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「ミセバヤ」はベンケイソウ科で、多肉性の宿根草です。和名は「見せたい」という意味の古語が変形したもので、古くから栽培されてきました。自生地は香川県小豆島、奈良県や富山県の一部に限られます。養母が栽培していた鉢植えを受け継いで、19年が経ちました。6号深鉢植えで毎年開花してきました。9月下旬、蕾を上げてきました。10数cm伸ばした茎に、3枚の葉が輪生し、白みがかった緑色で、縁が濃い赤色になっています。10月中旬、開花し始めました。花茎の先に密集した蕾から、淡紅色の花を開き、花弁は5枚です。10月下旬、満開となりました。花後の11月中旬、紅葉してきました。その8日後、昨日の紅葉姿で、落葉し始めています。鉢植えの「ミセバヤ」
「キイジョウロウホトトギス」(紀伊上臈ホトトギス)は、紀伊半島南部の固有種で、山中の湿った崖に自生します。上臈とは大奥の職名で、優雅な貴婦人の意味で、花形花色の優雅さから名付けられました。筒状の黄花を下向きに咲かせます。暑さと乾燥に弱いので、生きたミズゴケ植えで、毎年開花しています。(水苔は生まれ故郷魚沼の、畑近くの山すそから採ってきたものです)10月中旬の蕾、花茎を3本伸ばし、長いものは垂れ下ってきます。その翌日には開き始めました。更に2日後、花弁は6枚で長さ4~5cm、質が厚く、ロウを塗ったような光沢があります。花の内側に紫褐色の斑点があり、奥にメシベとオシベがあります。10月下旬、花は数日持ち、開花中は玄関前に出しますが、定位置は自宅北側の山草棚で、剝がれはありますが、今年は多く開花しました。花のア...鉢植えのホトトギス(6)「キイジョウロウホトトギス」
初めましての花と小さな実 そして 区別がつかない小菊 寺家ふるさと村にて
横浜市にある寺家(じけ)ふるさと村、日が経ってしまいました。十月末の様子です。木立の中を歩いていて出会った直径2センチほどの小さな花、初めて見ました。図鑑...
「イワシャジン」(岩沙参)は、キキョウ科の多年草で、関東や中部地方の一部で、山地の岩場に自生が見られます。鉢植えでたくさん咲いた時がありましたが、その鉢が枯れ、他の2鉢に自然実生で育った株が、今年も開花しました。10月中旬、酷暑の中で、すでに葉が枯れてきましたが、細い茎に蕾が3個育ちました。10月下旬に咲き始め、その2日後には3輪が開花しました。別の鉢では、長い花柄で枝垂れて咲きました。10月下旬の咲き出しです。その6日後、翌日には、3輪揃って咲いていました。他の鉢で咲いた「イワシャジン」
台湾系ホトトギスの園芸種「松風」は、白地にあずき色の大きな斑紋が入る花です。5号深鉢植えで、草丈20~30cm、10月上旬に開花しました。10月中旬の花、10月下旬に咲いた花、花茎先に1輪ずつの開花でした。鉢植えのホトトギス(5)「松風」
「キバナノツキヌキホトトギス」は、宮崎県のみに自生し、渓流沿いの崖地に生育しているそうです。葉腋に黄色い花を1つずつ、上向きに咲かせます。過去にはたくさん開花した鉢植えですが、市街地の酷暑の中で、昨年に続き蕾が育たず、1個だけの開花でした。5号深鉢植えで、茎は直立せずに枝垂れます。葉は互生し、葉の付け根は茎を抱いて合着し、茎が葉を突き抜けるようになります。花径4cm程で、黄色い花弁は6枚、紫の斑点をもちます。5日後の10月下旬、花弁もシベも強く反り返って、花の終盤を迎えました。鉢植えのホトトギス(4)「キバナノツキヌキホトトギス」
箱根ガラスの森美術館↓からの続きです。仙石原のススキ草原に行きました。おひさまきらきらススキもきらきらさわさわざわざわ風になったひととき心も深呼吸この後 ...
「フジバカマ」(藤袴)はキク科の多年草で、秋の七草の1つとして万葉の昔から親しまれてきました。散歩コースの1つ、信濃川支流の栖吉川堤防から1株引き抜いて、空き地に植えたまま放任し、大株になりました。茎先に径5mm程の小花を、10cm前後の房状に多数咲かせます。9月上旬、たくさん蕾を着けて、咲いてきました。住宅跡地の果樹と菜園の境で、南が駐車場、西が道路で、日当たり良い場所です。9月中旬の花と葉、葉が3裂するのが特徴です。9月下旬、放任したら、草丈は2mを越えました。自宅庭のススキや萩は6月上旬に切り戻していますが、採取した堤防も草刈りをしていました。アサギマダラはまだ見てないですが、アカタテハが吸蜜中です。花期が長く、10月下旬でも咲いていました。近年になって、自宅庭北西隅のアケビとサネカズラの株周りで、...秋の七草(4)「フジバカマ」
台湾系ホトトギスの黒花ホトトギスで、花に入る斑点模様が大きく広がって、花色が赤黒く見えます。「大黒天」はT種苗での品種名です。10月上旬、最初に咲いた花です。10月中旬、次々と開花してきました。4号深鉢植えで、草丈は20cm余りです。10月下旬、花の終盤です。鉢植えのホトトギス(3)黒花の「大黒天」
「ヤブラン」は東アジアに分布する、キジカクシ科の多年草で日本各地の林床などに自生します。園芸種の「フイリヤブラン」を庭植えしています。9月中旬から、小さな紫色の花が咲き始めました。9月下旬、40cm前後の花茎を伸ばし、たくさんの蕾を着けています。紫色の6弁花は花径7mm程で、一斉には開花せず、ポツポツと開いています。10月初めの花、雌しべ1本に雄しべ6本あります。ヤブランは花後には黒い実を着けるのですが、この斑入り葉園芸種は、実が着いたことがありません。庭の「フイリヤブラン」
実家の庭の糸薄(いとすすき)と杜鵑草(ほととぎす)こちら↓の続きです。↑では杜鵑草は一本、糸薄の葉は少しでしたが摘んで帰ったものを全部一緒にして生け直すと...
台湾原産のホトトギスは、の本の自生種に比べて強健で、交配により様々な品種があります。「白秋」(はくしゅう)は、その1品種で、白地に紫の斑点が入る花を、9月から現在まで咲かせています。9月中旬の咲き始めです。花茎は3cm程、外花被片の下には、距(きょ)という球形の膨らみがあり、中に蜜があります。腺花弁は6枚(幅広の外花被片3枚と狭い内花被片3枚)雄しべは6個、雌しべの柱頭は3裂し、先が更に2裂し、小さな玉のような腺状突起があります。9月下旬の花、7号深鉢植えで、草丈は25cm程です。10月上旬、10月中旬です。開花時は玄関前で日に当たるので、葉に傷みが出ますが、今も名残り花が咲いています。鉢植えのホトトギス(2)「白秋」
宿根ヒメヒマワリ「ロドンゴールド」は、キク科の多年草です。北米原産で、濃い黄色の八重咲花です。南庭のシモクレンと花梅の樹下から西側に繁茂し、強健で、長期間咲き続けます。6月下旬から咲き始めました。まだ花弁数が少ないですが、7月下旬に咲いた花、花弁数の多い鮮やかな八重咲です。8月上旬、葉を食害されていますが、犯虫は?8月下旬、9月上旬、斑入りヤブランや、ニラの花が混在しています。9月中旬、ハナトラノオとも共演し、9月下旬の花、画像はないですが、10月中もポツポツと咲き続けました。庭の宿根ヒメヒマワリ「ロドンゴールド」
「ホトトギス」(杜鵑草)はユリ科の多年草で、花にある斑点模様が鳥のホトトギスの胸にある模様に似ている事から名付けられました。東アジア原産で、19種のうち日本に13種(10種は日本固有種)、所山野の林下や崖や傾斜地など、日照の少ない所に自生します。「タカクマホトトギス」(高隈杜鵑)は黄花ホトトギるの亜種で、九州大隅半島の湿った岩場に自生します。夏は日陰で涼しく育てないと葉焼けし、異常な酷暑であった今夏、8月には、茎先に蕾を着けたまま、葉の全てが枯れてしまいました。花を諦めていたところ9月末になって、蕾が開いてきました。花弁には小さな赤褐色の細点があります。レモンイエローの清楚な花ですが、玄関前に移動して陽にあたり、全開する前に閉じてしまいました。来春の芽出しを祈るしかありません。鉢植えのホトトギス(1)「タカクマホトトギス」
「ツユクサ」(露草)は、ツユクサ科の1年草で、朝咲いた花が午後には萎みます。庭に勝手に生えてきたもの、一部を自然に任せています。青い花は花径1.5~2cm、花弁は3枚で、上の2枚が青く大きい。下の1枚は白く小さく目立ちません。花後に雌しべを長い雄しべ2本がクルクル巻いて、自家受粉します。花の青い色素は着いても容易に退色するので、染め物の下絵を描くのに用いられたそうです。青く美しい花、顔を連想させるような、造形の妙を感じます。8月下旬の花です。雌しべが1本、雄しべは6本ですが、長く伸びた2本が花粉を出し、残り4本は黄色く目立つが花粉を出さない仮の雄しべです。蕾を保護する苞葉から、2花咲くものもあります。中には雌しべの無い花もあります。9月上旬の花、小さなホソヒラタアブがやって来ました。9月中旬、草丈を伸ばし...庭の「ツユクサ」
「タンジー」はキク科の多年草で、ハーブの1種、原産地はヨーロッパ~中央アジアです。和名はヨモギギク、舌状花が無く、ヨモギに似た香りがあります。玄関の右手前、リンゴの樹の脇に植えてあります。草丈が130cm程に伸び、たくさんの黄花を咲かせ続けます。7月から咲いていて、画像は8月初めです。シダに似た切れ込みのある緑の葉には香りがあり、径1cm程の丸いボタンのような黄花が庭を明るく彩ります。9月下旬の花のアップ、傷ついたシジミチョウが休んでいます。富士リンゴが色付いてきた、10月上旬です。10月中旬の花、現在も名残り花が咲いています。庭の「タンジー」
「多摩の雪」は岩ギボウシの1種で、東京都奥多摩で発見されました。花茎が短く、コンパクトに整った姿が美しく、鉢植え向きで、6号深鉢植えで、鉢いっぱいに株が増殖しています。純白の花で、開花期が遅く、9月下旬から10月下旬にかけて咲きました。9月中旬に伸び出した花芽です。酷暑の夏に葉枯れがひどく、開花は望めないと思ってましたが、9月下旬に、10cm程の花茎の下から順に、咲き始めました。10月初め、別の株元でも、葉が全て枯れた株元からも、花芽が出てきました。その3日後、更に4日後、10月中旬の花、遅れて出てきた花芽が、下旬にかけて咲き続けました。鉢植えのギボウシ「多摩の雪」
きょう二件目の投稿です。実家の庭の糸薄(いとすすき)と杜鵑草(ほととぎす)を竹の器に。通り過ぎる風が見えるでしょうか・・・。実家の庭の杜鵑草はまだまだつぼ...
いつのまにかベランダのヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)が秋色になりました。おひさまを浴びて つやつやぴかぴか実を蒔いたらプランターでぐんぐん育って房を四つ...
熱帯スイレンの原種は、東南アジア・アフリカ・南米などの熱帯地域に自生し、屋外では日本の冬を越すことが出来ません。青や紫の花色は温帯睡蓮には無く、熱帯種にしか存在しません。小さな容器でも栽培できる品種を、睡蓮鉢で育てていますが、植替えと施肥をしてないので、開花は2鉢だけでした。「ティナ」という品種と思われる1鉢です。7月末~8月上旬にかけて咲きました。開花1日目は、花の中心に黄色い大きな雌しべが見えます。朝開いて、午後3時過ぎに花弁を閉じます。開花2日目は、雄しべがドーム状になって雌しべを覆います。開花3日目、固まっていた雄しべが少し開き気味になります。3日間、開閉を繰り返して、花を終えます。熱帯スイレンの花(1)
きょう二件目の投稿です。小さな秋のリースを壁にかけました。この時のものです↓。トキリマメとアマチャヅル、どちらもドライになっています。壁にかけたらなかなか...
柿生にある浄慶寺、こちら↓の続きです。柿の木のある風景。遠い遠い日にどこかで見たことがあるからでしょうか懐かしさが辺りに広がります。野の花のやさしさに心が...
秋咲きの桜に出会えました。春の桜のように華麗ではないけれどふんわりやさしい風を運んでくれるような静かな佇まいです。十月桜?秋に咲く桜には冬桜、四季桜などい...
「イワタバコ」(岩煙草)はイワタバコ科の多年草で、葉がタバコの葉に似ていて、若葉は山菜として食用にもなります。本州以南の山地に分布し、湿り気ある岸壁などに群生します。花期以外は、日陰になる北側の山草棚に置き、雪下越冬します。5号浅鉢植えで受け皿に水を入れて、長年維持しています。花径1~2cmで、紫色の花弁が5裂し、反り返ります。9月中旬、10cm前後に花茎を伸ばして、咲き始めました。その2日後です。更にその翌日、9月20日です。9月下旬、9月末の開花姿です。10月初め、遅れて伸びてきた花茎の終い花です。鉢植えの「イワタバコ」
「ハナトラノオ」(花虎の尾)はシソ科の多年草で、茎が角張っているので、別名カクトラノオともいう。北米原産で、大正時代に観賞用として渡来しました。ピンク・白・紫などの花色があり、繁殖力が強く、地下茎や実生で庭のあちこちで咲いていました。秋にピンクの花が、四方に規則正しく並んで咲きます。8月末から9月上旬に咲き始めました。9月中旬、南庭の塀際で、菜園に行く通路脇で、(黄花は姫ヒマワリのロドンゴールド)東庭の塀と大石の隙間でも、9月下東庭の池脇で、毎年、ホシホウジャクが吸蜜に訪れるのを撮ったのですが、今年は一度夕方に出合っただけで、撮影できません。花は下から上へと咲き上がって、咲き終えました。最後に、筒状の花の開口部をアップで、実生でも殖えるので、花後の花茎は全て切り取りました。庭の「ハナトラノオ」
JAの花コーナーのコスモスとセンニチコウ(千日紅)それぞれ一束ずつ、籠に摘んだように生けました。束の中にはセロシアとダリアも。ダリアはうつむき加減。コスモ...
「ミズヒキ」(水引)はタデ科の多年草で、北海道~沖縄の林中・林縁に自生する野草です。紅白に見える小花が、祝儀に使われる水引に似る事が名の由来です。鳥が運んできたものか?、勝手に庭に芽生えたものですが、草姿に風情を感じ、庭の通路脇などで群落を維持しています。8月、草丈20~数10cmの茎頂や葉腋から、長さ20~40cm程の花穂を伸ばし、小花を疎らに着けます。9月中旬、蕾から開き始めた様子です。9月下旬の花です。花弁は無く、花弁に見えるガクが、4つに裂けて開きます。上半分が赤色で、下半分は白色です。受粉が済むと、ガクが閉じて、雌しべの花柱が伸び出て、先がカギのように曲がります。9月末の花、10月初めの終い花です。10月中旬、花が終え、種子が出来ます。種はヒッツキ虫で、鈎状に曲がった雌しべの柱頭が、動物の毛など...庭の「ミズヒキ」
「オミナエシ」(女郎花)は、オミナエシ科の多年草で、古くから親しまれてきた秋の七草の1つです。北海道~九州、中国~東シベリアに分布し、日当たりの良い山野の草地や林縁に自生します。庭の南西、サルスベリの樹下で、キキョウの隣に株を植えました。8月~10月にかけて、茎先に黄色い小花を多数咲かせました。8月初め、蕾から咲き始めです。数10cm伸ばした茎の上部で分枝し、花茎の先に集散花序を出し、(隣家が外壁の工事中で、背景が黒くなっています)6日後の8月上旬、開花数が増えてきました。花径3~4mmの合弁花で、花冠が5裂し、雄しべ4個と雌しべ1個。8月中旬、一斉に咲くのではなく、次々と新たに蕾を着けながら、咲き続けているようです。8月下旬です。9月上旬、庭で育ったアマガエルも一緒に、9月中旬、咲き終えたた花が実を結び...秋の七草(3)「オミナエシ」の花
お元気ですか秋ですよ色づいた葉と小さな実のナツハゼ(夏黄櫨)ススキ(芒)の穂にかくれんぼ風に揺れる小さなハギ(萩)さわさわ 秋の歌が聞こえますここは都心の...
実家の庭のホトトギス(杜鵑草)、去年ご近所さんからいただいて植えたものが、一本だけ花を咲かせていました。紅白のミズヒキ(水引)と一緒に持ち帰って一輪挿しに...
先日のアマチャヅル↓、葉が萎れてきたので少し前に作ったトキリマメのリースに絡めました。葉を取り除いたら実はとても少なかったのですがそれでもくすんだ小さな緑...
鉢植えの「宿根フロックス」(3)「フレックルレッドシェーズ」
今年咲いた3鉢目の宿根フロックスです。「フレックルレッドシェーズ」は、ピンク系で、色の濃淡、絣入りなど、様々な顔を見せる珍しいタイプです。7月上旬、白い蕾から、濃い桃色地に白い絣が入った花を咲かせました。4号鉢植えで、草丈は40cm位です。7月中旬の花、8月上旬の花、8月中旬に咲いた花は、絣が全く入らず、地色も少し変わっていました。大鉢で株を充実させるか、庭植えすれば、様々な変化を見せてくれるのかも知れません。鉢植えの「宿根フロックス」(3)「フレックルレッドシェーズ」
里山の小さな秋の宝石を生けました。アマチャヅル(甘茶蔓)の実です。去年たくさん実が生る場所をみつけて行ってみたら・・・え~?! 刈り取っちゃったの?!がっ...
小鉢にミズゴケ植えのセッコク(石斛)です。開花しない鉢がある中で、「吉兆」(キッチョウ)という品種は、春に開花した後、秋にも咲きました。白い花弁に紅の覆輪が入ります。9月中旬、自宅北側軒下の山草棚で、咲き出しました。9月下旬の花です。花着きが良い強健種です。秋にも咲いたセッコク「吉兆」
雨に濡れるコスモス→☆☆☆を見た里山で刈られた雑草がそのままになっているのをみつけました。その草の山から持ち帰ったアマチャヅル(甘茶蔓)と赤いセイヨウアサ...
「クレムデマート」は、白い斑入り葉の品種で、花が無い時も観葉で楽しめます。花は中心がピンクの白い5弁花です。8月上旬の開花でした。2日後には、さらに翌日、4号鉢植えのままで、株が大きくならず、花茎も1本だけでした。鉢植えの「宿根フロックス」(2)クレムデマート
雨の里山で出会ったコスモス雨模様の薄暗い日にやさしい色合いに出会えるとほっとします。もう散ってしまった花も多かったけれど雨に打たれ 風に揺れる姿も美しいも...
秋のネックレスともうひとつ初めましての花 里山散歩 4(最終回)
秋の寺家ふるさと村、↓こちらの続きです。秋の里山に欠かせないこの白い小菊。ユウガギク(柚香菊)。控えめに咲いていても、その愛らしさに必ず足が止まります。そ...
横浜市の寺家ふるさと村を歩きました。こちら↓の続きです。仙人の白ひげ、まだかな?この場所にたくさん咲いていたのがセンニソウ(仙人草)↓。名前の由来になった...
「宿根フロックス」はハナシノブ科の多年草で、北米原産です。4号鉢植えなので草丈が20~40cm程です。「レッドライディングフット」は赤花品種です。6月下旬に咲き始めました。7月上旬の花、7月中旬の花です。花後に剪定してやると、9月頃まで繰り返して咲くのですが、暑さに負けて、放置してしまいました。鉢植えの「宿根フロックス」(1)レッドライディングフット
「オケラ」(朮)はキク科の多年草で、雌雄異株です。日本の本州・四国・九州、朝鮮、中国東北部に分布し、平地~低山の草原や林縁などに自生します。根茎が生薬に用いられ、若芽は山菜として食用にもされます。花は茎頂に、径2cm程の筒状のアザミに似た白花を咲かせます。7号中深鉢植えで、草丈は50cm程です。7月下旬に、茎頂に緑の蕾が着きました。8月上旬、蕾の周りは、羽状に分裂した魚の骨のような苞葉に囲まれているのが特徴です。葉も革質で硬く、葉の縁には細かい棘状の鋸歯があります。8月下旬、蕾の開花を上から見て、待ちます。9月上旬、白花の開花です。苞葉は茶色に変わっています。9月中旬、9月下旬、この株は雌株でした。花には雌しべだけで、雄しべが見当たりません。現在、花は終わりましたが、受粉出来ないので種子は実りません。晩秋...鉢植えの「オケラ」
寺家ふるさと村の続きです。前回はこちらからどうぞ→☆☆☆またしてもリッチリンクが変です。今年も秋のコンペイトウに会えました。タデ科のミゾソバ(溝蕎麦)です...
横浜市の寺家ふるさと村を歩いてきました。いつ行っても初めて見る花に出会います。そしてこの日も、初めまして とあいさつをしました。この花、写真でも見たことが...
「カライトソウ」(唐糸草)はバラ科の多年草で、日本固有種。本州中部日本海側で、亜高山~高山帯の草地などに分布します。和名は、美しい雄しべを、中国渡来の絹糸に見立てたことに由来。7号深鉢植えで、異常な酷暑の中で次々と葉が枯れてきて、開花は諦めていましたが、9月になって花茎を1本伸ばしてきました。9月半ば、50cm程の花茎を伸ばして、開花しました。細長い円柱形の花穂は淡紅紫色で、長さ7cm程でした。9月下旬の草姿、葉は羽状複葉で、縁は鋸歯状です。2輪目が開花です。雄しべの色が薄れましたが、先に咲いた1輪目の花をアップで見ます。花弁は無く、紅紫色のガク片があり、雌しべが1本、長い雄しべが数本~10本位で目立ちます。撮影中にミツバチが訪れました。鉢植えの「カライトソウ」
きょう二件目の投稿です。いつのまにか秋の気配が広がり夏の面影はすっかり消えてしまいました。そして九月ももう終わります。先日のトキリマメは葉が萎れることなく...
いつからかこの道に咲くようになった彼岸花。いつだって上から見てしまう彼岸花。シベのラインが好きなのです。つぼみのみなさんお手本をよく見てこんな風に咲きまし...
「ヤクシマギボウシ」は、九州の屋久島に分布する矮性のギボウシです。7号中深鉢いっぱいに増殖していましたが、オニユリのムカゴが飛び込んで、成長しオニユリが開花、日当たりに出して、多くの葉が枯れ、今年の開花は諦めましたが、9月に1本だけ花茎を伸ばして開花しました。9月中旬、14cm程花茎を伸ばし、3個の蕾を着けました。その4日後、最初の1輪が開花しました。翌日には2輪目も開花し、小さな葉の割には、大きめな花で、白く縁どられた薄紫色の花です。9月25日、朝陽を受けて、3輪目が開くところです。コバギボウシの地域変種で、小型です。葉幅は5~7mm、葉長3cm前後です。鉢植のギボウシ(1)「ヤクシマギボウシ」
鉢植えの「ハス」(蓮)の花、今年1輪だけ咲いた花の記録です。ハス科の水生植物で原産地は?熱帯~温帯アジア、北米、オーストラリア、エジプトなど、水を張ったポリ容器に睡蓮などと一緒に入れています。6月下旬の蕾、葉も花茎も水面より上方に伸ばしてきました。7月初めの蕾、その3日後、朝、蕾を開き始めましたが、そのままで、10時頃には花弁を閉じてしまいました。そして、翌日朝から全開しました。昼には花弁を閉じます。翌日(開花2日目)の花、開花3日目の花、色が薄れてきました。開花4日目には、夜も花弁を閉じること無く、翌日には花弁を落として終わりました。他にもハス鉢はあるのですが、植替えをしてないので、葉だけ伸ばして、花は咲かなくなりました。鉢植えの「ハス」
散歩道でみつけた小さな実をリースにしました。この前の日にみつけたトキリマメ(痰切豆)です。赤い色に呼び止められました。少しだけ切るつもりがずるずるとつなが...