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やっと暖かくなってきた。 ベランダに椅子を置いて読書をしたいと思っているのだが、紫外線と花粉が気になって出来ずにいる。 リック・ルービンの創作術 クリエイターと呼ばれる人だけに書かれた本ではない。 全ての人に向けて書かれた本だと思う。 こういう仕事の仕方をしろ、時間はこう使え、というような実用書ではない。 自己啓発とも違う。 これを読んでいて、何度も思い出したのは幼稚園や小学生の頃の自分だ。 何も知らなかった時の自分は、世界をどう見ていただろうか。 あの時の自分が感じていたことが、何よりも大切なのかもしれない。 リックの言葉は、自分に自信を与えてくれる。 分厚くてびっくり
意識して出かけたのでは絶対に辿り着けない、巡り会えない場所、あると思います。 あくまでも「意識の外」で、流れというものが自分の足を自然に導いて、無自覚のうちに、何の気なしにたどり着くような場所。
☆最新作長編『街とその不確かな壁』が文庫化!!☆ まつりじゃまつりじゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! のっけからテンションが高い初老インザEHMです。 えっ、なんでそんなにテンションが高いかですって? そりゃ、アナタ!!4月だからですよ!! エイプリルがカミングしたからに決まっちんぐマチコ先生ですぞ!! こんな高いテンションで村上春樹の記事を書いているブログは、日本でこの『ヒロの本棚』だけでしょうね(笑) ある意味、『ヒロは変だな』でもあります。 そして、テンションの高さだけなら誰にも負けねぇぜ!! 2025年4月は、村上主義者(熱心な村上春樹ファンの…
40代も悪くないよ、と伝えてくれるようなエッセイ『銀座缶詰』 読書感想文
益田ミリさんのエッセイです。 40代に突入したミリさんの日常が描かれています。 銀座缶詰 感想 「BOOK」データベースより 40を過ぎて気づく、既に失われたかけがえのない「若者」だった時間と、尊い「今この瞬間」を掬いとる、心揺さぶられるエッセイ集。 ミリさんのエッセイの感想に共通しているのですが...ゆるゆる読む感じ。 私はまだ30代なのでガッツリ分かる!!という感じではないけれど、ちょっとした待ち時間などに読むのにオススメ。 ミリさんはとても素直に生きていると思う。 40代未婚のミリさん。きっと周囲に色々と言われることも考えることもあっただろうと思うけれど....そんなもやもやっとした感情…
「酒を飲みたくない一番の理由」酒とは不思議なもので、アルコール分解酵素2つ持ちの者が気分のみに従って飲んでいたら最後、止まらなくなるかと。私もアルコール分解酵…
みなさん、思いや考えをうまく言葉にできていますか? 「伝えたいことはあるのに、うまく表現できないな…」「自分の言葉で語る力を身につけたいな…」 そんな悩みを抱えている方に、ぜひ読んでいただきたい素敵な本があるんです。 現役コピーライター・さ
「紙の本と電子書籍、どちらがいい?」この記事では、本好きのためのハイブリッド読書術を紹介。Kindle Unlimitedの活用法や本棚の管理術、目が疲れにくい読書のコツまで、実体験に基づいた実践的なアドバイスをお届けします。c「紙の本と電子書籍、どちらがいい?」この記事では、本好きのためのハイブリッド読書術を紹介。Kindle Unlimitedの活用法や本棚の管理術、目が疲れにくい読書のコツまで、実体験に基づいた実践的なアドバイスをお届けします。_
【村上春樹】夏目漱石×村上春樹のスペースを聴いて!!『こころ』『ノルウェイの森』『七番目の男』『蜂蜜パイ』の共通点と相違点。
☆またまたスペースで村上春樹についてのお話を聴きました♪☆ 先日、村上春樹『象の消滅』についてのスペースに参加させて頂きました。 僕が持ちえなかったいろんな角度の意見を聞けて、とても面白かったです!! hiro0706chang.hatenablog.com 先週は、『村上春樹を歩く』『なぜあのキャラは死ななければならなかったのか?』の著者・浦澄彬さんとの対談スペースがやっていて、アーカイブで聴かせて頂きました。 車で運転中にスマホからBluetoothでスペースのアーカイブを聞かせて頂いたのですが、すごいことができる時代になったもんだなーと感動。 初期3部作の僕と鼠の関係性、ダンスの6つの死…
挑戦する大人に大人が勇気をもらう本『ビリギャルが、またビリになった日』 読書感想文
坪田信貴さん(以下、坪田先生)著『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』が大ヒットし、その後2016年に映画化されたビリギャル。 私は本は読んでいないのですが、映画版は見ました。 金髪の有村架純さんがとても印象的で、子供は信じてくれる人がいるだけで、こんなにもマインドが変わるんだ...と思ったのを覚えています。 私が「映画 ビリギャル」を見たのは、偶然にも娘の中学受験の日。 娘を送り出した後に、たまたまつけていたテレビで放送されていたのを見ました。 時が過ぎ、この本と偶然出会ったのは....娘を私立医学部の受験に送り出した日でした。 「BOOK」データベースより …
『迷路館の殺人』は、館シリーズ第三段。作中作の形式をとりながら、迷路仕立ての館で起こる殺人事件が描かれます。幾重にも張り巡らされたトリックに、ページをめくる手が止まりませんでした。『迷路館の殺人』あらすじ迷路館は天才建築家、中村青司が手掛け...
沖縄の島を舞台にした恋愛小説、『カフーを待ちわびて』の外伝『花々』。純粋な続編ではなく、明青や幸と交流のあった女性たちを主人公にした物語です。独立した物語になっているので『カフーを待ちわびて』を読んでいなくても問題なく読めます。『花々』あら...
まさか痔が愛おしいと思う日が来るなんて....『痔と私』 読書感想文
この本の主役?は、著者すや子さんの「痔」。 そう!私が子供の頃には薬局の看板やのぼりに大きく掲げられていた、あの「ぢ」のお話です。(あの看板、最近見ないね~。) Amazon 商品紹介より いぼ痔や尿意、下痢、注入軟膏たちが出てくる漫画です。 痔と私 感想 私がまだ麗しの乙女だったころ、「痔」なんてものはオジサンだけのものだと信じて疑いませんでした。 ...が!!!! すや子さんと同じく、私も出産を機に痔主に。 とはいえ、私のは痛みも不具合も全くありませんので....問題なく約20年、共存しております。(何のカミングアウト?) しかし、すや子さんの痔は...それはそれは暴れん坊で。 すや子さん…
簡単に読書記録がつけられるサービス「ブクログ」知ってますか?
本棚を人に見られるのってなんだか恥ずかしい。 自分の今の心の状態や趣味嗜好などが顕著に表れていますから。 だからこそ...人の本棚はのぞいてみたいもの。 しかし、なかなか他人に「本棚見せて」なんて言えません。 そこでおすすめしたいのが、ウェブ本棚サービス ” ブクログ ” です。 ブクログは、本の感想や評価をチェックしたり、 webやアプリで本棚をかんたんに作成し、 感想やレビューを書いたり、読書の管理・記録をすることができます。 著者名やキーワードを登録しておくと新刊情報をメールで通知することもできます。 2024年で20周年だそうで、私は2014年から使っています。 同じようなサービスに、…
淡々と繰り返される日々の中で”働く”を考える『ワーカーズ・ダイジェスト』 読書感想文
私がまだ30代、仕事も育児もいっぱいいっぱいだった時に支えてくれた作家さんの一人がこの本の著者 津村記久子さん。 そんな津村さんのお仕事小説です。 「BOOK」データベースより 大阪のデザイン事務所で働く奈加子と東京の建築会社に勤める重信。一度だけ仕事で出会った二人は、お互い32歳で同じ誕生日という事実を心の片隅に、仕事や日々の暮らしに立ち向かう。 ワーカーズ・ダイジェスト 感想 偶然...しかも仕事で会っただけの男女のお話。 津村さんの書くお話は、特にドキドキするような展開もなく、ただ日常を切り取ったようなお話が多いんだけれども、どの作品も心をガッチリと掴まれてしまう。 それはきっと... …
無宗教でも受け入れられるブッダの優しい教え『ブッダがせんせい』 読書感想文
今年20歳になった娘がまだ小学3年生だった頃、なんともかわいいイラストに惹かれて表紙買いしました。 子供にも分かりやすく「大事なこと」が書かれています。 「BOOK」データベースより 子供に教えたいブッダの“言葉”を集め、子供にも読めて理解できるような平易な文章で分かりやすく解説する本。 ブッダが残した多くの言葉から、毎日の過ごし方のこと、友だちや家族のこと、勉強のことなどに関連したものを選んで紹介。 ブッダがせんせい 感想 私は無宗教なので、仏教もブッダさんの事もあまり詳しく知らないのですが...素敵な本だと思います。 宗教色も特に感じななかったので、私のように無宗教の人でも読みやすいと思い…
「お探し物は図書室まで」(本屋大賞ノミネート)感想・レビュー
青山美智子さん著書の「お探し物は図書室まで」の感想・レビューをお伝えします。「お探し物は図書館まで」ではないので、ご注意ください。海外で、英語の本まで発売されています。登場人物の名言が光る短編小説集で、出版社はポプラ社です。口コミも高評価が多く、どなたにでもおすすめできる1冊です。
介護のイメージも安藤なつさんのイメージもガラッと変わります『介護現場歴20年。』 読書感想文
著者は「メイプル超合金」というお笑いコンビで活躍されている安藤なつさん。 私のyoutubeのおすすめに突然、たこ焼きを焼いている安藤なつさんが流れてきました。 「たこ焼き好きだし、時間があるから見てみようかな~」という軽い感じで見たのですが...安藤なつさんに抱いていた印象がガラリと変わりました。 今までは勝手に「少しふてぶてしくて怖い人なのかな?」と思っていましたが(本当に申し訳ない...)全くそんなことなくて、とても穏やかで人の言葉をちゃんと受け止めてくれる、優しい人だなぁと感じました。 それをきっかけに、安藤なつさんという人をもっと知りたいと思って調べていた時に、この本を見つけたので読…
おいしいものを誰かと食べる幸せ『ランチのアッコちゃん』 読書感想文
読むほどに心が弾んでくる四編のお話。重たい本を読んだ後に読みたい1冊です。 2014年本屋大賞にノミネートされ、第7位にランクインした作品です。 「BOOK」データベースより 彼氏にフラれて落ち込んでいた派遣社員の澤田三智子は、畏怖する上司、通称“アッコ女史”こと黒川敦子部長から突然、一週間のランチ交換を命じられる。 ランチのアッコちゃん 感想 出てくる食べ物がとってもおいしそう。料理があまり得意ではない私は、毎日こんなお弁当食べたいな~っと思いました。 4つのお話が書かれていますが、私は1番最初と1番最後のお話が好きでした。 少し疲れていた時に読んだのですが、思いのほか元気が出ました!同じよ…
「うそコンシェルジュ」津村記久子 感想・レビュー(Kindleなし)
津村記久子さん著書の「うそコンシェルジュ」の感想・レビューをお伝えします。あらすじは、姪にうその依頼をされた主人公が、作戦を立て、複数の人でうそを実行するお話です。津村記久子さんは、お仕事小説やエッセイで有名ですが、こひとあじ違う小説かなと感じ。津村記久子さんの小説が好きな方におすすめです。
独自のメモの取り方を公開!「本当のメモの世界」へ、ようこそ『メモの魔力』 読書感想文
SHOWROOM社長の前田 裕二さんの本。 甘いマスク・高学歴・事業も成功している前田さんはきっと...何不自由なく、まっすぐに育ってきたんだろうなと勝手に思っていました。 でも実際は...8歳の時にご両親を亡くし10歳年の離れたお兄さんが、医師になる夢を捨てて養ってくれたそうです。 ご本人も11歳のころから路上でギターを弾き語り、道行く人にお金をもらっていたというエピソードには驚きました。(のちにこの体験が事業に結びついていきます。) 私の想像とは全く違う、とてもご苦労が多い人生だな...と思いました。 そうやって養ってくれたお兄さんを喜ばせるために、前田少年は勉強を頑張ります。 その時に一…
愉快な友人である読書好きマダムと一緒に、京都の伏見を舞台にした花房観音さんの時代小説「京都伏見 恋文の宿」の聖地巡礼ツアーに行ってきました。 なんと…とある経緯(後述)から、著者の花房観音さん(写真中央)が案内役として参加してくださることに。物語の舞台や時代背景、見どころを著者ご本人の解説付きで歩くという、花房さんの小説を10年以上愛読してきた身には夢のような豪華ツアーでした。 京都伏見 恋文の宿 (実業之日本社文庫) 作者:花房 観音 実業之日本社 Amazon 「京都伏見 恋文の宿」のあらすじは以下▽ 幕末の京都。伏見にある旅籠・月待屋には、不思議なほどに人の心を動かす手紙を書く代筆屋「懸…
1、作品の概要 『その先の道に消える』は、中村文則の長編小説。 2018年10月30日に、朝日新聞出版より刊行された。 246ページ。 「小説トリッパー」2015年夏季号~2018年秋季号に連載された。 2021年8月6日に文庫版が刊行された。 緊縛、神道をテーマに2人の刑事の視点から、事件の謎を追うミステリー作品。 2、あらすじ アパートの一室で殺された吉川という緊縛師の男。 重要参考人として名前があがったのは、刑事の富樫が惹かれていた女性・桐田麻衣子だった。 自らの立場を利用して、麻衣子の疑惑を逸らそうと偽装工作をする富樫。 吉川の部屋の契約者になっていた伊藤亜美が捜査線上に出てくるが、事…
ごあいさつ はじめまして。スティンキー*と申します。 メインブログがごっちゃりしてきたので、読書感想文をアップするために「読書ブログ」としてこのブログを立ち上げました。 ここでは私の読んだ本の感想を綴っていきたいと思います。 わたしのこと 40代女子、社交的なコミュ障です。 医師を目指す大学生の娘、夫の3人家族。 夫とは高校時代からお付き合いをはじめ、23歳で結婚したので20年ほど一緒にいます。 好奇心旺盛で、いろんなことを”とりあえずやってみたい”タイプです。 若干複雑な家庭で育ったためか、幼少のころから素直になれず「淡々とした冷酷人間」のような仮面を被っていますが...実は人知れず小さなこ…
土屋うさぎさん著書「謎の香りはパン屋から」の感想・レビューをお伝えします。宝島社の2024年「このミス大賞」受賞作品です。豊中のパン屋「ノスティモ」が舞台のミステリー小説です。パンのおいしそうな香りが漂ってきそう。対象年齢は、大人はもちろんのこと、高学年の小学生や中学生も入りそうです。表紙のイラストも素敵です。
小川糸さん著書の「ツバキ文具店シリーズ」の感想・レビューをお伝えします。鎌倉で、先代(祖母)の時代からの老舗文具店兼代書屋を営む主人公と近所の人やお客さんが登場人物です。鶴岡八幡宮はもちろん、「オクシロモン」やカレー屋など、実在するお店がたくさん登場します。聖地巡礼したくなるのは間違いありません。
誰とでも仲良くしなさい。 ほとんどの人が、学校でこう教わってきていると思う。 極論だが、誰とでも仲良くするなんて土台無理な話だ。 交友関係を円滑にするために。 社会を生きる上でコミュニケーションが大事だから。 もしこういった理由で「仲良くすること」が重要なのだと思っていたら、その考え方は改めた方が良いかもしれない。 友だち幻想 菅野仁 友だち幻想 (ちくまプリマー新書) amzn.to 799円 (2025年03月06日 16:57時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する 中高生だけではな
こんにちは、bambiです!みなさん、読書は行っていますか?読書は知識やスキルを高めるだけではなく、ストレス解消などさまざまな効果があります。この記事は、効果的な読書の方法や選書のポイントが具体的に紹介されているため、初心者でも気軽に始めら...
阿部暁子さん著書の小説「カフネ」の感想・レビューをお伝えします。2025年本屋大賞ノミネート作品です。「カフネ」の意味は、「愛する人の髪に指を通す」というポルトガル語だそう。この小説の「カフネ」とは、家事代行を請け負う会社です。そっと寄り添い家事をしますよ、という優しそうな会社・・・とても優しい小説です。
「窓ぎわのトットちゃん」読書感想文:純粋さと自由が教えてくれたこと
『窓ぎわのトットちゃん』の読書感想文の書き方を具体例とともに紹介。トットちゃんの純粋さやトモエ学園の魅力から学んだ個性と自由の大切さをまとめました。感想文のヒントにどうぞ!
読書Log;悩める癖毛さんに贈りたい! ヨシタケケンスケ『かみはこんなに くちゃくちゃだけど』
ヨシタケケンスケさんの「かみはこんなにくちゃくちゃだけど」を本屋で読んで、ぼろぼろと泣いてしまいました。毎日は良いことや楽しいこともあるけれど、辛いこと悲しいこともセットでやってきます。癖毛でくちゃくちゃな髪を嘆き続けたわたしの毎日にも、楽しいこと、嬉しいことがあるということを教えてくれました。
『友が、消えた』は、ザ・ゾンビーズシリーズの続編。読み終わった時、涙が溢れた。電車の中だったのに。私にもスイッチが押されたのだ。彼らのように。『友が、消えた』あらすじ落ちこぼれ高校生、ザ・ゾンビーズ。女子校の学園祭へ侵入したり、ストーカー被...
『烏衣の華 2』では、月季の恐れていたものが現れます。月季はそれに立ち向かうことができるのか。また、今回『後宮の烏』の登場人物たちも深く関わってきます。『烏衣の華 2』あらすじ男性を呪い殺す香炉の除霊を頼まれた月季は、香炉に取り付く女の幽鬼...
O・ヘンリーといえば、ニューヨークだ。『O・ヘンリー ニューヨーク小説集』
『O・ヘンリー ニューヨーク小説集 』は、小説の中でニューヨークを舞台にしたものを厳選。それに当時の時代背景や風俗などの解説文が加えられたもの。こんな本を待っていたのです。当時の社会情勢や風俗を知れば、より物語がたのしめますから。O・ヘンリ...
『そんなときは書店にどうぞ』は、書店や出版社の人々との交流を描いたエッセイ。映画『夜明けのすべて』の舞台裏や書店とのやりとりが赤裸々に、そしてユニークに綴られています。個性豊かな書店(と出版社)の人々読み始めはちょっと不安でした。だって結構...
本屋大賞を受賞した瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』。多様性が叫ばれる今だからこそ、受け入れられた物語だと思います。「普通」や「幸せ」は、ひとりひとり違うものだから。『そして、バトンは渡された』あらすじ何人もの親の間を、バトンを渡...
『龍女の嫁入り 張家楼怪異譚』は中国・唐時代を舞台にした怪異譚。幽霊を引き寄せてしまう青年と、彼に嫁いだ龍王の孫娘。この若夫婦が幽霊や妖怪の騒動に巻き込まれていきます。『後宮の烏』シリーズの白川紺子さん初の単行本です。『龍女の嫁入り 張家楼...
『沈黙』(遠藤周作)のあらすじと考察|信仰と神の沈黙が問いかけるもの
遠藤周作の『沈黙』は、信仰と人間の弱さを描いた名作。本記事では、神の沈黙の意味や主人公ロドリゴの葛藤、日本と西洋の価値観の違いについて深掘りします。信仰とは何か? 読後に残る問いを考察します。
禁忌の子 山口未桜(鮎川哲也賞・本屋大賞ノミネート)感想・レビュー
山口未桜さん著書の「禁忌の子」の感想・レビューをお伝えします。第34回鮎川哲也賞受賞作であり、本屋大賞ノミネート作でもあります。禁忌の子の意味は結末まで読むとわかります。面白いのですが、とても重いテーマの小説です。考察しながら読んでも、予想がつかない最後です。Kindle本でも読めますよ。
『婚活マエストロ|宮島未奈』ブロガーにビシバシ刺さる…感想レポ
成瀬シリーズでおなじみ宮島未奈さんの婚活マエストロ読みました。ブロガーに刺さる表現が多くて共感ポイント多かった!そして人は何歳からでも変われる!
現代人、全員読んで欲しい。 全員でこの問題について考えたい。 議論したい。議論するべきなのではないだろうか。 この本を知ったきっかけは、Podcast番組「ニュースコネクト」の土曜版。 筆者である宇野常寛さんがゲスト出演されたのだが、「私もそう感じていた!」「ぼんやり思っていたことを言語化してくれてる!」と、共感する内容だったため、本も是非読んでみたいと手に取った。 情報社会論と聞くと堅苦しいが、自分達が毎日使っているSNSについて(勿論それだけではないが)と聞くと、自分も非常に関わりが深い分野であると感じられるのではないだろうか。 庭の話 宇野常寛 庭の話
「リカバリーカバヒコ」(本屋大賞ノミネート)青山美智子 感想・レビュー
青山美智子さん書著の「リカバリーカバヒコ」の感想・レビューをお伝えします。2024年本屋大賞ノミネート作品です。おすすめポイントは表紙のかわいらしさと優しい小説であること。カバヒコとはカバだけに安易な名前です。登場人物はどこにでもいそうな人たち。カバヒコに触れてリカバリーする人たちに共感できます。
「50歳になりまして」「ようやくカナダに行きまして」光浦靖子 感想・レビュー
オアシズ光浦靖子のエッセイ「50歳になりまして」「ようやくカナダに行きまして」の感想・レビューをお伝えします。今なにしてるかと言うと、なんとカナダ留学をされています。留学と言うよりも、移住です。光浦靖子さんは頭いい方のイメージがありますが、ウィキペディアで自己アピールされたり、留学先ではご苦労もされたようです。
1、作品の概要 『東京奇譚集』は村上春樹の短編小説集。 2005年9月16日に新潮社より単行本が刊行され、2007年12月1日に新潮文庫より文庫化された。 5編の短編小説からなる。 単行本で212ページ。 『新潮』2005年3月号~6月号に4編の短編小説が掲載されて、『品川猿』が書き下ろしで収録された。 単行本のイラストは松永かの。 『ハナレイ・ベイ』が吉田羊主演で2018年に映画化された。 東京の片隅で起こった奇妙な5つの物語。 2、あらすじ ①偶然の旅人 村上春樹が冒頭に語った奇妙な2つの物語。 偶然で終わらせるにはいささか奇妙な物語を、ピアノの調律師の男も持っていた。 毎週火曜日にショッ…
「文豪社長になる」芥川賞・直木賞創設者菊池寛 感想・レビュー
「文藝春秋」の創設者でもある菊池寛の生涯を描いた本「文豪社長になる」の感想・レビューをお伝えします。菊池寛が何をした人か、どんな人柄だったのかが理解できます。「芥川賞」「直木賞」を創設した人も菊池寛です。雑誌の「文藝春秋」と「週刊文春」の違いもお伝えしています。どちらも株式会社文藝春秋の雑誌で、内容に違いがあります。
あかね噺 15 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:末永裕樹,馬上鷹将 集英社 Amazon あかね噺15巻 あかね噺15巻 おもしろかったです 師匠たちの昭和編がはじまりましたね お蕎麦屋さんのオカモチから どのように立身出世していくのか? 続きが楽しみです☺️ あかね噺 15 (ジャンプコミックス) [ 馬上 鷹将 ]価格: 572 円楽天で詳細を見る ランキング参加中ライフスタイル
我が家の「積読エリア」に積まれている本たち。 フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書 フランスの高校生が学んでいる哲学の教科書 amzn.to 1,700円 (2025年02月05日 16:51時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者 文庫 フランスの高校生が学んでいる10人の哲学者 (草思社文庫 ペ 4-1) amzn.to 990円 (2025年02月05日 16:54時点 詳しくはこちら)
「キッチン常夜灯」長月天音(角川文庫)他シリーズ 感想・レビュー
長月天音さん著書の「キッチン常夜灯」の感想・レビューをお伝えします。シリーズになっており、2025年2月現在は「3」まで発売されています。「真夜中のクロックムッシュ」「ほろ酔いのタルトタタン」があります。単行本はありません。amazon・kindleでも販売されています。登場人物が少なく、読みやすい小説です。
小川糸さん著書「食堂かたつむり」の感想・レビューをお伝えします。過去に柴咲コウさん主演で映画化されています。「好き」という方、「気持ち悪い」「サイコホラー」という方と評価が分かれる作品です。うさぎの命を救ったり、豚の解体シーンなど、あまり読んだことがない小説でした。食は命をいただくことだと教えてくれた作品です。
気分良く、ご機嫌に生活したい。 これは私の信条である。 理不尽に怒られたり、人間関係に悩んだり、必要以上に気を遣ったり。 緊張から騒音まで、普通の生活を送るだけでもストレスは山ほどあって、地味にちくちく、特にはがっつりライフを削られる。 気分良くご機嫌な生活、なんていう平凡な願いすら叶えることが困難なのが現実だ。 しんどい。辛い。そんな気持ちを書き出す。 書き出すことでスッキリしても、一時的な回避では済まない「深刻な」ストレスも存在する。 こんこんと湧き出るストレスに、どう対処したら良いのだろう。 大なり小なり、誰もが抱えている「ストレス」。 向き合い方が分かれば時には