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①少子高齢化の深刻さ度合いを、労働力人口(15~64歳)に占める65歳以上の高齢者の割合でみると、ドイツ(赤)はイタリア(緑)に続いて日本(灰)に急速に追いつこうとしている。 ②20歳と65歳の人口差は、足元の27万人から、10年後には62万人に拡大見込み。 ③ドイツは移民(含む難民)を年平均29万人程度受け入れる見込みなので、総人口はほぼ横ばいを維持できる見込み(赤線)。 ④但し、移民(含む難民)のうちで、労働力として戦力化できるのはせいぜい6割程度。 ⑤加えて、ドイツの労働時間は極端に短い上。。。 ⑥病欠も多い(有給を使うことなく遠慮なく休む)。 ⑦その結果が深刻な人手不足の恒常化。 ⑧労…
日本の人口は、高齢化が進み、子どもが少なくなっている、という「なんとなく」は誰もが理解していると思うのですが、データを理解している人は少なくないでしょう。 人口が減れば内需が減るので、日本株の投資においては、リスクが発生することになります。
20231226 ドイツの気になるデータ5選(潜在成長率、経済予測一覧など)
①ドイツの潜在成長率+0.4%~労働投入マイナス寄与で、日本と同レベルの低水準にまで低下。四半期ベースでは前期比マイナス頻発。 ②内外主要機関のドイツ経済予測一覧~来年は小幅プラス成長に回帰見込みながら、ドイツ銀は▲0.2%、コメルツ銀は▲0.3%と悲観的。 ③ユーロ圏経済におけるドイツのウェート~GDPでもHICP/個人消費でも3割。 ④人口動態~今後は年30万人くらいの移民受入れが続き、人口はほぼ横ばいを維持できる見込み。 ⑤サッカー男子代表チームの世界ランキング~今や日独ほぼレベル。 <ドイツ関連ネタをたくさんアップしています。よろしければ。> www.youtube.com
https://www.un.org/development/desa/pd/sites/www.un.org.development.desa.pd/files/undesa_pd_2023_wsr-fullreport.pdf 国連が発表した上記レポートから(日独関連の)興味深いデータをピックアップしておきました。ご参考まで。 <世界全体で進む高齢化> 1950年から2021年までの間に世界の平均寿命は25年も伸びた。 世界の65歳以上の高齢者数は、2021年の7億6,100万人(10人に1人)から2050年には16億人(6人に1人)と2倍以上増加する。 80歳以上の高齢者はそれ以上に急ピ…
先ほどドイツ連邦統計局から以下のような人口動態データが発表されました。興味深い内容なのでざっとご紹介します。 ●1950年から2022年までの人口ピラミッド変化~少子高齢化進行中 総人口84.3百万人(うち女性42.8百万人、男性41.5百万人) ●出生数(青)と死亡数(赤)の差(棒)~既に70年台から死亡超 ●移民~ネット流入続く(昨年の急増はウクライナ難民によるもの) (赤線:流入、青線:流出、黒棒:ネット流入) ●平均寿命 男性:64.6歳(1950年)⇒78.5 歳(2020年)、女性:68.5歳⇒83.4歳。 2000年代末まで男女とも平均寿命が伸びたてきたが、 その後はインフルエン…
今日は最近本を読み終えて、強く感じたことを述べたいと思います。まず、その読んだばかりの本は以下の2冊です。『2040年の日本』(野口悠紀雄:幻冬舎新書)2040年の日本posted with ヨメレバ野口 悠紀雄 幻冬舎 2023年01月2