クロマとはクロスマーケットの略。株式や為替、債券など各金融市場を横断するような話題のほか、イロハ的なことも書いていきたいと思っています。また、スタートアップ企業のストーリーなども載せていく予定です。
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海外勢先物、円売り越し17.9万枚 過去最大に迫る=4月第3週
4月第3週の海外勢先物は、投機筋の円売り越しが17.9万枚に増加。過去最大である07年6月の18.8万枚に迫りました。
日銀が本日の金融政策決定会合で、国債買い入れ縮小の方法を検討すると一部で報じられています。月間6000億円が1つのめどになりそうです。
米連邦準備理事会(FRB)の次の一手は利下げか利上げか──。強い米インフレ指標が続く中、市場の関心が、利下げの開始時期から利上げの可能性に移り始めています。
日銀の国債買い入れ減額。今週の決定会合で決まらないとしても、膨れ上がったバランスシート縮小は大きな課題です。可能性がありそうな3つのシナリオ考えてみました。
今週の日銀決定会合では、追加利上げや国債買い入れ減額などの示唆をするのか、という点が注目ポイントです。
海外勢先物、円売り越し16.5万枚 17年ぶり高水準を更新=4月第2週
4月第2週の海外勢先物は、円売り越しが16.5万枚に増加。17年ぶりの高水準を更新し、ドル円を34年ぶりの154円台に押し上げた一因になったとみられます。
盗まれた純金茶碗の「価値」は、1000万円?180万円?480万円?
先日盗まれた純金茶碗。販売価格は1000万円でしたが、転売価格は180万円、2次転売先では480万円でした。「価値」はいくらなんでしょうか。
世界の中央銀行は、金本位制度が終了した後も金を買い続けていますが、ここ2年ほどは一段と購入量を増やしています。
円安を止めるには、日銀の追加利上げが効果的ですが、日本経済が金利上昇に耐えられるかどうかは心許ありません。
スタートアップ・インタビューシリーズ①:CURIOO kids、星野遼哉氏
スタートアップ・インタビューシリーズの第1弾は、香港ベースの国際塾「CURIOO kids(キュリオ・キッズ)」ジャパンの創業メンバーである星野遼哉氏に話を聞きました。
海外勢先物、円売り越し増加、約17年ぶりの高水準=4月第1週
4月第1週、海外投機筋の円売り越しは16万枚に拡大。約17年ぶりの大きさとなりました。
企業倒産が増えてきましたが、企業が退出するだけでは「新陳代謝」は生まれません。起業(スタートアップ)があって初めて、経済は活性化します。
3月CPIを受けて市場の米利下げ予想開始の時期予想は6月から9月に後ずれしましたが、9月も米大統領選が近く難しいのではないかとの見方もあります。
インドでは春の結婚式シーズンを迎えていますが、金(ゴールド)の需要が減少していると言われています。
FRBの利下げ開始時期が見えにくくなってきました。雇用や物価の強いデータが相次いでおり、インフレ鈍化を見極めるには6月FOMCでは間に合わないとの見方が増えています。
海外勢先物、円売り越し増加、約10年ぶりの14万枚=3月第4週
3月第4週の海外勢は、投機筋の円売り越しポジションが約10年ぶりに14万枚台に膨らみました。1990年以来の円安・ドル高水準に押し上げた原動力になったとみられます。
金(ゴールド)価格が歴史的な高値圏で推移しています。「反教科書」的な動きの背景には、地政学リスクと代替需要があるとみられています。
日銀は3日の国債買い入れオペを据え置き。国債発行額が減額されるなか、「金融緩和環境」は維持どころか強化されている状況です。
経済統計には大きく分けてハードとソフトがあります。ソフトデータの代表格が、日本では日銀短観、海外では米国のISM景気指数です。
3月日銀短観での企業景況感は先行き含め「さほど良くない」という全体感でした。追加利上げの決め手にはならないとみられます。
3月第3週の海外勢の先物売買は、投機筋の円売り越しが増加しました。ドルを151円台に押し上げた一因とみられます。
円安を止めたいのであれば、日銀が「口先」だけでも「必要であれば追加利上げを行う」と述べた方がいいのではないか。
為替介入は「負けられない戦い」です。実施のタイミングや市場環境を見極めることが極めて重要になります。
日本の通貨当局からの「口先介入」のレベルが上がってきました。
原油生産では米国が6年連続で世界最大。生産設備を作るのには長期間かかることから「連覇」は続く見通しです。
3月第2週、海外勢の先物は株式・円債・円、いずれも売り越しとなりました。規模も大きめです。
FRB(米連邦準備理事会)とECB(欧州中央銀行)。ともに利下げ開始が焦点となる「ライブ」は6月の会合になる可能性が高まってきました。
利上げ決定で、円高が進まなかったことは、日銀の情報発信がうまくいったと評価できるかもしれません。しかし、逆に円安が進行してしまったことで、輸入インフレ懸念が再び高まるリスクが出てきました。
日銀金融政策の新たな枠組みでは量的緩和的な要素が残りました。だいぶすっきりしましたが、引き締めなのか、緩和なのか、わかりにくさも少しあります。
3月第1週、海外勢先物は円売り越しが2週連続で減少。ドル円は147円台まで円高が進みました。
日銀政策のおさらい、④次の枠組みは「ハイブリッド金融政策」か
来週の日銀会合で、政策変更があるかどうかはまだ微妙ですが、頭の体操的に、次の政策枠組みを考えてみました。
日銀の現行政策は、YCCや量的緩和の方が目立ちやすいですが、チャレンジングな政策という意味では、この質的金融緩和が最も挑戦的かもしれません。
日銀の現行政策おさらい。第2回は量的緩和についてです。
日銀が現在採用している金融政策について、簡単におさらいしてみます。第1回目はYCCです。
海外勢先物、8週ぶり円売り越し減 足元の円高に先行=2月第4週
海外勢先物は、8週ぶりに円売り越しが減少。まだ11万枚と高水準ですが、足元の円高に先行する動きになりました。
欧州中央銀行(ECB)理事会での政策据え置きは市場予想通りでしたが、6月6日の理事会が「ライブ」になる可能性が示唆されました。
FRB(米連邦準備理事会)議長は年2回、上下両院で議会証言を行います。これは1978年に定めれらた「ハンフリー・ホーキンス法」に基づいています。
トランプ大統領が誕生した場合、前回同様「トランプラリー」は期待できるのでしょうか。
世界一の金塊は静岡県伊豆市の観光施設「土肥金山」にあります。金塊といえば、昭和世代が忘れられないのがふるさと創生事業での「1億円の金塊」です。
海外勢先物、円売り越し6年ぶり高水準 株買い小幅でも日経平均最高値=2月第3週
2月第3週は海外勢の円先物売り越しが6年ぶり高水準となりましたが、ドル円は150円台で小動き。日経平均は史上最高値を更新しましたが、海外勢の先物買いは小幅でした。
1月米PCE価格指数はほぼ市場予想通り。市場は米利下げ期待をあらためて織り込む動きとなりました。しかしPCEの中身をみるとインフレ高止まりを警戒させるデータも少なくないようです。
米カンザスシティ連銀の新総裁はやはりタカ派でした。同地区連銀の総裁にタカ派が続くのは何故なのか。考察してみました。
今週の注目材料は29日発表の1月PCE価格指数です。CPIとどう違うのか簡単にみてみました。
オーストラリア準備銀行(RBA)は1960年に設立。金利操作や量的緩和を終了した際の顛末は、日銀が「出口」に向かう際の参考になるとの声もあります。
日経平均は本当に米ダウを超えたのでしょうか?「アニキ」の背中は1989年当時よりも10倍以上先にあり、さらに遠くなっています。
米国の「マグニフィセント・セブン」に相当する日本の「七人の侍」。当ブログでも独自に選んでみました。
金(ゴールド)と原油は金融商品としてみれば、金利上昇やドル高に弱いなど似ている面もあります。
本日のエントリーで、当ブログの記事が100になりました。
海外勢先物、円売り越し11万枚に急増 ドル150円乗せ=2月第1週
2月第1週、海外勢は円先物の売り越しを拡大。投機筋のネットポジションは節目の10万枚を超え一気に11万枚に。ドル150円乗せの原動力となったようです。
GDPがマイナスでも株価が下落するとは限りません。その理由はいくつか考えられます。
「口先介入」の警戒レベルは、現時点では3か4という感じでしょうか。23年は151円90銭まで円安が進みましたが、為替介入は行われませんでした。
厳しいサラリーキャップなどのためにチームレベルを維持するのが難しいNFL。チーフスはどのようにして連覇を成し遂げたのか組織的な勝因を探ってみました。
MSCI銘柄入替、日本は採用1・除外8 中国は過去最大の除外
MSCIは12日、グローバル・スタンダードインデックス銘柄の定期見直しを発表しました。日本株は、新規採用1、除外8銘柄。中国も採用5・除外66と過去最大の除外数となりました。
1月第5週の海外勢先物は、円売り越しが増加しました。ただ、伸びはやや鈍化。1ドル150円を突破するかは13日の1月米CPIが焦点になりそうです。
内田真一日銀副総裁の発言が株高・円安要因となりました。「どんどん」ではない利上げペースとはどの程度なのでしょうか。
「肥満対策ビジネス」は年々膨張してきていますが、経済全体でみれば肥満はマイナスとの指摘もあります。
トヨタ自動車は業績面だけでみれば絶好調。販売台数の増加や値上げ効果に加え、円安が収益を押し上げている構図が続いています。
最近の米雇用統計は1月に波乱が起きやすいですが、金融市場の動きは比較的早期に収まっています。
1月第4週の海外勢先物売買は円売り越しが増加。年初まで売り越し額が減少していましたが、再び増加基調に転じ、ドル円を支えています。
日銀金融政策決定会合は3月(18─19日)が「ライブ」になる可能性が高まってきました。
FOMCはタカかハトか、判断に迷う内容となりました。雇用と物価のデータに悩ましさがあるためとみられます。
「裏金問題」で揺れる自民党。派閥解消の動きが強まっています。政治とカネを切り離せば問題解決となるのでしょうか。
インフラに被害が出るような大規模自然災害の場合、衛生面でも心のケアの面でも風呂(入浴)の役割は大きいようです。
1月第3週、海外勢の日本市場に対する先物売買は一服商状。円は投機筋とレバレッジド・ファンドで逆方向の動きとなりました。
マーケット記事では小数点以下の扱いは「切り捨て」が基本です。四捨五入や切り上げでは、誤解を招きミスリーディングになるおそれがあるためです。
スーパーボウルの季節がやってくると、金融市場で必ず話題になるのが米株とのアノマリー。最近の「勝率」は低いですが、ドル円ではどうでしょうか。
日銀決定会合は市場予想通り現状維持でしたが、思いのほか株安・円高が進みました。「出口」に一歩近づいた印象をもたらした展望リポートを分析してみました。
かつて増資は株価にプラス材料だった時期がありました。日本株市場の「雰囲気」が本当に変わるとするなら、そういう受け止めが増えるときかもしれません。
海外勢は1月第2週、円先物売り越しを減少させました。足元の円安は個人投資家による新NISAの海外資産買いが主導した可能性があります。
日本株の代表的な指数と言えば日経平均株価とTOPIXです。なぜ日経平均の方がメディアでよく使われるのでしょうか。
3万8915円87銭と3万8957円44銭。日経平均株価の「最高値」はどちらでしょうか。
インタビュー:ケイ・アセット平野氏「健全な株高、日経4万円は通過点」
ケイ・アセット代表の平野憲一氏に日本株の見通しを聞きました。当時に比べバリュエーションは健全で、日経平均の4万円は通過点にすぎないと言います。
外国人投資家の日本株売買動向を過去11年データで振り返ってみました。昨年は現物・先物合計でアベノミクス相場が本格化した2013年以来の買い越しでした。
海外勢先物、日本株は売り越し 翌週の株高示唆せず=1月第1週
海外勢の先物売買、1月第1週の日本株は2日だけですが売り越し。翌週の日本株大幅高を予感させる動きにはなっていませんでした。
「葬送のフリーレン」も日本アニメの魅力を感じることができる作品です。
インタビュー:STOK岡澤社長「不健全な株高ゆえに上昇余地、実体経済と乖離」
元BNPパリバ証券で現在、株式会社STOK社長の岡澤恭弥氏に2024年の市場見通しを聞きました。
日経平均株価の構成銘柄は過去最高値を付けた1989年当時とは様変わりしていますが、バブルという「ドーピング」がない中で最高値を更新すれば、それには大きな価値があると言えそうです。
海外勢先物、5週ぶり円売り越し増加 ドル円も切り返し=12月第4週
海外勢先物売買、12月第4週は5週ぶりに投機筋の円売り越しが増加しました。ほぼ同じタイミングでドル/円も切り返してます。
債券市場関係者の注目は、新年最初となる1月9日の日銀オペです。1回あたりのオファー額次第で円金利が動くかもしれません。
年初に発生した能登半島地震に対して、金融市場では「リスクオフの円高」は今のところ起きていません。
海外勢の先物売買、12月第3週は投機筋の円売り越しポジションが9カ月ぶりの低水準に減少。日銀現状維持でも円安が進まなかった一因になったようです。
2023年の金融市場は株高・円安・金利上昇。昨年末に多かった予想とはやや違う結果となりました。
中央銀行 Part6:スイス国立銀行、個別株を保有する唯一の中銀
スイス国立銀行(SNB)は先進国で唯一、個別株を保有する中銀です。「マグニフィセント・セブン」もすべて持っています。
英中銀は「スレッドニードルの老婦人」と呼ばれます。近年は危機対応の連続でした。
来年度の政府予算案が決まりました。12年ぶりの減額ですが、実質増額で硬直化も進んでいます。
12月第2週は、日銀の早期マイナス金利解除観測が後退しましたが、海外投機勢の円売り越しポジションは2週連続の大幅減少となり、7カ月ぶりの低水準に。レバレッジド・ファンドでも減少に。
200円高・安は株価水準によってインパクトが全然違います。
相場で「ラリー」と付く現象をいくつかまとめてみました。
植田日銀総裁は「チャレンジング」は仕事の姿勢としましたが、果たして本当に市場の早とちりだったのでしょうか。
中央銀行Part4 日銀 決定会合2日目 市場は昼前からそわそわ
日銀金融政策決定会合の注目は2日目です。昼前から市場関係者はそわそわ。
海外勢先物、円売り越し大幅減 植田総裁発言で円高進行=12月第1週
植田日銀総裁の「チャレンジング」発言で荒れた同週では、投機筋の円売りポジションが大きく減少しました。
ECB理事会とFOMC、利下げはどちらが早いかが市場の焦点になってきていますが、現時点の予想では3-4月とあまり変わりません。
市場予想よりも少ない3回の利下げ予想にもかかわらず、大きくマーケットは動きました。
ECB理事会のメンバーは25人。19の国をカバーする1つの金融政策を決めます。
米国の金融政策を決めるのは「FOMC」であって「FRB」ではありません。
海外勢先物、日本株小幅売り越し 円債6週ぶり売り越し 円売り越し減=11月第5週
海外投資家の先物売買まとめ11月第5週分です。日本株を小幅ながら2週連続で売り越し。円債は金利低下にもかかわらず6週ぶりの売り越しでした。円は売り越し減少。
植田日銀総裁「チャレンジング」発言で市場大荒れ、次の展開は?
「ショック」もしくは「クラッシュ」と言える急激な値動きでした。7日午後のニューヨーク外国為替市場でドル/円は一時141円後半まで円高が進行。足元は144円付近まで戻していますが、147円台前半だった6日終値と比べ3円以上の急落です。きっかけは植田和男日銀
マーケットを動かす材料には様々なものがありますが、最も注目度が高い1つが中央銀行の動向です。
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