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【感想】「Mother D.O.G」印象に残ったこと3選 〜『人間』であり続ける『怪物』の尊さ〜
1. はじめに マズラプです。212回目の投稿です。 今回はライトノベル「Mother D.O.G」を読んだ感想を書いていきます。 Mother D.O.G (電撃文庫) 作者:蘇之 一行 KADOKAWA Amazon 「Mother D.O.G」を読んで特に印象に残った以下の3つのことについて書いてきます。 ①夜子の『圧倒的』優しさ ②『怪物』と『人間』 ③『互いなしでは生きられない』夜子とサトルの関係性 どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればいいなというような趣旨の記事になっています。 作者の蘇之一行先生並びに関係…
こんにちは🌈節電のため薄暗いキッチンで洗い物してるYUKIKOです!(電気代を夫が気にしていたので、少しでも…)今日は私の読書習慣について、お話しようかなと…
子供の頃から51歳のいまにいたるまで趣味はずーっと読書です。家族も本好きだったので、おうちにもたくさん本がありました。定番だったら間違いないのは東野圭吾か宮部みゆきここ数年は北欧ミステリーにはまってるんですが最近心が弱ってるのか殺人事件や暴
【読書記録】福島県いわき市の完成しない美術館 『空をゆく巨人』川内有緒 1月/2023
空をゆく巨人川内 有緒集英社2018-11-26志賀氏のバイタリティと蔡氏の発想に圧倒される。数々のビジネスでセンスを見せ財を築いた福島県いわき市の実業家志賀忠重、火薬を用いたアートで今や中国・世界の現代アートをけん引する存在になった蔡國強をめぐるノンフィクション無
【読書記録】ウクライナ戦争がインフレの原因ではない 『世界インフレの謎』渡辺努 2月/2023
世界インフレの謎 (講談社現代新書)渡辺努講談社2022-10-19前作『物価とは何か』も非常に面白かったが、この本も非常に刺激的だった。参考になった知見は、〇インフレは2021年春から始まっており、世間で言われるようなウクライナ戦争が原因で起きているわけではない。〇今回
今年の6冊目「なぜかうまくいく人のすごい無意識」おすすめ度☆☆
前回の記事↓ tenkinzumadabe.hatenablog.com いやあ・・・ 最近はめっきりブリーチにハマっていたので・・・ すっかり読書をサボっていました・・・(笑) あとは・・・ 職場で昼休みに本を読むのがメインなんだけど、昼休みがことごとく時間なくて読書できず。というわけでゆるゆると読書しておりまして、久しぶりの読書日記です。 今回読んだ本は、 なぜかうまくいく人のすごい無意識 梯谷幸司さん著書。 表紙を見て、ズドーンときましたので購入。 ほうほう・・・ ほうほうほう・・・ 特に頭に残ったのは、 「近年心の健康のためにヨガやマインドフルネスが流行っているが、それによって逆に病気…
カエルの小指道尾秀介さんのカエルの小指カラスの親指の続編です📕元詐欺師で、いまは実演販売を仕事にしている武沢が、中学生の女の子キョウと出会って、昔の詐欺グル…
『魔眼の匣の殺人』のあらすじ感想とレビュー 今回は予言者が肝
シンカ あなたは超能力を信じますか? こんにちは、シンカです。今回は『屍人荘の殺人』シリーズ2冊目の、『魔眼の匣の殺人』を読んだのでその感想を書きます。ミステリなのでなるべくネタバレはしないように頑張りたい […]
『縁結びカツサンド』あらすじ感想とレビュー おいしいグルメ小説
シンカ こんにちは、シンカです。 あなたは『縁結び』と聞いて何を連想しますか? カップル?それとも、縁結びのお守りが買える神社? 『縁結びカツサンド』では、カップルだけではない街の人々の『縁』を結ぶパン屋さんを舞台にした […]
【2023最新】聞くならどっち?Audibleとaudio book.jpを徹底比較 3つの上手な選び方
この記事では、Audibleとaudiobook.jpの徹底比較をしています。自分にあったサービスの選び方、サービスの比較をしました!ぜひ、比較の参考にしてみてください!
JUGEMテーマ:読書いつかすべての恋が思い出になる /はあちゅう /角川文庫誰かと誰かのバックグラウンドが知らない間にまじりあって誰かの一部になっていく誰かの習慣や価値観がめぐりめぐって私という人間を形づくっていることに感謝———文中より
【読書感想】アンディ・ウィアー著の長編第二弾『アルテミス』を読んで感じたこと!
みなさんこんにちは! 断続的に寒さが続いていて、雪も降ったり止んだりです。 ちょっと日が当たらない路面は凍結していて、散歩している途中でも歩道で滑るところがあったので転倒しないように注意してください。 私は以前、なんでもない所で転けてしまい。手をついた瞬間に筋肉を痛めたらしく何週間も治りませんでした。痛くて生活にも支障が出るので気をつけましょう。 今回は、アンディ・ウィアー著「アルテミス」を読んだ感想を書きたいと思います。 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a] function(){arguments.cu…
ブログ更新しました! https://miiiiiroomblog.com/comics-human-relations/ フリースレギン…
こんばんは。 マダムあずきです。 azuazuazukina.hatenablog.com Amazonでポチった本と 先日本屋さんで購入した本です。 以前から気になっていた本に本屋さんでバチっと出会ってしまった。こういう時は迷わないで購入。#読書 pic.twitter.com/bjTuZTGeAf— あずき (@azuazuazukina) 2023年2月14日 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b[a]=b[a] function(){arguments.currentScript=c.currentScript …
最近の読書記録 最近は、一週間に2冊くらいのペースで読書を続けています(*^-^*) 文庫本は夜に 暮らし系の本は朝かお昼に☆ 前回呼んだ 町田そのこさんの うつくしが丘
【本】中上健次『十九歳の地図』~鮮烈な感性が描き出す放熱の軌跡~
1、作品の概要 『十九歳の地図』は、中上健次の短編小説集。 『一番はじめの出来事』『十九歳の地図』『蝸牛』『補陀落』の4編からなる。 1974年に刊行された、中上健次のデビュー作。 文庫本で241ページ。 『十九歳の地図』が芥川賞の候補作にノミネートされた。 1979年に『十九歳の地図』が映画化された。 2、あらすじ ①一番はじめの出来事 康二は、仲間たちと一緒に山の中に<秘密>なる建造物を作り上げようとしていた。 養鶏を営むアル中の兄と、ヒロポン中毒の男と付き合っている姉。 複雑な家庭で育った彼は・・・。 ②十九歳の地図 新聞配達員で浪人生の「ぼく」は、地図で配達先で気に食わない家にバツ印を…
#153 献本レビュー『フューチャーリテラシー』佐藤 もとい著
本が好き!で献本を読み終えました。宇宙そして地球、ヒトの誕生から、定住農業、産業革命によって今現在も広がる資本主義社会の進化の流れから、今後起こりうる情報革…
#152 『信長公記』を読むその17 巻9後半:天正四(1576)年 安土城の築城
『信長公記』巻9 天正四(1576)年も長いので、後半は信長の居城の安土城の築城について安土城の築城近江八幡市HPでは、VR安土城が公開されています。 …
#151 『信長公記』を読むその16 巻9前半:天正四(1576)年 本願寺との戦いなど
『信長公記』巻9 天正四(1576)年も長いので、前半はこの年の戦いで大きなウェートを占めている石山本願寺との戦いについて大坂の石山本願寺をめぐる戦い毛利水軍…
1、作品の概要 2012年に刊行された、6篇からなる短編集です。川端康成文学賞を受賞しています。 「おそ夏のゆうぐれ」は元々チョコレートを買って応募したらもらえる小冊子用の短編。 「夕顔」は6人の作家が源氏物語の現代語訳を「新潮」の企画でかいたもの。 「アレンテージョ」は実際にポルトガルに取材に行って描いた小説とのこと。 犬とハモニカ (新潮文庫) 作者: 江國香織 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/12/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 2、あらすじ 「犬とハモニカ」 様々な想いを抱えた人達の人生が一瞬だけ混ざり合い、すれ違っていく様を描いた物語。…
#149 まとめ『近世日本国民史 徳川家康』~大河『どうする家康』を楽しむために
司馬遼太郎先生の歴史小説の種本ともいわれた徳富蘇峰氏の『近世日本国民史』の徳川家康時代を読了しました。徳川家康は全三巻で構成されています。 豊臣秀吉死後から…
#148 『信長公記』を読むその15 巻8 後半:天正三(1575)年 後半
『信長公記』巻8 天正三(1575)年も長いので前後半の後半分 越前一向一揆を退治織田信忠が家督相続 越前の一向一揆を退治8.12 越前へ向けてご進発、…
#147 2023年2月に購入した本 その1 『サラムボー』
カルタゴの歴史を知っていくうちに出会った小説 サラムボー (上) (岩波文庫) サラムボー (下) (岩波文庫) 第二次ポエニ戦争の両雄、ローマのスキピオ…
【無料で読める】小説サイトおすすめ9選。ちょっとしたすきま時間にスマホで読みたいの欲求を満たしてくれるウェブサイト紹介します。
こんばんは。 マダムあずきです。 おはようございます。夫氏出勤。ここから息子氏起床まで2時間ある。いつもなら洗濯や洗い物を始めるけど今日は布団へリターンw🛌急がなくてもいいことは後にします✋— あずき (@azuazuazukina) 2023年2月13日 不調からしばらく経ちますが まだ本調子というところまではいかない状態です。 何をするにも頭が回らず 些細なことにも時間がかかり 自分でも嫌になります。 こういう日と対照的なのが 『片付けの神様降臨』だったりします。 動きが3倍くらい速いですね。 久しぶりの外食。温かくて人に用意してもらった食事がしたかったw#今日のランチ pic.twitt…
Amazon 楽天市場 題名 : 銀座で一番小さな書店 (小学館文庫) 著者 : 森岡督行 (Instagram) (X) (Threads) (Facebook) 出版社 : 小学館 発売日 : 2024/09/06 一冊の本しか売らない書店が銀座にオープン 「一冊の本だけを売る」をコンセプトに、国内はもとより海外からも大きな注目を集めている「森岡書店」。 前作『荒野の古本屋』で書かれた東京・茅場町の古書店時代を経...
どうも僕です🖋( ˙-˙ )♨️ さっそくですが本題に入ります📗🌌 岩手県の詩人であり童話作家 宮沢賢治さん の最高傑作と呼ばれるものは2つあります 1つが「グスコーブドリの伝記」 そしてもう一つが「銀河鉄道の夜」です これはアニメ化もされて劇場公開されていますし 漫画家、松本零士さんの名作 「銀河鉄道999」 のモデルにもなった超有名なお話しです さて、その銀河鉄道の夜ですが、現在巷で認知されているものは「本物ではない」んですね ここからはちょっとネタバレになるのですが 物語の終盤、親友のカムパネルラが消失し、悲しみにくれる主人公ジョバンニが大声で泣くその瞬間に、ジョバンニは河原で目を覚ます…
1、作品の概要 村上春樹の第3作目の長編作品です。 『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』の「僕」と「鼠」の物語。 初めて書いた文庫本で上下巻になる「長い長編作品」で、それまでジャズバーを経営しながら小説を書いていましたが、店を人に譲り専業作家として本腰を入れて書いた意欲作です。 野間文芸新人賞を受賞しています。 この長い長編を書いたことで、新人が描く中編小説という芥川賞の候補から外れ、後に村上春樹が世界的な作家として評価されたため、「芥川賞最大の取りこぼし」と揶揄されたようです。 hiro0706chang.hatenablog.com hiro0706chang.hatenablog.…
【読書リスト】2023年|子育て主婦が電子書籍で読んだ本と簡単な感想
2023年、久しぶりに読書を再開しました。本を読むのは好きですが、読んだ本の題名も内容もすぐに忘れてしまいます。そこで、メモを取ることにしました。いつまで続くか分かりませんが、ぼちぼち本を読んでいけたらと思います。
Amazon 楽天市場 題名 : だいじょうぶレシピ(料理はこれだけ覚えておけばいい) 著者 : 今井真実 (note) (Instagram) (X) (Voicy) (Youtube) 出版社 : 家の光協会 発売日 : 2025/03/17 料理はこれだけ覚えておけばいい 気軽にはじめて無理なく続けられるシンプルごはん 料理を作るときに、毎回レシピを見ながら計量して作るのは、とても時間がかかるもの。この本では、「...
小説にハマる:「アイガー北壁・気象遭難」新田次郎登山系の実用書を読んでいると、やたらと紹介されているのが新田次郎の小説。先日、原作を映画化した「劒岳 点の記」…
【必ず読むべき一冊】2/17にAudible配信予定『汝、星のごとく』凪良ゆうの経歴は?
この記事では、本屋大賞のノミネート作品の凪良ゆうさんの経歴と『汝、星のごとく』の読みどころをネタバレ無しで紹介しています。 ぜひ、次に読む本の参考にしてみてください。
【必ず読むべき一冊】 『川のほとりに立つものは』寺地はるなの経歴は?
2023年本屋大賞ノミネート作品の『川のほとりに立つ者は』寺地はるなさんの経歴や関連書籍の紹介。今回の本屋大賞の中でも一番身近で考えさせられる小説はこの小説なのは間違いない。
いつもご訪問いただき ありがとうございます今年もよろしくお願い致します1日に初詣に行ったのですが神社の近くに露店が並んでる様子とか、帰りに寄ったお店の賑やかさなど 活気が戻ってる感じでした引き続き対策しつつ 行動範囲を広げていく年になるといいですね去年は子供が受験だったので、お正月でも気が休まらなかったけど今年は空いた時間に読書する余裕も持てました。経済学者 三橋貴明氏の【移民亡国論】は2014年に出版さ...
1. はじめに マズラプです。211回目の投稿になります。 今回は、2023年に読み終わった本とその感想をまとめた記事になります。 2023年1月は、ビジネス書、小説、ライトノベル合わせて、計冊5冊読み終わっていました。 先月は、Shadowverseに熱を入れて取り組んでいたこともあり、読書量も控えめになっていました。 しかしながら、毎朝の読書を中心に、日々少しずつ本を読み続けていたので、無事読了数を増やすことができました。 今月も一定のペースで本を読んでいければと思います。 本記事は、本の紹介というよりは、自分のための記録という意味合いが強い内容になっております。 以下では、本ごとに「本の…
(まだまだ)読書週間中。2月の朝読みだし、季節に関連した本をと思ったら、「鬼」かな、と。何気に探していたら、たまたま見ていたTVで、スケーターの町田樹さん...
Amazon 楽天市場 題名 : 愛らしい未来 著者 : 高原英理 (X) (Blog) 出版社 : 河出書房新社 発売日 : 2024/11/22 備考 : 第5回みんなのつぶやき文学賞国内篇第3位 そのとき、世界中から美しい悲鳴があがるだろう——愛らしいものを逃さない眼を持った「わたし」が出会った黒い人……(表題作)をはじめ、「夢の通路」「れいめい」が響き合う傑作作品集! 【斉藤壮馬さん(...
【読書感想】ビューティフルからビューティフルへ【日比野コレコ】
満足度:★☆☆☆☆☆ 図書館で本を借り出して数年、初めて途中で読むのを止めました。勿論、今までで1番最悪な作品というわけでもなく、長年読んできて最後まで読む意味が無い事を経験したからかもしれません。もう少し早めに作品を手に取ってたら最後まで読んでいたかもしれません。が、感想はどちらにしても最低だったと思います。 こないだ読んだ本が最悪で、最後まで読み切ってもなんの救いも無い事を経験したからでしょう。何も知らず読み始めて翌日も頑張って読んでいたのですが、いい加減我慢の限界を超え、断念。ズルですが最後の方に救いがあるのかとページを捲るがこれといって進展も無く終わってる様子で、途中で止めて良かったな…
毎日寒くてベッドで毛布にくるまって読書をしています。そしてそのうち寝落ちする・・・読書量、なかなか増えませんね(^▽^;)こちら、野村周平さん主演で映画化されていますね。チンピラの純平が『鉄砲玉』になるまでの3日間の物語。チンピラなんだけどなんか愛嬌あるし、危険すれすれなところを上手く渡ってる強運?の持ち主。最後どうなるのかな~とハラハラしますが・・・チンピラ青春ドラマみたいな作品で、けっこうスルッと読めま...
本がすき夜になると落ち着く。 夜ぬいぐるみと寝る時やっと落ち着ける。制限がなかったらしたいことはたくさんあるけれど身体が資本なんだ 身体の制限もなかったらほんと幸せだろうな身体の健康とても大事今本読んでる。読書が出来るって幸せだよ 本すら読めないときたくさんある 小説とかは読まない、昔読んでたけどでも本にも相性というか興味あるのはさっと読めても文体とか小難しいものとかは読めないブログも一緒かな
1、作品の概要 1976年に刊行された村上龍のデビュー作。 群像新人文学賞、芥川賞受賞。 村上龍が脚本で映画かもしている。 『限りなく透明に近いブルー』になる前のタイトルは『○○○○○にバターを』あまりに卑猥なので伏字。 新装版 限りなく透明に近いブルー (講談社文庫) 作者:村上 龍 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/04/15 メディア: ペーパーバック 2、あらすじ 米軍基地近くの福生に住む19歳のリュウは、クスリ、酒、女と放埒の日々を送っていた。 快楽の限りを尽くしていても、リュウの頭は覚め切っていて、何かをじっと待つように狂乱の日々を眺めていた。 黒人達と基地内のハウス…
【感想】「クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった」印象に残ったこと3選 〜朝凪さんと友達になりたい人生だった〜
1. はじめに マズラプです。210回目の投稿になります。 今回は、ライトノベル「クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった」を読んだ感想を書いていきます。 クラスで2番目に可愛い女の子と友だちになった【電子版】 (角川スニーカー文庫) 作者:たかた KADOKAWA Amazon 「クラスで2番目に可愛い女の子と友達になった」を読んで特に印象に残った以下の3つのことについて書いていきます。 ①とにかく可愛い朝凪さん ②『2番目』に込められた意味 ③自分をさらけ出すことの大切さ どちらかというと、作品の紹介というよりは、感想や感じた魅力を書いて発信することで、少しでも作者の方の励みになればい…
【読書メモ】 早見和真『ザ・ロイヤルファミリー』(新潮文庫)
馬主サイドの視点から、日本の競馬界を描いた大河小説。テーマは「継承」だ。 競走馬の血統の継承、馬主一家の血や事業の継承、騎手の世代から世代への継承が、時の流れに沿って描かれる。 実在の名物馬主や人気騎手にどことなく似ている人物が主要キャストに配されていて、競馬ファンなら...
久しぶりにハードカバーの本を買って、ウキウキしています。どっちも好きな作家さん。アリスなんて一年前に出た本なのに、これを買うか文庫まで待つかで迷って迷って、今購入(苦笑)(でもちゃんと初版でちょっと嬉しい)文緒先生のは、心して読まないとな。旅行に持って行ったり、通勤や昼休みの時間に読むなら断然文庫がいいんだけど、どうやらわたしはハードカバーが好きみたい。あんまり持ち歩けないけど、ソファーでじっくり...
「夢をかなえるゾウ0」を読んだので自分の生活に落とし込んでみた
本記事では「夢をかなえるゾウ0」の課題をまとめて、自分の生活へのどの様に落とし込むかをまとめてみました。課題は同じですが、課題に対しての行動は人それぞれの答えがあると思います。是非一緒に課題に取り組み、”本当の夢”を見つけにいきましょう!
【本】西 加奈子『ふくわらい』~それを恋というのなら、こんなに美しい感情はない~
1、作品の概要 『ふくわらい』は、西加奈子の長編小説。 2012年に朝日新聞出版より刊行された。 第1回河合隼雄物語賞受賞、「キノベス!2013」1位。 文庫本で294ページ。 特異な環境で育ち、愛も友情も知らずに育った編集者の鳴木戸 定(なるきど さだ)が、彼女なりに世界を愛し始めるまでの物語。 2、あらすじ 鳴木戸 定は、感情の表出があまり見られない一風変わった女性で、幼少の頃に熱中した福笑いが唯一心動かされることで、大人になってからも、空想の中で他人の顔を福笑いのように解体して楽しんでいた。 母親の多恵からは深い愛情を受けて育つが、病弱な母は早逝し、冒険紀行家の父について世界中を回る旅を…
久しぶりに本棚の見直し。床に積み上げていた仕掛け絵本をこの本棚に。大袈裟だけど私の人生が詰まっている本棚 笑まだまだ入れ替わると思うけど育てていきたいと思...