メインカテゴリーを選択しなおす
彼の5年間の航海は、目を見開かされるような通過儀礼であったことに疑問の余地はありませんが、恐らく時折提唱されるほど彼の知的発達の基礎となるものではなかったでしょう。
【You tube】京都大学 1998年 [1-2] 英文和訳
こんにちは。 久しぶりの公開です。 「進化論」の続きです。 構造は難しくありませんが、内容は難しいかもしれません。 チャレンジしてください。 英語哲人 京都大…
新しい「Long Story」の動画が取り組む「予測の戦い: ジャンクDNA」
2012年に、論争全体を変えるような、DNAの大部分は機能的であるというIDベースの予測を支持する出来事が起こりました。
【書評】「理不尽な進化」の先にあるのは、人間か大腸菌か【吉川浩満】
「人間と大腸菌、どちらが進化した生き物だと思う?」 大学の頃、留学生の友人にこんなことを尋ねられた。当時の私は相手がそう答えさせようとしているのだなと勘繰りながらも、「人間」と答えた。私はてっきり「残念、大腸菌です」という答えが返ってくるのだと思っていた。大腸菌の能力を引き合いに出し、人間より勝っている云々という話が続くのではないかと邪推したのだ。しかしそうではなかった。 「残念、人間も大腸菌も同程度に進化しています。何故ならどちらも環境に適応して生き延びているからです」 成程、確かに言う通りかもしれない。生存戦略として人間は知能を発達させたが、大腸菌は繁殖能力を手に入れたのだ。その進化の差を…
進化論では、人類は猿人から原人、旧人、新人(現在人)へ進化したと一般的には考えられています。 しかし、これは仮説とも言われ、猿から人へと急激に進化を遂げているのが不思議でしかありません。 そしてもう1つの説では、10万年から20万年前に存在した生命が、何らかの災難により、一掃されたとも言われています。 猿から人への進化の研究もさまざまで、考えれば考えるほど、わからなくなります。 そして、現在、人類は...
新刊案内『ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産』(2024年7月刊行)
久しぶりにダーウィンに関する新書が出版されました。2024年7月の新刊、鈴木紀之 / 著、『ダーウィン 「進化論の父」の大いなる遺産』(中公新書)です。実は進化生物学に関する本は割とでていますが、ダーウィンその人、あるいは「ダーウィンの進化論」についてはあまり語られ
前に「生命の起源」についての記事を書きましたが、今回は「進化論」にまつわる面白い話をわかりやすくご紹介したいと思います。1.「進化論」「進化論」とは、「生物は不変のものではなく、長期間かけて次第に変化(進化)して来たという仮説に基づいて、現
今年は何かと忙しく、中々本を読む時間が取れませんでした。毎月、駅ナカの書店で新書を中心に新刊を買っていますが、今年は新刊本すら消化しきれない始末です。例年は新刊本だけでは足りずに、神保町の古本まつりで購入した古書も読んでいましたが、今年はほとんど古書は読
今日は何の日>11月24日:進化の日 Evolution Day
昨年は「鰹節の日」をご紹介しました。 今年はこちらをご紹介いたします。 進化の日 1859年11月24日に、チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin/1809~1882年)の「種の起源 On the Origin of Species」が出版されたことを記念して...
【ある種の思想は、罪の面もある】リチャード・ドーキンス『進化の存在証明』
大作であります。その密度は途方もなく濃いです。多分読んでいて違和感を覚えるでしょう。そんなアホな考え方する人おる?って。残念ながらいたようですよ…
生化学,特にDNAの構造などで数々の業績をあげてきたMichaelBehe博士が,なぜか突然非科学的な『インテリジェント・デザイン説(ID説)』にのめりこんでいった,というのが前回記事でした.カトリック学校ペンシルバニア州ドーバー(Dove
ここまで見てきたように(この記事からこの記事まで);聖書の創造説や,それを科学にみせかけたインテリジェント・デザイン説(ID説)を信じて,ダーウィンの生物進化論を否定する人は,何も無知蒙昧が原因でそうしている人ばかりではありません.実際ID
聖書が説く『人は神が創造された』という『創造説』は,米国最高裁によって,またそれをアレンジした『インテリジェント・デザイン説(ID説)』も,ペンシルバニア州地裁によって,共に宗教教育であり違憲であるとの判決が出されました.米国ではカンザス州
『生物の進化は突然変異に自然選択が作用したものだ』という現代の進化論に対して,インテリジェント・デザイン説(ID説)は『生物は信じられないほど複雑・精妙に作られているのだから,ランダムな突然変異ではこんなことは起こりえない.それは未知の高度
公教育においては,特定の宗教を推奨することは禁止されており,科学教育のみが行われる.『神による万物創造』は宗教であり,進化論は科学である.1987年のこの米国最高裁判決により,『人は神により創造された』という聖書の教えを米国の公教育で行うこ
ギターの練習に明け暮れるペン子。学校から帰ると2階の自室に引きこもりOTTOの帰宅くらいまでギターを弾き、歌を歌う。ペン子のギター熱もさることながら2階にこもる熱気はスゴイ。ペン子の部屋、エアコン無いのよね。涼しいところでギター弾けばいいのに!!自分の部屋が良いんだって。でもねぇ〜・・・いくらなんでも熱中症が心配よ。見かねたOTTO、エアコンの取り付けを打診。ペン子曰く「エアコンはいらない。なぜならばこれか...
宗教教育は不可意外ですが,米国では教育の場においても宗教活動を行うこと自体は認められています.Congressshallmakenolawrespectinganestablishmentofreligion,orprohibitingth
前回記事の『モンキー裁判』は,今からほぼ100年も前の出来事です.いくら何でも現在では『進化論は聖書の教えに反するから間違っている』などという人はもはや米国にはいないだろうと思うでしょう.しかしそれは宗教に淡白な日本人らしい勘違いです.『神
宗教を純粋に精神世界のこととして,現実世界とは混同すべきではない,もし両者を混在させると危険な結果を生む,というのがこの記事でした.日本ではほとんどの人はそうしているでしょう.しかし米国では事情が異なります.進化論は聖書に反している米国は,
【要約・書評】『ヒトが持つ8つの本能に刺さる 進化論マーケティング』 著:鈴木 祐
今回は鈴木 祐さんが書かれた、 『ヒトが持つ8つの本能に刺さる 進化論マーケティング』という本を紹介します。
*画像はイメージです。ここのところ毎日少しずつ読み進めてきた本に、興味深くてご紹介したい面白いことが書かれていました。 それが、この記事のタイトルです。 チーターを家畜にしてなんのメリットがあったのかって? ・・・ 大きなメリットがあったんですよ! 最高時速が100km/hを超える世界最速の動物であるチーターは、猟犬よりも優れた狩猟用動物として古代から珍重されて来たのです。 例えばムガール帝国の皇帝の...
人は自らを家畜化することで、攻撃性を抑え、協調・協働・コミュニケーション能力を発達させ、安定した集団社会を築くことに成功したのだろうか?以下にあります精神科医 熊代亨先生の記事を拝見いたしますと、家畜化のスピードに対応できない人々が増えてき
「変化できる者が強い⁉」な~んてダーウィンは言っていないってサ!
今回は「ダーウィンの進化論」についてです。「唯一生き残ることができるのは、変化できる者だ‼」「本当に強いのは変化に順応できるヤツだ‼」などと、ダーウィンが言ったとされるこれらの言葉は、自己啓発セミナーや社長訓示な
ダーウィンの進化論は、みなさん 義務教育で教わるのでご存じかと思います。 環境に適応して、イグアナが海イグアナと 陸イグアナに分かれたりするという話。 新しい方が進んでる、高度であるという思想。 それをくつがえすような存在が、 インド=アーリア系の言語である サンスクリット語(梵語)です。 古い言語にも関わらず高度で複雑。 むしろ英語などは単純で簡単な言語となっています。 昔の英語は、今のドイツ語と割と似ています。 今はknightと書いてナイトと読むのが 昔はクニヒトみたいな読み方だった。 元は同じ言語だったと考えられています。 イギリスがインドを植民地にしてから インドのアーリア系言語が …
きっかけ先月、会社を経営する作業療法士さんが行った勉強会に参加し、職場の人間関係についてをマーケティングの考え方を取り入れて考えるという話を聞いて、とても面白くマーケティングに興味を持ったところでした。そんな中、私の好きな鈴木祐さんがマーケ
今日は最近読んだなかから「遺伝学・分子生物学・進化論」の本10冊を紹介していきます。 誰に頼まれたわけでもないのに、 生き物たちは、キャラを立てようと必死だ。 集まったほうが有利! みんなで役割を分担すると便利! オレよりちいさいやつは食べて…
先ずは簡単に例を挙げて進化論の説明をします。 赤道直下の灼熱の国々で生活している人々は、白い肌では皮膚病になってしまいます。 人類の祖先は、まだ皮膚の色の差は…