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" デカルト循環 " とは何だったのか? 循環論法に陥る議論
取り敢えず、循環論法とは何か? 「私は正しい。なぜなら、私はいつも正しいから」みたいなやつだ。つまり、結論が主張の根拠に使われている自己参照的主張。 " デカルト循環 " とは? デカルトに向けられた批判として有名なのが「デカルト循環」だ。簡単に説明しよう。まずは、デカルトの「...
引用元:「デカルトの哲学原理」スピノザ著 ( 岩波文庫 ) 25p スピノザの指摘 まず、三段論法についてスピノザは次のように説明する。 「私は疑う、私は思惟する、故に私は存在する」というこの命題は、大前提の隠された三段論法ではないということであ...
引用元:「デカルトの哲学原理」スピノザ著 ( 岩波文庫 ) なぜ、この本を手に取ったのか? デカルト関連の書籍は主要なものは一通り読んではいた。大方、デカルトについては理解したつもりでいた。そして、このスピノザによるデカルト哲学の解説書によって、私はデカルトを振り返って総括するは...
引用元:「デカルトの哲学原理」スピノザ著 ( 岩波文庫 ) p45 デカルト哲学を解説するため、スピノザは「二冊の本」の例を挙げている。簡単に説明しよう。 同じ書写職人によって複写された二冊の本がある。無論、その時代はコピー機がないので、手作業によ...
「簡単に哲学を学びたい」という需要は一定あるかもしれない。そもそも、哲学に興味があるという時点でかなり変わっているし、社会的マイノリティだろう。いずれにせよ、その少ない需要に向けて何かを発信しようとは思わない。 最初に思いつくこと 「難しい話を素人で...
引用元:「デカルトの哲学原理」スピノザ著 ( 岩波文庫 ) p41 " 例えば、無からは何ものも生じないという命題を誰かが疑おうとするなら、彼は同時に、思惟する限りにおいての我々の存在をも疑い得るであろう " ...
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