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【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(4=完)―胃袋は大きな方が良い
静寂に包まれた花蓮駅の待合室で、4日目がはじまりました。これから夜行列車莒光号655次に乗車して台北に戻ります。深夜2時の到着を前に改札が行われ、ようやくホームに入れました。とはいえ、動画用の機材はバッテリー残量がほぼなく、列車到着シーンを収めてすぐ車内に入り、座席に腰掛けました。目次1 胃袋は大きなほうが良い(台北駅~万華~山佳駅~西門町~民権西路)2 まさかのイグジット・ロウ&超乱気流フライト(台北...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(3)―夜の花蓮駅で待ちぼうけ
目次1 朝の東台湾でも一期一会2 台東線途中下車の旅3 夜の花蓮駅で数時間の列車待ち朝の東台湾でも一期一会▲玉里の日本家屋3日目は玉里鎮の玉麒麟別荘から始まります。当初は客城橋付近でDR2700型を撮影しようと思っていましたが、予想以上に疲れが酷く、体と脳みそが早朝から働いてくれず、結局7時ごろに起床しました。フロントのオバチャンは就寝中らしく、鍵はフロントに置いておくよう書かれていました。書置きの通りにして...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(2)―台東で撮り&乗り鉄三昧
目次1 花蓮駅で機関車交換2 関山・徳高陸橋でDR2700形を撮影3 朝ごはん(池上)4 鹿野移民村5 台東駅6 DR2700形で玉里へ花蓮駅で機関車交換初日は瑞芳から莒光号606次に乗り込み、幕を閉じました。2日目の記録は花蓮駅から始まります。ずっとデッキに座りっぱなしで疲れに着かれた状態で花蓮駅ホームに降り、真っ先に先頭の電気機関車へと向かいます。先頭客車のデッキにいたせいか、他のレイルファンよりも一足先に撮影を始...
【旅行記】2014年7月 5回目の台湾(1)―キャセイ初搭乗&夜の瑞芳で暇つぶし
7月初頭の4日間を利用して、台湾を訪問してきました。今回の目的はなんといっても、電化した台東線と、ダイヤ改正により定期運用から撤退するDR2700型「白鉄仔」の記録を収めることにあります。西部に行く機会が少なく、近年整備されたという林内神社(雲林県)を訪れたい気持ちもありましたが、その気持ちをDR2700型やDLなどに集中させた4日間となりました。目次1 香港行きのキャセイで経由地台湾へ2 新型車両EMU800形に乗る3 夜...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(8=完)―開業したての環状線に乗る
台湾4日間もついに最終日を迎えました。この日は13時の飛行機で福岡に帰るため、滞在時間は決して多くありません。もし台北から桃園メトロで空港に行く場合、飛行機の出発から3時間前までには台北を出る必要があります。ということで、最終日は朝10時がタイムリミットです。もう少し余裕があれば北投温泉の滝乃湯に行くところですが、さすがにそこまでの余裕はありません。最終日の最優先課題はズバリ、開業したての台北メトロ環状...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(7)―新幹線なら高雄~台北1時間半!
天下の台鐵様も、さすがに台湾新幹線こと高鐵には敵わないようです。今日中に台北入りするため、16時半をめどに屏東を出た私は、電車で新左営に向かいました。ここから新幹線を利用すれば、18時ごろには台北駅に着く計算です。値は張りますが、ここは快適さを優先しようと思います。目次1 夕暮れ時の高鐵左営駅に到着2 新幹線なら高雄~台北1時間半!3 三和夜市でモンゴル焼肉を食べる夕暮れ時の高鐵左営駅に到着17時ごろ、高鐵...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(6)―何もかもが変わった屏東線
動画用のSDXCカードを求めて、台鐵高雄駅にやってきました。ここから駅東側にあるPC街に出向き、そこでカードを探してみようと思います。目次1 説明しよう、高雄駅の東側には「電脳街」があるのだ!2 地下化された高雄駅3 枋寮行きを諦めて潮州駅を散策する4 屏東の旧阿猴神社をたずねて5 名古屋名物スガキヤで食べてみた6 新幹線での大ワープを思いつく説明しよう、高雄駅の東側には「電脳街」があるのだ!久しぶりの高雄駅...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(5)―朝の高雄で色々やってみる
いよいよ4日間の旅も後半に入りました。「11回目の台湾」シリーズ第5弾は、3日目朝の高雄から始まります。この日は高雄・屏東を中心に過ごし、最後は新幹線で大ワープのすえ台北郊外で一泊しました。目次1 文賓大飯店の朝食はお弁当!?2 第二桟橋のアート街に巨根あらわる3 高雄ライトレールの線路横を歩く4 旧高雄神社(高雄忠烈祠)では野犬に要注意!最悪襲われる5 高雄港でフェリーと電車を撮影する6 なかなか見つから...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(4)―5年ぶりの高雄で食い倒れ
2日目は午後もかっ飛ばします!斗六駅から乗り込んだ自強号でコンビニ弁当の昼食を済ませ、嘉義駅に降り立ちました。ここで列車を乗り換え、区間車で数駅先の南靖駅を目指します。何の意味もなく、田舎の小駅に降りるわけではありません。これから嘉義県水上郷にある、南靖糖廠という砂糖工場に向かいます。目次1 南靖糖廠でフィールドワーク~林鳳営駅へ2 橋頭糖廠の神社跡3 夜の西子湾駅で4 文賓大飯店の格安部屋は秘密基地...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(3)―虎尾糖廠の五分車(サトウキビ運搬鉄道)を撮る
台湾滞在2日目はいよいよ次なる目的地、高雄を目指します。まずはその前に、毎年冬恒例の五分車を撮るため、斗六から近い虎尾を目指します。五分車は簡単に言うと「サトウキビ運搬鉄道」で、草ボウボウの中を走る軽便鉄道です。かつては台湾各地に存在しましたが、今となっては虎尾にのみ商業用の五分車が走っています。目次1 朝から「魯肉飯食べ放題」で調子に乗る2 毛の付いた背骨3 サトウキビ運搬鉄道を4K動画に録る4 北港...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(2)―台中ランタンフェスティバルを満喫!
南国台湾だって冬は寒いのです!乗り換えに失敗して、台鐵豊富駅で数十分も過ごす羽目になりました。そこそこ寒い気温でしたが、厚着してきたおかげでひどい目に遭うことはなく、次の苗栗行き区間車が到着しました。とりあえず、この列車で苗栗まで行っておくことに。1駅移動して終点苗栗に到着したら、また30分ほど待って次の嘉義行きに乗り換える予定です。何だったらいったん駅の外に出て、食堂で腹ごしらえしても良いのですか...
【旅行記】2020年2月 11回目の台湾(1)―5年ぶりのエバー航空で浦島太郎になる
11回目の台湾は思い付きのように始まりました。台湾に行くこと自体は1月頃から考えていて、すでに4連休を取っていたのですが、世の中では新型肺炎が流行して止む気配を見せず。おかげで直前まで旅行先に迷い、飛行機の発券をズルズルと先送りしていました。しかし、どうしても行きたい・・・台中ランタンフェスティバル!せっかくフローラ博会場を再利用してやるのだから、旧イベントに愛着を持っていた身としては、ぜひとも行ってお...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(5=完)―搭乗締め切り0分前
2015年1月、台湾西部を5日かけて漫遊しました。5日目は夜行列車莒光532次の車内から始まります。目次1 やっぱり眠れぬ夜行列車2 搭乗締切0分前3 今回の土産物・移動距離などやっぱり眠れぬ夜行列車夜行列車というのはなかなか眠れないもので、「全然眠れるよ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は未だかつて夜行でまともに爆睡したことがありません。客車大好き人間なので、久しぶりに聞く客車のジョイントを楽しみ...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(4)―徒歩&自転車で台湾南部をめぐる
2015年1月、台湾西部を5日間かけて漫遊しました。4日目は映画『KANO』で盛り上がる嘉義市から始まります。目次1 朝の嘉義市内をぶらり散策2 自転車で台南中心地をぶらり散策3 岡山神社跡の赤鳥居を見にいく4 高雄で台湾最後の夜を過ごす朝の嘉義市内をぶらり散策ホテルをチェックアウト後、まずは阿里山森林鉄道とその関連施設を見るため、市街地北部を目指して歩き始めました。「阿里山号」1次の回送列車を撮影後、嘉義車庫園...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(3)―糖鉄追っかけと日治の記憶
2015年1月、台湾西部を5日間かけて漫遊しました。3日目は雲林県の虎尾から始まります。朝7時に起床した私は、サトウキビ運搬列車の出発時間を見越して早めに行動を始めました。事前に得た情報によると、一番列車は8時ごろに運転を始めるようなので、早々と朝食をとり、台糖馬公厝線沿いを西へと歩いていきます。ちなみに今回は朝食店でトーストを頼みましたが、急いでいたので写真にはおさめませんでした。急いでいたとはいえ、線...
【旅行記】2015年1月 6回目の台湾(2)―通霄神社で深まる交流
2015年1月、台湾西部を5日間かけて漫遊しました。2日目は客家人が多く住む苗栗から始まります。今回宿泊したホテルを出て、まず初めに旧苗栗神社を目指して歩き始めました。時計を見ると朝7時過ぎで、ちょうど学生の登校時間と重なっています。旧神社の近くには苗栗商業高校があり、学校を目指すジャージ・ブレザー姿の学生を多く目にしました。朝食を屋台で買ったり、自転車や徒歩で通学したり・・・高校生の日常を垣間見ることが...
【旅行記】2019年9月 10回目の台湾(2)―集集線乗りつぶしに成功
目覚めて驚きました。なにせ、充電していたと思っていたタブレットが、電池残量28パーセントだったのですから!しっかりコンセントに差し込んでいたにもかかわらず、全く充電されていません。どうやら、差し込んでいたコンセントからの給電が、途中で止められていたようです。おまけに昨晩まで飛び回っていたフリーWi-Fiも、いつの間にか止まっています。困ったなあ・・・。目次1 朝の盧山温泉もまた美し2 霧社の神社跡をめぐる3 ...
【旅行記】2019年9月 10回目の台湾(1)―南投県の秘境「盧山温泉」に潜り込む
2012年に初めて台湾の土を踏んでから、はや7年が経ちました。これまで鉄道旅が中心となり、そのために、内陸部は未踏の状態が続きました。ついに10回目の台湾となる今回は、これまで踏み入れてこなかった内陸部に焦点を当て、山地原住民(高砂族)の文化や歴史に触れたいと思います。今回は3日間と短い行程ですが、目標をいくつか掲げています。短時間で極力全部達成できるよう、努力しながら台湾をめぐりたいと思います。福岡から...
【韓国ゆるキャラ事情】釜山都市鉄道マスコット「ファミリーヒュー」について
韓国にも日本ほどではありませんが、ご当地キャラクター・企業マスコット(所謂ゆるキャラ(R)とも)が存在します。残念ながら、ネット上やメディアで取り扱われることは殆どありません。近年、反韓感情が高まっている中で、わざわざ韓国ネタを発信してもメリットがないからでしょう。しかし、全く発信されないことで生じる問題もあります。それが、「真実が全く伝わらない」ということです。韓国のマスコットを扱う媒体がなければ...
東亜大学富民キャンパスのアメリカ製釜山市電(釜山広域市西区)
今回は韓国・釜山広域市西区に保存されている釜山市電をたずねて、東亜大学富民キャンパスにやってきました。地下鉄1号線土城駅から歩いて3分という、比較的利便性の良い場所にあります。地下鉄出口から道を進むと、古びた路面電車が見えてきました。キャンパスの奥に保存されているわけではないので、これなら簡単に見つけられます。電車の横には何やらレリーフが置かれていますね。何でしょうか・・・チョット気になったので近づいて...
今回は韓国南部、釜山広域市にある湯治場「東莱(とうらい)温泉」をめぐっていきます。地下鉄1号線の温泉場駅が最寄り駅になっています。電車を降りて少し歩けば、温泉施設が立ち並ぶ温泉街に行くことができますよ。温泉場駅を出てペデストリアンデッキを進むと、やがてショッピングモールの中に入っていきます。おや、この風景はどこかで見たことがあるような・・・何かに似ているショッピングモールを出てしばらく進むと、見えてき...
【2018年5月】夕方のKORAIL釜山駅で激写!高速列車の独壇場だ
釜山からフェリー「ニューかめりあ」で福岡に帰る場合、18時半までにチェックインを済ませておかねばなりません。チェックイン締め切りは18時半ですが、次の出国審査は19時20分に始まり、それまで約1時間も暇な時間ができます。今回は釜山からニューかめりあで帰国するため、チェックイン締め切り前の18時20分に釜山港旅客ターミナルへとやってきました。それからチェックインを済ませると、あとは1時間後の出国審査を待つばかりで...
長距離列車の入換シーンも...午後のKORAIL釜田駅で激写
昼下がりのKORAIL釜田駅にやってきました。ちょっと時間があるので、これから構内をめぐろうと思います。果たして、電車はどれぐらい止まっているでしょうか?釜田駅のコンコースからは、広々とした駅構内を一望することができます。実は今回、2016年末に開業した東海線の広域電鉄を利用して釜田入りしました。上の写真は、東海電鉄線のトークン(電子切符)を写したものです。改札口の通り方は台北メトロと似通っています。こちら...
今回は韓国・釜山広域市東莱区にある、KORAIL東莱(とうらい)駅をめぐっていきます。所属路線は東海線(旧東海南部線)、駅番号はK114。同駅は広域電鉄開業前から存在する駅の一つで、日本統治時代の昭和9年に開業しました。広域電鉄の開業に伴い、駅の改築・立体交差化が行われた結果、立派な高架駅に生まれ変わっています。ホームはすべて高床式のため、広域電鉄の電車しか停車しません。また、優等列車を退避できるよう、待避線を有...
今回は韓国・釜山広域市蓮堤区にあるKORAIL教大駅をめぐっていきます。所属路線は東海線(旧東海南部線)、駅番号はK113。同駅は東海線の電化・広域電鉄化にともない、2016年末に開業しました。駅名が示すように、駅近隣には釜山教育大があります。また、釜山交通公社1号線(地下鉄)との交点に設置されたことから、地下鉄との乗換駅にもなっています。東海線が電化された際、既存の駅を含め、多くの駅が高架駅になりました。これらの...
【施設紹介】KORAIL東海線 釜田駅(釜山広域市釜山鎮区)
韓国南部の都市・釜山は大都市にして、交通の要所でもあります。鉄道の玄関口は何といっても釜山駅ですが、釜山にはターミナル駅がもう一つ存在します。それが、今回お届けする東海線の釜田(ふでん)駅です。釜田駅は釜山駅よりも数キロ北の、釜山鎮区にあります。近くには釜山の繁華街・西面があります。釜山駅と同じく、比較的アクセスしやすい場所にあるといえます。▲釜田駅駅舎真新しい橋上駅舎を有しています。発着本数が多く...
タイ国鉄に譲渡されたブルートレインを激写!フアランポーン駅の14系・24系客車群
タイ国鉄フアランポーン駅の片隅に留置されている、JRからの譲渡車を眺めてみました。かつて寝台列車や客車特急で使用されていた、14系・24系客車が、一か所にまとめられ留置されているのです。その様子は駅ホームから簡単に見ることができ、気軽に写真に撮ることができます。一番車止め側にはスハネフ15が、車掌室側を表に見せるようにして置かれています。テールサインには何も入っていません。2両目はオハネ15かオハネ25でした...
今回お届けする沙上駅は韓国南部、釜山広域市沙上区にある京釜線の駅です。同駅は都市鉄道2号線・釜山-金海ライトレール(軽電鉄)と接続しており、まさに沙上区における交通の要所といえる場所です。...にしては、妙にKORAIL側の発着列車が少ないのですが、それは後に置いといて、まずは沙上駅のおこりについて簡単にご紹介します。目次1 日本統治時代の沙上駅2 駅舎外観3 駅舎内・ホーム4 駅前の様子5 釜山広域市沙上区のマス...
【施設紹介】タイ国鉄メークロン線 マハーチャイ駅(Samut Sakhon県)―賑やかな鉄道市場
今回はタイ国鉄メークロン線のなかでも、「東線」にあたる区間の西端にある、マハーチャイ駅をめぐります。所在地はサムットサコーン県ムアンサムットサコーン郡。同駅から川を越えて向かい側には、メークロン線「西線」の東端にあたるバンレーム駅があります。マハーチャイの駅舎は市場ど真ん中に建っています。あまりにも店が密集しているため、駅前の通りから駅舎が見えづらくなっていました。駅舎自体は結構立派な造りです。駅...
【施設紹介】タイ国鉄北本線 チェンマイ駅(Chiang Mai県)―市街地から遠い終着点
今回はタイ北部、チェンマイ県にあるタイ国鉄チェンマイ駅をめぐります。所属路線は北本線。バンコクとチェンマイを結ぶ国鉄の大動脈、北線の終着駅にあたり、チェンマイ観光の玄関口として機能しています。ただし、駅は市街地の外れにあるため、ターペー門など、旧市街地方面に向かう際は、徒歩かバス・ソンテウを利用することになります。目次1 駅舎外観・駅前広場2 保存SL340号機3 駅舎内部4 ホーム5 駅ホームに停車中の客...
【2019年夏】タイ国鉄フアランポーン駅で客車撮り!日本製の旧客モドキも多い
タイ国鉄のターミナル、フアランポーン駅ホームをめぐりながら、客車列車を撮影しました。未だに非電化路線ばかりで、動力車もあまり普及していないタイ国鉄には、様々な形態・用途の客車が在籍しています。中でも日本製客車の割合が圧倒的に多く、10系客車に近い構造の客車も走っています。今回はフアランポーン駅に停車中の客車を撮影しながら、タイ国鉄客車の形態・特徴について見ていきましょう。▲BTC327(BTC320形)狭い窓が...
【施設紹介】タイ国鉄 アソーク駅(バンコク都)―空港鉄道との落差に驚く停留所
今回はバンコク中心部、アチャテーウィー区にあるタイ国鉄アソーク駅をめぐります。一応駅と言いましたが、駅と言うよりもむしろ停留場といった佇まいの小駅で、駅員のいない無人駅です。徒歩圏内にはエアポート・レール・リンクのマッカサン駅、MRTブルーラインのペップリー駅があって、気軽に乗り換えできます。一口にアソーク駅と言っても、国鉄だけでなくBTSにも同名の駅があります。それぞれ場所が異なるため、くれぐれも混同...
戦勝記念塔前でバンコクBTSを激写!スクンビット線名物の迂回Ωカーブ
バンコクBTSを撮影するため、戦勝記念塔駅にやってきました。この戦勝記念塔はロータリーの中心部にあります。外周部はバス停として整備され、バンコク交通の要所として機能しています。その真横にはBTSスクンビット線の高架が、塔本体を避けるようにして伸びています。BTSスクンビット線の線路は、戦勝記念塔駅を出ると大きく右にカーブして、記念塔を避けながらモーチットを目指します。すなわち、戦勝記念塔付近の線路は、Ωカー...
バンコクBTSスクンビット線を激写!東南アジアの風を感じながら
バンコク市内を走る高架鉄道「スカイトレイン」(BTS)の撮影に挑戦しました。今回はスクンビット線をめぐりながら、駅ホームで撮影を行っていきます。▲モーチット駅に停車中のEMU-B型まずはスクンビット線の最北に位置するモーチット駅に来ました。駅前には、ドンムアン空港行きバスが発着する停留所があります。ドンムアンからバンコク市内に向かう際には、ここからMRTやBTSに乗り換える方が多いのではないでしょうか。▲モーチッ...
【旅行記】2019年4月 9回目の台湾(2)―晴れたから新店まで行ってみた
目次1 悪魔の使途「黒蚊子」到来!半年間の激痒地獄はもうやだ・・・2 台湾神宮をたずねて円山大飯店へ3 久々の阜坑豆漿で美味しい朝食4 買い物するならやっぱりココ!全聯福利中心へ5 文山神社をたずねて新店へ 渓谷美が素晴らしい6 台北植物園から旧建功神社へ7 空港でもやることはやる8 帰りの飛行機で「たいほく」を思う9 最後はやっぱりスーラーメン悪魔の使途「黒蚊子」到来!半年間の激痒地獄はもうやだ・・・朝6時、携...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 3日目―鉄道&自転車で東台湾をノンビリ北上
台東行き莒光号606次の車中で3日目を迎えました。それほど眠れないまま、座席で一晩を過ごした疲れを引きずり、夜明け前の関山駅ホームに降り立ちます。目次1 台東線の客車代走は通学列車だった2 池上弁当を食べに行こう!3 レンタサイクルで花蓮をスイスイ4 新型特急プユマ号に乗る5 福隆駅で出来立て駅弁を食べる6 夜の台北でスイーツ&小吃の夜食をペロリ台東線の客車代走は通学列車だったこれから関山発台東行きの普快車...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 2日目(3)―夜行列車に乗る前に北投温泉で温まる
台湾を長距離移動する際、いつも重宝しているのが台鉄の夜行列車です。夜行列車は縦貫線と東部幹線で運転されており、種別はいずれも急行クラスの莒光号です。料金は安いし、宿代が浮くし、時間を有効活用できるということで、筆者のような貧乏学生にとって嬉しい列車であります。台北市中心部のホテルで一泊した筆者は、早朝から基隆・西門町・万華・円山・芝山巌と巡ってきました。訪れる場所を一通り廻ったので、夜をどう過ごそ...
【旅行記】2014年1月 4回目の台湾 2日目(1)―台鐵EMU100で基隆港のラバーダックを見に行く
台湾滞在2日目、1月12日の朝は清々しい大稲埕からはじまりました。目次1 街歩きのクセが裏目に出るとき2 台鐵EMU100形の臨時列車に乗る3 基隆を熱狂させるラバーダックを見に行く街歩きのクセが裏目に出るとき朝食をとり、7時半になる少し前にチェックアウトしました。これから台湾最古の電車、通称「英国婆」ことEMU100形の臨時列車で基隆に向かいます。ラバーダックが基隆港に展示されているのに合わせて、すでに引退状態のEM...
今回お届けする釜山駅は大韓民国南部、釜山広域市の港湾地帯にあります。所属路線は京釜線。目次1 釜山駅の成り立ち2 ガラス張りのターミナル・釜山駅舎3 駅構内・ホーム4 釜山駅で駅撮り―本数は意外にも少ない釜山駅の成り立ち同駅は大韓帝国時代の1908年に開業しました。京釜線の原型にあたる京釜鉄道が、日系資本により建設されて全通した、1905年時点における釜山側のターミナルは、市街地からやや北に離れた草梁駅にあり...
【エアポートレイルリンクの車窓から】草だらけのタイ国鉄マッカサン工場と廃車体
バンコク市街地とスワンナプーム空港を結ぶ、連絡鉄道「エアポート・レール・リンク」の車窓から、タイ国鉄マッカサン工場を眺めてみました。エアポート・レール・リンクは、始発駅のパヤタイ駅からラートクラバン駅までの約30キロにわたり、タイ国鉄東線と並走しています。はたして、マッカサン工場にはどんな車両が置かれているのでしょうか。ラチャプラロップ駅を出発してから間もなくして、車窓左手に工場が見えてきました。た...
【施設紹介】タイ国鉄北本線/南本線 バンスー駅(バンコク都Bang Sue区) ※移転前
今回はバンコク都バンスー区にある、タイ国鉄バンスー駅をめぐります。同駅は南線が分岐するジャンクション駅で、バンスージャンクション駅と呼ばれることも多々あります。駅前には広めのロータリーがあり、タクシーやバスも乗り入れています。駅前から見える巨大建造物は、現在建設中の新駅舎です。近い将来、これまでフアランポーン駅が担っていた機能は、バンスー駅に移設・集約され、同駅が新しいターミナル駅に生まれ変わりま...
【旅行記】2013年5~6月 3回目の台湾(3=完)―東台湾の面白さを理解する
台湾入りしてから3日目、玉里の爽やかな風と朝日に誘われ、目を覚ましました。3日目の前半は玉里鎮内を徒歩散策し、後半は鳳林鎮に移動して、内地人移民村があった林田村を散策します。暑くならないうちに、歩き始めましょう。掲載した写真は、当時撮影したものを絵葉書風にアレンジしたものです。外地旅行に来た、大正の紳士・貴婦人になった気分でお楽しみください。目次1 史跡巡り・玉里ウォーキングツアー2 灼熱の林田村3 ...
【旅行記】2013年5~6月 3回目の台湾(2)―親切な人と酷い連中
「冷蔵庫」で一夜を明かし、台南が近づいてきたところで空が白んできました。ここまでくれば、高雄まであと少し。客車のジョイント音が心地よく、一昔前の寝台特急に乗っているような気分になれます。高雄駅に到着したのは早朝6時頃。車外に出ると、あまりの気温差・湿度の高さに眼鏡が曇ってしまいました。やがて衣服がじっとりと湿り気を帯び、改めて亜熱帯に来たことを実感させられます。早朝はフリーにしているので、まず旧高...
【旅行記】2013年5~6月 3回目の台湾(1)―極寒の西部幹線夜行列車
2012年に台湾を初訪問し、2013年春には友人と一緒に2度目の台湾を訪れました。言語・勇気の面ではまだまだ未熟ものですが、とりあえず台湾になれたということで、3度目の訪問では台湾島を鉄道で一周してみることにしました。目次1 スケジュール2 暇を持て余しぎみの飛行機旅(福岡空港~桃園国際空港)3 台北駅の窓口で夜行列車の切符を買う4 夜行列車は「冷蔵庫」だった(台北~高雄)スケジュール1日目:要約午後初のCIで桃...
【旅行記】2013年3月 2回目の台湾はゼミ旅行(2=完)―自由行動は友人と台中遠征
台湾ツアー3日目は束縛のない自由行動、この時が来るのをずっと待っていました。私たちゼミ旅行一行はたしか、計8人で参加していたと記憶しています。3日目は二手に分かれて自由行動を過ごすことにしました。私が参加しない方はタクシーを使って台北市内へ、私は友人2人を連れて台北から離れ、高鐵を利用して台中を訪れることになりました。台中訪問と高鐵乗車は友人からのリクエストによるものです。この自由行動ではできる限り、...
【客車列車】タイ国鉄普通233レ 乗車記(フアランポーン~バンスー)
2019年3月、タイ国鉄に初乗車しました。記念すべき初乗車区間は、フアランポーン~バンスー間と短いですが、バンコク市街地を眺めながら客車列車の旅を満喫できました。まずは窓口で切符を買い、駅ホームに向かいます。バンスーに向かう直近の列車は、スリン行きの普通233列車で、タイ国鉄ではメジャーの非冷房式客車です。同列車はフアランポーン駅を出発後、バーンパーチーから東北本線に入り、さらにタノンチラからウボンラチャ...