メインカテゴリーを選択しなおす
今から約100年前の1923年(大正12年)9月、北丹鉄道が営業を始め、京都府福知山市の福知山ー大江町河守間で営業を始めました。延長12・4㎞、駅数がわずか8つの鉄道で、大江町など沿線住民の通勤・通学や大江山にあった河守鉱山の鉱石を運び、地域の発展に貢献しました。 当初はSLが客車や貨車を牽引していましたが、時代の流れでディーゼル化。旧国鉄・JRと同じ狭軌ながら、車両はこじんまりとしていて「マッチ...
秘境駅としても知られるJR羽越本線の女鹿駅。かつては信号場だった駅だ。この駅に停まる列車は一日に数本しかなく、最寄りの集落から通学に使う数人の学生しか利用客はいないと思う。その最寄りの集落まで歩くのにも10分以上は掛かる。駅舎は何年か前に建て替えられた。以前は「信号場」と書かれた文字を塗りつぶした業務感満載の駅舎で、不思議な趣を醸し出していた。僕は以前の駅舎が好きだった。駅舎の前には古い桜の木が一本立ち、満開になると美しかった。夏休みになると、この駅舎には駅マニアや鉄道ファンが訪れる。駅ノートを見ると随分遠くから来る人もいる。青春18切符を使う人も多いだろう。もう僕は野宿も辞さないような旅をすることはない。遠い昔を想い、若者が羨ましくなった。追伸:日差しに負けてモノクロが破綻した。カラーで撮るべきだった。...秘境駅・JR羽越本線の女鹿駅
【2023年オススメ】富山から横浜までローカル線で帰ってみたら人生変わった...
日本国内にはローカル線と呼ばれる鉄道会社が95社ある。その多くは「赤字」を計上しており、今後廃線になっていくことが予想される。そんなローカル線で富山から横浜まで帰ることになってしまった筆者が「あいの風とやま鉄道」、「えちごトキめき鉄道」、「北越急行」の魅力を紹介しながら綴る旅行記。ローカル線に乗ったら人生が変わった?!
お立ち寄り下さり、ありがとうございます。 追分宿を会場とした「信濃追分日曜朝市」と同時開催されている「信濃追分駅舎カフェ」。 8月20日までの毎日曜と… 8…
暑かった一日。残照を浴びた鉄路は熱を持ち、そこから湯気が上がるような気がした。単線の鉄路はこれから行く道であり、同時にここまで来た道でもある。まるで人生のそのものだと思った。(備忘録③)今年の夏は、いつもの夏よりも一段と暑く感じる。結局、暑さというのは相対的なものなのだろう。RICOHGRⅢ残照
いつもとは異なる方向から、曲沢駅を撮影した。僕は鉄道ファンであったことはない。そもそも鉄道車輌のことは何も知らない。時折、駅や列車の写真を撮ることはある。でもそれは単なるスナップ写真の一環であり、鉄道写真のお作法には従っていない。従うも何も、お作法自体を知らないのだからどうしようもない。そういう意味では門外漢で良いと思ってきた。今後は土俵に立つ以上、ある程度の作法は覚えようとも考えてもいる(ある程度ですよ)。これはカメラを変えた効果の一つだと思う。現在のところは様子見であり、自分で撮った写真を見ても違和感が拭えない。多分、鉄道写真の画を殆ど見たことがないからだと思う。上原師匠の鉄道写真は、参考というのには余りにレベルが高い(当たり前ですが)。一般的な鉄道写真を見ることから始めようと思う。X-H2/XF16...田園の駅にて〜お作法も覚えていこう
一日の利用者数が200万人を超える新宿駅から、殆ど利用者のいない無人駅まで、日本全国には様々な駅がある。どんな駅であれ、そこに駅がある限り必ず駅前が存在する。今回はJR五能線の沢目駅。秋田県八峰町にある駅で、当然ながら無人駅である。ちょっと?、無人駅にしては立派過ぎない?と思う方もいるだろう。東北地方には多いのだが、合築形式といってJR駅機能と公共機関とで共同利用する建物となっている。この駅の場合は「土地改良区」の事務所が入居している。他の駅でも観光組合だったり、地域のコミュニティセンターだったり、何かの記念館(博物館)だったり、色々な機関が入居しているケースがある。当然ながら合築の駅舎建設には相当な税金が投入されていると思う。それを都会の感覚では無駄というし、田舎の感覚ではそうしないと交通インフラを維持...駅前の光景~JR五能線・沢目駅
<おまけ=道の駅で買った土産>通常の帰路はこうだ。函館駅から函館ライナーで新函館北斗駅へ移動する。函館北斗駅から新青森駅まで北海道新幹線で移動し、その後は奥羽本線(特急あり)で秋田方面へ戻る。行きは、この逆のルートを使った。最も無駄のないルートである反面、これだと移動が点から点へとなってしまう。時間的に途中下車をすることが困難なのは分かるけど、何か味気なさが残る。わざわざ北海道まで来たのだから、少しだけでいいから他の町も見てみたい。そんなわけで帰路は、「道南いさりび鉄道」で木古内駅まで移動することにした。木古内駅は北海道新幹線も停まる駅だ。周辺を少し歩いた後、北海道新幹線に乗ろう。ちなみに窓口で清算したところ、新幹線特急代金が一区間割引になった。その割引分と道南いさりび鉄道の乗車券が相殺されるくらいだった...函館トリップ(終)〜点から線へ
由利高原鉄道の曲沢駅。HDR調モードで撮った。せめてRAWファイルを併用すべきだったと後で公開した。今回は15分ほど待てば列車が来ることが分かっていたのに、その15分を待つ辛抱がなかった。GW期間から5月14日の日曜日まで、我が家に客人が滞在していた。楽しい時間を過ごしたが、身体の方はクタクタである。まあそんな時もある。GRⅢ(35mmクロップ、HDR調)曇天の水面に秘境駅
日本人であれば誰もが知っている「後三年の役」。その実、それがどんな政変だったのかは意外と知られていない。僕も正直、よく知らない。その「後三年の役」の最終決戦の地は、秋田県の美郷町に位置している。横手市の近くにある町だ。そこには「後三年駅」なるJRの駅が建っている。後三年駅、何度聞いてもジワジワ来るネーミングだ。「後三年の役」の地に立つ「後三年駅」。歴史の激動の最前線だった地は、いまは静かに佇んでいる。数年に一度、「ごさんねんのえき」というフレーズが頭の中に浮かぶ。中毒的に頭の中で言葉が繰り返され、無性にここに来たくなるのである。X-PRO3/XF23mmF2RWR「後三年の駅」再び
【鉄印もあるよ!北条鉄道】加西市北条町の五百羅漢に会いに行く旅
兵庫県には北条鉄道というローカル線があるらしい 何気なくGoogleマップで兵庫県を見ていたら「北条鉄道」という文字が目に入りました。 おさるGoogleマップって何気なく
岩手県西和賀町(旧・湯田町)にある「ほっとゆだ駅」。JR北上線の駅である。北上線というくらいだから、秋田県の横手と岩手県の北上を結んでいる。線線は国道105号線、そして秋田自動車道と並行するように走っている。「ほっとゆだ」を過ぎると錦秋湖というダム湖を縫うように進む。その錦秋湖沿いの国道は、地滑りが進行していることが分かり、昨年から全面通行止めとなった。秋田自動車道を迂回路に指定している。観光客も激減しているようだ。さて、「ほっとゆだ駅」に話を戻そう。この駅は駅舎と併設する形で日帰り温泉が併設されている。大人一人400円也。まさかの源泉かけ流し温泉である。浴室内には信号機が設置されている。無灯、青、黄色、赤の信号灯が点灯し、次の列車までの時間を教えてくれる。僕はクルマで行くので関係ないが、楽しい仕掛けであ...泡沫の日々②〜駅舎で入る掛け流し温泉
高畠駅周辺で撮影した風景写真とマンホール蓋の紹介です。高畠駅は山形県にある奥羽本線の鉄道駅。周辺にはのどかな田園風景が広がり、見事な夕暮れ空も見ることができました。高畠駅周辺では高畠町のご当地マンホールも発見。また童話『泣いた赤おに』ゆかりの地として、鬼のモチーフも良く見られました。
三脚がなかったので、手持ちで撮影した。辺りは想像以上に暗く、足下すら見えないほどだった。ISO64000。闇と静寂の中、ぼわっと駅が見えた。それは実在するものか、幻なのか、不確かな光景に思えた。時刻はまだ午後8時。都会では小学生だって歩いているかもしれない。ここでは真夜中のようで、人を寄せ付けない。もしかすると銀河鉄道の駅かもしれない。LEICAM10MONOCHROME/SUMMICRONM35mmASPH静寂~ISO64000の世界
由利高原鉄道の黒沢駅。当ブログによく掲載する田圃の真ん中にある曲沢駅の隣駅である。線路は霞んだ山裾田圃に伸びている。冬になれば、一面は雪の大海原となる。少し古いデータだが、この駅の利用者は2018年時点で一日10人ほど(ちなみに曲沢駅は2人)。その殆どは高校生か高齢者だと思う。由利高原鉄道は殆どの駅は無人駅で、有人駅は数えるほどしかない。黒沢駅も当然無人駅である。それでも駅前は綺麗に清掃され、駅舎やホームにはプランターに植えられた花が飾られている。鉄道会社はそこまで余裕がないので、近隣住民のボランティアだと思われる。「コスパ」とは無縁の世界がここにはある。※ピンボケだったけど、花の写真掲載しました。8のつく日はwebにお花を』X-PRO3/XF23mmF2RWR小さな駅を維持する努力
福井のえちぜん鉄道(三国芦原線)で三国港駅から東尋坊へ!【12泊13日の青春18きっぷ旅・2013年春 #12前半】
12泊13日鉄道ひとり旅をしたときの旅行記です。今回は福井のローカル鉄道・えちぜん鉄道(三国芦原線)を使った鉄道旅を紹介します。えちぜん鉄道の福井駅から三国港駅へ向かい、かもめ通り沿いを散策。その後、三国港駅バス停からバスに乗って東尋坊へ。えちぜん鉄道の車窓や三国港の眺め、東尋坊の絶景を画像たっぷりで紹介します。
上毛電気鉄道の沿線観光に繰り出すも、カメラが壊れる―前橋ワーケーション3日目
上毛電気鉄道で沿線観光をして中央前橋駅、西桐生駅、大胡駅を訪問したときの様子を紹介します。上毛電気鉄道は前橋市と桐生市を結ぶ群馬県のローカル鉄道です。中央前橋駅では群馬の名物グルメの焼きまんじゅうを食べ、大胡駅と西桐生駅では国の登録有形文化財に登録されている駅舎を見ました。西桐生駅からレンタサイクルで桐生天満宮も参拝。
おっさんはいわゆる鉄オタではないと思っていますが、電車に乗るのは割と好きです。 ということは鉄オタ? おっさんは乗るのは好きですが、一番前の車両でかぶり...