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やっと 「源氏物語アカデミー」のレポ を書き終わったのでこちらも。 「月と日の后」冲方丁(2021) 紫式部が仕えた藤原彰子の生涯を描いた作品。「歴史街道」に連載していたという。 アカデミーの予習として読んだ「藤原彰子」(朧谷寿)も、参考文献の一つとして巻末に並んでいてちょ...
江戸川柳でたどる偉人伝(平安時代②)源頼光・清少納言・渡辺綱・坂田金時・紫式部・能因法師
「川柳」は「俳句」と違って、堅苦しくなく、肩の凝らないもので、ウィットや風刺に富んでいて面白いものです。今では、「サラリーマン川柳」や「シルバー川柳」など「〇〇川柳」というのが大はやりで、テレビ番組でも紹介されており、書籍も出ています。そこ
抹茶&鳳凰堂だけじゃない!宇治で『源氏物語』の世界観に触れよう(京都府宇治市)
京都府宇治市といえば、知らない人はいないお茶の名産地ですが、同時に歴史遺産を多く抱えていることでも知られています。今お手持ちの10円玉を見てください。その裏面にはまさに、宇治が誇る世界遺産「平等院鳳凰堂」が刻まれています。このように、宇治は国内外から多く観光客が訪れる一大観光地ですが、もう一つ忘れてはいけないことがあります。それが、『源氏物語』終盤の舞台だということです。今も昔も多くの人を惹きつけて...
2020年 (59-2) 大原野神社/春日乃茶屋22Nov28
*** 参道/参拝/狛鹿 *** 勝持寺も大原野神社も紅葉の名所だけど、あまり知られていないのね。予想通りにどちらも人影はまばらで、盛りの紅葉をゆったりと存分…
現役学生である愛子内親王が満21歳の誕生日(12月1日)を迎えられた際に、 こんなお言葉があったことが報道されました。 ~関心のある分野はいまだ模索中といったところではございますが、以前から 興味を持っておりました『源氏物語』などの平安時代の文学作品、物語作品を 始め、...
大分香りの博物館・後編は匂い袋作り体験について。 オリジナル香水を作った後の休憩時間で、2階の「香りヒストリーギャラリー」を回る。古代エジプトからアールヌーボー時代に分類され、貴重な歴史資料が展示されていた。 ハーブ医学薬学についての展示もあり、大変興味深かった。やっぱり始まりは医学の父ヒポクラテスからだ。 「香り商人の衣服」と名付けられた作品が面白かった。頭には香炉、左手には石鹸、右手にはなめし皮、胸にはたくさんの香水、香料粉、精油、嗅煙草までぶら下げ、まさに香り商人といったお姿。こんな人から直接買ってみたいなぁ。 そして日本の源氏物語も「香りを競った雅な遊び」として紹介されていた。再来年の…
滋賀県大津市にある紫式部ゆかりのお寺「石山寺」が紅葉の見頃を迎えているので、昼と夜(紅葉ライトアップ)の両方の時間帯に拝観してきました。
2022.10.26の つむぎ おまえは、紫式部? それとも、清少納言?
ついに、この日、川沿いのこの地域は朝の気温が、9℃にまで下がりました。父も着込み、つむぎも夏服から秋服に替えて散歩に出ました。背中に当たる要項は、温かいんじゃけどのお〜。。土手道に上がって歩くと、ヒンヤリ冷えて来ます。あたしは平気だワン!]つむぎが来たのは、薄い藤色のセーター風の服。帰る途中、近所のうちの鉢に紫式部(コムラサキ)を発見!偶然、同じような色合いのリボンと服じゃのう、つむぎ?!おまえはおとなしゅうしとったら、紫式部じゃけどやんちゃスイッチが入ったら、清少納言じゃわあ〜、きっと!!あはっ、我ながら久しぶりにええ例えじゃったわあ〜!!賞賛それでは、また。コメント欄、お休み中です。最後に、にほんブログ村のシーズーボタンをポチッとな。↓2022.10.26のつむぎおまえは、紫式部?それとも、清少納言?
おうちごはん*鶏モモ肉のソテーフリルレタス、トマト、きゅうり#美濃焼*赤かぶの甘酢漬け#古いガラスの器*大根、豆腐、ネギの味噌汁*ごはん#美濃焼*お茶 #...
【大河ドラマ2024キャストは超豪華!】『光る君へ』キャスト&あらすじ紹介!脚本は2006年「功名が辻」から18年ぶり「大石静」
2024年大河ドラマは7年ぶりの女主人公!大河ドラマ史上初の女性統括&プロデューサーで出陣!吉高由里子&大石静の強力タッグ!
おはようございます~♪ 台風が接近、通過中です。 今回の台風は大きそうでちょっと怖いです。 昨日の夜は寝るのも怖いくらいの雨と風でした。 今は雨は降ってますが、風はそれほどでもありません。
山陰駅巡り22夏-京都兵庫鳥取編(14) 京阪宇治線 宇治駅 ~宇治川の畔の終着駅~
中書島駅から京阪宇治線に乗車しました。列車はまず宇治川の北岸に沿うように東に進み、南北を走る近鉄京都線を潜ります。すると今度はJRの奈良線が北から近づき、宇治川が南にカーブしていくのと同じように奈良線共々大回りで南にカーブします。木幡駅では多くの乗車客がありました。この辺りは六地蔵、木幡、黄檗と奈良線の駅と同名ながら微妙に離れた位置の駅が続きます。そのうちの黄檗駅は両線が一番接近するところにあります...
9月に入りガーデンはすっかり秋の気配。紫の花や実が目立つようになってきました。 「ムラサキシキブ」の実が紫色に染まってきました。 因みに、ムラサキシキブの花言葉は、「聡明、上品、愛され上手」。11月4日の誕生花です。 Facebookに「花のまち」滋賀のグループを作成しました。 滋賀県にお住まいで花や緑が好きな方、滋賀を花のまちにとお思いの方、ご参加いただければ嬉しいです。◆色づく紫式部(2022,9,2) ※ 「著...
おはようございます~♪ 9月になりました。 相変わらずお昼は暑いものの、 朝夕は少し秋を感じるようになりました。 南の海では台風も停滞中だし、 気になります。 秋を感じさせる白式部
今日はみなもとさんのパイです。チョコバットと同じ会社なんですね、知りませんでした。かの紫式部も食べたという伝説のパイ。和歌の代わりにパイを送り合いましょう。『源氏物語』と言えば、河合隼雄さんの『紫マンダラ』(文庫版は『源氏物語と日本人』)は名著ですね。オススメします。あ、ところで皆さん、紫式部って名前じゃないって知ってました?ペンネームでもないですよ。役職名なんだそうです。清少納言もそうらしいんですけどね。そんなの常識じゃねーかって思われたかたもいらっしゃるかもしれませんが、僕がそれを知ったのは大人になってからでした。学校じゃ教わらなかったんですよね。いや、ちゃんと授業を聞いてなかっただけという可能性も否定できないのですが。なんか当時の風潮として、女性が本名を公表すべきじゃないって考えがあったらしいんです...三立製菓源氏パイ
みなさん、こんにちは。 今日は「ガラテヤ人への手紙」(以下ガラテヤ書)について綴ります。神学校時代、説教の練習がありました。その時、講壇に立った某兄弟が開口一番言いました。「それではみなさん、聖書開きましょう。ガラガラ・・・いやガ
見入る世界---感動が止まらない只 ✿ ただ感謝(人''▽`)ありがとう☆ 葉っぱの小旅行 inイオンモール松本 心の癒しを ご馳走になりに…
――こんにちは。典局、またの名を源典侍。大変ご無沙汰しております。 侍「うひゃーーーー!お久しぶりでっす!」 王「あらまあ、珍しいですわねタブレットでのご登場とは」 少「私、お会いするの初めてかも……少納言です、こんにちは」 ――そうね、少納言さんは初めましてだわ。皆さんお揃いで...
薫は比叡山に行き、いつものように経本や仏像などを供養させると、翌日は横川に出向いた。僧都は突然の訪問に驚き、畏まって迎えた。 長年、祈祷などの依頼くらいで特に懇意というわけでもなかった。この度の女一の宮の病いにおいてすぐれた効験をしめし、尊い高僧としての名声がさらに上がったこ...
薫は、文を持たせた童を (このまま小野の庵に遣わそうか) と思ったものの、人目が多すぎてどうにもならない。 ひとまず三条宮邸に帰り、翌日改めて出立させることにした。 特に親しい家来ばかり仰々しくない程度に二、三人を付け、昔から宇治への使者として使っていた随身も加える。 ...
「……はっ?!」 「なあに侍従ちゃん。変な声出して」 「右近ちゃん!!!完、て何?!これで終わりなの?!ええええー!!!」 「やあねえ侍従ちゃん。最初からわかってたことじゃない、出家した浮舟ちゃんの居所を薫くんが知って、お手紙出すけど断られるってとこでハイおしまいって。色んな人が...
【再掲】「ひかるのきみ」目次つくりました!※紅葉賀以降の巻頭リンク張りました
とあるフォロワーさんに「ひかるのきみ」を図々しくお勧めしたものの、 ブログで最初から読むのが超絶メンドクサイ というか、順番が全然わからん超絶不親切な並び だと一昨日気づきました……(遅 特に最初の辺りはテンションがアレでしたし間違いも多くて、電子書籍版ではかなり改変したのです...
アナベルアナベルが満開。今年もたくさん咲いてくれました。いつ見てもやっぱり可愛い♡見頃です。アナベルの隣で紫式部も咲き始めました。にほんブログ村テーマすこ...
令和4年6月11日(土) 【旧 五月一三日 大安】・芒種・腐草為螢(くされたるくさほたるとなる)声はせで身をのみこがす蛍こそ言ふよりまさる思いなるらめ ~蛍兵部卿宮『源氏物語』第25帖鳴く声もなくただ我が身を焦がす蛍こそ、言葉を口にする人より深い思いを持っているもの
武庫離宮、その他の遺構~ 本園から、後に増築された植物園への隧道(トンネル)離宮建設当時からあり、有事の避難経路として、建設されたとの説がある。そして、いつ見…
・・・今後の世界情勢とか,経済不安とか,新たな疫病の発生とかという,深刻な話じゃ有馬線(笑) このほど,再来年=2024年のNHK大河ドラマの構想が発表されましたが,主人公はなんとまあな紫式部の「光る君へ」。 うーん・・・小学6年生以来の源氏物語フリークとしては,作者が素材として取り上げられたのは嬉しくはありますが・・・大丈夫なのか?と思わざるを得ないのですよ。 だって,平安時代のお公家さん社会ですよ?...
令和4年5月24日(火) 【旧 四月二四日 先負】・小満・蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)平安のをみなごのごとわが職で呼ばれなくてよかつた君は ~林龍三 『塔』 2019年8月号 2024年のNHK大河ドラマは『源氏物語』の作者、紫式部を主人公にした『光る君へ』と発表されまし
■京都三名水のひとつ『染井』のある『梨木神社』(京都府京都市)
目次 1 京都三名水『染井』を擁する『梨木神社』 2 『紫式部』と『源氏物語』と所縁の深い土地 3 御神水『染井』で『水占い』も 4 源氏物語に舞台の一つ『中川の家』が境内に 5 地元の人々に愛される『染井』 1 京都三名水『染井』を擁する『梨木神社』
源氏物語ベースの大河、超待望でした 先週の5/11、朝から悲しいニュースで心が痛んでいた日。もう天国で待つ息子(猫ですけど)のもとへと早く行きたいと願うばかりの身には、少し年上のお笑い芸人さんの訃報は堪えた。 けれど、午後にこちらのニュースを見て「2024年終わりまでは絶対生きるから!」と声を大にして家族に宣言するミーハーっぷり・・・あの「源氏物語」の作者・紫式部を主人公に取り上げるNHK大河ドラマが、2024年に制作されると発表があった。本当に待ってた待ってた!(2回書くくらいうれしい。)眼福まちがいなしだ。 www6.nhk.or.jp 主人公を演じるのは吉高由里子。彼女が「篤姫」に一瞬出…
光る君へのロケ地は?2024年大河ドラマの舞台やゆかりの地を調査!
2024年大河ドラマ「光る君へ」の主演が吉高由里子さんに決まりましたね。 2024年大河ドラマ「光る君へ」のロ
個人的には戦国と幕末だらけの大河ドラマになって欲しくはない。 未開の時代のほうが楽しみである。 私は『源氏物語』の作者は紫式部とは思っていない。 世に出したのは彼女であろうが、原作者は源高明であろう。●大河ドラマ●...
光る君へをわかりやすく!2024年大河ドラマ紫式部の源氏物語を紹介
2024年大河ドラマ「光る君へ」や紫式部の「源氏物語」の内容をわかりやすく理解したいですよね?今回は「光る君へ」のストーリー、紫式部について、源氏物語、原作や脚本をわかりやすくまとめました。
こんばんは、いもみです。 コロナワクチン3回目接種の副反応でしょうか…左脇が腫れていて、ビックリしております。私と同じような症状がでた方いますか?ネット検索すると、時間が立つにつれ自然と治ると書いてあったので、もう少し様子をみたいと思います。それにしても、3回目接種の副反応に対して舐めていたので、もし4回目の接種があるなら考えてしまうかもしれません💦個人差がありすぎるので何とも言えませんが、私には辛すぎる副反応でした(;つД`)ウッ 本日は今週のお題「ホーム画面」について語りたいと思います。う~!答えに困るタイプのお題だ~てっきり「五月病のモヤモヤ解消法」みたいなお題がくると思っていましたよ笑…
ミントが出て来た。そろそろ花の葉に虫がついて来たので、ミントスプレー作ろうかな。 煮だせば良いらしいので、簡単。 臭いかな? 2024年大河ドラマが「光る君へ」に決定。紫式部の物語『源氏物語』 来年は家
そのころ薫が何をしていたかというと―――。 母の入道の宮が体調を崩したので、石山寺に籠り誦経や祈祷の最中であった。浮舟の事は常に気にしてはいたものの、誰も知らせるものはいない。 宇治の山荘を警備していた内舎人とその一党は、 「さすがにこの一大事に、京から使者の一人も来ないと...
ColBase:伊勢物語 鳥の子図 新しい年が明けた。 まだ春のきざしは見えず、川はすっかり凍って水の音すらしない。あまりの心細さに、 「貴女に心惑わされたが、道には迷わなかった」 という匂宮の言葉を思い出す浮舟。恋心は枯れ果てたが、その時の場面だけは心に焼きついている。...
右近です。 匂宮さまの使者に引き続き、薫さまも直々に宇治にいらっしゃいました。やはり同じように詳細を知りたいとの思いです。道中で過去の記憶を一つ一つ拾われて、 (いったいどういった宿縁で、あの八の宮親王のもとに来ることになったんだろう。こんな……あの頃は存在すら知らなかった人...
「ねえねえ右近ちゃん」 「なあに侍従ちゃん。って、久しぶりねこの冒頭」 「ほんとそれー、怒涛の展開だったもんね。メッチャ若い設定の『侍従』役もいい加減つかれたよーん(ゴローン)」 「大して変わりないじゃん。で、何?何か言おうとしてなかった?」 「あ、そうそう。この間、式部卿宮がお...
浮舟が髪を下ろしたその時。 少将の尼は自室に下がり兄の阿闍梨と談笑、左衛門も知人の応対中であった。久しぶりの僧都一行の訪問につけ、旧交を温めるのに忙しかったのだ。 ただ一人、浮舟の傍で成り行きを見守っていた女童のこもきが、 「こんなことが!」 と告げに走った。慌てて尼たち...
引き続き、三条宮邸より少納言です。よろしくどうぞ。 あれからまもなく、女一の宮さまから二の宮さまへと文が届きました。その手蹟は実に見事なものでしたので、 (期待通りだ。もっと早くにこうしていればよかった) 薫さまは密かに胸を熱くされたようです。 后の宮(明石中宮)さまも美...
琵琶湖から見る比叡山:比叡山延暦寺HPより 小野の尼君の亡き娘の婿はこの時、近衛中将となっていた。その弟・禅師の君は横川の兄僧都の弟子として山籠りしている。中将は他の兄弟とともにたびたび比叡山を登ったが、その前後に小野の庵にも立ち寄ることがあった。 この日、久しぶりに中将一行...
九月に入ると、小野の尼君はまたもや初瀬詣でを思い立った。 亡き娘を諦めきれないまま寂しく心細い山里暮らしを長年続けていたところに、降ってわいたような浮舟という存在―――尼君にはとても赤の他人とは思えなかった。兄僧都には否定されたが、やはりあの時詣でた観音の効験にちがいない、な...
月が変わり、四月十日になった。 (本当なら今日、宇治から浮舟を迎えるはずだったのに) 薫は尽きせぬ悲しみを噛みしめる。 実に物悲しい夕暮れ、庭先の橘がやさしく香る中、ほととぎすが二声ばかり鳴いて渡っていく。「宿に通はば」―――亡き人のところに行くのかと独りごちても物足りない...
こうしてお世話するうち四月、五月と飛ぶように過ぎ去りました。が、一向に良くなりません。わたくしは心配のあまり兄僧都に文を送りました。 「やはり一度山を下りて来ていただけませんか?この人を助けて下さいませ。何にせよ今日まで命がありますのは、死ぬべき運命ではないんですわ……きっと何...
「ねえねえ右近ちゃん」 「なあに侍従ちゃん」 「自分で語っておいてなんだけど、『遊仙窟』ってなんなんコレ。何で皆知ってる前提なの?!」 「七~八世紀ごろの唐の詩人さんが作った短編らしいよ。遣唐使が持ち帰ったんじゃないかと言われてて、万葉集にもよく取り上げられてるから、古典の嗜み的...
相も変わらずの薫と匂宮周辺はさておき、物語は時を少し遡る。 浮舟が姿を消した三月下旬―――。 いったいどういったお導きであったことか。今思い出してみましても、まるで春の夜の夢か幻―――齢五十も過ぎてまいりますと、不思議な巡り合わせのひとつやふたつ経験するものでございますが、...