メインカテゴリーを選択しなおす
【総括】 就業者数、失業率、求人数だけでなく、2大先行指標(下添)が明確に悪化しており、将来の雇用に対する不安は着実に増大。 今後就業者数にも賃金にも低下圧力がかかる可能性が高いため、個人消費回復が更に後ズレするリスクが高まっている。 大型財政出動が決まったものの、その実際の効果が現れるのは来年以降であり、今年3年連続のマイナス成長に終わる可能性も高まっている。 関連動画、コラム: youtu.bewww.newsdigest.de ●季節調整「後」失業者増減~前月比+26千人と、市場予想比大きめの増加。コロナ後の回復が一巡した2023年1月以降、ずっと増加が続いている。 https://tr…
おはようございます! キャリアコンサルタントの江藤セツ子です。自分らしい生き方や働き方を見つけていきましょう。 働く人が過去最多になったとの日本経済新聞の記…
就業者+求職者が最多7000万人迫る高齢者・女性が押し上げ、労働時間不足の試算も(asahi.com)昨年12月の完全失業率2・4%、前月から0・1ポイント改善…総務省の労働力調査(YomiuriOnline)総務省が令和6年の日本の労働力調査を公表しました。・労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)平均結果の要約(総務省)ということで、昨年の就業者について、男性は3699万人と3万人増加し、女性は3082万人と31万人も増加しています。それから、就業率(15歳以上人口に占める就業者の割合)も61.7%で0.5ポイント上昇し、これは4年連続の上昇となるようです。結局、高齢者や女性の就業率が大きく増加し、全体の数字を押し上げた感じでしょうか。そもそも人口減社会の日本では、当然に労働人口も減るはずですが、...2024年平均の就業者数は6781万人で4年連続増加
【総括】 リストラアナウンス(例:VW)や操短が急増しており、雇用に対する不安増大。失業申請件数や失業率も上昇加速(冒頭図)。 今後就業者数にも賃金にも低下圧力がかかる可能性が高いため、個人消費回復が更に後ズレするリスクが高まっている。 その結果、ドイツ政府も今年+0.3%の成長しか期待していない(昨年10月の+1.1%成長予想を大幅下方修正)。 ●季節調整後失業者増減~前月比+11千人と、先月同様ほぼ市場予想どおりながら、コロナ後の回復が一巡した2023年1月以降、ずっと増加が続いている。来月さらに加速する見込み(+15千人)。 https://tradingeconomics.com/ge…
出張のため、ここ数日データのフォローがフルにできていなかったのでキャッチアップしておく。 ①賃金(7~9月期)~実質ベース(インフレ差し引き後)+2.9%、名目ベース+4.9%と景気低迷の割には異常なほどの高水準。労組が2022-23のマイナスの実質賃金分を必死で取り返しているため。しかし、大きく切り上がった物価水準への抵抗感や当面の景気(雇用)にする不安が根強く、より多くのお金が貯蓄に回ってしまっているため、個人消費の回復が予想以上に遅れている。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2024/11/PD24_449_623…
おはようございます。今朝のコロちゃんは、いつもの朝起きた時の「腰痛」がちょっと軽いように感じました。その理由なんですが、昨日にコロちゃんは「ペインクリニック」へ行ってきたんですよ。ほら「予約をすっかり忘れていたペインクリニック」ですよ。その
【一言総括】経済低迷長期化で失業がじわじわ増え、求人は減っているが、失業者が激増するリスクは小さい。就業者数と賃金は非常に堅調であり、そろそろ個人消費回復の背中を押し始めそうな状況。 https://tradingeconomics.com/germany/unemployment-change ドイツの9月雇用統計では、季調済失業者数が前月比+17千人と、市場予想(+12千人)比やや弱めのヘッドライン。各種景気先行指標の回復が腰折れし始めている中、景気遅行指標としての雇用の軟化が長期化しそうな気配。但し、後述の通り、高水準の賃上げを続けながら就業者数は増え続けているので、雇用環境全体として決…
高齢者と就業者 こんにちは、本ブログ記載主のトーターです。 敬老の日ですね。 法律によりますと「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨としているようで...
お早うございます。コロちゃんのリアルタイムは午後3時です。たった今、ブログ原稿を1本書き終えたばかりです。そこで・・・大変な事態が発生したのです。コロちゃんが、ポチポチとパソコンに向かって原稿を書き終えて、パタンとパソコンを閉じてから外を除
20240628 ドイツの気になるデータ5選(日本で喜ばれるドイツ土産など)
①日本で喜ばれるドイツ土産(ドイツニュースダイジェストのアンケート結果に基づくチョイス)~この中でいうと、個人的にはいかにもドイツらしい、ハーブティー、ミニサイズコスメグッズ(ここまでバラマキ用)とビールジョッキ(個別/自分用)がおススメ。 www.newsdigest.de ②就業者数(5月)~季調後前月比+2万人/前年同月比+0.3%と不況という割には堅調継続。団塊世代の大量退職による人手不足が深刻な中、企業は新規採用を手控えつつあるが、既存の雇用は大幅賃上げを受け入れつつ、必死で維持しようとしている。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemit…
ドイツ連邦雇用庁のデータによると、ドイツで受け入れた難民が着実に労働力として戦力化し始めており、人手不足問題の緩和に寄与している模様。 https://statistik.arbeitsagentur.de/Statistikdaten/Detail/Aktuell/arbeitsmarktberichte/faktenblatt-asyl8-ukr/faktenblatt-asyl8-ukr-d-0-pdf.pdf;jsessionid=3D4381A6BC8D160A73B56C4C3FAE50D5?__blob=publicationFile&v=1 ①難民の労働力人口(15~65歳) …
おはようございます。コロちゃんは、ついさっきワンコのシャンプーを終えたところです。コロちゃんは、毎月1回ワンコをお風呂場でガシガシとシャンプーをしてやることにしているのです。えっ、「お風呂に入れるのか?」ですか?ヤダなー、どっかの「温泉猿」
先ほどドイツの1月雇用統計が発表され、季調済失業者数は前月比▲2千人と、市場予想(+10千人強)よりややや強い内容となっていました。 ちなみに米雇用統計からの連想で、市場の一部ではこちらがヘッドラインであるかのように勘違いされていますが、ドイツでは全く重視されていませんのでご注意ください(季節調整が難しい欧州では前年同期比が重視される)。 ●失業率~失業率上昇の大半は2022年6月からのウクライナ難民カウント開始によるもの。連邦雇用庁は「経済低迷の割に良好」との評価。 国際労働機関(ILO)ベースでは3.1%と超定位安定推移。他国比でもかなりの優等生ぶり(EU内で下から4番目)。 https:…
tradingeconomics.com 先ほどドイツの12月雇用統計が発表され、季調済失業者数は前月比+5千人と、市場予想(20千人前後)よりややや強い内容となっていました。ちなみに米雇用統計からの連想で、市場の一部ではこちらがヘッドラインであるかのように勘違いされていますが、ドイツでは全く重視されていませんのでご注意ください。 ●失業率~スタグフレーション真っ只中の割に失業率の上昇はわずか(大半は2022年6月からのウクライナ難民カウント開始によるもの)。 国際労働機関(ILO)ベースでは超定位安定推移。他国比でもかなりの優等生ぶり(後述)。 https://tradingeconomic…
ドイツの鉱工業生産(インデックス)は、上図の通り、コロナ前から既に減少トレンドに入っているわけですが、 本日ドイツ連邦統計局(DESTATIS)から今年一発目の統計データとして発表された、2023年の業種別就業者数統計によると、就業者総数は4,593万人と過去最高記録を更新する一方で、コロナ前(2019年)との比較で、製造業の就業者数は24万人も減少していました。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2024/01/PD24_001_13321.html 2023年のドイツの業種別就業者数シェアは下図の通りですが、製造業のシ…
①日本人ブンデスリーガ(1・2部)一覧~観戦のお供に。 https://www.bundesliga.com/de/bundesliga/spieler https://www.bundesliga.com/de/2bundesliga/spieler ②就業者数(9月まで)~季調後前月比で概ねプラス継続中。 https://www.destatis.de/DE/Presse/Pressemitteilungen/2023/11/PD23_424_132.html ③ガソリン(赤:スーパー、青:ディーゼル)小売価格~落ち着いています。 https://www.dashboard-deutsch…
先ほどドイツ連邦雇用庁から7月のドイツ雇用統計が発表されました(米雇用統計と違って賃金データは含まれていないので、インフレに対する直接的影響は読み取れないという点についてはご了承ください)。 ●市場が最も注目する季節調整後失業者数前月比増減は▲4千人と市場予想(+15~20千人)より強め(失業者数少な目)の内容でした。 ●但し連邦雇用庁は先月同様「景気低迷が雇用に悪影響」とネガティブ気味に総括しています。景気モメンタムの悪化が見込まれる中、(人手不足で就業者の減少は起こりにくいものの)失業者数に上昇圧力がかかり続けている点を重視したものと思われます。 ●雇用の先行きについて、連邦雇用庁は以下の…
20230531 ドイツ5月雇用統計、引き続き堅調も求人軟化の兆し
つい先ほどドイツ連邦雇用庁から5月分のドイツ雇用統計が発表されました(米国の雇用統計と違って、賃金データは含まれていないので、インフレに対する直接的影響は読み取れないという点についてはご了承ください)。 ●市場が最も注目する季節調整後失業者数前月比増減は+9千人と市場予想(+15千人)より気持ち強めの内容でした。 ●連邦統計局は「冬場にリセッションに陥った割に雇用は強い」と総括しています。 ●昨年6月以来、失業率が0.6%上昇していますが、これはウクライナ難民を失業者カウントの対象としたことによるもので、ドイツの景気悪化の影響はほとんどありません。 ●5月時点でウクライナ難民の労働力人口は50…
つい先ほどドイツ連邦雇用庁から4月分のドイツ雇用統計が発表されました。 ●市場が最も注目する季節調整後失業者数前月比増減は、+24千人と市場予想(微増)比やや弱め(失業者多め)の内容でした。 https://tradingeconomics.com/germany/unemployment-change ●連邦統計局は「景気がイマイチな割に雇用は底堅い」「ウクライナ難民以外でも失業増」などとコメントしています。 ●昨年6月からウクライナ難民を失業者カウント対象としたため0.4%程度押し上げられていた失業率はしばらく上昇が止まっていたのですが、先月以降、ウクライナ難民要因以外の失業が少し出てきて…