証券コードが「ゾロ目」の銘柄は全部で5つ。縁起が良さそうですが意外と少ないのです。
クロマとはクロスマーケットの略。株式や為替、債券など各金融市場を横断するような話題のほか、イロハ的なことも書いていきたいと思っています。また、スタートアップ企業のストーリーなども載せていく予定です。
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証券コードが「ゾロ目」の銘柄は全部で5つ。縁起が良さそうですが意外と少ないのです。
本日入札がある40年債はちょっと特殊です。発行規模が小さく買い手も限定的。入札結果の判断にテールも使えません。
ETFが増えているということは、株や債券と同じように金もポートフォリオに組み込む投資家が増えているのかもしれません。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し縮小、日本株は5週連続買い越し=5月第3週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。28日の40年債入札やエヌビディア決算が注目です。
20年国債入札で売り材料視された「テール」とは何か。今後の入札でも注目されそうです。
野口旭日銀審議委員は、国債買い入れオペの増額でいまの金利上昇を抑えることにも慎重な見方を示しました。
あまり馴染みのない信用格付けについて、いくつかポイントをまとめてみました。
4月国債売買高:海外勢が5兆円の買い越し、国内勢は都銀など売り越し
大荒れの4月相場でしたが、海外勢は大幅買い越し継続。国内勢は都銀中心に売り越しが目立ちました。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し縮小、日本株は4週連続買い越し=5月第2週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。まずは米国格下げの影響を見守ることになりそうです。
最ハト派の中村日銀審議委員、金融政策「当面は現状維持が適当」
懸念要因はやはり「トランプ関税」。賃上げモメンタムなどが低下するおそれがあるとの見方を示しました。
「農中説」拡散の過程と、その教訓について。
5月のMSCI銘柄入替、日本は採用2・除外2 最多除外は米国株
MSCIの5月定期銘柄見直し。円安一服で小幅な入れ替えにとどまった可能性があります。
海外勢の日本株買いについては、財務省と日本取引所でデータの対象範囲が違うことに注意が必要です。
UPDATE3:海外投機筋の円買い越し小幅減、日本株は3週連続買い越し=5月第1週
日本株と円債のデータを加えてUPDATEしました。
日本の超長期金利が再び上昇してきました。財政拡大懸念などが要因と言われていますが、7日の市場で、直接的な売り材料となったのは、日銀オペの結果でした。
FOMCを受けて6月米利上げの可能性は後退。データ次第の展開が続きそうです。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し最大更新、日本株は2週連続買い越し=4月第4週
今週の見通しを加えてUPDATEしました。米国ではFOMCとトランプ氏の「重大発表」。日本では大手企業の決算発表が注目です。
テーマがテーマだけに様々な意見がある映画ですが、現在にも通じるところがあり、昔の映画だから、と流し観ることができませんでした。
日銀決定会合は現状維持。「0.5%の壁」はもはや突破できないとの見方もありますが、「壁」はそれほど厚くないようにも見えます。
本音と建前は日本(人)の特徴と言われますが、米国でもよく使い分けられます。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し最大更新、日本株は4週ぶり買い越し=4月第3週
海外投機筋の円買い越しは過去最大を更新しましたが増加は小幅。日本株は4週ぶり買い越し、円債も小幅買い越しと、海外勢の動きはだいぶ落ち着いてきました。
海外投機筋の円通貨先物の買い越し17.7万枚、3週連続で最大更新=4月第3週
海外投機筋の円通貨先物ポジション(対米ドル)は4月第3週、17.7万枚の買い越しと3週連続で過去最大を更新しました。
企業では役員の数が多すぎると経営のスピード感が落ちると言われます。
「べき論」「たられば」は好ましくありませんが、今後を考えるうえでの1つのポイントになると思います。
円高ではなくドル安。2つの通貨のバランスで相場が決まる為替の予想は本当に難しいと思います。
3月国債売買高:国内と海外で対照的、生損保が超長期債を連続売り越し
3月国債売買高では、生損保が超長期債を2カ月連続で売り越した一方、海外勢が6兆円と記録的な買い越しをみせました。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し最大更新、円債も大幅買い越し=4月第2週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。日本市場は日米財務相会談の結果みるまでは動きにくそうです。
日本勢が外債を売れば米金利は上昇するのか。グラフ化してみました。
中川日銀審議委員「不確実性が一層高まっている」、追加利上げに慎重か
日銀の中川審議委員。17日の発言は先行きの不確実性に重点を置いた内容でした。追加利上げには慎重にみえます。
1979年の「ジョーンズ・レポート」、今も変わらぬ米国の対日要求
1979年の「対日監視委員会報告」。米国側の要求は今のトランプ政権とほとんど同じです。
スタートアップ・インタビューシリーズ③:PBMC、前田利継氏
国内・海外向けメディアコンテンツや国際ニュース発信サイトを手掛ける前田利継氏。世界に日本企業を知ってもらうには英語での発信が欠かせないと言います。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し最大更新、日本株は売り越し=4月第1週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。当然ながら相場の波乱とともに海外勢の動きも激しくなっています。
日本の超長期金利が上昇しています。10年債とこれほど乖離した動きをみせるのは最近では珍しく、何が起きているのでしょうか。
米相互関税の一時停止でひとまず株は反発していますが、米国債の動きに要注意です。
今回の「トランプ・ショック」のようなことが時折起きるので、相場予想は本当に難しいと思います。
今回の「トランプ・ショック」では、信用不安、貿易、インフレ、の3つが注意すべきポイントだとみています。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し小幅縮小、日本株は大幅売り越し=3月第4週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。極めて警戒が必要な一週間になりそうですね。
当時13歳だった筆者は「リアル」なガンダムにすぐに夢中になりました。
答えは「港」。貿易が有益だということを示しています。
米アトランタ連銀が公表している「GDP Now」。成長率予想が一段と悪化しています。
駆け込み需要と反動減。トータルすると消費量はやや増えるのではないかと個人的には感じています。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し小幅再拡大、日本株は大幅買い越し=3月第3週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。週末の円高株安をみると海外勢ポジションの動きはしばらく一進一退という感じかもしれません。
外貨準備が「埋蔵金」としてしばしば取り上げられますが、為替介入の原資であり、そう簡単には使えません。
マカロニサラダが「サラダ」という名前でなかったら、と買うたびにいつも考えてしまいます。
異常気象の頻発につれ、CAT債など「災害債」が年々増加しています。
世界の経済政策不確実性指数が過去最高水準に上昇していますが、意外や日本は低いままです。日本が「安定」している理由を考えてみました。
訂正:UPDATE:海外投機筋の円買い越しが縮小、中長期債は過去2番目の買い越し=3月第2週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。4月2日予定の米相互関税発動に向けて今週は動きにくいかもしれません。
2月国債売買高:都銀・生損保・農林系が売り越し、円金利上昇の要因に
2月国債売買高では、都銀や生損保、農林系金融機関が売り越しました。買い越しトップは外国人です。
日銀決定会合は予想通り政策現状維持。正常化路線は2年目に入りますが、まだ道半ばです。
自社株買いや公募増資は、時代や企業の成長過程で評価が異なります。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し最大更新、日本株は売り越し継続=3月第1週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。今週の焦点は日米中銀会合。どちらも政策維持の見通しですが会見に注目が集まります。
インタビュー:林氏「秩序壊すトランプ氏」「日銀は3月にも利上げを」
富国生命投資顧問の元常務取締役で、現在マーケットエコノミストの林宏明氏にインタビューしました。
日本企業に対する外資系企業の買収提案が相次いでいるのは低い時価総額が大きな要因です。
過去最大に膨らんだ海外投機筋の円買い越し。巻き戻された場合のインパクトを試算してみました。
日銀オペの市場インパクトランキングを作ってみました。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し最大更新、日本株は1兆円売り越し=2月第4週
2月第4週の海外勢は円買い・日本株売り・円債買い。今週は米物価指標と日銀オペが注目材料です。
ことさら財政規律に厳しかったドイツが財政拡張方針に転換するかもしれない、と市場では驚きが広がっています。
為替の決定要因(主因)には、その時代時代で「流行」があるように感じています。
内田日銀副総裁は慎重な利上げ示唆、3月利上げの可能性は後退か
金融市場が不安化してきたので、追加利上げは急がないのではないでしょうか。
米GDP Nowがマイナス転換、「トランプ・リセッション」に警戒強まる
アトランタ連銀が公表しているGDP Now。予測数値が一気にマイナスになり警戒感が強まっています。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し最大、日本株は2週ぶり売り越し=2月第3週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。今週は米経済指標と内田日銀副総裁の発言が焦点になりそうです。
米国の代表的な物価指標であるPCEとCPIについて、違いなどを整理してみました。
米国で「逆イールド」が再び発生しました。前回発生時に景気後退は起きませんでしたが、今回はどうでしょうか。
日銀が国債買い入れオペを「増額」しようとすれば本日ですが、金利も低下気味ですし、本日の可能性は低下したようにみえます。
UPDATE:海外投機筋の円買い越し、昨年ピークに迫る=2月第2週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。
海外投資家を地域別でみた特徴です。日本株に関しては欧州勢の存在感が大きいですね。
1月国債売買高。買い越しトップは信託銀。海外勢は長期債の買い越し幅を減らしており長期金利上昇の一因になった可能性があります。
高田日銀審議委員による19日の宮崎県金融経済懇談会での挨拶では「ギアシフト」という言葉が目を引きました。
金利上昇の要因が景気回復であるならば、さほど怖くありません。では怖い金利上昇は何でしょうか。
UPDATE:海外勢の円買い越し急増、日本株売り継続=2月第1週
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。
金(ゴールド)が最高値を更新しています。史上初の3000ドル大台もみえてきました。
日銀金融政策に関する観測報道。誤解も多いように感じるので、1つの読み方を書いてみました。
2月のMSCI銘柄入替、日本は採用1・除外9 最多採用は中国株
MSCIの2月銘柄定期見直しで、日本株は採用1・除外9となりました。
第59回スーパーボウルはNFCのチームが優勝。米株とのアノマリーは近年の傾向では株安になっています。
UPDATE:海外勢、投機筋の円先物買い越し転換 日本株売り越し=1月第4週
1月第4週、海外投機筋の円通貨先物が買い越し転換。日本株も現先合計で売り越し。円高株安の展開となりました。
海外投機筋の円通貨先物、買い越し転換 約1か月半ぶり=1月第4週
海外投機筋の円通貨ポジションは1月第4週に、約1か月半ぶりの買い越しに転じ、円高が進む要因になりました。
最近の米雇用統計は1月に波乱が起きやすくなっています。NFPの直近3年は市場予想の2倍から3倍増となりました。
銀行出身の田村日銀委員はタカ派で知られていますが、6日の発言内容は一段とその度合いが強まりました。
95年前に成立した「スムート・ホーリー法」は、保護主義の台頭やブロック経済化につながりました。
「バズーカ2」は日銀会合で意見が真っ二つに割れましたが、市場でも特に評価が分かれる追加緩和策です。
UPDATE:海外勢、投機筋の円先物ほぼ中立に 日本株大幅買い越し=1月第3週
海外投機筋の円通貨先物ポジションはほぼ中立になりました。日本株は大幅買い越しですが売り越しが続いていた反動の可能性も。
利上げ、据え置き、利下げ。この1週間の日米欧の中銀会合は「三者三様」となりました。
トランプ政策を見極めようとFRBは政策据え置き。利上げした日銀との違いはどこにあるのでしょうか。
中国の低コスト生成モデル「DeepSeek」の影響について、ライバルのChat GPTに聞いてみました。
スーパーボウルの米株アノマリー。近年は以前と真逆になっています。
UPDATE:海外勢、投機筋の円売り越し縮小 日本株も大幅売り越し=1月第2週
海外投機筋の円通貨先物ポジションは1月第2週に1.4万枚の売り越しに縮小。円高が進む一因になりました。日本株は現先合計で大幅売り越しです。
日銀の追加利上げ自体は織り込み済みでしたが、円高株安が進んでいます。今後を考える上での3つの疑問を書いてみました。
2024年の国債売買高を主体別とゾーン別で累計してみました。買い越しトップは外国人。生損保の超長期債はやや少なめでした。
米大統領就任式を無事通過したか、日銀追加利上げにGOサインは
日銀は、追加利上げに関し米大統領就任式と金融市場の反応をみたいと言っていましたが、果たして無事に通過したのでしょうか。
UPDATE:12月国債売買高:国内勢が買い越し継続 海外勢はペースダウン
日本証券業協会が20日発表した12月国債売買高によると、国内勢が引き続き買い越しました。
UPDATE:海外勢、投機筋の円売り越し増加 日本株も現先売り越し=1月第1週
海外投機筋の円通貨先物ポジションは1月第1週に増加しましたが、円安は進みませんでした。日本株は現先合計で売り越しとなり年初の円安要因となりました。
何十年ぶりかで読み返してみました。今でも古さをまったく感じさせませんね。AI時代の示唆にも富みます。
0.1%の変化に反応するマーケット、12月米CPIで株高円高
12月米CPIの変化率はわずかでしたが、マーケットは大きく反応しました。それには2つの理由があるとみられています。
氷見野日銀副総裁の14日の発言について、市場の見方は分かれてますが、個人的にはタカ派的な印象を受けます。
海外投機筋の円売り越し2.0万枚に増加、年末年始の円安要因に=1月7日終了週
海外投機筋の円通貨先物ポジションは1月7日終了週に、2.0万枚の売り越しとなりました。2週連続の売り越しとなり、年末年始に進んだ円安の一因になったとみられます。
CFTCの1月7日終了週のIMM通貨先物データは1月13日に発表されます。
2024年、海外勢は日本株を4兆円売り越しましたが、日経平均は19%上昇。事業会社が7兆円買い越して株価を押し上げた格好です。
2024年レビュー⑥:金市場、最高値更新 中銀とETFが交互にけん引
2024年の金市場は記録的な上昇となりました。中銀とETFからの買いが交互にけん引した形です。
国債入札の結果はどうみたらいいのか。簡単に解説してみました。
海外投機筋の円先物、売り越しに転換 約1カ月ぶり=12月第4週
海外投機筋の円先物通貨ポジションは12月第4週に0.8万枚の売り越しとなりました。売り越しは11月第3週以来、約1カ月ぶり。
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証券コードが「ゾロ目」の銘柄は全部で5つ。縁起が良さそうですが意外と少ないのです。
本日入札がある40年債はちょっと特殊です。発行規模が小さく買い手も限定的。入札結果の判断にテールも使えません。
ETFが増えているということは、株や債券と同じように金もポートフォリオに組み込む投資家が増えているのかもしれません。
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。28日の40年債入札やエヌビディア決算が注目です。
20年国債入札で売り材料視された「テール」とは何か。今後の入札でも注目されそうです。
野口旭日銀審議委員は、国債買い入れオペの増額でいまの金利上昇を抑えることにも慎重な見方を示しました。
あまり馴染みのない信用格付けについて、いくつかポイントをまとめてみました。
大荒れの4月相場でしたが、海外勢は大幅買い越し継続。国内勢は都銀中心に売り越しが目立ちました。
日本株と円債の先物動向と、週の見通しを加えてUPDATEしました。まずは米国格下げの影響を見守ることになりそうです。
懸念要因はやはり「トランプ関税」。賃上げモメンタムなどが低下するおそれがあるとの見方を示しました。
「農中説」拡散の過程と、その教訓について。
MSCIの5月定期銘柄見直し。円安一服で小幅な入れ替えにとどまった可能性があります。
海外勢の日本株買いについては、財務省と日本取引所でデータの対象範囲が違うことに注意が必要です。
日本株と円債のデータを加えてUPDATEしました。
日本の超長期金利が再び上昇してきました。財政拡大懸念などが要因と言われていますが、7日の市場で、直接的な売り材料となったのは、日銀オペの結果でした。
FOMCを受けて6月米利上げの可能性は後退。データ次第の展開が続きそうです。
今週の見通しを加えてUPDATEしました。米国ではFOMCとトランプ氏の「重大発表」。日本では大手企業の決算発表が注目です。
テーマがテーマだけに様々な意見がある映画ですが、現在にも通じるところがあり、昔の映画だから、と流し観ることができませんでした。
日銀決定会合は現状維持。「0.5%の壁」はもはや突破できないとの見方もありますが、「壁」はそれほど厚くないようにも見えます。
本音と建前は日本(人)の特徴と言われますが、米国でもよく使い分けられます。
日銀幹部のタカ派発言などから追加引き締めへの警戒感が強まってきました。次の一手はQT(量的引き締め)ではなく追加の利上げとみています。
4月も中国人民銀行の金購入は続きましたが、ペースはややダウン。それに代わるかのようにETFへの資金流入が強まっています。
5月第3週の海外勢先物は投機筋の円売り越しが14.4万枚と4週ぶりに増加しました。この週は弱めと受け止められた4月米CPIもあったのですが、円売りの頑強さを示した格好です。
日銀オペで札割れが発生しました。買入予定額に応募額が届かなったということで、悪いことのようにも聞こえますが、実はそうではありません。
日本の長期金利が11年ぶりに1%を超えました。大台に乗せたことで投資家は買いに動きそうなのか。データから探ってみました。
日本の長期金利が11年ぶりに0.980%を付けました。売っているのはどの主体か。4月公社債売買高などを中心に分析してみました。
日本は世界一の対外債権国なのだから、その資金を国内に還流せよ、という主張をしばしば聞きますが、日本が「儲かる国」にならない限り、根本的な解決にはならないと考えています。
5月第2週の海外勢先物は投機筋の円売り越しが3週連続で減少しましたが、減少幅は大きくなく12.6万枚と依然高水準。根強い円安予想を示しました。
OPECは減産方針を続けていますが、一部の加盟国からは「減産疲れ」もうかがえます。それでも彼らは何故続けているのかを考えてみました。
市場注目の4月米CPI。伸び率はわずかな鈍化でしたが、大きめの相場反応になりました。「潮目」は変わったのでしょうか?
MSCIの定期銘柄入れ替えは、日本が採用1・除外15と大量除外になりました。株価はそれほど下がっていないので円安の影響が考えられます。
日銀が国債買い入れオペを減額しました。市場ではもっぱら円安対策とみられていますが、効果は限定的との見方も少なくありません。筆者の試算では、日銀決定会合の決定なしに金融市場局の裁量で可能なオペ減額はあと1─2回です。
5月第1週の海外勢先物動向、日本株と円債、週の見通しを加えてUPDATEしました。円債は13週ぶりの買い越しでした。
5月第1週の海外勢先物は、投機筋の円売り越しが3.3万枚減少し13.4万枚まで縮小しました。2日の介入観測でポジションを減らしたとみられます。
4月の外貨準備高は約1.8兆円減少しました。介入原資になったとの見方もありますが、市場推計の5兆円(29日分)との差が大きすぎます。考えられる理由をいくつか挙げてみました。
月別の相場格言を集めてみました。示唆に富む格言もありますが、過去の株のパフォーマンスをみると、いずれも当たっている年もあればハズれる年もあるという結果なので、あくまで参考としてみておいた方がよさそうです。
トヨタ自動車の今期は20%近い減益見通しとなりました。円安が一段と進む中での減益予想であり、一見すると円安メリットがなくなったようにもみえますが、中身をみると、そうではなさそうです。
4月第4週の海外勢先物は、投機筋の円売り越しが16.8万枚となり、7週ぶりに減少しました。29日に為替介入観測があり、ポジションを縮小させたとみられます。
財務省・日銀は2日早朝に3兆円超規模の為替介入を行った可能性があることがわかりました。
為替介入の余力はどの程度あるのか。外貨準備高のほか、米国やIMFの報告書からも考えてみました。