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R Barrique V.d.F. Vinifie par Junko (Domaine Christian Binner)
ヴィニフィエ パー ジュンコ(クリスチャン ビネール)今日は手短に。 最近シャルドネ、アリゴテ以外の白ワインを集中的に飲んでおり、なんだか楽しくなってきて(笑)調子をこいてこんなのを購入してしまいました。 人間、調子がいい時というのは謙虚に生きているつもりでも、なかなか自分がコントロールできなくなってしまうというのは娑婆で生きる誰しもが経験してしまうのではないでしょうか? これを飲んでみて、君子危うきに近寄らずとうっすらと呟いてしまう自分がいるのでした。苦笑といっても、"あくまで個人的には"ワインはそこまで酷くないです。白ワインのナチュールに対して許容範囲が広いのも理由だと思います。 激しい揮…
今回のブログでは、北アメリカの美しいワイン産地から生まれる特別な一瓶にスポットライトを当てます。 その名は「ナイヤガラワイン」。 甘く官能的な香り、果実の宝石のような味わい、そしてその土地ならではの風味が、ワイン愛好者たちを虜にしてきました。 ナイヤガラワインの栽培に使用されるナイヤガラぶどうは、北アメリカのワイン業界において独自かつ特異な存在感を放っています。その特有の特性や、デザートワインとしての魅力に迫りつつ、このブログではナイヤガラワインの旅がどのようにして生まれ、進化してきたのかを探ります。 ナイヤガラワインの特徴 ぶどうの特徴 甘さとフルーティな味わい 強い香り デザートワインとし…
東日本大震災復興シンボルワインをお店に置かれませんか? 飲んでみませんか? モリウミアスワイン
★酒屋様、飲食店の皆さま 宮城県にて無添加・無濾過の国産ナチュラルワイン「モリウミアスワイン」を取...
Chablis 1er Butteaux2015(Pattes Loup)
シャブリ ビュトー(パット ルー)少し前に飲んだこの作り手の一級。果たしてどうでしょうか?香りは白い石、大理石、岩、少しの樽香など果実の香りはせず笑、そこからそこはかとなく湧きあがるように立ち上がる品のある黄色い柑橘、時間経過で淡い林檎の蜜。 味わいはここまでミネラル香が先行すると通常パキっと硬水飲んでいる様になってしまうのですが、芯がありながら柔らかさをを併せ持っており、この産地特有のどこか味が素っ気なく平坦で中抜けするような隙が一切ありません。味もキンメリジャンの石灰がバシッと決まっていて横にだれずに喉奥に留まり続ける苦味と塩味の余韻はひたすらに長いです。やはりシンプルシャブリとは格の違い…
Beaujolais vin de primeur2013(PHILIPPE PACALET)
ボジョレー プリムール(フィリップ パカレ)結構、普通に飲めました。理由としては状態が非常に健全なのが第一。味わいとしては自然派ワインのそれですが、品種特性は不明ながらそれ以外は妙なところはなかったです。柔らかい液体に赤黒の果実、穏やかな酸味。今は最早作られていないみたいですね。あれから10年経ったわけでこの先10年の前途多難も軽やかに飛び越えていけるだろうか? ワインの世界はどうなっているのだろう?そっちはどうだい?こっちはなんとかやってます。そんな事をうっすら思いながらスティーヴン ハッセンのマインドコントロールについて見る機会がありました。そこには3つの段階があるとあり、従来の価値体系や…
Gewurztraminer Beblenheim2021(Trapet Alsace)
ゲヴェルツトラミネール(トラペ アルザス)自然派ワインですがそこはトラペ、危うい作りはしていません。下のキュヴェですが価格的にも穏当でこう言うのを飲んで味覚の見地を広げていこうかな来年は、などと思っています。そのとっかかりとしてこの辺から。香りはキツくないライチ香、丸く黄色い果実は感じるもののある程度抑制はされていてそこに蜜。バチバチに切り落とすスパルタ侍史上主義にはこの時点でややきついかもしれません。笑 味わいもトラペらしくやはり柔らかさがありますが灰色の岩のようなミネラルと酸がしっかりと下支えしていてだれる事はないです。液体としての質感はなかなか良いのではないでしょうか。キツくないもののエ…
前回のグレープシップのワインメーカーズディナーの際、主催してくださったプレヴナンさんから、「いずれグレープシップさんのワイナリー見学を企画したい」というお話がありました。 それがさっそく、今年の6月に
今年の1月にはグレープシップの松井さんを招いてのワイン会がありました
倉敷のワインイベントで何度かお会いさせていただき、ワイナリー開業後にはワインもいくつか購入させていただいた、倉敷市船穂のグレープシップさん。 そのグレープシップのヴィニュロン、松井さんを岡山市の和洋旬
アラフィフだから?? 体調に合わせて☆我儘オーダー @ヴェネツィアNo1レストラン
皆さん、こんにちは〜( ´ ▽ `)ノ クサクサした時は家から出て美味しいモノ食べて美味しいワイン飲むに限る(*゚▽゚ノノ゙☆ で、行って来たのは例の…
6年ぶりに復活しました。これからたくさんのワインを紹介するので皆さんよろしくお願いします。 さて、本日ご紹介するのはこちらのワインです。 ワイン名:Etnella Bianco Kaos 5.0 エトナ ビアンコ カオス5.0 地域 :イタリア シチリア エトナ 品種 :カリカンテ主体 種別 :自然派ワイン オレンジ 輸入元 :相模屋 場所 :札幌 Tepp's エスニックなワインで、とても複雑なワインでした。ス…
春のブドウの作業 impianto e scacchiatura
4月も終わり頃ブドウの苗を植える作業を手伝った。もう3回ほど参加させていただいている。そうしょっちゅうある作業ではない。一度植えてしまえば50年は植え替えることはしない。前回まではおじいちゃん(農主の叔父さん)と一緒にブドウの苗木の根を剪定する作業をした。今回
ブルゴーニュ パストゥーグラン(フレデリック コサール)自然派というより最近はどんどんプリミティブな方にいってるような気がするこの作り手。 自然派ワインラヴァーや日本ワインラヴァーでブルゴーニュは飲まないけどこの手の作り手など喜んでのむ人とかいませんか?笑 自分の限られた世界線の問題でしょうか。味筋云々の前に、この手のタイプの難しさは流通経路、購入したワインショップの考え方と保管環境、購入後自身の保管状況、例えば繰り返されるセラーの開閉による温度変化の積み重ねなどにより劣化とまではいかないまでも本来の味わいを味わうことに対して相当な神経を使うということでしょうか。熟成はするのでしょうが色々とハ…
BOURGOGNE PASSETOUTGRAINS 2007
ブルゴーニュ パストゥーグラン(フレデリック コサール)自然派というより最近はどんどんプリミティブな方にいってるような気がするこの作り手。 自然派ワインラヴァーや日本ワインラヴァーでブルゴーニュは飲まないけどこの手の作り手など喜んでのむ人とかいませんか?笑 自分の限られた世界線の問題でしょうか。味筋云々の前に、この手のタイプの難しさは流通経路、購入したワインショップの考え方と保管環境、購入後自身の保管状況、例えば繰り返されるセラーの開閉による温度変化の積み重ねなどにより劣化とまではいかないまでも本来の味わいを味わうことに対して相当な神経を使うということでしょうか。熟成はするのでしょうが色々とハ…
2023年4月4日(火)4月は長男と自分の誕生月。一年は本当に早い😱恒例のお食事会は長男のリクエストで今年もオイスターバーに決定。自分は言われるがままに参加するだけです。とはいうものの、年に一度の牡蠣づくしは美味しく満足しました。二条城の東にあるlaplaged'or白ワインからスタート前菜盛り合わせ、メニューは変わらない各地の生ガキ盛り合わせ2本目はシュワッと蒸し牡蠣ベイクド・オイスターフライド・オイスター3本目は赤ムール貝も美味しい今年もオイスターバー
Lamura Organic Rosso ラムーラ オーガニック イタリア
評価:2/5Lamura Organic Rosso(ラムーラ オーガニック Vinica 無料のワインアプリ ランキング参加中お酒 ラムーラ ナチューラ シチリア オーガニック ロッソ 2021 赤ワイン ネロ ダーヴォラ イタリア 750ml
午後、突然宅急便が来た。最近何もネット注文した覚えがないのにな、と思いながら受け取った。開封したら、ワインだった。長女のMahoから。サルデニアから、ウン...
「亜硫酸塩って体に悪いの?」 今では様々な食品で使われている亜硫酸塩ですが、体に悪いと言われる中で様々な食材に使用してくるのでしょうか。 特に、多くのワインには亜硫酸塩が使用されています。ワイン好きには悲しいものにはなりますが、なぜ使用して
【ワインの真実】酸化防腐剤無添加は本当に健康にいいのか?製造の裏側に迫る
「酸化防腐剤無添加ワインって体にいい?」 世界には沢山のワインがあります。ワインの値段も高価なものから安価なものまで、本当に様々な種類のワインがあります。 また、私たち消費者は健康を意識してから、お手頃な価格の「酸化防止剤無添加」と記載され
イタリアワイン専門店 wine-gから届いたワイン。\なんと2ケースも/今回、お試しさせていただいたイタリアワイン人気のセットをど、どーんと紹介したいと思います!!このワインセットはじつは大人気漫画「神の雫」で登場する本間チョースケのモデルとなった\本間氏が推
Malvasia Colli Piacentini D.O.C 2016(IL VEI)
マルヴァジーア(イル ヴェイ) 久しぶりにデイリーの旨安ビオになります。 ワインは所謂嗜好品なので好みの味筋があって当然なのですが、個人的な傾向として赤ワインに対して揮発酸を少しでも感知してしまうと駄目なのに対し白ワインに対しては揮発酸を感じても結構許容できてしまいます。 それを前提にこのワインとても美味しですね〜。もしかしたらこの色で既に駄目と言う方もいるとは思いますが、グレープフルーツの瑞々しさと林檎の蜜が合わさったような香りがトップノーズに飛び込んできます。味わいもそのままに余韻はグレープフルーツの果皮のビターさまで感じさせてくれます。昨今はビオワインが流行っていますが作りがイマイチなの…
Sauvignon Colli Piacentini D.O.C 2016(IL VEI)
ソーヴィニョン(イル ヴェイ) マルヴァジーアがフラワリーなアロマを放つのに対してこちらは結構重心低めで軽やかさというよりはしっかりとした香りと味筋ですね。色もマルヴァジーアと比較すると重めなのがわかります。状態はあると思いますが開けたてはやや酸が際立ちます。それでも時間と共に要素が一体となって来ますので大丈夫です。どんどんお酢になる事もないです。ソーヴィニョンはやや玄人向けかもしれません。マルヴァジーアの方が誰にでも愛想が良く感じ取れる要素を持っていると思います。 それでもソーヴィニョンは貴重なようでなかなか飲めないのが現状のようです。エチケットが紫のラインなのですが何となく味筋の雰囲気を表…
Pinot Grigio Colli Piacentini D.O.C 2016(IL VEI)
ピノグリージョ(イル ヴェイ) 見た目は完全にアセロラジュースだろーと呟きたくなるよな色です。笑 色が色ですからね。これでも白ワインです。ピノグリージョを果皮まで漬け込むとこんな色になるんですよね。ビオ系あるあるです。 視覚で判断すると赤ワインなってしまいますし情報知っていて飲むと白っぽいですし、ニュートラルな気持ちで挑んでもロゼっぽいですし。人間の味覚なんてやはりたいした事ないということでしょうか?いや、自分だけなら問題なのかも笑 ただ味わいはベリーやストロベリーというよりもっと瑞々しいです。 バランス良く普通に美味しいです。 にほんブログ村
Ortrugo Colli Piacentini D.O.C 2016(IL VEI)
オルトゥルーゴ(イル ヴェイ) 今回の白ワインでは1番軽やかで軽量級です。白っぽい花や若い桃のニュアンスがチラホラ感じられます。 個人的にはエチケットの色の印象をそのままに味わいもあらわしている印象でした。全てのワインを通してナチュラル&ピュアですが危ういところはなく揮発酸も感じられず少ないながらも亜硫酸も適切に使用をしているのではないかと思われます。まぁ、何より財布に優しいのも有難い。笑 今までのを参考までに。 ・青リンゴやらハーブが舞う軽量級のオルトルーゴ ・香り豊かでフルーツバランスの良いマルヴァジーア ・色は赤だけど面白みのあるピノグリージョ ・重心低めのやや玄人向けかもしれないソーヴ…
SANsSoo2012(Domaine de la Reserve d’O)
レゼルヴ ドー(サンソー) 何にも始まりはあって、今でこそさほど飲まなくなりましたがその昔、当方が思いっきり自然派ワインに傾倒した始まりがこのワイン。その当時はビオや自然派ーと言った言葉すらもまともに知らなかったのではないか。たまたま馴染みのワイン屋で非売品として落ちていて無理を言って購入させてもらいました。非売品の理由はso2無添加のワインにも関わらず気持ちよく吹いていてコルクも緩く逝っている可能性が高いからですが、この際品質はirrelevantでその当時の自分を買っている気持ちになって買ってしまった訳です。 グラスに注いで一嗅、あの時感じたクリームチョコレートの香りは赤紫の花に変化してい…
Bourgogne Rouge SOUVENIR 2017(PETIT-ROY)
ブルゴーニュ ルージュ スーヴニエール(プティロワ) 最近では日本ワインの品質も向上してきており、ワイン好きばかりか、あれほど頑なにブルピノしか飲まなかったブルゴーニュ愛飲家までもが色々と日本ワインを飲み込んできている現状が出始めてきているのではないかーなどと思っております。当方もそれに追随したいところなのですが、やはり原資は限られているものでせめてフランスで頑張っている日本人醸造家を追うのでいっぱいいっぱいというのが現状です。微笑 閑話休題 こちらのプティロワも斎藤さんという日本人が頑張っているメゾンになります。ネットで調べれば輝かしい経歴は出てきますのでそれはそちらに譲ることにしまして今回…
ハーデン ヌーボー(バーゼンハウス)ピノノワール好きはブルゴーニュの異常な価格高騰に頭を痛めているわけですが、そうなると選択肢の1つとして他の地域のピノノワールを探っていくというのがあります。今はインスタなどで色々な情報が共有されるので比較的美味しいものが見つけやすいです。大きな流れとして注目されているのはドイツと南アフリカでしょうか。個人的には南アのピノはまだ飲んだことがないのに対してドイツのピノノワール(シュぺートブルグンダー)はたまに飲んでいます。 て、ブルゴーニュのモンティーユなどで修行した注目の2人がこの作り手になります。 ヌーボーなので安いと思いきや、まぁボジョレーヌーボー位の価格…
クーテデル・バーディシャー・ライトヴァイン(バーゼンハウス)個人的には自然派ワインというものを最初に飲んだ時にはかなりの衝撃を受けました。まぁ、コンビニワインをずっと飲んでいた口なので、液体の柔らかさ、香りの立ち上がりの速さ、身体への浸透率など感動のスペクタルが全身を包んだわけなのです。笑 というわけで基本的にはある程度自分の軸はあるものの自然派ワインは好きです。ただ年齢的なものなのか経験からくるものなのか、嗜好の変化なのかは不明ですが、赤の自然派ワインより白の自然派ワインの方が許容範囲が大きいかな、と思います。 閑話休題 こちらはヴァーゼンハウスのエントリーラインの白になります。葡萄はシャス…
「ワインの酸化防腐剤が体に悪いんでしょ」 「安いのに無添加っていい事づくしじゃん」 「ワインって体にいいんだよ 「ワインの酸化防腐剤が体に悪いんでしょ」 「安いのに無添加っていい事づくしじゃん」 「ワインって体にいいんだよ
フシギだなぁ雨が降らないのに、それでもこんなに潤った果実が毎年なる。8月の終わり頃家族付き合いの農家のブドウの収穫Vendemmiaを家族で手伝った。私たち大人は、BIOワインが欲しかったり自家製Prosciutto(生ハム)が欲しいほぼ物々交換だ。それと、Vendemmia終了の食事会
【ワイン初心者も上級者も】まずは欧州赤ワインセレクションプレミアムを試してみませんか?今なら880円で試せる方法をご紹介
「欧州赤ワインセレクション プレミアム」とは、フランス、スペイン、イタリアを始めとするヨーロッパ各国の一流ソムリエたちが厳選した極上赤ワインを毎月お届けするサービスです。ミシュラン星付きレストランの一流ソムリエも認めるワインは、欧州を各地を
けっこう楽しい! 勝沼のワイナリー巡り 今年も、ボジョレーヌーボーの季節が来ました。 先週、日本のワイン発祥の地、勝沼でワイナリー巡りに行ってきました。 10月の
2月は、雨が降ったり霧に覆われたり湿った空気だった。3月に入って、まだまだ春になりきれない冷たい風が吹き水筒の温かい麦茶(caffe' d'orzoを薄めにつくっている)は冷えた体にジンワリ浸透していく。空は薄い水色で、陽はまだ弱い。が、あるとないとでは全然違う。畑仕事は
農主、はやくやってよー、もう。。。まだ、ブドウの剪定が終わっていない。ということは、枝外しも終わってないし枝縛りも始められない。終わってる方の向こうの畑で枝縛りをしていたときあっちもこっちもやってない...ということが判明した。今はさ、Luna Ascendenteだから
いつもご覧いただきありがとうございます。 今回は、「ドライで料理との相性が万能なロゼワイン」のご紹介です! フランス、ロワール地方の造り手「ドメーヌ・ジャッキ…
ロシア資本のジュラのドメーヌ・ガヌヴァ、ラングドックのプリウレ・ド・サンジャン・ド・ベビアンの行方
ロシア資本が入るフランスのワイナリー、ジュラのドメーヌ・ガヌヴァとプリウレ・ド・サンジャン・ド・ベビアンの行方。オーナのロシア人アレクサンダー・パンピアンスキー達は欧州委員会の資産凍結対象となった。
Velue Gruner Veltliner2017(Johannes Zillinger)
何にでも最初はあるもので当方もワインにどっぷり嵌ってしまう事になってしまったのは自然派ワインからでした。その頃はせっせとコンビニワインを飲んでいて自然派やビオワインなどという言葉すら知らなく、良いとこ知ってる言葉はオーガニックワイン。それがたまたま近くにこの世界では有名なワイン屋さんがあり自然派ワインというものを買って衝撃を受け、それと共に店主からの薫陶を受け道を外れていく事になります。微笑 その当時は自然派ワインもかなり安く3000円出せばかなりいい自然派ワインが買えてお釣りもちと来る〜という牧歌的な感じでした。そんな勝手な思い込みも先行してしまってか、どうしても自然派ワインは2000円〜3…
Welschriesling 2017(Johannes Zillinger)
ヴェルシュリースリング (ヨハネス ツィリンガー) 前回の投稿と同じ造り手、入門cuvéeの品種違いになります。ヴェルシュリースリングは初めて飲む品種ですが何もつかないただのリースリングとは無関係のようでリースリングイタリコなどとも呼ばれるようです。前に飲んだフェルトリナーと基本路線は同じでpureでnatural。白い花やカリン、柔らかい果実味にシャバくない酸。危うさはなしです。フェルトリナーとの違いとしてはこちらの方が余韻ににおける高域のところで伸びやかさが出ているかなーと言う印象です。 95%ステレンレスタンク、5%アンフォラで果皮浸漬。ステンレスタンクで熟成。25年間オーガニック、6年…
Saint-Romain combe bezin blanc2002(Chassorney)
サンロマン コンヴ バザン ブラン(シャソルネイ) この手のワイン、好き嫌いというか飲む飲まないがはっきり別れてしまうのではないかと思われます。ビオの先駆者として安くない価格設定の他に、コサールはVTで醸造的にやってくることも違う上にちょっと色々やりすぎじゃね?と感じてしまう愛飲家も多いのではないでしょうか。とんでもないpureで綺麗なワインだー、と思ったら違うVTでは揮発酸バリバリのお酢ですか?みたいな駄作が出てきてしまったり。最近はそこまでの失敗は聞きませんが、ピュアでナチュラルさはどんどん増しているようです。自分自身のワインに対しての許容範囲がものを言うわけですか、1番いい付き合い方はき…
Pino Draga 2012(Kumetija Stekar)
ピノ ドラガ(クメティエ シュテッカー) ワイン界が平成最後に残した言葉はオレンジワインと言う言葉だと思っているのは自分だけでしょうか?笑 冷静に考えても2015年位の時は言葉はあったのかもしれませんがあまり馴染みがなかったように思うのですが。 今回はスロベニアのモロビオ(もろにビオディナミ)なワインになります。自然派と言う事です。この色を見て拒否反応が出てしまうと言う方もいますがわかります。このワインに関してはオレンジーというより茶褐色じゃねーか!ですよね。笑 ピノドラガとはピノグリージョの様です。今流行りのオレンジワインなんですがピノグリの色素的に赤くなってしまうのでしょうね。茶褐色です。…
スラトニック(ラディコン) もろにビオディナミそしてオレンジワインといったらこの大御所は避けては通れません。と言っても最近自分もめっきり飲まなくなってしまっているのですが。苦笑 北イタリアはフリウーリの生産者になります。 色の補正をしてこんな液体の色になっているわけではなく、ロゼワインと言うわけでもなく白ワインです。( 最近はもっとオレンジや茶褐色のものも多々ありますが)このcuvéeに関しては少ないながらも酸化防止剤も使われいる為、そこまで攻め込んだ味わいではないです。因みにシャルドネとソーヴィニョンの混醸ですがこの手のタイプにあまり品種特性は求めなくていいのかなー、などと思っています。とい…
Le Rendez-vous des Accolytes2015(Domaine des Accoles)
ル ランデヴー デ ザコリット(ドメーヌ デ ザコル) ラルロの2代目醸造責任者のオリヴィエ ルリッシュが南仏で始めたワイナリーになります。少し前にルリッシュ時代のクロドラルロ ブランを飲んでその墨絵的な侘び寂びの世界観にひれ伏しております笑 こちらはエントリーcuvéeになるグルナッシュ100%の南仏のビオワインになります。色も美しいですよね。樽はラルロの時の物を使用との事です。 個人的にはピュアさよりもナチュラルを感じますが危ういところはなく安心して飲めます。決して濃厚ではない紫果実と冷ややかさ。グルナッシュとは南仏ではピノノワールという意味のようです。このデイリー価格ながらもニュアンス溢…
VdT Rouge de Causde2015(Gimios)
ルージュ ド コース(ジミオ) アリカント、アラモン、グルナッシュ、カリニャン、テレ、リヴラン、ギュイサスなどの土着品種主体、樹齢は155年、ノンフィルター、so2無添加のモロビオのワインになります。 南仏の自然派ワインとしてはちょっと高めの価格設定でなかなか手が出しにくいゾーンなのですがウルトラVVで希少性の高い土着品種といのがあるのかもしれません。 基本的なニュアンスは、しっかりと自然派ワインなのですが揮発酸にドンドン侵されていくと言うこともないですし個人的には豆を感じることもなかったです。ただ自然派ニュアンスはあるのでちょっとでもそういう感じがダメな人は危うきに近寄らずでいきましょう。 …
L’insolent 2016(Francois Ecot)
ランソレ(フランソワ エコ) ワインを飲んでいる人はたまにブラインドで遊んだりするものですが、当方当たった試しがないです。というのも自分にいつも仕掛けてくる出し手がナチュール好きなので最早、品種特性とかどっかいってしまっています。笑 というわけで出し手の性格から読んでいくしかないブラインド。爆 香りを一嗅ぎ、あゝ、サンスフルの自然派ワインが全力で歌い始めてます〜からの梅香、充実した赤黒の果実、昆布おかか香はなし。フレデリックコサールのサンロマンを思い出すがもっと薄ウマ系ながら集中力はあったからなぁーなどと回想。飲んでみてそこまで濃くはなく液体はスムース。途中からワイルドな土っぽさも顔を出してき…
Le Rendez-vous des Acolytes2018(Domaine des Accoles)
ル ランデヴー デ ザコリット(デ ザコル)ラルロの前々醸造長の、オリヴィエ ルリッシュが南仏で作るグルナッシュ100%のワインでザコルの入門cuvée になると思うのですが結構エレガントに作っていて見かけたらたまに買っています。 18VTはローヌ もしっかり暑かったのでしょうか?例年より濃い目に感じる仕上がりでした。ファーストノーズはしっかり自然派ワインだなぁ〜と分かる香り。笑 そこから完熟のブルーベリーとラズベリー、トーン高めのライム的な柑橘、そこにモカやプルーン、軽くカカオ的な要素が入りながらも重くならずにノーズに流れる香りはどこか涼しげで端正が整っているのでとても不思議です。時間経過で…
Viognier Blanc V.d.F. 2019(les Vigneaux)
デイリー系の自然派ワインです。まぁ、なかながいいものは少ないのですがこのヴィオニエは良かったです。何を隠そう2日連続で1本飲んじゃったからね〜笑 亜硫酸も殆ど入ってないと思わられる柔らかい酒質に香りの立ち上がり。グレープフルーツの果皮の苦味、オレンジピール、若い赤リンゴのすりおろした果肉 味わいもやはり自然派ワインらしく身体への入射角がとても柔らかく優しく、自然派特有の危うさも皆無。そして甘さにだれずに結構ドライに仕上がっています。ヴィオニエの尖ったところもないし、価格も素晴らしく2000円ちょいで買えしまいます。これさえ有れば結構満たされてしまう。やはり安舌という事なのでしょう。笑にほんブロ…
ヴィオニエ(ダニエル サージュ)殆どの事は成り行き任せで生きてきているのですが、昨年の11月に限って用意周到にも今年の2月の終わり出発のニース行きのチケットを手配して、そこからモナコ、イタリアと旅をする予定でいました。で、2月頭位に?船での新型コロナの拡大が始まり、最初はなんとかなるだろうと得意の余裕をぶっこいたのですが、世界はご覧の通りの有り様。まずは航空券をキャンセル。しっかりキャンセル料が戻らない格安航空券を購入していたため本当にお金を風に流した感じ。その後、お国からのお布施が全国民に渡さるのですが、個人的には丁度航空券代を補った感じ。まぁ、こういう星の下に生まれてるんですよねぇ。苦笑閑…
Le Cab des Acolytes2012(des Acocoles)
ル カブ デ ザコリット(ザコル)カベルネソーヴィニョン77% グルナッシュ23%抜栓してグラスに注ぎたてはしっかり自然派の香りー(といっても危うさはゼロ)、優しいミルククリームから始まり、そこからしっかりカベルネが主張。濃いめの黒果実にハープ、生のピーマンを切った時の香り、そこからグルナッシュの独特のコクのある黒っぽい甘やかな黒系果実が抜栓30分後位から今までの香りを丸める飲むように混ざってきます。 液体は硬いということはないですがまだ硬質な部分を大分残しています。ドライで甘さにだれたところはなく、自然派と言いつつ亜硫酸は適切に使用されていると思います。保存状態が良すぎたーという事も考慮して…
Bourgogne Coulanges la Vineuse Grole Tete 2012 (VINI VITI VINCI)
ブルゴーニュ・クランジュ・ラ・ヴィヌーズ・グロール・テット2012ブルゴーニュ白の大問題が熟成前酸化だとしたら最近の自然派ワインの問題はマメるー、と言うことになるのかなと思います。何しろ本国フランスでも言っている意味がわからなかったらしく、どうも日本人が最初に発見ということになるのかな??まぁ、端的に言うと赤だろうが白だろうが余韻の味わいにだだちゃ豆が鼻腔をひた走る…と言うもの。もちろん程度の差はあり豆センサーが敏感な人はとても僅かな豆でもすぐに感じとります。ちなみに当方は鈍いかな…笑 フランスではネズミが走る、、、などと言うと聞いたことがあります。 やはり亜硫酸はある程度使うに限る、で解決し…