鉢植えのホトトギス(6)「キイジョウロウホトトギス」
「キイジョウロウホトトギス」(紀伊上臈ホトトギス)は、紀伊半島南部の固有種で、山中の湿った崖に自生します。上臈とは大奥の職名で、優雅な貴婦人の意味で、花形花色の優雅さから名付けられました。筒状の黄花を下向きに咲かせます。暑さと乾燥に弱いので、生きたミズゴケ植えで、毎年開花しています。(水苔は生まれ故郷魚沼の、畑近くの山すそから採ってきたものです)10月中旬の蕾、花茎を3本伸ばし、長いものは垂れ下ってきます。その翌日には開き始めました。更に2日後、花弁は6枚で長さ4~5cm、質が厚く、ロウを塗ったような光沢があります。花の内側に紫褐色の斑点があり、奥にメシベとオシベがあります。10月下旬、花は数日持ち、開花中は玄関前に出しますが、定位置は自宅北側の山草棚で、剝がれはありますが、今年は多く開花しました。花のア...鉢植えのホトトギス(6)「キイジョウロウホトトギス」
2022/11/19 11:51