メインカテゴリーを選択しなおす
『子どものための哲学対話』 大人の哲学入門書としてお奨めです
商品を見る→子どものための哲学対話 462円 難解な学問というイメージが強い哲学が子供向けに書かれている。 哲学書が難し過ぎると尻込みしていた大人の入門書としては 『子どものための哲学対話』は 子供向けと
ペネトレ:(前略)なんにも意味のあることをしていなくても、ほかのだれにも認めてもらわなくても、ただ存在しているだけで満ちたりているってことなんだよ。それが上品ってことでもあるんだ。根が暗いっていうのはその逆でね、なにか意味のあることをしたり、ほかのだれかに認めてもらわなくては、満たされない人のことなんだ。それが下品ってことさ。 (p.22-24) 小学五年生から中学一年生くらいの年齢の「ぼく」と、「ぼく」の家にすみついている「ペネトレ」という猫の、対話の記録。 「ぼく」の疑問にたいして、「ペネトレ」が答える。 「ぼく」の問いはあくまで素朴だ。夏休みこども電話相談、みたいな番組に寄せられそうなも…