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平氏は、特に平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した武士の一族である。平氏の中でも特に名高いのは桓武平氏であり、その中で最も有名な人物は平清盛である。平氏には、桓武天皇から出た桓武平氏をはじめとする四つの流れがある。 一方、平家は、平氏の中でも特に平清盛を中心とする一族を指す。平家は、平清盛によって権力の頂点に立ったが、源平合戦で源頼朝に敗れて滅亡した。つまり、平家は平氏の中の一つの系統に過ぎず、平氏の滅亡という表現は、実際には平家(伊勢平氏)の滅亡を指すのが正確である。 平氏という名前は、臣籍降下した際に付けられた苗字であり、平氏や源氏のように元々皇族だった人たちが家臣になることを示す。…
歴史の中には、まさに時代を切り取ったかのような言葉・セリフが登場することがあるものだ。例を挙げるなら、たとえば、この言葉などもそうだろう。~平家にあらずんば人にあらず~武士階級がようやく頭角を現し始めた平安時代に登場した言葉だ。ただ、このセリフを吐いた人
平清盛(1118-1181年)を頂点として朝廷を凌ぐほどの栄華を誇った平家一門の隆盛ぶりを、同門にあった平時忠はこう評したそうだ。~一門にあらざらん者はみな人非人なるべし~(現代言葉に直した~平氏にあらずんば人にあらず~が有名)確かに一時期はこの言葉の通りに「飛ぶ
唐突な運びですが、ここで二人の天皇に並んでいただきました。 ○第81代・ 安徳天皇(1178-1185年)/在位:1180年~1185年 ○第82代・後鳥羽天皇(1180-1239年)/在位:1183年~1198年 先代天皇と、その後継天皇ということになりますが、よく見ると...
現役学生である愛子内親王が満21歳の誕生日(12月1日)を迎えられた際に、 こんなお言葉があったことが報道されました。 ~関心のある分野はいまだ模索中といったところではございますが、以前から 興味を持っておりました『源氏物語』などの平安時代の文学作品、物語作品を 始め、...
戦闘にメッチャ強かった、あるいは巧みな戦運びだったと評価される人物は歴史の 中に少なからず登場しています。 そうした人物を、少し探ってみると、共通して「常人を超えた能力」を備えていた ことが強調されていることに気が付きます。 しかし、これはある意味当然なことで、「平々凡々」...
「年寄りの冷や水」・・・無分別に若者のマネをする高齢者を冷やかしたり警告したりする時に使われる言葉ですが、実は 歴史にはそれとは逆に「年寄りの熱血」と呼びたくなるような人物も登場している。 たとえばダ、イマイチさえない状況にあった源氏が、栄華を極める平氏