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「うかりける 人を初瀬の 山おろしよ」 源俊頼朝臣 神仏に祈った恋のゆくえ
百人一首第74番目の歌の作者は源俊頼朝臣みなもとのとしよりあそんです。 歌人、楽人として活躍し、白河院政期には勅撰集の選者となりました。 今回は源俊頼朝臣について紹介します。 源俊頼朝臣とは 生年が1055年、没年は1129年。 宇多源氏に連なる一人です。 歌人として、楽人として、その才能を評価された人でした。 また能書家の家系の人でもあり、その書がいくつか残されています。 歌人としては、白河上皇の院政期に、五番目の勅撰集「金葉和歌集」の撰集を行っています。 藤原定家は、百人一首に選んだ源俊頼の歌を高く評価していました。 この歌を踏まえて、「新古今和歌集」に収められている、次の歌を詠んでいます…
今日は、中世ヨーロッパか!?のパペルブルグから、一部「絹の道」という道を通りながら、多摩境駅方面を目指しました。相模原市から始まって、八王子市と、町田市を...
#392 TVメモ『家康VS秀吉 どうする家康コラボスペシャル(前編)』
大河『どうする家康』で小牧・長久手で戦火を交えた徳川家康と羽柴秀吉の特集『家康VS.秀吉 どうする家康コラボスペシャル(前編) - 歴史探偵 - NHK』の…
2023年8月の読了した16冊です。吉川英治先生の『新・平家物語』を中心に、いつも読むやつなども合わせて今回は結構読みました。吉川英治 新平家物語 新潮文庫 …
#394 本レビュー『新・平家物語(15)』吉川英治 ~とにかく読了 日本の古典~
頼朝からようやく平家追討の指令が下って平家の屋島で戦う源義経を描いた『新・平家物語(十五) (新潮文庫)』について戦の天才!源義経の再出陣で四国の屋島へ新・平…
#486 第44回「徳川幕府誕生」感想~大河ドラマ『どうする家康』
関ヶ原の戦い後の徳川家康と茶々&秀頼の静かに進行していく対立を描いた大河ドラマ『どうする家康』の第44回「徳川幕府誕生」(11月19日放映)家康と茶々の本心を…
情報操作や印象操作はこうして起こる!【大河ドラマ『どうする家康』不人気の理由】第43回「関ヶ原の戦い」で感じた歴史認識への酷すぎるミスリード。
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おはようございます。警備員のおっさん、やぶりんです(´・ω・`) 歴史能力検定の受験票が到着しました( ゚Д゚)入門と基本ですから、一般教養として勉強無しでも…
【清和源氏】編『新田一族』章「徳川氏」節 86.徳川家康・七十四
しかし、板倉勝重は、公家衆五人、女官五人、女嬬二人を、蝦夷及び、伊豆新島等へと各々、配流するに留めた。 後陽成天皇にとっては、板倉勝重の処分は。手ぬるいため…
2023年9月購入本は、隔月刊の歴史雑誌『歴史群像 2023年10月号[雑誌] 』とPHP新書の『歴史を知る読書 (PHP新書)』の2冊を購入しました。 歴史…
#482 関ヶ原の戦いと戦後処理from『三河物語』~『どうする家康』を楽しむため
11月12日の大河ドラマ『どうする家康』の関ヶ原の戦いについて、これを大久保彦左衛門忠教(忠世の弟)の『現代語訳 三河物語 (ちくま学芸文庫)』で見ていきたい…
#483 12首目:雪宅麻呂(ゆきのやかまろ)-シリーズ愛国百人一首 13
『愛国百人一首』の選定された12首目は雪宅麻呂(ゆきのやかまろ)です。こちらも奈良時代の歌です。(著者所持の『愛国百人一首』の雪宅麻呂の絵札) …
#485 13首目:橘諸兄(たちばなのもろえ)-シリーズ愛国百人一首 14
『愛国百人一首』の選定された13首目は橘諸兄(たちばなのもろえ)です。こちらも奈良時代の歌です。(著者所持の『愛国百人一首』の橘諸兄の絵札) 降…
【清和源氏】編『新田一族』章「徳川氏」節 85.徳川家康・七十参
1598年(慶長三年)、松平忠輝は、伊達政宗の娘、五郎姫と縁組を行った。 徳川家康は、豊臣秀吉の死の当時、秀吉の遺言に背いて、諸大名と縁組を行っていた。 石…
北海道開拓に関係があるホーレス・ケプロンを簡単まとめ!クラーク博士との違いは?
明治初期の北海道開拓では、開拓使が招いた御雇外国人の存在が大きなものでした。 その中でも特に、開拓使長官にもなっていた黒
エドウィン・ダンって北海道で何をしたの?エゾオオカミを退治したのは馬を愛していたから?
明治時代の北海道を舞台にした漫画・ゴールデンカムイにもエドウィン・ダンをモチーフにしたと思われる、ダンという外国人が登場
クラーク博士は北海道に1年も居なかった!?札幌農学校で何したの?北広島のカントリーサインの理由
クラーク博士と言えば、さっぽろ羊ヶ丘展望台で腕を伸ばして立っている銅像が凄く有名な人ですよね。 おかめ 羊ヶ丘展望台があ
御雇外国人が北海道に来た理由は?何をしたの?どの国の人が多かったの?簡単雑学まとめ
明治時代の北海道開拓に深い影響を与えた御雇外国人。 どうして北海道に外国の人がはるばるやってきたのか、北海道で何をしてい
日本史上で特に印象深い出来事も偉人もいない千葉県(ひどい) えーと源頼朝が石橋山の戦いで敗れて逃れてきたとか 市川・船橋戦争、五井戦争、松山戦争とか 大名自ら脱藩し新政府軍に歯向かったため、唯一改易されて第二次世界大戦くらいまで存命だった最後の大名の林忠崇(請西藩)とかぁ… これマジ?知識が戊辰戦争あたりに偏り過ぎてるだろ 「日本史上で一番影の薄い?(役に立ってない?)都道府県決めようぜ」 みたいなスレを見た時に 「うーんこれは千葉県🌞(千葉県民感)」 となりました。 県立中央博物館での歴史ゾーンの薄っぺらさをみれば自明の理である(ひどい) チ、チバニアン…(小声) mori-soba1868…
【清和源氏】編『新田一族』章「徳川氏」節 84.徳川家康・七十弐
1609年(慶長十四年)、徳川家康は、オランダの使節団と会見した。 当時のオランダは、王国ではなく、オランダ総督を元首としていたが、使節は、国王を自称したと…
〈中学受験〉享保・寛政・天保の改革をまとめてスッキリ覚える!
江戸時代の三大改革について、行なった人・行なった年・内容・成果を分かりやすくまとめた年表、語呂合わせでしっかり覚えられる!この頃に起きた三大飢きんとの関係も合わせて把握できます。
天下統一を目指す信長・秀吉・家康がどこでどんな戦いをし世の中が変わっていったのか、分かりやすくまとめています。忘れがちな戦いの“場所”をチェックできる地図を見ながらしっかり覚えよう!
そろそろ熱燗、お湯割り、部屋を暖かくしてハイボール 暖淡堂の書籍一覧(20231118)
こんにちは、暖淡堂です。 秋から冬にかけて、日本酒にシフトします。時々は熱燗にしたりもしていますね。お正月ごろには濁酒も楽しんだり。芋焼酎のお湯割も捨てが…
今年の寒さ対策は膝掛けと電気ストーブ でも作業は進まず 暖淡堂の書籍一覧(20231112)
こんにちは、暖淡堂です。 そろそろ暖房の準備をしようと思っています。急に寒くなったので、ちょっと慌てています。 電気ストーブは以下を愛用しています。コンパ…
相変わらず作業は進んでいません ただ書くだけの日々で 暖淡堂の書籍一覧(20231104)
こんにちは、暖淡堂です。 急に涼しくなったかなと思っていたら、また暑くなってしまいました。今年の季節はなかなか曲ものですね。皆様、体調など崩されませんよう…
熊本城内にある加藤神社は、熊本城の築城主、そして初代熊本藩主である加藤清正公をお祀りする神社です。肥後国の領民に慕われ続けた清正のため、慶応4年(明治元年)、当時の熊本藩主・細川韻邦公の弟である長岡護美公の建議によって、加藤神社が創建されました。
【清和源氏】編『新田一族』章「徳川氏」節 83.徳川家康・七十壱
三年後の1605年(慶長十年)4月、徳川家康は、将軍職を辞すると共に、朝廷に対し、家康の三男で、嫡男の徳川秀忠への将軍宣下を行わせた。 実は、徳川家康の征夷…
#396 小牧・長久手の戦いその1~『松平家忠日記を読む』から見る
8月20日の大河ドラマ『どうする家康』では描かれていた家康と秀吉の最初で最後の直接対決のを『家康家臣の戦と日常 松平家忠日記をよむ (角川ソフィア文庫)』で見…
#398 小牧・長久手の戦いその2~『松平家忠日記を読む』から見る
8月20・27日の大河ドラマ『どうする家康』では描かれていた家康と秀吉の最初で最後の直接対決の”小牧・長久手の戦い”とその終わりを『家康家臣の戦と日常 松平家…
#399 TVアニメ『まんが日本史「保元・平治の乱-貴族と武士の争い』
子どもの頃(1983~1984年)に放送されていた『まんが日本史』の「保元・平治の乱」について、どのように描かれていたのか、ヒストリーチャンネルで放送されてい…
#400 本レビュー『新・平家物語(17)』吉川英治 ~とにかく読了 日本の古典~
源平の最終決戦、壇ノ浦の戦い!その推移と結果『新・平家物語(十七) (新潮文庫)』について船戦なら負けるわけがない!と戦うが相次ぐ味方の離反で散っていく平家一…
建武の新政に失敗した後醍醐天皇が吉野に逃れたあと、足利尊氏が北朝で即位させた天皇は? 北方謙三「道誉なり」を読む
こんにちは、暖淡堂です。 歴史に関心があって、色々と歴史書などを読んでいても、鎌倉幕府体制の終了から建武の新政、南北朝にかけての時代はわかりにくいですよね。 後醍醐天皇、足利尊氏、楠木正成の他、登場する人物も非常に多い。 後醍醐天皇は南朝なのは知っていても、例えばその時の北朝側で即位していた天皇は誰だったのでしょう。 この記事では、その辺りを確認した上で、南北朝と呼ばれ始める時代を簡単に振り返ってみたいと思います。 前南北朝時代 後醍醐天皇と足利尊氏 北朝の成立 北方謙三「道誉なり」で描かれる時代 前南北朝時代 鎌倉時代後期、天皇家は持明院統と大覚寺統の二派に分かれて、交互に天皇に即位していま…
【清和源氏】編『新田一族』章「徳川氏」節 82.徳川家康・七十
同年3月12日、徳川家康は、伏見城から、二条城に移り、3月21日、衣冠束帯を纏い、行列を整えて御所に参内し、将軍拝賀の礼を行い、年頭の祝賀も述べた。 3月2…
オッサン(ダンナ)と結婚する前は、 (トルコってどこらへん?ブルガリアの近く?) と、今現在自分が暮らすこの辺りの地理すら良く把握せぬ酷いレベル…
神奈川県藤沢市と言えば…やっぱり江の島ですかねえ。 江の島自体ももちろん面白かったのですが、ちょっとした思い出が。 着物が気になって話しかけられたのに始まり、居合道の話になり、江の島から水族館あたりまで江の島大橋を一緒に歩きました。 地元のおじさんと(えー やだ、私のコミュ力高すぎ…? そんな江の島から少し離れた藤沢市の辻堂駅が題材。 駅前に巨大なショッピングモール テラスモール湘南があるし綺麗な街並みで住みやすそうな印象。 湘南モールフィルもあるよ!! 全てが揃い土日には全藤沢市民が集結する… そんなテラスモール湘南すぐ近くに意外な施設がある! 藤沢市 藤澤浮世絵館 www.fujisawa…
#401 秀吉との和睦 旭姫との婚姻 from『三河物語』~『どうする家康』を楽しむため
大河ドラマ『どうする家康』第34回で、秀吉や家康に妹旭姫を嫁入りさせましたが、そのことを含めた家康と秀吉の和睦を大久保彦左衛門忠教(忠世の弟)の『現代語訳 三…
#402 TVメモ『家康VS秀吉 どうする家康コラボスペシャル(後編)』
大河『どうする家康』で小牧・長久手の後も続く徳川家康と羽柴秀吉の対決『家康VS.秀吉 どうする家康コラボスペシャル(後編) - 歴史探偵 - NHK』の感想…
#480 2023年11月の購入本 その2 2024年の大河『光る君へ』に向けて
2024年の大河ドラマ『光る君へ』を楽しむために2023年11月購入した本の第2弾の3冊『藤原道長「御堂関白記」を読む (講談社学術文庫)』『月と日の后(上)…
#481 11首目:海犬養岡麿(あまのいぬかひのをかまろ)-シリーズ愛国百人一首 12
『愛国百人一首』の選定された11首目は海犬養岡麿(あまのいぬかひのをかまろ)です。こちらも奈良時代の歌です。(著者所持の『愛国百人一首』の海犬養岡麿の絵札) …
◆第241位 『ナポレオン』評価:070点/著者:井上幸治/巻数:全1巻/ジャンル:西洋史/1957年 ◆第242位 『ナポレオンの戦場~ヨーロッパを動かした…
評価:85点/公開:2021年/邦画/ジャンル:歴史/監督:原田眞人 2017年の『関ケ原』に続く、原作、司馬遼太郎、監督、原田眞人、主演、岡田純一の歴史…
「高砂の 尾の上の桜 咲きにけり」 前中納言匡房 高砂の遠景、外山の近景
百人一首第73番目の歌の作者は前中納言匡房さきのちゅうなごんまさふさです。 後三条天皇、白河天皇ら諸天皇に使えました。 漢学者としては東大随一と言われました。 今回は前中納言匡房について紹介します。 前中納言(大江)匡房とは 生年が1041年、没年は1111年。 大江匡衡と赤染衛門(百人一首59番目の歌の作者)の曾孫です。 大江家は代々学者の家系。 国房もまた学者として高く評価されていました。 子供の頃には神童とも呼ばれていました。 後冷泉天皇、後三条天皇、白河天皇、堀河天皇、鳥羽天皇らに支えました。 特に白河天皇期および退位後の院政期には、その意見が重用されていたようです。 晩年、大宰権帥を…
―借りてきた本リスト― ・「志村けん160の言葉」志村けん 青志社・「すごすぎる色の図鑑」ingectar-e KADOKAWA ・「日本の色の十二か月 古代色の歴史とよしおか工房の仕事」吉岡幸雄 紫紅社・「感覚過敏の僕が感じる世界」加藤路瑛 日本事業出版社・「アンネの日記 言葉はどのようにして人を救うのか」小林洋子 NHK出版・「教養のグローバル・ヒストリー 大人のための世界史入門」北村厚 ミネルヴァ書房 雑記 お久し振りです。ここの所読んだ本たちです。今、リストの一番下の本を読んでいます。ちなみに、予約していて手元に来ていない本が他に二冊、じっくり読みたくて亀のペースで読み進めている本がも…
#404 TVアニメ『まんが日本史「栄える平氏-後白河法皇と平清盛』
子どもの頃(1983~1984年)に放送されていた『まんが日本史』の平清盛の政権について、どのように描かれていたのか、ヒストリーチャンネルで放送されていたのを…
#405 第35回「欲望の怪物」感想~大河ドラマ『どうする家康』
戦なき世の実現のために、ついに秀吉に臣従を誓うため上洛した家康と果てしなき征服欲にかられた秀吉を描いた大河ドラマ『どうする家康』の第35回「欲望の怪物」につい…
#477 第43回「関ヶ原の戦い」感想~大河ドラマ『どうする家康』
美濃で向かい合う徳川家康と石田三成、ついに二人の手紙工作の結果なる天下分け目の関ヶ原の戦いを描いた大河ドラマ『どうする家康』の第43回「関ヶ原の戦い」(11月…
『愛国百人一首』の選定された十首目は山上憶良(やまのうへのおくら)です。こちらも奈良時代の歌です。(著者所持の『愛国百人一首』の遣唐使使人母の絵札) …