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台湾北部、台北市郊外にある観光地・北投温泉には多くの日本家屋が現存しています。この温泉地は日本統治時代に整備されて以来、台湾を代表する観光地として君臨してきました。今や温泉だけでなく、古い日本家屋も立派な観光資源となっています。今回ご紹介する「普済寺」も北投温泉を代表する観光資源の一つで、もとは日本仏教の寺院として建立されたものです。それでは早速中に入り、どのような寺院なのか見てみましょう。普済寺...
台湾の秘境駅「三貂嶺駅」の近くには何がある?(新北市瑞芳区)
台湾北東部、新北市瑞芳区にある三貂嶺(さんしょうれい)駅にやってきました。こちらは東海岸の大動脈・宜蘭線から、山間を走る平渓線が分岐するジャンクション駅です。ジャンクションといえば、鳥栖駅のように大きな駅を連想しがちですが、こちらはなんと山と渓流に挟まれた小駅。しかも駅前には何もないのです。今回はそんな三貂嶺駅にあえて降り立ちました。目的は一つ、駅最寄りの集落「魚寮」を探るためです。▲山間の三貂嶺駅▲...
日本統治時代、東台湾には多数の内地人移民村が置かれていました。中でも現在の鳳林鎮にあった「林田村」は、官設移民村として大正初期から開発され、おもにタバコ栽培が行われました。また、住民には福岡・熊本県出身者が多かったとも記録されています。そんな林田村の鎮守として建立されたのが、今回登場する林田神社です。大国魂命・大己貴命・少彦名命・北白川宮能久親王を祭神とし、毎年10月6日に大祭が執り行われました(花...
【台湾ホテルガイド】迎賓旅社(台北市大同区)―悪魔の虫「黒蚊子」に要注意
台北といえば台湾の首都にして、台湾への旅行者が必ず一度は滞在する場所と言っても過言ではありません。そんな台北には安宿が密集する地域があります。それが今回ご紹介する、「迎賓旅社」のある台北駅北側の一角です。太原路と呼ばれる通りの左右には、地方からの行商人を対象とした安宿が集中していました。客室は簡易ながらも宿賃は安く、なかには500元という安宿も存在しました。▲台北駅北側に広がる古い街並み近年では外国人...
ある日の夜、私は台湾北東部の羅東駅に降り立っていました。花蓮駅から電車に乗って蘇澳を目指そうというのですが、あいにく最寄りの駅に止まる列車がありません。そこで仕方なく、蘇澳を通り越して羅東までやってきたのです。▲羅東駅の改札口▲羅東駅券売窓口羅東駅コンコースには、台鉄の目玉TEMU2000形「プユマ」前頭部のミニチュア模型が置かれています。ちょうど改札口の横に置かれているので、ずいぶんと目立つ存在です。これ...
東台湾・林田移民村 中野集落の現在をたずねて(花蓮県鳳林鎮)―僅かに残る日本家屋
東台湾・花蓮県鳳林鎮にあった日本人移民村「林田村」のうち、今回は中央部に位置する中野(なかの)集落をめぐります。南側にあった南岡集落と同じように戦後、日本人がいなくなった場所に客家系を中心とする台湾人が移り住み、二村と呼ばれるようになって現在に至ります。中野集落は林田村の中心地だったようで、集落内には駐在所と尋常高等小学校(→国民学校≒小学校)が置かれていました。なお学校は現在でも学校として機能しており...
台湾北部のローカル線「平渓線」に乗り、終点の菁桐駅にやってきました。平渓線は一応ローカル線ではあります、台北から近いうえに沿線には観光地が多く、週末になると多くの観光客でにぎわう路線です。今回も満員すし詰めの列車で苦しみ悶えながらの道中でした。さて、今回菁桐にやってきたのには理由があります。日本統治時代に炭鉱開発が行われたという同地には、80年以上前に建造された木造建築が複数保存されているというので...
東台湾・林田移民村 南岡集落の現在をたずねて(花蓮県鳳林鎮)―多数残る日本家屋
東台湾・花蓮県鳳林鎮にあった日本人移民村「林田村」のうち、今回は一番南に位置する南岡集落をめぐります。同集落には戦後、日本人がいなくなった場所に客家系を中心とする台湾人が移り住み、一村と呼ばれるようになって現在に至ります。また、戦前から戦後にかけて煙草の栽培がおこなわれてきたため、集落内部には収穫した煙草の葉を乾燥させるための小屋「ベーハ小屋」が残っています。今回は旧南岡集落をめぐり、ベーハ小屋や...
鹿野村社(台東県鹿野郷)―日本統治時代の風格甦った東台湾移民村の神社
2015年の春、台湾南東部にある鹿野郷で神社が再建されました。再建された「鹿野村社」は当初、日本統治時代の内地人移民村「鹿野村」の鎮守として建立され、戦後は社殿の基礎のみ残存していました。しかし近年、基礎の修復にあわせて社殿も再建されることが決まり、2014年ごろから再建工事が行われてきました。そして2015年、もとの位置に鳥居・石灯籠・社殿が再建され、「鹿野村社」はおよそ70年ぶりに鹿野の台地に蘇りました。鹿...
2017年春、約4年ぶりに宜蘭県を代表する温泉地・礁渓に降り立ちました。前回は宿泊しただけで市街地の様子をじっくり見ていなかったので、改めて足を運んだのです。フィールドワークのせいで足が疲れていますし、足湯でスッキリしようという思惑もあります。▲出だしから温泉色に満ちた礁渓駅前写真上の左上に少しだけ映っていますが、礁渓郷には湯桶をモチーフにしたマスコット(ご当地キャラ)が存在します。名前は「温仔」「泉仔」...
旧里壠社の石灯籠台座(台東県関山鎮)―台湾屈指の日本家屋密集地だが...
今回お届けする旧「里壠社」は台湾東部・関山鎮にあった日本統治時代の神社跡です。神社名の「里壠」は関山の旧名にあたる地名で、昭和12年の地名改称により「関山(かんざん)」へと改められました。関山における神社建立は比較的遅く、昭和になってからの1928年です。つまり里壠社は20年も存在しなかったことになります。同神社はやはり戦後取り壊され、境内跡地はごく一般的な農道になってしまいました。以下、跡地周辺での調査記...
台湾北東部の街・蘇澳を散策しているときのこと。台湾ではあまり見かけない光景を、ふと蘇澳駅前で目にしてしまいました。はたして、一体何が目の前に現れたというのでしょうか。▲蘇澳駅前広場「それ」は蘇澳駅から歩いて10秒の場所にありました。「それ」の正体はとはそう、アーケード街です。一応、台北には新富市場や華西街夜市がありますし、同じ宜蘭県の頭城にも駅前アーケードはありますが、そもそも台湾全土レベルで見ると...
台鐵台東駅で「珍車」発見!DR2050形&DR2700中間車
2017年4月、台北から乗車してきた夜行列車から早朝の台東駅へと降り立ちました。時刻は5時半。まだ4月とは言え台東の空は既に明るく、昨日から降り続ける雨で地面は濡れています。そんな台東駅では改装工事が行われており、駅全体が工事現場と化していました。▲工事中の台東駅駅舎の正面玄関は工事のため閉鎖されています。暫くの間、駅待合室へは側面から入ることになります。駅ホームでは台北から乗ってきた莒光号616次が、長旅...
旧台東神社(台東県台東市)―拝殿残存説あり...東台湾・鯉魚山の神社跡
今回お届けする台東神社は台湾南東部、台東市の中心部鯉魚山にありました。神社跡地は現在台東県忠烈祠として整備されており、境内には神社時代の構造物がいくつか現存しています。▲旧台東神社入口神社入口は旧台東駅(現在の台東バスステーション)の裏側にありました。当時の参道は忠烈祠の参道に転用されています。▲旧台東神社・鯉魚山施設配置図日治時期台東神社遺址、鯉魚山配置圖かつての神社参道には鯉魚山の由来に関する説明...
台湾の首都にして最大都市・台北市の中心部にやってきました。今回は台湾政府の主要機関が集中する地域、日本語地名でいうならば幸町~樺山町にかけての地域をめぐっていきます。▲亭仔脚の中から旧台北州庁を眺めて台北駅のすぐ東側が今回めぐる地域にあたります。駅から数百メートルほど東には、旧台北州庁をそのまま転用した監察院があります(写真上)。先ほど二つの地名を挙げましたが、幸町・樺山町ともに台北駅のすぐ東側にあ...
【施設紹介】台鐵台東線 関山駅(台東県関山鎮)―SLの置き土産残る駅ホーム
今回お届けする関山駅は台湾東部、台東県関山鎮の中心地にあります。自強号(一部)・莒光号といった優等列車も停車する重要駅で、早朝を中心に区間車の折り返し運用も設定されています。▲現在の関山駅外観現在の駅舎は二代目にあたります。台東線の全線電化に際し、大規模なリニューアルを受けて新築も同然の美しい駅舎へと生まれ変わりました。なお、開業当時の駅舎は現在よりも若干池上側にありました。日本統治時代に建造された...
中華路139巷の宿舎群(花蓮県玉里鎮)―東台湾の田舎町に残る日本家屋
台湾東部にある交通の要所・玉里にやってきました。同地を訪れたのは、玉里鎮公所の近くに残っているという木造宿舎(日本家屋)を記録に残すためです。ところが、今回の玉里滞在時間は行程の都合上わずか15分しかありません。はたして、予定通りに取材をこなすことはできるのでしょうか。旅行記スタイルでお届けします。▲リニューアルで生まれ変わった玉里駅今回は列車で玉里入りしただけに、玉里駅を起点に目的地を目指します。約2...
日本統治時代の史跡活用また一つ...再生した新富市場(台北市万華区)
台湾では近年、日本統治時代に建造された建築物を修復・改修して活用するケースが増えています。台湾の首都・台北市も例外ではなく、市内に点在する木造宿舎や洋館の修復が行われている話をよく耳にします。今回は修復が完了したばかりという、万華区にある新富市場を訪れました。荒廃していた市場建築と和風建築の事務所が修復され、資料館・カフェとして再利用されているというのです。新富市場のある万華に来てみると、残念なが...
台東に向かうため、深夜の台北駅で夜行列車の到着を待っているときのこと。乗車予定の列車が来るまで40分近くもあるので、駅を発着する列車を撮りながら時間を潰すことにしました。まず初めにEMU700形第10編成の基隆行き区間車がやってきました。登場当初はステップ付きで、ホームと車内の間に段差があった乗降口も、改造によりステップレスになっています。EMU800形が大量増備されたのに対し、こちらはわずか20編成しか製造されて...
【施設紹介】台鐵宜蘭線 蘇澳駅(宜蘭県蘇澳鎮)―漁師町の終着駅
今回お届けする蘇澳駅は台湾北東部、宜蘭県蘇澳鎮にあります。八堵駅(基隆市)から伸びる宜蘭線の終着駅にあたり、附近には蘇澳冷泉・南方澳漁港が存在します。宜蘭線は今でこそ台湾東海岸のメインルートにあたりますが、蘇澳新駅と花蓮を結ぶ北廻線が開業したことで、蘇澳新駅から一つ先にある蘇澳駅は交通の要所から外れてしまいました。現在では主に宜蘭線の区間車が発着しています。目次1 駅舎(赤い鉄筋コンクリート造の駅舎...
今回お届けする食堂「車頭魯肉飯」は台東県の中心地・台東市にあります。旧台東駅(現在の台東転運站)の前にある、看板メニューの魯肉飯を中心に、飯物・スープ・惣菜を取り揃えている台湾料理店です。いわゆる「駅前食堂」だったともいえます。▲車頭魯肉飯の外観周辺には台東バスステーションのほか、新鮮な果物を扱うことで有名な台東観光夜市もあります。日本統治時代に開発された区画のため、日本家屋も数多く残っています。同...
林田移民村の「台湾村」とは?金田集落をぶらり散策(花蓮県鳳林鎮)
東台湾にかつて日本人による移民村があったことは当ブログで度々ご紹介した通りです。その中でも今回は、花蓮県鳳林鎮にあった「林田移民村」にスポットを当てたいと思います。林田移民村(以下、林田村)は日本統治時代の花蓮港庁に置かれた官設移民村のひとつで、主に煙草の栽培が行われました。村内には南岡、中野、北林といった計3つの集落が置かれ、これら地名は鳳林街(現在の鳳林鎮・光復郷北部)の小字としても登録されていま...
【関山駅】「源昌関關山便當」の関山弁当(台東県関山鎮)―台湾風駅弁をイートイン!
台湾の鉄道旅に欠かせない存在のひとつに「駅弁」があります。日本による統治は台湾の旅行スタイルにも影響を与えました。現在でも台湾の国鉄にあたる台鉄や各メーカーが駅弁を数多く手がけており、駅構内や駅前の専門店等で購入することができます。そんな台湾の駅弁には「ご当地駅弁」というのもあります。地域によって特色ある駅弁が存在し、中には「池上弁当」のように日本人の間でも有名な弁当だってあるのです。今回は台湾東...
【台湾ホテルガイド】興華旅社(宜蘭県蘇澳鎮)―超親日オーナーが出迎える駅前旅館
今回お送りする「興華旅社」は台湾北東部・蘇澳鎮の蘇澳駅前にある旅館です。駅から歩くこと約3分という、極めてアクセスの良い場所にあります。蘇澳の中心部に近いため、近くには食事処・コンビニが多く夕食には困りません。▲興南旅社外観建物は若干古い低層ビルで、地方によくある格安旅館らしい外観です。道路を挟んで向かい側には蘇澳駅があります。建物に入ると駅事務室のようなフロントがあり、そこで宿泊手続きを行います。...
2017年3月、桃園メトロ空港線(桃園機場捷運/桃園空港MRT)が開業を迎えました。桃園国際空港と台北市内が鉄道で結ばれたことにより、空港へのアクセスは一層よくなりました。それだけでなく、従来鉄道空白地帯だった林口・大園地区の住民にとっては待望の鉄道路線となります。今回は台北駅から空港線に乗り、鉄道空白地帯から脱した林口を目指して移動します。なお、乗車・訪問時間帯は夜です。桃園メトロ空港線の台北駅は台鉄・台...
旧蘇澳金刀比羅社(宜蘭県蘇澳鎮)―台湾屈指の漁師町を見下ろす神社跡
今回お届けする旧蘇澳金刀比羅社は台湾北東部、蘇澳の小高い山の上にあります。かつて「臨海道路」と呼ばれた蘇花公路から参道が分かれ、砲台山の頂上まで続いていました。終戦から70年以上を経た現在でも、金刀比羅社の名残りが随所に残っています。今回はそんな砲台山を巡ってみようというのです。蘇澳金刀比羅社の参道は先述のように、蘇花公路から分岐していました。ところが戦後道路拡幅のために、参道の入口付近が大幅に削り...
【2017年春】タイガーエア台湾IT240便 搭乗記(桃園~福岡)
2017年8月現在、福岡と台湾を結ぶ唯一のLCC航空会社「タイガーエア」を利用して、桃園空港から福岡へと移動していきます。今回利用するIT240便は早朝6時台に出発するため、チェックインは4~5時台と、極めて早い時間帯に行われます。LCCの出発時間帯が早いのはよくある話ですが、実際に利用してみるとキツイです。今回は夜明前に始まるチェックインに備え、前日夜に空港入りして「ターミナル内野宿」という形で一夜過ごしました。...
保存進む台湾の官舎建築...中壢の日本家屋を調査した(桃園市中壢区)
台湾の主要都市に行くとよく遭遇するのが、昔ながらの茶色い日本家屋です。これら日本家屋はたいてい、学校や役所(市政府・鎮郷公所)の附近にあることが多く、日本統治時代に教員・公務員のための宿舎として使用されていたものにあたります。戦後は中国から植民した外省人(在台中国人)が入居し、増改築を受けつつその多くが21世紀まで残ってきました。現在では台湾人アイデンティティの拠り所として、芸術家育成の場として、郷土資...
【花蓮駅前】台湾料理店「楊記扁食」の魯肉飯・蛋花湯(花蓮県花蓮市)
台湾東海岸を鉄道で北上する途中、夕食をとるため花蓮に立ち寄りました。およそ2年半ぶりに足を降ろした花蓮の駅前はずいぶんと変わっていました。駅前ロータリーでは何やら工事が進んでいるようで、駅舎の右隣でも大きなドーム天井が形成されています。東海岸の駅では数年前から駅舎の改良が行われていますが、工事の手はついに花蓮駅にも及んできたというわけです。そんな花蓮駅を出て、駅前ロータリーを少し進むと見えてきまし...
【彰化扇形庫】台湾スイーツ店「扇形車庫旁傳統冷熱豆花」の豆花湯円
2018年末、私は台湾西部の街・彰化に来ていました。名物の扇形車庫を見学した帰り道、偶然見つけた甘味処で休憩がてらスイーツをいただくことに。店は「扇形車庫旁傳統冷熱豆花」というそうで、軒先のような場所にあります。店名は掲げられていませんが、店先には甘味屋である旨を示す看板が立っていました。何の店なのかは、看板を見ればすぐにわかると思います。店内にはテーブルが3~4つしか置かれていませんが、今回は運よく空...
現在、台北駅の西側が大きく姿を変えつつあります。北門の上に長年覆いかぶさっていた陸橋は姿を消し、台北駅と桃園空港を結ぶ鉄道路線も開業しました。相次ぐ交通事情の変化により、台北駅西側がどのように変わったのか。そして同時に、日本統治時代から商業地域として栄えている博愛路(京町通)を北から南へと辿りながら、古い建築物がどう扱われているのか。今回はこの二つに着目しながら、台北中心部を巡っていきます。目次1 ...
【台湾/台北/豚足】富覇王豬脚極品餐廳へのアクセス/メニュー・注文の仕方
いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。 今回の記事「【台湾/台北/豚足】富覇王豬脚極品餐廳へのアクセス/メニュー・注文の仕方」はこちら: https://hirofumi24.com/fubawanzhujaio お手数ですが、リンクから記事をお読みいただければ大変嬉しく存じます。
台北の捷運東門駅から南に向かい、捷運台電大樓駅までぶらぶら歩いていくと、突然、日本式家屋に出くわしたりする。それもそのはず、この辺りは日本統治時代には昭和町といわれ、日本人も多く住んでいた。最近では青康龍(青田街、永康街、龍泉街=師大夜市)と呼ばれ、観光スポットになっている。 今年9月、また新しい観光スポットがオープンしています。やはり日本式家屋をリノベーションし、「榕錦時光生活區」としてベーグル屋さんの「好丘」など人気の15店が出店しています。 と、見てきたようなことを書いていますが、近くの語学学校に通う友人が写真を送っできてくれた。こんな所に、こんなに広いスペースがあったのかとびっくりです…
台北市の南部、捷運新店松山線「台電大樓」が最寄り駅の師大夜市は、近くに師範大学があるため若者(とくに女性)向けのファッションの店が多く集まっている。もちろん夜市なので、手頃な価格で美味しいものが食べられる。今回は師大夜市の人気店の一部を紹介。龍泉深海鮮魚湯 NHKドラマ「路」で、主人公がここで食べていた。 燈籠滷味 何でも煮込む「滷味」。 大台北平價滷味 平價は安い!の意。 師園鹹酥雞 何でも揚げる「鹹酥雞」。鹽酥雞とも言う。 許記生煎包 生煎包は日本では馴染みが少ないため、名古屋大須にある「包包亭」では焼き包子として売っている。 興發生活百貨 中山にもある生活雑貨店。 落語の「三題噺」のよう…
2月3日からの台湾一周旅行に備え、台湾関係のブログ「ちょっと台湾で過ごしてみる」を再開しています。行きたい所を中心に、台北留学時代の写真を掲載しています。台湾旅行を考えている方、参考になるかもしれません。https://changgang0816.hatenablog.com/entry/2022/12/06/151436 2年間以上続いた「當代中文課程」③④の文法練習も、大詰めを迎えて停滞してしまいました。一挙に「當代中文④」の最後、12課まで掲載していきます。今回の文法課題は三つ。落語の「三題噺」のように与えられたお題を全て使って50〜100字の文を作ってみよう。 作文① ――― Befo…
【2014年夏】キャセイパシフィック航空CX510便 搭乗記(桃園~福岡)
2014年7月、桃園空港から福岡空港までキャセイパシフィック航空CX510便を利用しました。この便は香港を出発後、台湾・桃園に立ち寄ってから福岡を目指すルートをとっています。指定された座席に向かうと、なんと非常扉が目の前にある「イグジット・ロウ」でした。前に座席がないため、足元が広々としています。▲「イグジット・ロウ」に座ってみたたしかに足元は広いですが・・・外が見えません!これでは窓から外の風景が全く見え...
【2015年1月】エバー航空BR105便 搭乗記(福岡~桃園)
2015年1月15日、エバー航空BR105便を利用して福岡から桃園空港を目指しました。スケジュール自体は昔のBR2105便と同じで、昼に出発して夕方前に到着します。▲福岡空港に到着したエバー航空機普段は「キティジェット」ラッピングを纏っていますが、今回は通常仕様の機体が使用されました。▲搭乗の準備をするエバー航空機緑は台湾の色です。▲搭乗までもう少し待とうおりしも国内線の全日空機が離陸していきました。▲搭乗開始!ラッピ...
「台湾有事は日本有事」は言い過ぎだが防衛体制を固めよう★台湾進攻
「台湾有事は日本有事」は言い過ぎだが防衛体制を固めよう★台湾進攻 ↓最初に忘れずにクリックお願いしますにほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 ↑最初に…
【台湾/台北/魯肉飯】香滿園魯肉飯/アクセス・メニューと注文の仕方
いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。 今回の記事「【台湾/台北/魯肉飯】香滿園魯肉飯/アクセス・メニューと注文の仕方」はこちら: https://hirofumi24.com/xiangmanyuanluroufan お手数ですが、リンクから記事をお読みいただければ大変嬉しく存じます。
今年はやりたいことがいっぱいあるのですが。。。 今年の抱負(たくさんありすぎ) 特に旅行に行きたいという気持ちが強いです。 コロナ前は仕事とプライベート両方であちこち行きまくっていたのですが、コロナ&退職のダブルパンチでほとんど全く旅とはおさらばでした。 去年はかろうじて4月に両親と小笠原クルーズ旅行(父とは最後の旅行になり、ぱしふぃっくびいなす丸も引退してしまいました。。。涙。。。。)と、秋の...
おすすめ!安い海外WiFiレンタル|実際に利用してみた感想【グローバルWiFi】
今回はおすすめの海外レンタルWiFIについて、実際に利用してみた感想とともにシェアしていきたいと思います。 私は海外旅行が趣味で、学生時代は年に一度海外旅行へ行っていました。 でも、旅行中にインスタに写真をアップしたいし、日本のみんなと連絡が取れないと不安。 ということで、旅行の際は必ずレンタルWiFiを持って行っていました。 その時、いつも私が利用していたレンタルWiFiがグローバルWiFiです。 グローバルWiFiとは 株式会社ビジョンが運営する海外WiFiルーターのレンタルサービスです。 海外WiFiルーターを利用すれば、難しい設定など無しで、国内と同じようにネットを使うことができます。…
いつもこのブログ「音楽徒然草」をお読みいただきありがとうございます。 今回の記事「【台湾/鵝肉】阿城鵝肉/アクセス・メニューと注文の仕方」はこちら: https://hirofumi24.com/achengerou お手数ですが、リンクから記事をお読みいただければ大変嬉しく存じます。
台湾東海岸を代表する温泉地・瑞穂温泉には、日本統治時代に建てられた古い温泉旅館が存在します。それが「瑞穂紅葉温泉旅社」と、今回お届けする「瑞穂温泉山荘」(みずほ温泉リゾート)です。前者は警察招待所として建設されたもので、万栄郷の山奥にあります。一方、瑞穂温泉山荘は瑞穂郷にあり、交通の便は後者の方が良好です。とはいえ、圧倒的に有名なのは「瑞穂紅葉温泉旅社」の方でして、瑞穂温泉山荘の存在はその陰に隠れが...
台湾に行くと各地に温泉が点在しています。これらの多くは日本統治時代に整備されたもので、場所によっては当時の雰囲気を残している場所もあります。今回は東台湾の花蓮県にある瑞穂温泉へとやってきました。こちらは県南部の瑞穂郷・万栄郷に跨る温泉地で、紅葉渓と虎頭山に挟まれた場所にあります。今でこそ一帯には複数もの温泉宿が存在しますが、日本統治時代には1軒の湯治場があるだけでした。今回は日本統治時代の湯治場が...
台湾東部・宜蘭県蘇澳(すおう)で一泊した翌朝のこと。朝食を求めて蘇澳の街を歩いていると、営業中の朝食店をいくつか見つけました。朝食ときたらやっぱり、モッチリとしたクレープの蛋餅に、甘くて冷たい豆乳を合わせるのが一番でしょう。朝食店をいくつか見比べた結果、今回は「亜米早餐房」に入ることにしました。どうやらチェーン店ではなく、個人経営のお店のようです。メニューはパン類や蛋餅など、台湾の朝食店によくある品...
古蹟から現役民家まで...東台湾「台東市」の日本家屋を調査した
台湾各地の都市には規模の大小にかかわらず、多くの日本家屋が現存しています。これは言うまでもなく、日本統治時代の名残りです。なかでも、花蓮県・台東県を中心とする東海岸には日本人によって計画・建設された都市・街が多く、ゆえに現存する日本家屋の数は島内屈指といえます。今回は台東県の中心地・台東市に残る日本家屋を調査していきます。雨天のため、調査範囲は旧台東駅前と台東観光夜市周辺に限定しましたが、それでも...
温泉に行くならぜひ!台北メトロ淡水信義線「新北投支線」乗車記
台北メトロ(台北捷運)の中で最も地上区間の長い淡水信義線には、一本の短い支線が存在します。それが今回登場する、北投と新北投を結ぶ「新北投支線」です。この支線は北投駅から北投温泉の最寄り新北投までを結んでおり、わずか1駅間を1本の電車がピストン輸送しています。そのルーツは日本統治時代に遡り、当初は台湾総督府鉄道淡水線の支線でした。新北投駅にはモダンな木造駅舎が建てられ、80年以上も前から観光路線として機能...