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20240216 ドイツ商工会議所(DIHK)「立ち直れないドイツ経済」
https://www.dihk.de/de/aktuelles-und-presse/aktuelle-informationen/deutsche-wirtschaft-kommt-nicht-auf-die-beine-112962 ドイツ商工会議所(DIHK)が27千社を対象に実施した年頭経済アンケート調査結果(上記リンク)のエッセンスは以下の通りです。 タイトルは「立ち直れないドイツ経済」(Deutsche Wirtschaft kommt nicht auf die Beine)。景況感の更なる悪化を強く懸念。 DIHKとしては今年▲0.5%の実質マイナス成長を予想(世の中で最も悲…
https://economy-finance.ec.europa.eu/economic-surveillance-eu-economies/germany/economic-forecast-germany_en 先ほどEU委員会から発表された「欧州経済予測(2024冬版)」のドイツ部分のエッセンスは以下の通りです。 今年の実質GDP予想+0.3%と、昨年1月の予測+1.2%から大幅下方修正。2025 年は+1.2%で据え置き。 今年のGDPの弱さは、ドイツ政府(+0.2%へ下方修正見込み)やOECDと同じレベル感(上表)。当局としての共通認識と言ってよい。 昨年▲0.3%とマイナス成長に…
①HDE消費者信頼感~昨年前半までの改善が止まり、コロナ前を下回る水準でほぼ横ばいの動きが続いています。 https://einzelhandel.de/konsumbarometer ②GfK消費者信頼感~こちらの方は上記HDEより悲観的で、低下トレンドを維持しています。インフレへの警戒と貯蓄性向上昇が顕著とのこと。 https://www.gfk.com/de/presse/konsumklima-herber-rueckschlag-zum-jahresbeginn ●昨年以降、大幅な名目賃金(赤)引き上げが続いているため、実質賃金(青)は小幅ながらプラスに転じています。この実質賃金増加…
20240213 ドイツの気になるデータ5選(ZEW、SENTIXなど)
①ZEW景況感指数(1月)~期待指数(赤)は+19.9と市場予想以上に改善する一方、現況指数(緑)は▲81.7と市場予想以上に一段の悪化。欧米中銀の利下げが心待ちにされている状況。 https://www.zew.de/presse/pressearchiv/lageeinschaetzung-auf-tiefstem-wert-seit-juni-2020 ②SENTIX投資家景況感~上記ZEW同様、将来に対する期待は悪くないが、現況は悲惨なまま。 投資家相場サーベイでは、米欧株に「過度の楽観」「ロング蓄積」⇒売り警戒シグナル点灯中(中国株や米欧国債には「売られ過ぎ」⇒買いシグナル)。 ③ド…
【逃げろ】アメリカの商業用不動産市況が日米の地銀へ悪影響を及ぼしている
中国の経済は崩壊したのですが、いまだに中国経済は強い!というようなイメージを植え付けるテレビやメディアが後を絶
【経済指標は相変わらず強い】強い経済指標だけを見て、株式に強気になるのは危険です…
こんにちは、くろいずです。 投資に関わる経済ニュースをお届けします。毎週土曜日に更新し、その1週間でどのような
みなさま こんばんは 投資郎です。 今日も、株式市場はお休み~ って事で姉妹ブログとほぼほぼ同じ記事を載せておきます。 もう2月ですか~ 早いですね。 今日は、毎月公開する予定だった、iDeCoの実績の記事です。 2021年の12月に退職金
みなさま こんばんは もう2月ですか~ 早いですね。 今日は、毎月公開する予定だった、iDeCoの実績の記事です。 2021年の12月に退職金が出たのでiDeCoに移管しました。 その時の配分割合は、以下のようにしてました。 eMAXIS
【雇用は強い!(笑)】中国共産党並みに信用ならない米国の雇用統計が発表!
こんにちは、くろいずです。 投資に関わる経済ニュースをお届けします。毎週土曜日に更新し、その1週間でどのような
ドイツの1月HICP速報は前月比▲0.2%/前年同月比+3.1%と、市場予想比良好な内容となっていました。 下図の通り、前月比の基調はマイナスであり、これまでの利上げと足元のドイツ経済不振(PPI低下に顕著)の影響が顕在化した格好になっています。 Germany Harmonised Inflation Rate MoM ①前年同月比で見た1月の発射台が+3.1%と思っていたほど高くなく、②当面は前年の水準が高かったことによるベーシス効果も効いてくることから、今後4月頃までは前月比+0.4%が続いても前年同月比は2%割れに向けて急低下しているように見える(ECB利下げの背中が押される)局面に入…
先ほどドイツの1月雇用統計が発表され、季調済失業者数は前月比▲2千人と、市場予想(+10千人強)よりややや強い内容となっていました。 ちなみに米雇用統計からの連想で、市場の一部ではこちらがヘッドラインであるかのように勘違いされていますが、ドイツでは全く重視されていませんのでご注意ください(季節調整が難しい欧州では前年同期比が重視される)。 ●失業率~失業率上昇の大半は2022年6月からのウクライナ難民カウント開始によるもの。連邦雇用庁は「経済低迷の割に良好」との評価。 国際労働機関(ILO)ベースでは3.1%と超定位安定推移。他国比でもかなりの優等生ぶり(EU内で下から4番目)。 https:…
20240131 ドイツの気になるデータ5選(IMF、小売売上など)
①IMF世界経済見通しアップデート(3ヶ月毎)~ドイツGDP予想は今年・来年とも▲0.4%ポイント下方修正。去年、今年とユーロ圏の足を引っ張る恰好。日本は潜在ペースを上回る成長継続。 https://www.imf.org/en/Publications/WEO/Issues/2024/01/30/world-economic-outlook-update-january-2024 ②ドイツGDP~通年でも第4四半期前期比でも▲0.3%。水準的にはずっと弱含み横ばいが続いているが、四半期前期比(年率換算なし)で▲0.4、+0.1、0、0、▲0.3%となっているので、2期連続マイナスはずっと回避…
20240130 ドイツの気になるデータ5選(GDPナウキャスト類、インフル流行度合いなど)
①ドイツ経済省GDPナウキャスト~2024Q1は前期比+0.1%予想。(2023Q4は前期比▲0.3%で着地する見込み)。 https://www.bmwk.de/Redaktion/DE/Schlaglichter-der-Wirtschaftspolitik/2024/02/11-konjunktur-bip-nowcast.html ②ifoCAST~2024年Q1は前期比▲0.21%の予想(今回大幅に悪化)。 https://www.ifo.de/en/ifoCAST ③ドイツ連銀週次経済活動指数(WAI)~足元のGDP換算3m/3mモメンタム+0.54%。但し、ドイツ連銀は1月月報で…
https://www.bundesbank.de/resource/blob/920552/c9c89e23644dee70a9db8691087b8aa3/mL/2024-01-monatsbericht-data.pdf 欧州中央銀行(ECB)のドイツ担当支店であるドイツ連銀(Deutsche Bundesbank)が毎月20日頃に発表している月報(Monatsbericht)の経済分析部分(Kurzberichte/Konjunkturlage)のエッセンスを以下まとめておきます。 2024年第1四半期GDPは良くて前期比横ばい(マイナス継続可能性大) 外需が弱く、金利/借入コストの上…
【経済の崩壊】中国はGDPの水増しや失業率の隠蔽など様々な統計操作を行っています
昨年から不動産大手の恒大集団や碧桂園が破綻し、日本のバブル崩壊と全く同じ道をたどっている中国ですが、いよいよシ
先ほど1月ifo景況指数が発表され、上図の通りモメンタム下向きかつ予想(下表)をやや下回る弱い内容となっていました。ドイツ経済復活の兆しは全く感じられません。 業種別で見ると、サービス業(右上)だけ何とか現況プラス、総合ゼロ近傍ですが、それ以外の製造業(左上)、建設業(右下)、小売・卸売業(左下)3指数ともすべてマイナス圏内に留まっています。 景気サイクル的<縦軸:期待、横軸:現況>に見ても、リセッション領域(第3象限)からの脱出はまだまだ遠い先といった感じです。 業種別ヒートマップを確認すると、好況(赤)業種が再び減少しており、旅行関連(79)、その他運送機器<航空機、鉄道など>(30)の2…
【踏みとどまれるか!?】日本の消費者物価指数はどの水準まで下落する?
こんにちは、くろいずです。 投資に関わる経済ニュースをお届けします。毎週土曜日に更新し、その1週間でどのような
https://www.ifo.de/en/facts/2023-12-18/ifo-business-climate-index-falls-december-2023 ifo 業種別ヒートマップ(上図、直近2023年12月分)によると、不況に喘ぐドイツ経済の中で、好況(赤)とされているのは、旅行(79)、その他(車以外の)輸送機器(30)、下水処理(37)、法務・会計(69)の4業種のみとなっています。 そんな中、年初(1月3日)にドイツ旅行協会(DRV)が「今年も売上増見込み」というプレスリリースを出していましたので、そのポイントを以下ご紹介します。 www.drv.de 旅行業界は、好…
20240116 ドイツマイナス成長についてのドイツメディアの報道ぶり
ドイツは昨年実質GDP成長率前年比▲0.3%と先進国唯一のマイナス成長に陥りました。この経済不振についてのドイツメディアの報道ぶりは以下の通りです(日本を抜いたかどうかなどという議論は皆無です)。 https://tradingeconomics.com/germany/full-year-gdp-growth 高インフレ(含むエネルギーコスト)、海外経済の低迷、高金利、財政緊縮のため、ドイツ経済はマイナス成長に終わった。 多くのドイツ国民とドイツ企業にとって、できれば忘れたい最悪の1年となった。 この状況は当面大きく改善する見込みはなく、今年もわずかなプラス成長に留まる見込み。 債務ブレーキ…
【インフレは落ち着いた?】米国CPIはピークアウトし、これから利下げに向かうのか?
こんにちは、くろいずです。 投資に関わる経済ニュースをお届けします。毎週土曜日に更新し、その1週間でどのような
1/11/2024CPI上振れ24時間予想レンジドル円 145.40-146.40ユーロドル 1.0900-1.1000米10年債 3.95-4.15NYダウ 37100-37800ポジション ドル円ショート 140買いユーロドルロング 1.1200売りケーブルロング 1.3200売りオージーロング 0.7000売り米債ETFロング 長期保有 ターゲット3.00%先ほど発表の12月米CPIは市場予想上振れの3.4%、コアも3.9%と約3年振りに4%を割り込んだものの、...
【米国経済のきな臭さ】2024年の米国株リセッションに要注意!
先日発表された雇用統計ですが、ISM景気指数の発表などと違い強い結果が出ており、違和感がある発表となりました。
【先行きが不透明な経済】アメリカ景気は弱くなりつつも、実態は強い?
こんにちは、くろいずです。 投資に関わる経済ニュースをお届けします。毎週土曜日に更新し、その1週間でどのような
youtu.be ◆インフレ(賃金強め)、景気弱目(ISM)、株も債券も(小幅ながら)マイナスと、多くの投資家にとってやや期待外れのスタート。 ◆しかし(本来歴史的にかなり珍しい)ソフトランディングとしてはなかなかいい線を行っているのかも。 ◆失業率が4%以下かつ株価も高いうちは、多少のディスインフレや景気減速でも利下げには動きづらそう。市場が期待している3月ではなく、早くて6月頃になるのではないか。 ◆中国や欧州が不景気で、米国も勢いを失いつつある中、企業業績の急回復は(早期大幅利下げ同様)あまり期待しない方がいい。AIやデジタル化の効果が出としても、それにはかなりの時間を要する。 ◆これま…
20240105 昨年の排出量大幅減についてのドイツメディアの報道ぶり
昨日、気候変動対応関連シンクタンク「Agora Energiewende」が昨年のドイツのCO2排出量について以下の内容の調査レポートを発表しました。 2023年のドイツ温室効果ガス排出量は、推計6億7,300 万トン。 1990年(基準年)比46% 減少。1950 年代以来の最低レベル。 気候保護法に基づく年間目標7億2,200万トンを約4,900万トン下回る。 主因1)石炭火力発電が1960年代以来の最低レベルに低下。4,400万トン削減に寄与。電力需要の大幅な減少、近隣諸国からの電力輸入の増加(その約半分は再生可能エネルギーによるもの)/電力輸出の減少、グリーン電力の発電量増加、がその背…
①ドイツ経済省〜Q4前期比▲0.4%、Q1+0.2% https://www.bmwk.de/Redaktion/DE/Schlaglichter-der-Wirtschaftspolitik/2024/01/10-konjunktur-bip-nowcast.html ②ドイツ連銀(WAI)〜Q4前期比+0.1% https://www.bundesbank.de/de/statistiken/konjunktur-und-preise/woechentlicher-aktivitaetsindex ③ifo研(ifoCAST)Q4前期比▲0.53%、Q1+0.12% https://www…
みなさま こんばんは 投資郎です。 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今日も、株式市場はお休み~ って事で姉妹ブログとほぼほぼ同じ記事を載せておきます。 今日は、12月末時点の総資産残高を集計しましたので、
みなさま 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 今日は、12月末時点の総資産残高を集計しましたので、記事にしてみたいと思います。 その前に、11月はこんな感じでしたっけ。⇒11月末総資産 現金:約623万円
www.bundeskanzler.de (新年おめでとうございます。今年も日独経済日記をどうぞよろしくお願いします) https://note.com/nobuo_date 昨夜放送された「Neujahrsansprache:年頭演説」(約3分、上記リンク)で、ショルツ首相はドイツ国民に対して、ドイツは困難に耐えることができる強い国であり、環境保護や社会正義などの重要課題に取り組むことで、より良い未来を築くことができるので、楽観と連帯の心を持って共に行動して欲しいと呼びかけていました。ポイントを簡単にまとめると以下の通りです。 コロナ、ウクライナ戦争、ハマスのテロなど、ネガティブな事象が続い…
みなさま こんばんは 投資郎です。 今日も、株式市場はお休み~ って事で姉妹ブログとほぼほぼ同じ記事を載せておきます。 もうすぐ1月ですか~ 早いですね。 今日は、毎月公開する予定だった、iDeCoの実績の記事です。 2021年の12月に退
みなさま こんばんは もうすぐ1月ですか~ 早いですね。 今日は、毎月公開する予定だった、iDeCoの実績の記事です。 2021年の12月に退職金が出たのでiDeCoに移管しました。 その時の配分割合は、以下のようにしてました。 eMAXI
12/27/20232024市場予測24時間予想レンジドル円 142.00-143.00ユーロドル 1.1020-1.1120米10年債 3.80-4.00NYダウ 37100-37600 ポジション ドル円フラット 145売りユーロドルロング 1.1200売りケーブルロング 1.3200売りオージーロング 0.7000売り米債ETFロング 長期保有 ターゲット3.00%毎年年末になると各金融機関リサーチによる翌年の市場予測が出回りますが、一年前の今頃...
https://www.dbresearch.de/MAIL/RPS_DE-PROD/PROD0000000000531099.pdf?undefined&realload=gpxDjNuqm3/mrg2bF5kv0g8kxpqZ86WayKyDOQuWpAcEZ32EBAAZ1vBvcsdzX9vm ドイツ銀行の経済見通し(ドイツ語版)が公開されていますので、そのエッセンスを私なりに抽出して以下まとめておきます。 2024年は「幻滅の年」か? 海外経済、金利、財政政策は引き続き強い逆風となる可能性が高い。 不況が長引く中で各種構造問題への不満も高まり、景況感が圧迫される。 違憲判決後難航して…
20231226 ドイツの気になるデータ5選(潜在成長率、経済予測一覧など)
①ドイツの潜在成長率+0.4%~労働投入マイナス寄与で、日本と同レベルの低水準にまで低下。四半期ベースでは前期比マイナス頻発。 ②内外主要機関のドイツ経済予測一覧~来年は小幅プラス成長に回帰見込みながら、ドイツ銀は▲0.2%、コメルツ銀は▲0.3%と悲観的。 ③ユーロ圏経済におけるドイツのウェート~GDPでもHICP/個人消費でも3割。 ④人口動態~今後は年30万人くらいの移民受入れが続き、人口はほぼ横ばいを維持できる見込み。 ⑤サッカー男子代表チームの世界ランキング~今や日独ほぼレベル。 <ドイツ関連ネタをたくさんアップしています。よろしければ。> www.youtube.com
note.com <Japanse> ドイツでは去年の今頃、天然ガスの価格が高騰しただけでなく、そもそも手に入らなくなって、冬が越せないのではないかという不安でいっぱいでした。その後、ショルツ政権の奮闘でエネルギー危機は何とか乗り切れたものの、国民生活をまんべんなく圧迫するインフレと先進国唯一のマイナス成長によって、ドイツにとっては散々な一年となりました。今年の流行語大賞には「Krisenmodus~危機モード」が選ばれましたが、今後もこの危機がずっと続いてしまい、来年も「Krisenmodus 2.0」が大賞受賞なんてことにもなりかねません。あくまで私見ですが、ドイツは他のどの先進国よりも健…
【日銀チャレンジ?】日銀の金融政策は日米の経済指標に大きく影響されています
こんにちは、くろいずです。 投資に関わる経済ニュースをお届けします。毎週土曜日に更新し、その1週間でどのような
12/21/2023米GDP24時間予想レンジドル円 142.00-143.00ユーロドル 1.0920-1.1040米10年債 3.80-4.00NYダウ 36900-37400 ポジション ドル円フラット 148売りユーロドルロング 1.1200売りケーブルロング 1.3200売りオージーロング 0.7000売り米債ETFロング 長期保有 ターゲット3.00%先ほど発表の米第3四半期GDP確定値は若干の下方修正も4.9%と強い数字。リセッション入り確実と...
20231219 ドイツの気になるデータ5選(製造業受注残、ECB利下げ軌道など)
①製造業受注残~10月実質ベースで前月比▲0.6%/前年同月比▲5.9%と急減。コロナ後に積み上がったバックログ貯金は月商の6.9か月分まで低下。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/12/PD23_488_421.html ②ホテル・レストラン売上~10月実質ベースで前月比▲2.5%/前年同月比▲3.8%と軟調。コロナ前の2019年10月比でも▲13.3%と戻りが鈍い。但し、名目ベースでは年初来ホテル+10.9%、レストラン+6.9%としっかり増えている(インフレに食われての実質マイナス)。 https://ww…
20231218 ドイツの気になるデータ5選(GDPナウキャスト、政党別支持率など)
①ifoCAST(GDPナウキャストの一種)~今年Q4の四半期実質GDP前期比▲0.53%(上)、来年Q1+0.12%(下)。 次のWAIよりはもっともらしそうな予測。 https://www.ifo.de/en/ifoCAST ②ドイツ連銀週次経済活動指数(WAI)~足元実質GDP前期比+0.4%ペースを示唆(他の景気先行指標が軒並み弱い中、これだけ例外的に強い)。 https://www.bundesbank.de/de/statistiken/konjunktur-und-preise/woechentlicher-aktivitaetsindex ③住宅着工許可件数~10月単月では前年…
https://www.ifo.de/fakten/2023-12-18/ifo-geschaeftsklimaindex-gefallen-dezember-2023 先ほど12月ifo景況指数が発表され、上図の通りモメンタム下向きかつ予想(下表)をやや下回る弱い内容となっていました。ドイツ経済復活の兆しは全く感じられません。 業種別で見ると、サービス業(右上)だけ何とか現況プラス、総合ゼロを保っていますが、それ以外の製造業(左上)、建設業(右下)、小売・卸売業(左下)3指数ともすべてマイナス圏内に留まっています。 小売の年末商戦は期待外れ、建設不況は底なし沼、という感じです。 景気サイクル…
20231210 雑誌の表紙で振り返る今年(2023年)のドイツ
https://www.ikiosk.de/shop?lang=de 私は日本にいた頃から、ドイツの世相をざっくり掴むために、上記のiKioskの新聞や雑誌の表紙を毎日ざっとチェックするようにしています(特にドイツ語学習者にはオススメの方法です)。 今週になって以下のような「今年を振り返る特集」的なものがいくつか出始めているので(これらを買う代わりに)、ドイツの有力雑誌の表紙を使って今年のドイツを私なりに振り返ってみたいと思います。 ●昨冬のガス危機は、LNG調達(ハーベック経済相が奔走)+節約+暖冬のおかげで、何とか凌ぎました。 ⚫️ドイツの最新鋭戦車レオパルト2をウクライナに出す出さない(…
①ifoCAST(2週間毎に発表)~四半期実質GDP前期比ベース(年率換算前)で今年Q4▲0.29%、来年Q4は+0.26%となっています。 https://www.ifo.de/en/ifoCAST <過去実績> 時々符号も含めて大きく外れますが、大きな流れはつかんでくれています。上記の結果も今後半年ほぼ横ばい(ゼロ成長)という大きな流れを示唆しているものと受け止めています。 ●2019年まで ●2020年以降 ②ドイツ経済省GDPナウキャスト(毎月下旬発表)~11/13時点で、Q4は前期比▲0.3%、Q1は+0.1%の予測となっています。 https://www.bmwk.de/Redak…
みなさま こんばんは 投資郎です。 今日も、株式市場はお休み~ って事で姉妹ブログとほぼほぼ同じ記事を載せておきます。 今日は、11月末時点の総資産残高を集計しましたので、記事にしてみたいと思います。 その前に、10月はこんな感じでしたっけ
みなさま こんばんは 今日は、11月末時点の総資産残高を集計しましたので、記事にしてみたいと思います。 その前に、10月はこんな感じでしたっけ。⇒10月末総資産 現金:約533万円 日本株・ベトナム株・投資信託・CFDの資産総額:約2,
みなさま こんばんは 投資郎です。 今日は、株式市場はお休み~ って事で姉妹ブログとほぼほぼ同じ記事を載せておきます。 もう12月ですか~ 早いですね。 今日は、毎月公開する予定だった、iDeCoの実績の記事です。 2021年の12月に退職
みなさま こんばんは もう12月ですか~ 早いですね。 今日は、毎月公開する予定だった、iDeCoの実績の記事です。 2021年の12月に退職金が出たのでiDeCoに移管しました。 その時の配分割合は、以下のようにしてました。 eMAXIS
11/30/2023NY初雪24時間予想レンジドル円 147.40-148.40ユーロドル 1.0880-1.0980米10年債 4.25-4.45NYダウ 35100-35600 ポジション ドル円ショート 145買いユーロドルロング 1.1200売りケーブルロング 1.3200売りオージーロング 0.7000売り米債ETFロング 長期保有 3.00%NYは今週から急に寒さが厳しくなり昨日、今日と最低気温はマイナス、昨晩はマンハッタンでもぱらぱらと初雪...
https://tradingeconomics.com/germany/business-confidence 先ほど11月ifo景況指数が発表され、上図(+下図赤線)の通り、予想をやや下回るわずかな改善となっていました。 現況(黒)、期待(青)ともわずかに上向きですが、ようやく底は打ったかなという程度であり、ドイツ経済復活の兆しはあまり感じられません。 業種別で見ると、今月は小売・卸売業(左下)の改善が目立ちますが、サービス業(右上)以外の製造業(左上)、建設業(右下)とともにマイナス圏内に留まっています。 景気サイクル的<縦軸:期待、横軸:現況>に見ても、リセッション領域(第3象限)から…
20231124 ドイツの気になるデータ5選(GDP、不動産価格など)
①Q3GDP(確報)~速報から変動なし。2015年=100とするインデックスベースで、2002年通年:108.03、2023年Q1:107.86(前期比-0.0%)、Q2:108.01(+0.1%)、Q3:107.87(-0.1%)とほぼ横ばい/低迷が続いています。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/11/PD23_451_811.html ②ドル建て名目GDP国際比較(IMF)~米国、中国、日本、ドイツ、インド(右図は下位3か国を拡大したもの)の2000年から2028年までのIMFデータをグラフ化してあります。…