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「わたしの知る花」の感想・レビューをお伝えしています。著者は2021年に本屋大賞を受賞し、映画化された「52ヘルツのクジラたち」や「コンビニ兄弟」「ぎょらん」で知られる町田そのこさんです。悲しくて優しい物語です。大事な人に想いを伝えること・人をいちぶの事実だけで判断してはいけなことを教えてくれます。
「婚活マエストロ」の著者は宮島未奈さんです。2024年本屋大賞受賞作「成瀬は天下を取りにいく」、その続編「成瀬は信じた道をいく」に続く新刊で、文藝春秋より発売されました。「成瀬は天下を取りにいく」同様、とても面白い小説です。成瀬の名言が光る前作と違い、今回は地味な在宅Webライターが主人公です。
逆転ミワ子/藤崎 翔 読みました🙌 電子書籍やオーディオブックではなく、紙の本ならではのトリック✨今回も悔しいけれど見破れなかったです! 前回は【逆転美人…
今日は仕事の前に正和堂書店さんと牛乳石鹸コラボのカバーお目当てで本屋さんに行ってきました🤗✨ これです↓ 『正和堂さんのブックカバーが無料配布』 少し前に購…
「傲慢と善良」は、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんのダブル主演で映画化されました。原作本の感想・レビューをお伝えします。著者は本屋大賞受賞作「かがみの孤城」「ツナグ」など、映画化・ドラマ化された小説が多い辻村深月さん。登場人物リンク作品が多いことでも知られています。辻村深月作品は、読む順番まで決まっているのだそうですね。
北陸唯一のストリップ劇場へ。誰の人生もうらやましくない人生が欲しいね【福井・果ての海ツアーの話②】
友人たちと4人で、北陸に唯一残るストリップ劇場「あわらミュージック劇場」に行ってきました。 先日アップした福井県・花房観音さんの小説「果ての海」の聖地巡礼ツアーの続きです。 (初日の様子はこの記事の最後にリンク張っていますのでご参照ください) 曇り空の下、あわら温泉駅から温泉街を5分ほど歩くと、タイル張りの味わい深い建物とポップな書体の看板が現れました。昼間はちょっと目立たない▽ 文庫本と一緒に意気揚々と記念写真を撮影した後でこちら側は裏口だということが判明しました。 正面入り口は、側道から反対側に回ったこちらです。夜に撮り直りました▽ 闇夜に浮かぶ魅惑の赤いネオン。 あわらミュージック劇場は…
ブックカフェとは本の持ち込みができるカフェ!利用方法を説明します
「ブックカフェ」とは、何なのでしょう。ブックカフェの仕組み・使い方・自分の本の持ち込みなどを説明しています。本に囲まれて、じっくりカフェで読書をすると、贅沢な気持ちになれます。本の扱い方は、カフェによって違います。それぞれのブックカフェのマナーを守って、ゆったりと過ごすようにしたいものです。
「和菓子のアン」などのアンシリーズで知られる坂元司さん著書の「ショートケーキ。」を読みました。感想・レビューをお伝えします。ショートケーキといえば、いちごのショートケーキが定番です。あのようなショートケーキは日本だけなのでそうですね。ショートケーキが好きな方、苦手な方、どんな方も読みやすい1冊です。
「ある行旅死亡人の物語」は、共同通信社の2人の記者が取材した、ある1人の行旅死亡人を調べた実話です。数々の残された証拠から、1つの点を線に結びつけるような地道な作業をひたすら繰り返します。途方もない作業を重ねて、ついに身元が判明します。行旅死亡人の身元が判明することは、めったにありません。記者魂を感じる1冊です。
久しぶりに、1990年代前半に刊行された山田詠美さんのエッセイ集「メイク・ミー・シック」(集英社文庫)を読み返しました。 再読のきっかけは、ファッション評論家・ピーコさんの訃報。同著に収録の「感情の表面張力」というエッセイを思い出したこと▽ yuringo738.hatenablog.com 読み返してみると、20年前に出合った詠美さんの言葉は、ちゃんと思考の栄養になって、私の骨と肉と血になっているのだなとしみじみ感じました。年齢を重ねるって、面白いことですね。 さて、「イメージの欠如」と題したエッセイでは、西麻布のバーで遭遇した、若い男の子の失礼な振る舞いと「自分のセルフイメージに美意識を持…
3日前に報道された、ファッション評論家・ピーコさんの訃報。 思わず、本棚から1冊の文庫本を取り出しました▽ 山田詠美さんのエッセイ集「メイク・ミー・シック」(集英社文庫) 1994年の初版です。 この文庫に収録されている「感情の表面張力」という一編に、ピーコさんと詠美さんのエピソードが登場します。 詠美さんが直木賞の候補に上がったのと同時期に、彼女と一緒に暮らしていた恋人が逮捕されました。マスコミに事件が漏れて大騒動になるなか、滅入りそうな気持ちをパーティに出席することで気を紛らわせていた詠美さん。 その会場で、ピーコさんと初めて会いました。 誰もが詠美さんに気を遣って事件に関しての言葉を発し…
「ある行旅死亡人の物語」は、共同通信社の2人の記者が取材した、ある1人の行旅死亡人を調べた実話です。数々の残された証拠から、1つの点を線に結びつけるような地道な作業をひたすら繰り返します。途方もない作業を重ねて、ついに身元が判明します。行旅死亡人の身元が判明することは、めったにありません。記者魂を感じる1冊です。
子ども(子供)が読書を好きになる方法はコレ!大人も読書好きになる?
読書が子供に与える影響は、「語彙力がつく」「想像力豊かになる」「集中力が高くなる」など、メリットが多いそうです。私が子供の頃は、本を読む環境が整っていたように思います。そして「そこそこ読書をする大人」になりました。幼少期の私の環境をお伝えします。そして読書習慣を身につけることは、大人でも遅くはありません。
「本屋さんに並んでいる本」が好きな理由は、肥大した自己愛や、過剰な自意識や、被害者意識むきだしの自己憐憫がきちんと「調理」されて美味しい料理みたいになって、きれいに盛り付けされて並んでいるから。 SNSを見過ぎると何だか疲れてしまうのは、単なる情報過多というよりは、「調理されていない、土がついたままの生野菜」みたいな言葉を摂取しすぎて、脳が消化不良を起こしてしまうからだと思います。 その点、本屋さんに並んでいる本は安心安全です。 プロの読み手によって選別されたテキストが、誤字脱字のない状態で、外国語はプロの翻訳者によって正しい文法の平明な日本語に変換されて、きれいな表紙が巻かれて値段のついた商…
『うろんな客』は、大人向けのブラックユーモアに溢れた絵本。そして、柴田元幸さんの翻訳センスがすばらしい。 BSの読書番組『あの本、読みました?』で紹介され、読んでみました。怖いような、それでいて面白いよう、不思議な物語でした。 「うろん」と
文字のしおりとは、正文社印刷所という会社が考案した、読んで字のごとく文字の(切り抜かれた)栞です。 Threadsのフォロワーさんにご紹介いただいてからというもの、自分でも購入し、正文社印刷所のSNSをフォローするなど、文字のしおりにハマっ
人気作家による猫小説アンソロジー『猫はわかっている』。ミステリ、社会問題、ドタバタエッセイ風など、作家ごとに猫との関係性が違っていて興味深い作品ばかりです。 世界を取り戻す 村山由佳 仕事に家庭に忙しい女性編集者が、取材先の動物病院で瀕死の
三越アンソロジー『時ひらく』辻村 深月, 伊坂 幸太郎, 阿川 佐和子, 恩田 陸, 柚木 麻子, 東野 圭吾
三越百貨店をモチーフにしたアンソロジー短編。表紙の装丁も三越の包装紙「華ひらく」がデザインされています。 「思い出エレベーター」辻村深月 迷子の男の子が三越を巡るうちに、かつての両親や伯母、そして大好きだったおじいちゃんと少年の姿を見つける
土井善晴さんの「一汁一菜でよいという提案」を読みました。しみじみとお味噌汁のように心に染み渡り、体がふっと軽くなりました。ブックレビューを公開します。毎日の家庭料理は生きることだといいます。家庭料理にこそ文化が生きているのですね。
『銀河英雄伝説』の田中芳樹先生の『ラインの虜囚』。ナポレオン没後のフランスを舞台に、ひとりの少女と、彼女を助ける3人のおじさんたちの冒険譚。 冒険と活劇、そして謎解きが加わり、子どものようにワクワクしながら読みました。 『ラインの虜囚』あら
『追想五断章』は五つの小説を探すミステリ。『氷菓』のアニメを見て以来、ずっと読みたかった米澤穂信作品です。 『追想五断章』あらすじ 伯父が営む古書店に居候する菅生芳光は、北里可南子という女性から「父親の書いた五編の短編小説を探してほしい」と
翻訳家・鴻巣友季子さんの『明治大正 翻訳ワンダーランド』は、明治・大正時代の翻訳者の功績について書かれた本。 昔の翻訳家は、未知の欧米の風習や文化の描写を創意工夫・悪戦苦闘の末、翻訳していたのです。 悲劇がハッピーエンドに?明治のトンデモ翻
『介護現場歴20年。』介護のイメージも安藤なつさんのイメージもガラッとかわります
メイプル超合金というお笑いコンビで活躍されている安藤なつさん。 TVでお見掛けするのは正直、相方の数レーザさんの方が多いですが....今年の始め位に、あのちゃんと一緒にyoutubeに出ているのを見て、なんだか今まで安藤なつさんに私が抱いていた印象がガラッと変わりました。 それまでは、少しふてぶてしくて怖い人なのかな?と思っていましたが(申し訳ない...)全くそんなことなくて、とても穏やかで人の言葉をちゃんと受け止めてくれる、優しい人だなぁと感じました。 それで、なつさんという人をもっと知りたいと思って調べていた時に、この本を見つけたので読んでみました。 介護現場歴20年 感想 なつさんは、子…
「東京ハイダウェイ」の感想・レビューをお伝えします。著者は古内一絵さんです。「マランマランシリーズ」や「百年の子」「鐘を鳴らす子供たち」「星影さやかに」などを書かれている作家さんです。「ハイダウェイ」の意味は「隠れ場所」です。大都会東京で隠れ場所を見つけて、再生する会社員たちの小説です。
読書の秋と言うのはなぜ?「読書週間」とは?2024年はいつ?
秋はいろんなことがしやすい季節「読書の秋」「食欲の秋」「スポーツの秋」などと言われます。なぜ「読書の秋」というのでしょう。秋には「読書週間」もあります。どちらも言われるようになったきっかけがあります。「読書の秋」「読書週間」のきっかけと秋の読書フェアについて説明しています。秋の夜長に読書は、おすすめです!
贅沢したい日はバターをたくさん食べるのが良いと思ってる。 収納しない系お片付けブロガーの優多(ゆた)です ああ贅沢がしたい。 手元には、水曜日に生協の宅配で届いたあんずジャムありけり。 冷蔵庫を覗いてみれば、よつ葉の有塩バターも未開封のままありけり。 贅沢に必要な素材は整いました。 切ったパンに、バターとジャムを適当にのせれば贅沢は完成します▽ 甘くてしょっぱいバターは幸せの味。 パンとバターに用いる動詞は「塗る」ではなく、「つける」か「のせる」にしたいものです。 「バターは塗るものではなく、つけるもの」だと心に刻むきっかけになった文章があります。 江國香織さんのエッセイ「贅沢なかたまり」です…
弱き者の犠牲の上に強き者が栄える世知辛い世の中です。 「弱者が最悪を回避して生き延びるヒント」を与えてくれる、超絶ダークな青春小説を紹介させてください。 「少女葬」(櫛木理宇著/新潮文庫・税込825円) あらすじは以下▽ 一人の少女が壮絶なリンチの果てに殺害された。 その死体画像を見つめるのは、彼女と共に生活したことのあるかつての家出少女だった。 劣悪なシェアハウスでの生活、芽生えたはずの友情、そして別離。 なで、心優しいあの少女はここまで酷く死ななければならなかったのか? 些細なきっかけで醜悪な貧困ビジネスへ巻き込まれ、運命を歪められた少女たちの友情と抗いを描く衝撃作。『FEED』改題。 (…
「バリ山行」は、2024年上期芥川賞受賞作品です。「バリ山行」の感想・レビューをお伝えします。山登りの小説です。「バリ」とは「バリ島」のことではありません。芥川賞作品ですが、難しい内容ではありません。「バリ山行」の掲載雑誌は「群像」です。著者は松永k三郎さんです。「カメオ」という作品でデビューされました。
【本】夏目漱石『抗夫』~ある種の不完全さを持った作品は、不完全であるが故に人間の心を強く引きつける~
1、作品の概要 『抗夫』は夏目漱石の長編小説。 1909年に刊行された。 1908年1月~4月まで朝日新聞に連載された。 恋愛関係のもつれから出奔した若者が抗夫になろうとする。 実在のモデルがおり、小説とルポルタージュのあいの子のような作品。 2、あらすじ 裕福な家に生まれた19歳の主人公は、恋愛関係のもつれから家を出奔する。 あてとなく旅をする彼は、周旋屋に誘われて抗夫になるために銅山へと向かう。 しかし、そこで彼を待ち受けていたのは想像を絶する過酷な環境であった・・・。 坑夫 (新潮文庫) 作者:漱石, 夏目 新潮社 Amazon 3、この作品に対する思い入れ、読んだキッカケ 村上春樹『海…
「ツミデミック」は、2024年上期直木賞受賞作品です。単行本を読みました。「ツミデミック」の感想・レビューをお伝えします。とても面白い本です。直木賞作品ですが、難しい内容ではありません。著者はBL(ボーイズラブ)作品をたくさん執筆された大阪出身の一穂ミチさんです。「ツミデミック」とはどんな意味かも説明しています。
昔の翻訳本には、古い日本語が詰まっています。 それが、今読み返すとヘンテコな表現になっていて面白いのです。 『続あしながおじさん』のスコットランド風焼き菓子 1961年版『続あしながおじさん』では、孤児院の院長を務める主人公サリーが、マック
『宙わたる教室』は定時制高校の科学部が火星のクレーターの再現に挑む青春科学小説。 読んだあと、本を抱えて幸せな気持ちになれる物語です。そしていくつになっても、学ぶことは楽しい。 タイトルと単行本の装丁は、70年代のジュブナイルSFのような雰
O・ヘンリの短編『魔女のパン』と『善女のパン』。実はこの2つのタイトル、まったく逆の意味なのに、中身は同じ小説なんですよ。 なぜ同じなのかというと… 最近では『魔女のパン』が主流ですが、新潮文庫版では『善女のパン』と訳されています。 『魔女
【本・お題】「好きな小説について」~昔好きだったファンタジー、推理小説などについて!!~
☆今週のお題は「好きな小説」☆ さてさて、今週のはてなブログのお題はぁ~? 「好きな小説について」ですっ!! ・・・。 あれ、なんかいつも小説の紹介とかしているし、今さらじゃねぇ? 何なら好きな作家10人とかでまとめ記事も作っちゃいましたしねぇ・・・。 hiro0706chang.hatenablog.com だけど、せっかく「好きな小説について」なんて、読書ブログ冥利に尽きるお題をはてなブログ様がお出しになって下さったのですから、「据え膳食わぬは男の恥」というものでしょう。 絶好のパスをもらってるのにパスしちゃう腰抜けFWみたいになるのは嫌なんで、このお題で記事を書いてみます。 そんで、普通…
【要約】書籍:ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく【堀江貴文】
この記事では、堀江貴文氏の著書『【要約】書籍:ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく【堀江貴文】』を要約しています。本書では、ゼロから始める重要性や仕事への向き合い方、自信を育てるための小さ
この記事では、橘玲氏の著書『女と男なぜわかりあえないのか』を要約しています。男女の心理や行動の違い、恋愛や結婚生活におけるすれ違いの原因を解説し、互いの理解を深めるためのポイントを紹介します。浮気に対
本の基本情報 ジャンル 自己啓発 著者 堀江貴文 出版社 小学館集英社プロダクション 出版日 2021年03月11日 評価 総合 ★★★☆☆ 3.7 革新性 ★★★☆☆ 3.5 明瞭性 ★★★★☆ 4
【要約】書籍:運は遺伝する行動遺伝学が教える「成功法則」【橘 玲】
この記事では、橘玲氏の著書『運は遺伝する行動遺伝学が教える「成功法則」』を要約しています。遺伝が私たちの人生に与える影響について深く掘り下げ、環境と努力のバランスをどう取るべきかを解説。自分の特性を知
【要約】書籍:残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法【橘 玲】
この記事では、橘玲氏の著書『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』を詳しく要約し、厳しい現実社会で成功を収めるための具体的な戦略と、自己成長を促進する実践的なテクニックを解説しています。人生におけ
【要約】書籍:人は、なぜさみしさに苦しむのか?【中野 信子】
この記事では、中野信子氏の著書『人は、なぜさみしさに苦しむのか?』を要約しています。さみしさの原因が遺伝や育てられ方、脳の働きにあることを解説し、その対処法として運動や趣味、適度な人間関係を保つことが
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この記事では、橘玲氏の著書『シンプルで合理的な人生設計』を要約しています。資産の増やし方、仕事のキャリアアップ術、人間関係の見直し方を具体的に解説し、合理的な選択で幸せな人生を築くための方法を紹介。こ
本屋の回り方は、どんな本が、どの売り場にあるかを理解して、いろんな売り場を回るのがおすすめです。ネットの買い物は、興味があるジャンルだけにかたよってしまいます。リアル書店で、たくさんの本を見ながら、あなたが読みたい1冊を見つけましょう。どんな本が、どこの売り場にあるのかを説明しています。
『やめてみた シリーズ』それやめていいんだ 気づきをくれるコミックエッセイ
『やめてみた』『もっと、やめてみた』『さらに、やめてみた』の全3作シリーズになっています。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q []).push(arguments)}; c.getElementById(a) (d=c.createElement(f),d.src=g, d.id=a,e=c.getEle…
【本】小川洋子『寡黙な死骸 みだらな弔い』~死と官能に彩られた11の物語たちが響きあい、繋がっていく~
1、作品の概要 『寡黙な死骸 みだらな弔い』は小川洋子の連作短編小説集。 11編からなる。 1998年に単行本が刊行された。 2003年に中公文庫より文庫版が刊行された。 文庫版で241ページ。 時計塔のある海辺の街で、死に彩られた物語たちが響きあい、繋がりあう。 2、あらすじ ①洋菓子屋の午後 12年前に一人息子を亡くした女性が洋菓子屋を訪れる。 彼の誕生日にイチゴのショートケーキを買うために。 店員は不在で、彼女は待ちながら過去に想いを馳せる。 ②果汁 クラスメイトの女の子に「ついてきてほしい場所がある」と声をかけられた男子高校生。 2人は、彼女の父親だという有名な政治家の男性とフランス料…
【要約】書籍:いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才【今井 孝】
この記事では、今井孝氏の著書『いつも幸せな人は、2時間の使い方の天才』を要約しています。忙しい毎日でも、たった2時間で幸福感を高めるための具体的な方法を解説します。日常生活に幸福感と充実感を取り戻すた
【要約】世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた【中野信子】
この記事では、中野信子氏の著書『世界の「頭のいい人」がやっていることを1冊にまとめてみた』を要約しています。逆境を味方につける方法や集中力を高めるための具体的な環境づくり、信頼を築くコミュニケーション