たまが不安に思ってい…
ニーチェの節のメモ最後です。前回は「力への意志」で、今回はそれに続いて世界の在り方である「等しきものの永劫回帰」から始まります。以下、木田元『反哲学史』第十章第三節のだいたいの要約です。ニーチェは世界の在り方を、「世界は永劫に生成しつづけながら自分自身に回帰するしかない」とみなし、「等しきものの永劫回帰」という姿をとると考えています。「「力への意志」という概念は、存在者の全体が「何であるか」を言い...
ニーチェの節のメモ2回目です。今回はニーチェの思想の中心部分にある「力への意志」についてです。ここの部分の木田の表現からはどうも、かなりの部分を木田によるニーチェ解釈が占めてるようです。以下、木田元『反哲学史』第十章第三節のだいたいの要約です。ニーチェは誤解されることも多いのですが、彼の思想は伝統的な哲学を十分に消化した上で展開された抽象的思考によるものです。「ライプニッツ-カント-ショーペンハウア...
ニーチェの節に入ります。この節はマルクスの節に比べてかなり長いので、3回くらいにわけてメモを取ることにします。以下、木田元『反哲学史』第十章第三節の要約です。第三節 ニーチェと「力への意志」の哲学「生きた自然」という概念を復権することによって、形而上学的思考様式を克服しようとした試みを、もっとも壮大なスケールで展開したのはニーチェです。まず彼の生涯を簡単に見ておきます。ニーチェは1844年にライプチヒ...
『超訳ニーチェの言葉』 フリードリヒ・ニーチェ 白取晴彦編訳 ・自分は たいしたことがない 人間だなんて 思ってはならない。 それは、 自分の 行動や考え方を がんじがらめに 縛ってしまうような ことだからだ。 そうではなく、 最初に 自分を 尊敬することから 始めよう。 まだ 何もしていない自分を、 まだ 実績のない自分を、 人間として 尊敬するんだ。 自分を 尊敬すれば、 悪いことなんて できなくなる。 人間として 軽蔑されるような 行為を しなくなるものだ。 そういうふうに 生き方が変わって、 理想に近い自分、 他の人も 見習いたくなるような 人間に なっていくことが できる。 それは …
「公正世界仮説」について ―― 「公正世界仮説」から離れて 13/xx
デイヴィッド・ヒュームは、この世界の事物の間の関係、つまり、因果関係は、出来事に依存するのではなく、客観的世界の上に投影される心的構築物であると考えた。事実とは、観念の構築物に過ぎない。アルベール・カミュは、人が馬鹿げているところは、世界に外在的、客観的な意味や価値を、求めてしまうことである、とした。人を除く世界には意味はなく、世界の側からは、意味なんて、まるで無関心である。まったく、人の自意識過...
前回新訳を公開した、シャルル・ボードレールの『悪の華』の5番めに収録されている無題詩は、三島由紀夫にとっての『潮騒』(1954年)のような作品だったのではないかと私は考えている。 潮騒 (新潮文庫)作者:三島 由紀夫新潮社Amazon 三島由紀夫も、代表作である『仮面の告白』(1949年)や『金閣寺』(1956年)がまさにそうであるように、鬱々とした内面の苦悩を描くイメージの強い作家だ。その三島が遺した膨大な作品のなかで、唯一の純愛小説と言われているのが、離島で暮らす漁師の少年、新治と、島の外から帰ってきた海女の少女、初江の恋を描いた『潮騒』である。 三島が人生初のギリシャ旅行の「昂奮のつづき…
こんにちは。RIYOです。 今回の作品はこちらです。 無限にゆたかな生命の海にふかく見入って、意志の哲学を思索し、「永劫回帰」の戦慄に耐えて存在の実相に徹する人間像への希望をうたうニーチェ。近代の思想と文学に強烈な衝撃を与えた彼の、今日なお予言と謎にみちた本書で、ツァラトゥストラは何を語るかーー フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)はプロイセン王国領ザクセンで神に使える両親の元で生を受けます。信仰心を生まれてすぐに持つことになりました。音楽の才能に恵まれ、学生の頃には仲間に即興演奏を披露するなど有能なピアニストでした。哲学、芸術に関心を寄せてショーペンハウアーに傾倒します。 1848年…