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【施設紹介】タイ国鉄北本線 ドンムアン駅(バンコク都ドンムアン区) ※移転前
今回はバンコク都ドンムアン区にあるドンムアン駅をめぐります。所属路線は北線。ドンムアンといえば、スワンナプーム空港が開港するまでバンコク空の玄関口として栄え、今はLCCのターミナルになっているドンムアン空港があります。駅はまさにドンムアン空港の目と鼻の先にあり、ターミナルから連絡通路を通って駅に行くことができます。▲ドンムアン空港ターミナルから写したドンムアン駅もし下調べせずに行ったら、おそらくターミ...
高鐵台中駅と接続する台鐵新烏日駅の降り立つと、ちょうど台中メトロの建設工事が行われていました。この「台中捷運烏日文心北屯線(別名グリーンライン)」は、ここ高鐵台中駅から北上して北屯ターミナル駅を結ぶ路線で、鉄軌条の新交通システムを採用しています。車両はすでに日本から運搬されており、2020年の開業を目指し最終調整が行われているところです。開業すれば台中市中心部の鉄道空白地帯が解消され、道路混雑の緩和が...
2012年夏、私にとって初となる台湾鉄道の旅が始まりました。鉄道を利用するため、はじめて台鉄台北駅にやってきました。今回は台北駅コンコースに展示されていた、台東線(花東線)に関するパネル展の様子をお送りします。地面に突き出た巨大駅舎の中に入ると、開放感あふれるスペースが広がっています。ここ台北駅は1989年に地下化されており、地上にはおもにインフォメーションセンターや商業施設が、地下には改札口やホームが置か...
「台湾新幹線」と呼ばれることもある台湾高速鉄道(高鉄)の乗車券は、下車後、改札機で回収されないため、記念として持ち帰ることが可能です。切符中に記されている「標準廂」は普通車指定席に相当する名称ですが、高鉄にはその他にも、普通車自由席に相当する「自由座」、ビジネスクラス・グリーン車に相当する「商務廂」が連結されています。手にしてみると意外にも薄く、台鉄の乗車券よりも柔らかいです。改札機の仕組みが日本や台鉄のも...
【台湾のつりかけ特急】台鐵EMU300形自強号113次 乗車記(2=完)【八堵~板橋】
イタリア製の「つりかけ特急」こと、台鐵EMU300形自強号に乗車しました。乗車区間は八堵から板橋まで。今回は車窓やすれ違う車両たちをメインに収録しています。いわゆる乗車記パートです。目次1 八堵~七堵2 七堵~台北3 板橋駅で列車を降りる八堵~七堵八堵を出てしばらくすると、進行方向右手に七堵車両基地が見えてきます。西部幹線(基隆~高雄・屏東)で使用される電車・客車の拠点に位置付けられています。なお、東部幹線を...
【台湾のつりかけ特急】台鐵EMU300形自強号113次 乗車記(1)【車内紹介】
「つりかけ特急」でおなじみ、台鐵EMU300形の自強号に乗って、八堵~板橋間を移動ました。EMU300形は台鐵に3型式ある、釣りかけ駆動の下回りを持つ特急電車の一つです。目次1 八堵駅でEMU300形到着を待つ2 デッキ3 運転台4 客室5 行先表示機八堵駅でEMU300形到着を待つまずは台北から、EMU700形の区間車(普通)基隆行きで八堵に向かいます。月曜日の朝なだけに、車内は多くの通勤通学客で賑わっています。そして台北市中心部を...
台北駅前界隈・・・とはいえ台北駅前広場の様子がメインですが、少しだけご紹介します。多くの方がご存じのとおり、駅自体は20年ほど前に地下化されています。そんな台北駅北側には「後車站懐旧広場」があり、流線型気動車が一両保存されていましたね。以下、ササダンゴンのぬいぐるみを使った茶番です。あきゃ、日本っぽい電車ら・・・車内に入れさせてくれんかなぁ?おいらだけでも入れてほしいろ。ちなみにこの車両は流線型気動車...
後火車站懐旧広場の台鐵DR2052(台北市)―流線型モドキの魔改造車
台鐵台北駅の北側(裏側)には、大通り「市民大道」が東西に走っています。台北駅北口を出たのち、市民大道に沿って西に進むと、右手に太原路という路地が見えてきます。このあたりに「後火車懐旧広場」という名の小さな広場があり、流線型車両が保存されています。後火車すなわち後火車站というのは、日本語でいう「駅裏口」を指す言葉です。どんな形態で保存されているのか、その車両の正体が何か、さっそく調べてみました。説明板...
レアな「水色客車」を撮ろう!台鐵侯硐駅を通過する復興号685次
かつては台湾各地を走っていた台鐵「復興号」も、気が付くと東部幹線に残るだけとなっています。今回は侯硐駅で復興号685次の通過シーンを記録します。通過する20分前をめどに、あらかじめ見つけておいた撮影地に向かいました。▲キジ「おやおや鐵路迷、また来たのかにゃ?」侯硐といえば「猫村」として有名な場所です。道中、何匹もの猫に出会いました。どの猫も集落によく溶け込んでいます。猫村の路地を進むと、個人宅の入口にぶ...
ディーゼル機関庫&吊橋跡(新北市瑞芳区)―猴硐に残る石炭輸送の名残
台湾北部、新北市瑞芳区にある侯硐地区へとやってきました。(侯の後ろの文字は「石偏に同」)基隆河沿いを進んでいると、ディーゼル機関車の車庫なる建物を見つけました。どうやら、侯硐駅前で保存されている加藤製DLがかつて収められていた機関庫のようです。建物の中を覗いてみたところ、何もないカラッポの状態でした。機関庫周辺の様子を見て回ろうとしたところ、菁桐からやってきたDR1000形区間車(普通)八堵行きが通過しました。...
台鉄宜蘭線の侯硐駅から三貂嶺方面に少し歩くと、侯硐検車分駐所があります。(侯の後ろの文字は「石偏に同」)そこには日本製と思しき客車の姿があったので撮影することにしました。南廻線の普快車で使用されている32900系列によく似た外観ですが、塗装が橙色になっています。訪問当時はこの客車の素性など知る由もなかったので、一旦形式写真を撮ってから帰宅後に調べてみることにしました。今回、当ブログでは初めて台湾の客車形式...
台北から電車で1時間!癒しスポット「猴硐猫村」をぶらり散策(新北市瑞芳区)
猫村で有名な、台湾新北市の侯硐までやってきました。台鐵侯硐駅から線路をこえ、駅裏側にあるという「猫村」に向かいます。日本でも有名な猫スポットですが、はたして何匹の猫に出会えるでしょうか?目次1 土産物を買うなら駅前!2 猫村は駅裏側に広がっている(一応表側にも猫はいるけど)3 人慣れした地域猫が多い4 猫村側から台鐵宜蘭線の列車を激写!5 猫村で一番多い模様は黒白ブチ土産物を買うなら駅前!▲狭い猴硐駅前...
猫村でおなじみ侯硐駅(※)から三貂嶺方面に進むと、撮影に適した場所がありました。渓谷沿いに線路がカーブを描き、まさに撮り鉄にふさわしい場所だと思います。※のちに猴硐駅に改称。目次1 まずは場所選びから2 DR2900・3000形自強224次3 莒光号605次(E412+32850系客車)4 平渓線直通・DR1000形区間車5 平渓線直通・DR1000形区間車4725次 猴硐駅にて6 幸福水泥のセメント貨物&EMU500形区間車 猴硐駅にてまずは場所選び...
【施設紹介】台鐵宜蘭線 猴硐駅(新北市瑞芳区)―猫村の玄関口
猫の村で有名な山あいの集落「侯硐」へ行くため、台鐵侯硐駅にやってきました。所在地は新北市瑞芳区、所属路線は宜蘭線。※現在は猴硐駅に改称されています。目次1 駅ホーム・線路など2 駅舎外観3 駅舎内部4 猫を発見!駅ホーム・線路などホームに降り立つとまず、選炭場だった廃墟が目につきました。ここ侯硐は猫の村として有名な場所ですが、それだけではありません。日本統治時代から炭鉱開発が行われていました。現在でも炭...
【手動扉のボロ客車】台鐵西部幹線の莒光号512次 乗車記(台中~台北)
台鐵の優等列車「莒光号」の乗車記録です。台中から台北まで、山線経由の512次に乗車しました。お昼時ということで、駅の売店で弁当を購入してからホームへと向かいます。列車が到着するまでの間、ホーム上で列車や建物などを撮影しながら時間を潰すこと約十数分、今回乗車する512次が到着しました。今回乗車した列車はなんと、近年数が減りつつあるという手動扉の編成だっただけでなく、元食堂車のFP1016(DC32850からの編入車)も連...
少しだけですが、台北メトロ(MRT)の行天宮・忠孝新生・善導寺駅の様子をお送りします。いずれも朝に撮影したものですが、朝ラッシュの少し前に撮影・乗車したこともあり、撮影のしづらさは感じませんでした。この少し後にラッシュが始まり、ホーム上や車内は一気に通勤客で大賑わいになりました。行天宮駅は新荘線にある駅で、駅のすぐ傍に行天宮があることからその名がつけられています。新荘線(輔大~古亭)は中和線(古亭~南勢角...
※高架化に伴い現存しません。台湾中部にある台中市の玄関口・台中駅にやってきました。日本統治時代に建設された古いレンガ造りの駅舎があることで有名ですが、裏口の駅舎もぜひ見ておいたほうが良いと思います。駅裏口は「後站」と呼ばれています。「後站」は日本家屋造りで、どことなく日本の私鉄駅を連想させます。屋根瓦はというと、沖縄県や台湾でよく見られる波型セメント瓦になっていました。台鉄の裏口駅舎となる前は、台湾糖...
【施設紹介】台鐵台中線 台中駅(台中市中区) ※地上駅時代のレトロ駅舎
台鉄台中駅は台湾中部の大都市・台中市の玄関口として賑わっています。それだけでなく、日本統治時代の1917(大正6)年に建設された赤レンガ駅舎が、今でも現役で使用されています。設計を手掛けたのは、新竹駅・基隆駅などの設計にも携わった松崎萬長(つむなが)。残念ながら、当時の基隆駅舎は現存しませんが、新竹駅舎と台中駅舎は今も現役で使用されており、大正ロマンを今に伝えています。今回台中駅に降り立ったのは午前10時頃...
【施設紹介】台湾高鐵 台中駅≒台鐵縦貫線 新烏日駅(台中市烏日区)
台北から高鉄(台湾高速鉄道/台湾新幹線)で台中へとやってきました。高鉄と台鉄(台湾鉄路局)は全く異なる会社同士であるためか、桃園・新竹・台中・嘉義・台南など主要都市の駅は併設されておらず、高鉄の駅は市街地から離れた場所に設置されています。今回下車した高鉄台中駅は台鉄と交差する位置に設置されているため、(台鉄)新烏日駅を交差地点に設置することで利便性の向上を図っていますが、(高鉄)桃園・新竹・嘉義・台南各駅...
狙うはプユマ号!台鐵汐止・汐科駅で撮影したらEMU400も来た
旧汐止神社を撮影後、台北へ戻るため汐止(しおどめ)駅に戻ります。このまますぐ台北へ戻っても良かったですが、帰りの飛行機の時間までかなりあったので、汐止・汐科駅で台鐵の車両をゆっくり撮影することにしました。ここでは主に動画撮影を行ってきました。今回お送りする静止画の大半が動画からキャプチャしたもので、画質はカメラ撮影よりも低くなっています。予めご了承ください。▲莒光号654次牽引機E232、客車は手動扉のオン...
【架線下DC】台鐵宜蘭線DR2900形 自強号205次 乗車記(礁渓~台北)
朝8時発の自強号205次に乗って、宜蘭県の温泉郷・礁渓から台北に移動しました。天気はあいにくの曇りでしたが、海側の座席に腰掛け、太平洋沿いの景色を楽しむことができました。以下、台北までの簡単な乗車記録です。▲自強号樹林行きが到着車両はおなじみDR2900形、先頭は3000番台▲DR2900形客室内と特徴的な排気筒カバー雨は礁渓駅前を歩いている際にごく少量降ってきただけで、当日の飛行機で台湾を出るまでの間、本降りの雨に遭...
台鐵東部幹線を北上して、台湾東部最大の街・花蓮にやってきました。用を済ませて花蓮を離れる際に、駅ホームで撮影をしながら、列車到着までの時間つぶしをします。はたして、花蓮駅ではどんな列車が見られるでしょうか?▲花蓮駅に到着花蓮まで来たからには、台東線のローカル輸送をになうDR2700形をスルーして帰れません。優等列車で活躍したのも今は昔。国鉄型でいうキハ58系やスハ43のように、都落ちして台東線に落ち着きまし...
【2013年夏】台鐵台東線DR2700形 普快4675次 乗車記(鳳林~花蓮)
台鐵台東線のローカル輸送で活躍する、DR2700形気動車に乗車しました。今回乗車地に選んだのは鳳林駅。ここから花蓮までの切符を求め、駅窓口で普快の切符を入手する所から始まります。ちゃんと「普快」と言ったにもかかわらず、差し出されたのはなんと自強号の切符でした。自強号ではなく普快4675次の切符が欲しいと駅員(日本語が通じました)に伝えたところ、「普快は40分遅れているから自強号の方がいい」との返事が返ってきまし...
台鐵台東線のちょうど中間地点に位置し、ローカル列車の運用上の拠点となっているのが、花蓮県玉里鎮にある玉里(たまざと)駅です。玉里は日本統治時代より交通の要所として栄え、現在でも花蓮県南部最大の街として賑わっています。▲玉里駅舎間もなく戦後70年になろうとしていますが、玉里駅付近には今もなお、日本統治時代に建てられた官舎が数多く残っています。▲玉里駅舎内写真には写っていませんが、駅舎内にはセブンイレブンが...
仁川(インチョン)国際空港での乗り継ぎの過ごし方!トランジットツアーも!
祝!K-ETA不要!「仁川(インチョン)国際空港」でトランジットの過ごし方を提案します。無料のトランジットツアー|トランジット観光|インチョンエアポートトランジットホテル|チムジルバン「SPA ON AIR」|カプセルホテル「ダラク休」
台湾南東部の都市・台東市の中心部にやってきました。現在こそ台東駅は郊外にありますが、かつては利便性のよい市街地に存在していました。台東線と屏東線を繋ぐ南廻線の開通後、新設された卑南駅(後に台東新駅へ改称・現在の台東駅)から初代台東駅(以後、台東旧駅と表記)までの短い区間は盲腸線として残りました。この区間は2001年に廃止されましたが、現在では大半の区間が遊歩道となり、台東旧駅跡も「台東鉄道芸術村」として整...
【台湾の旧型客車】台鐵南廻線の普快3671次 乗車記(3=完)【枋山~台東】
台湾鉄路管理局(台鉄)南廻線に一往復が残るのみとなった非冷房客車鈍行のうち、枋寮から台東へと向かう普快3671次に乗車した際の記録です。屏東県最東端の駅・枋山(屏東県獅子郷内獅)を出ると、列車はバシー海峡に別れを告げ、恒春半島の根元を横断するため山越え区間に入ります。枋山駅から次の古荘駅までは約30キロメートル離れているため、その間に信号場が二か所(枋野信号場・中央信号場)設置されています。▲南シナ海に別れを...
【台湾の旧型客車】台鐵南廻線の普快3671次 乗車記(2)【枋寮~枋山】
台湾鉄路管理局(台鉄)南廻線に一往復が残るのみとなった非冷房客車鈍行のうち、枋寮から台東へと向かう普快3671次に乗車した際の記録です。12時9分、列車は始発駅の枋寮を出発しました。ここから台東まで約2時間の旅が始まります。枋寮から枋山まではバシー海峡沿いの区間を進みます。▲美しい南国の海枋寮の次は加禄駅(屏東県枋山郷加禄)です。ここからチリのごとく南北に細長い、屏東県枋山郷に入ります。加禄駅到着時、進行方向...
【台湾の旧型客車】台鐵南廻線の普快3671次 乗車記(1)【枋寮駅】
台湾では比較的最近まで、手動扉・非冷房の旧型客車による鈍行列車が各地で運行されていました。そんな台湾でも車両の近代化が急速に進み、非冷房客車鈍行は南廻線(枋寮~台東)に一往復残されるのみとなりました。今回は南廻線の非冷房客車鈍行こと、台東行き普快3671次の乗車記録をお送りします。 普快3671次の始発駅は屏東線の終着駅・枋寮ということで、高雄から「池上一郎文庫」のある竹田に立ち寄ってから、「冷房付き」客車鈍行...
台北から夜行の莒光号(急行に相当)531次に揺られ、台湾第二の都市・高雄へとやってきました。ここから屏東線に乗り換え、池上一郎文庫のある竹田駅へ向かう予定です。早朝6時ということで、文庫の開館まで時間に余裕があります。そこで、高雄市内を少しだけ見て回ることにしました。▲台鐵高雄駅一帯では地下化工事が行われており、ホームから駅本屋へは、長い連絡橋を介しての連絡となっています。▲跨線橋から高雄駅構内を眺めて高...
【復興号客車】台鐵屏東線 区間車3511次 乗車記(高雄→竹田)
高雄からは屏東線の列車に乗り込み、「池上一郎文庫」のある竹田を目指します。屏東線は台鉄西部幹線に組み込まれており、高雄から途中の屏東までは電化されています。屏東から終点の枋寮までは単線・非電化という、極めてローカル色の強い区間となっていますが、現在 一部区間で立体交差化工事が行われているほか、屏東~潮州駅間では電化工事も行われています。今回乗り込むのは、新左営(高鉄左営)発枋寮行きの区間車(普通列車)...
台鐵TEMU2000形 プユマ号225次 乗車記(花蓮~宜蘭)
台鐵・東部幹線は利用者が多く、時期ないし列車によっては、切符が取りにくいことも多々あります。今回乗車した「プユマ号」は、タロコ号とともに超人気列車の一つで、正直にいうと、切符が取れるかどうか心配でした。台湾への出発前日、すなわち乗車3日前のこと。乗車予定のプユマ号(225次)の空席状況を確認してみました。あいにく花蓮~台北間は完売でしたが、宜蘭までなら空席アリとのこと。その翌日、すなわち台北到着後の夜...
【格安きっぷで行く】台鐵台東線の復興号685次 乗車記(池上~花蓮)
池上から復興号685次(台東発樹林行き)に乗り、一路花蓮を目指して北上します。2014年1月現在、復興号の運賃割引キャンペーンが行われているので、100元で乗車することができました(台東~花蓮駅間は150元)。この復興号685次はたしか2012年7月に、侯トウ駅周辺で撮影したことがあります。撮影した当時は「もうすぐ復興号が廃止になるかも・・・」と思っていましたが、しぶとく残っているのには驚きです。▲2012年7月に撮影した復興号68...
台東線の電化せまる!台鐵DR2900形自強号215次 乗車記(台東~池上)
台湾を一周する鉄道路線のうち、南東部(花蓮~台東~屏東)に非電化区間が残っていました。2020年12月に知本~枋寮間が電化したことで、台鐵西部幹線・東部幹線すべてが電化されています。ながらくの間、非電化区間ではディーゼルカーの自強号が幅を利かせていました。今回お届けするのは、まだ台東線が非電化だったころの2014年1月に乗車した、DR2900形使用の自強号215次の乗車記録です。台東から池上まで乗車しました。▲台東駅...
非電化の主要駅ここにあり...清々しい朝の台鐵台東駅で激写!
台湾を一周する鉄道路線のうち、花蓮から台東を経由して屏東を結ぶ区間が、非電化のまま残っています(2014年1月現在)。2014年7月には花蓮~台東~知本間の電化が予定されており、これにともない、台東駅に乗り入れるディーゼル車両は減少する見込みです。台北から夜行列車を利用して、台東駅に行く機会を得ました。今回お届けするのは、朝の台東駅を舞台にした撮影記録です。それほど長時間ではありませんが、いかにも非電化の主...
夜行列車を利用した関係で、夜明け前の台鐵関山駅を利用する機会がありました。季節は冬真っ盛り!一応亜熱帯ですが、真冬の早朝ということで寒く、ジャケットを羽織っても震えは収まりません。さてこれからどうしよう...。予定だと、この駅始発の列車で台東まで行くことになっています。とりあえず改札を出ようじゃないですか。震えながらホームを歩いていると、横にいた老夫婦(日本語世代ではありませんでした)が「寒いの?大丈夫...
台鐵の新型車両・EMU800形「微笑號」乗車記【量産先行車】
台鐵の新型車両・EMU800形に試乗するため、七堵駅にやってきました。EMU800形がこの後、基隆から来ることは把握しています。それまでの間、ホームでひたすら時間を潰すことに。というのも、このとき夜だったのと、ちょうど雨が降っていたからです。改札を出て駅前を覗いてみましたが、あまりにもやることがないので、すぐ引き返してホームに戻りました。縦貫線の基隆~台北間は、「基北線」という愛称名でも付いているのでしょうか?...
最古参EMU100から最新鋭EMU800まで...台鐵汐科駅で激写!
台北(たいほく)から各駅停車の列車に乗車した場合、地上を出て最初に到着するのが汐科駅です。カーブを描いているので、レイルファンの間ではよく知られた撮影地の一つとなっています。動画をメインに鉄道車両の撮影を行うため、しばらく滞在しました。殆どの画像が動画からのキャプチャです。まずTEMU2000形「プユマ」が通過しました。後追いです。PP自強号が通過します。目の前を通過するシーンをキャプチャすると、ご覧のように画...
台鐵EMU600形「ラバーダック」ラッピング編成 乗車記【黃色小鴨在基隆2013】
台湾のラバーダックブームはとどまるところを知りません。2014年1月現在、台鉄では「ラバーダック」の展示に合わせて増発が行われており、EMU100形を臨時運用に動員しています。その他にも、EMU600形の「ラバーダック」ラッピング編成も登場し、主に基隆~七堵駅間のシャトル列車として使用されています。今回はEMU600形ラッピング編成に乗り込み、まず七堵に向かいました。▲EMU600形「ラバーダック」ラッピング編成▲紫色のアヒル...
【台湾のつりかけ特急】臨時列車で復活!台鐵EMU100形「英國婆」乗車記(2=完)
基隆港でのラバーダック展示に合わせて、台鐵EMU100形「英国婆」を使用した臨時列車が樹林~基隆間で運行されました。休車状態からの復活に、多くのレイルファンが撮影のため、基隆駅に集結しています。彼らと一緒に写真や動画を撮りながら、EMU100形の雄姿を目に焼き付けました。▲レイルファンでにぎわう基隆駅と台鐵EMU100形列車を降りたその足でホーム端に移動すると、一帯は人で混雑していました。あまりに多くの人であふれか...
【台湾のつりかけ特急】臨時列車で復活!台鐵EMU100形「英國婆」乗車記(1)
「英国婆」という愛称名で知られる台鐵EMU100形は、数年前に定期運用から退きました。そんな中、基隆港でのラバーダック展示に合わせて、2013年冬から臨時列車に動員されています。まさかの復活運行に現地ファンは喜び、駅や沿線は連日大勢のファンで賑わっているとのこと。このような運行が今後もあるという保証はありません。大学の卒業旅行を兼ねて、EMU100形の走りを満喫しました。今回は板橋駅から乗車して、終点の基隆に向か...
【施設紹介】KTM西海岸線 スンガイ・ブロー駅(Selangor州)―KL郊外の準主要駅
高速道路がすぐ横にあるせいか、車の音でちょっと騒がしい駅でした。今回はクアラルンプール郊外、セランゴール州にあるスンガイ・ブロー駅をめぐります。所属路線はKTMウエストコースト(西海岸)線。あわせて、ラピドKLスンガイブロー・カジャン線の同駅に関しても若干述べたいと思います。スンガイ・ブロー駅は首都クアラルンプールの北方に位置しています。周囲は小高い丘に抱かれた住宅地で、駅のすぐ横を高速道路が通ってい...
雨降る台鐵樹林駅で激写!行きかう莒光号&EMU800形を逃さない
列車待ち時間を利用して、台鐵樹林駅で少しだけ写真を撮りました。あいにく、通常使用する撮影機材のバッテリーが切れてしまい、おまけに充電する場所もないため、ガラケーの頼りないカメラで列車撮りしながら時間を潰すことに。しかも雨が降っています。コンディションが絶不調という中で、どこまで記録に残せるでしょうか。▲樹林駅ホームと10000系客車別のホームに目をやると、莒光号客車が停車していました。手動扉の古い客車に...
花蓮から乗ってきた夜行列車を降り、早朝の台北に出てきました。その日のうちに空港から飛行機に乗る予定ですが、テイクオフが夕方なので、時間はかなりあります。そこで、台北市の北側にある淡水に足を運んでみることにしました。台北駅からメトロレッドラインに乗れば、乗り換えなしで行くことができる場所として知られています。あいにくの雨模様で、もちろん空は灰色です。▲台北メトロC381形車内▲北投駅に到着新北投行きシャト...
台北に移動するため、花蓮駅にやってきました。ここから北廻線・宜蘭線を通り、台北に向かう夜行列車に乗ります。列車の到着時間は深夜2時前と遅く、かなり待ち時間があります。駅到着の時点で夜7時ごろだったので、結局約7時間もの間、花蓮駅で過ごすことになりました。駅待合室で座っていると、市街地の方から「ドン」という音が聞こえてきました。気になったので駅前に出ると、音の正体はなんと打ち上げ花火でした。色とりどり...
【施設紹介】台鐵縦貫線 山佳駅(新北市樹林区)―首都圏に残る木造駅舎
今回お送りする山佳駅は台湾北部、新北市樹林区にあります。台北市から比較的近い場所にあり、列車の本数も多めに設定されていますが、停車するのは各駅停車のみです。日本統治時代~戦後初期には山仔脚駅と称されていました。日本統治時代からの木造駅舎が残る駅として知られていましたが、2011年に新しい橋上駅舎が完成したことから、役目を終えた旧駅舎は史跡として保存されることになりました。▲山佳駅駅舎和をイメージしたの...
【2014年夏】台鐵台東線DR2700形 普快4675次 乗車記(玉里~花蓮)
2014年7月、まもなく定期運用から撤退するという台鐵DR2700形に乗車しました。玉里発花蓮行きの普快4675次で全区間を乗りとおします。なお昨年夏にも、同列車に鳳林から花蓮まで乗車しました。今回の4675次の乗車をもって、DR2700形最末期の運用区間すべて(花蓮~玉里~台東)に乗車を果たしました。運用撤退が間近に迫っており、なんとか滑り込みで間に合った形です。▲玉里駅出発DR2700型がつどう中、玉里駅を出発します。次に玉...
まもなく定期運用終了へ...玉里駅につどう台鐵DR2700形を激写
台鉄DR2700型といえば、晴天の玉里駅に集う風景を真っ先に思い出します。この気動車の写真を撮るために玉里へ来たのは2回限りでしたが、いずれも充実した時間を過ごすことができました。DR2700型が定期運用から外れる直前に撮影した、玉里駅構内の風景をお送りします。花東縦谷は毎回訪れるたびに青々としており、訪問を楽しみにする筆者を温かく(暑く)もてなしてくれます。おかげでむさ苦しい曇り空にがっかりすることなく、DR270...
台鐵台東線DR2700形 普快4678次 乗車記(富源~玉里)
富源から玉里に移動するため、台鐵台東線のDR2700型普快4678次に乗車しました。台東線電化直後の2014年7月に行われたダイヤ改正により、DR2700型は定期運用から外れ冷房車が一掃されたことから、現在 同線内の各駅停車は全て区間車に統一されています。DR2700型が駅員の誘導でゆっくり入ってきました。前面を銀色に塗装して原型に近づけた「リバイバル編成」ではなく、前面を黄色塗装にした編成でした。撮影するとき前者、乗車する...
深夜のタイ国鉄フアランポーン駅へ!イスラム色漂う夜行列車を激写
タイ国鉄の夜行列車をたくさん見たいという思いから、夜10時台のフアランポーン駅にやってきました。この時刻なら終電(非電化ですが)間際ですし、タイ各地に向かう夜行列車が見られるかもしれない、と思ったのです。▲仕業を終えたNKF形(THN形が後ろに縦列停車した)深夜のフアランポーン駅には、その日の仕業を終えた列車が次々に到着します。その中にはディーゼルカーの姿も多く、車両によっては床下から白い煙を吹きだしてい...